ヘビ模様の葉っぱ
秋の初めに、毒々しい色の鎌首を持ち上げていたこいつたちは ■
一度この世におさらばして、
晩秋になると、見事な変身を遂げて再び出没します。
長い冬の間、雪にも氷にも負けず、
ヘビ模様の葉っぱを広げて、
さびしくなった庭に彩りを添えてくれる貴重なプランツですが、
毒々しい実だけでなく、全草が有毒ですので、ご注意を!
私はフラワーアレンジに葉っぱを使うので、
必ず手袋をはめて触るようにしています。
学名 Arum italicum ssp italicum var marmoratum
英名 Italian arum Italian Lords-and-Ladies
和名もしくは流通名 アルム・イタリカム
[追記]
品種名については、私が購入した時には'Pictum'となっていました。
私は'Pictum'と覚えたので、今でもこの名前を使っていますが、
'Marmoratum'と言うのが正式名かも知れません。
RHSでは'Pictum'と'Marmoratum'は同じものとして取り扱っているようですが、
欧米のナーサリーでは区別して売っている所も多いようで、混乱があるようです。
というのも、この斑入りのものは、
植える場所や気候によって、斑の入り方が微妙に違ってくることが、
はっきりしない理由の一つかもしれません。
他にも何種類か、違う斑入り品種が出回っています。
by lapisland2 | 2012-01-15 20:38 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz