秋のアサガオ
アサガオというと、すぐに盛夏を連想しますが、
こちらでは、晩夏から秋に掛けて咲くものが多いようです。
日本のアサガオは、何回か植えてみましたが、
どうもうまく育ちません。
種蒔きをして、苗が順調に育っても、
外に出してからなかなか気温が上がらないせいでしょうか。
6月になっても、霜が降りたり、ヒョウが降ったりすることも
ありますからね。
そのせいか、こちらではアサガオを温室の花として扱っている
庭園も多いようです。
『郷に入りては郷に従え』の言葉通り、
こちらでよく見かける丸葉アサガオはとても元気で、
霜が降りる頃まで次々と休むことなく花をつけてくれます。
うちの庭では、ここ数年、この「ヤルタの星」という
濃紺のアサガオが定番になっています。
花はシルクのような輝きがあり、
深いブルーの中にさらに深いインクブルーの縞が入り、
真ん中にはほんのりピンク色が覗くと言う素敵な色合いで、
丸葉アサガオなのに、どこか和風の趣があります。
スカイブルーの’Heavenly Blue'や
淡い水色のConvolvulusと組み合わせても、
なかなかいいものです。
学名 Ipomoea purpurea 'Star of Yelta'
英名 Morning Glory
by lapisland2 | 2011-10-12 07:40 | Annual & Biennial