涼を呼ぶアスチルベ
夏の庭に涼を感じさせてくれるプランツです。
日本の湿原などで見かけるアワモリショウマやチダケサシと
同じ仲間ですが、こちらの庭で栽培されるのは、
日本や中国などのアスチルベを掛け合わせて作られた園芸種の
Astilbe arendsiiがほとんどで、背の高さや花色もいろいろあり、
花の咲く時期も6月から8月まで品種によっていろいろです。
うちでも、濃いライラック色の、'Amethyst’が6月中旬から、
白い花は半月ほど遅れて咲き始めます。
うちのような半日陰や日陰の多い庭を明るくしてくれる
大切なプランツですね。
切れ込みの深い葉っぱがすっきりしているので、
花のない時期も楽しめます。
'Amethyst’の咲き始めはもっと濃い色ですが、
咲き進むと、淡いピンク色に色褪せて印象が変わります。
手間のかからないプランツですが、
乾燥するとすぐに葉が傷んでしまうので、
夏場はマルチングをして、毎日の水遣りが必要になります。
うちの辺りは石灰質の土壌なので、
ピートもしくはそれに代わるものを与えてやるといいようです。
学名 Astilbe arendsii
英名 Astilbe
by lapisland2 | 2011-07-16 20:29 | Perennial