レントに咲く花 レンテンローズ     Part 1.



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昨冬の厳しい寒さ以来、丈夫なはずのレンテンローズ(もしくはヘレボルス・
オリエンタリスとそのハイブリッド)は、今年ももう一つ元気がありません。
八重のものなどは、ほとんど開花しないまま、
今頃になってようやく葉っぱだけを持ち上げているものもあります。
この冬は比較的暖冬だったというのに、どうしたことでしょうね。
植物たちも、あまりにも変化の多い天候についていけないのかもしれません。

レンテンローズの原産地はギリシャやトルコなので、
それほど寒さに強くないせいもあるかもしれません。


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ヘレボルス・オリエンタリスとハイブリッドは、
こちらではレンテンローズと呼ばれることが多いですが、
それはキリスト教のレントの頃に花を咲かせるためです。
レント(四旬節)とは、イースター(復活祭)までの、
日曜を除く40日間を指しますが、
ちょうどこの時期(2月下旬~4月)に咲くレンテンローズは、
キリスト教徒ならずとも、
春を待つ人々の心に明るい季節の再来を告げてくれる花でもあると思います。


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学名  Helleborus orientalis,
英名  Hellebore 、Lenten rose
和名  クリスマスローズ、ハルザキクリスマスローズ


[追記]

日本では、レンテンローズも含めて、ヘレボルス属すべてを
「クリスマスローズ」と呼び、その名が一般に定着しているようですが、
混乱を招く原因でもあり、改めてほしいものだとずっと思っています。

イギリスの場合は、総称としてはラテン名のHelleborusか、
それに当たる英名のHellebore(ヘレボア)を使うことが多いようです。

ヘレボルスについては、原種のことなど書きたいことはたくさんありますが、
それはまたいつか。。。



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by lapisland2 | 2012-04-05 18:53 | Perennial | Trackback | Comments(2)

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Commented by するめ at 2012-04-15 21:36 x
Lapisさん こんばんは。
見事なヘレボルスですね。どの株も花の数が多いです。3枚目の写真の物の葉っぱが変わっているようにみえますが珍しい種類ですか?
毎年お正月が過ぎた頃から花苗屋さんでは沢山のヘレボルスが並び、結構なお値段の物に売薬済みの紙がぶら下がっているのを横目で見て通り過ぎます。
今年は小さな花のアトロルーベンスノ交配種が人気のようです。
ウイリアム・モリスの庭の「素朴な花を植える」とか「流行を追わない」という原則からいえば少しおかしいのかもしれませんね。でも人それぞれですものね。
Commented by lapisland at 2012-04-19 07:52
するめさん、
ごめんなさい、コメントに気が付かないでいました。
Ashwood Nurseryのものだと思いますが、別に珍しいものでもないと思います。
(たぶんウィズリーで買い求めたと思いますが・・・)

日本は、何かが流行となるとみんなが飛びつくようなところがありますよね。
島国のせいか、イギリスもそんな傾向があるのですが、
ヘレボルスに関してはないですね。
ここ数年流行っていると言えば、黄色いハイブリッドでしょうかしら。
それに、こちらではヘレボもバラもそれほど高価ではないんですよ。
高いのは、日本のものでしょうか。竹や笹、モミジ、ナンテン、沈丁花などはとても高いです。
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