今日も桜雨



イースターからあと、ちっとも気温が上がらず、
4月の平均気温は14℃だと言うのに10℃から上にあがる日が殆どない状態です。
おまけに大雨や強風の日も多く、昨年・一昨年と比べるとサクラの開花はグンと遅れているようです。
それでも、日本の山桜や大島桜の仲間は1週間ほど前から満開になって来ました。
日本のように改めてお花見に出かけるようなことはありませんが、
家の周辺で山桜や大島桜などを満喫できるのは、つかのまの至福になります。




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今年見かけた優雅で清楚なこの桜は、たぶん日本のショウゲツでしょうか。
咲き始めには淡いピンク色の紅が差しますが、開き切ると純白になります。
数多くある桜の中でも大好きな花の一つです。



学名:Prunus 'Shogetsu'  Prunus serrulata 'Longipes'    AGM
別名:Prunus serrulata 'Longipes'
   Prunus serrulata 'Miyako' misapplied
   Prunus Blushing Bride
   Prunus 'Oku-miyako' misapplied
   Prunus 'Shimizu-zakura'
英名:Cherry 'Shogetsu'
和名:ショウゲツザクラ(松月桜)、ノダノオオザクラ(野田大桜)







[追記]

1.RHSなどでは上記のような学名で出てくるのですが、
日本のサイトでは学名が
Prunus lannesiana Wilson cv. Superba
Prunus serrulata ‘Superba’
などとなっています。
ブログには出てきますが、いずれもウィキペディアのコピペばかりで、
情報が確かなのかどうか分からずにいます。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示下さい。

2. As with many flowering cherries of Japanese origins,
Shogetsu's history is littered with mis-identifications and multiple names.
Even the famous English enthusiast of the 1920s, Collingwood Ingram, came unstuck with this variety.
However the confusion was eventually resolved and Shogetsu has become one of the most widely-admired
of the white-blossom Japanese flowering cherries.
(http://www.pippintrees.co.uk/)


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by lapisland2 | 2016-04-24 07:04 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(2)

純白の八重のさくら



巷では、ワイルドチェリーや山桜が散り始め、
先週あたりから八重桜の季節に移っています。
明日までこのいいお天気が続くとのことで、
例年ならば四月終わりから五月上旬に掛けて咲く八重桜も、
随分早い開花になりました。



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こちらには八重桜の種類も多いのですが、
私が好きなのは、この純白の八重。
遠くから見てたぶん白妙ではないかしらと思っていたのですが、
近づいて見ると花びらがもっと蜜に重なっているようです。
こちらではそう珍しくもなく、よく見られる桜です。



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写真を撮ったこの桜の木は村の教会の横にあって、
毎年楽しみに開花を待っていますので、
桜の季節になると何回も教会まで偵察に出かけます。
咲き始めの頃が好みではあるのですが、
春が駆け足どころか超特急で過ぎて行くこの春、
雑用に追われている間に、一気に咲き進んでしまいました。
でも、このぽってりした花びらの重なりも、
それはそれでまたいいものですね。



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残念なのは、2年ほど前に突然この桜の下にライトとサインボードが設置されたこと。
教会の横は大きな駐車場になっていますので、安全性を考えてのことだと思われますが、
なぜ桜の木の真下に。。。
と、思うのは私が日本人だからでしょう。

英国人にとっては、桜は特別な花ではないので、
小さなカメラを構えて写真を撮る私を、人は懐疑の目で見ながら通り過ぎて行きます。






「さまざまの こと思ひ出す 桜かな」          芭蕉


なんともシンプルそのもので、
五・七・五と指折れば小学生にも作れそうで、
それでいて「そうなのよね。」と、しみじみ納得する句でもあります。

日本人なら、だれにでも桜の思い出があります。





[追記]

学名はたぶん Prunus avium 'Plena'     AGM
この八重のものは'Multiplex', 'Grandiflora' だろうと思われます。
英名は単にDouble White Cherry

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by lapisland2 | 2014-04-18 23:08 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(2)

ワイルド・チェリー   英国式お花見





ここ数日、青空の広がるすばらしいお天気が続いています。
鳥たちのさえずりが一日中聞こえる庭で、
お茶をしながらのお花見もなかなかいいものです。




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と言っても、こちらには染井吉野は少ないので、
お花見の相手はヨーロッパ自生のワイルドチェリーで、
隣との境にあるこの木は、手まりの形に真っ白な花を付けます。





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日本の桜に比べると優雅さには欠けますが、
野生的なたくましさがあるように思います。
桜好きにとっては、これはこれでまたいいものです。





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学名:  Prunus avium
英名:  wild cherry 



[追記]

*ワイルドチェリーは、25mもの大木に育ちます。
花後にできるベリーは鳥たちにとっては、大のご馳走ですが、
木が大き過ぎて人の口には入らないですよね。
でも、こちらのサクランボはこのワイルドチェリーを改良した木に生るものだそうですよ。

** 普通に「wild cherry」と言う言葉が指す桜はさまざまあるようで、
例えばイギリスのワイルドチェリーとアメリカのワイルドチェリーでは、違う桜になります。
隣との境にあるこの桜も、雑木林の縁に生えているものとは花の付き方が違うので、
交雑種かもしれません。
この木はまだ10mくらいの若い木なのですが、
それでも花は高い位置にあり詳細をコンデジで写真に撮るのは難しい状態です。
こんな狭い庭に植えるべき桜ではないのですけれどね。

こちらの桜については、もっと勉強の必要あり。


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by lapisland2 | 2014-04-15 03:51 | Tree | Trackback | Comments(2)