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ユリの季節も過ぎ去って



週末はアメリカのハリケーンBerth嬢が、熱帯低気圧に姿を変えてイギリスに上陸。
各地にさまざまな被害をもたらしたようですが、
うちの辺りでは雷を伴う豪雨と強風くらいで済みました。 
でも、その影響なのか急に気温が下がり、
このところ明け方は11℃~12℃といったところで、
初秋の気配が漂い始めました。

長めの夏が続いたせいで、
庭の花たちも駆け足で過ぎて行きます。
ユリの花もすでに最後の花を終えようとしています。

とっくに花は終わってしまいましたが、
リーガルリリーとキコマユリは今年もきれいに咲いてくれました。



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そして、第二弾のユリも例年より半月ほど早く、7月上旬から咲き始めました。


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二年目になるダークレッドのスカシユリは、今年は2mの長身になって、
上向きの花は写真を撮るのも一苦労です。
おまけにこの色は写真ではうまく出てくれませんので、
もっとダークな色だと思いながら見てくださいね。



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同じ頃に、鉢植えよりも半月遅れで、地植えのリーガルリリーが咲いています。
地植えにするとどのユリもひっそりとした本来の姿に戻るようです。






そして、アフリカン・クィーン。



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今年は色が少し淡いように思います。

これは1本の茎に14輪の花を付けました。



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背の高いもので2m20cmくらいでしょうか。
威風堂々とした姿と、濃厚で妖艶な香りはまさに女王の風格です。



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この花にはいつもホーバーフライがたくさん群がっています。



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咲き進んで色褪せ始める頃になると、少々豊満さが過ぎて嫌になりますけれどもね。




今年はアフリカン・クィーンを追いかけるように、
タイガーリリー( Lilium henryi)も7月中旬過ぎから咲き始めました。



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例年よりも1ヶ月も早い開花は、いいお天気が続いたことと、
この場所にあった大きなシュラブが2株、
余りにも長く続いた雨のせいで根腐れを起こしたのか枯れてしまったために、
日がよく当たるようになったせいかもしれません。



そして、今年は咲く順序がタイガーリリーと入れ替わってしまった謎のユリ。
随分と背が低くおとなしくなりましたが、今だ健在です。

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例年ならば、最後のタイガーリリーが咲き終わる頃に夏も終わり、
庭には初秋の風が吹き始めるのですが、
今年はハリケーンのしっぽの影響で、
このまま秋に突入するのかもしれません。
今週末にはもっと気温が下がるとの予報が出ています。





[追記]
そうそう、写真は撮れなかったのですが、
今年は久しぶりにマルタゴンリリーが咲いてくれました♪

マルタゴンリリーは好きなユリの一つで、以前はたくさん植えていたのですが、
リリービートルの出現以来、繊細な葉っぱも小さな蕾もすべて餌食になり、
ここ数年は花をつけることがありませんでした。
でも、今年は一株だけがリリービートルに見つからずにひっそりと花を付けてくれました。
カシワバアジサイの大きな葉の陰で、隠れるように咲いているのを見つけた時は、
うれしくて心躍る思いでした。


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by lapisland2 | 2014-08-14 07:36 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

今年もユリの季節が始まっていますが。。。





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リーガルリリーは、早々と咲き急ぎ、



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タイガーリリーや,



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ダークな色のユリもつぼみが大きくなって来ました。




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これは確かアフリカン・クィーン。



春からずっと暖かく、6月にいいお天気が続いたので、
今年はどのユリも開花時期が早いようです。

鉢植えのリーガルリリーは、
1本の茎に20輪以上の花が咲く帯化現象が3年ほど続いていましたが、
今年は普通に戻っているようです。



ここ数年のリリービートルとの戦いに疲れて、
ピンクパーフェクションやイースターリリーは姿を消しました。
私自身も体力的にリリービートルに対処するエネルギーを失くしてしまいましたので、
ユリは今年限りにするつもりです。
来年以降は生き延びているものだけにして、増やさないつもりです。

同じプランツをたくさん植えてはいけないという証明のようなものですね。
ユリたちに別れを告げるのは寂しいですが、
おかげでリリービートルという
英国では新参者の昆虫(ガーデナーから見れば害虫ですけれども)の
生態を知ることができて、興味深い観察ができました。



以前にも何回か触れたと思いますが、
リリービートルが日本に侵入しないように、植物検疫の徹底が必要でしょうし、
園芸者はうっかり海外からユリの球根を持ち帰ったり、
個人輸入したりしないように気をつけてほしいものです。
日本の原種のユリの素晴らしさは、何ものにも代え難いものなのですから。

そしてイギリスのようにすでにリリービートルが侵入してしまった国では、
球根はきちんと消毒してあるものを確かな所から入手し、
決してすでに鉢植えにしてあるものを購入したり、
友人・知人から譲り受けることをしないように注意してほしいものです。
(拙庭での繁殖の原因は、友人から贈られた鉢植えに潜んでいたものと思われます。)

今のところ、この虫には天敵はみつかっていないようで、
仮に(オーガニックの)薬品を使ったとしてもそれほど効き目はないとの事です。
被害の大きさが顕著になってきたせいか、
この夏はリリービートルに関するアンケート調査が行われるようですが、
時すでに遅しのような気がします。



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by lapisland2 | 2014-07-10 18:35 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

夏の終わりのタイガーリリー




9月に入ってからの思いがけない真夏日もあっけなく過ぎ去り、
初秋の雰囲気が濃くなって来ました。
好天気に恵まれた夏のおかげで、野生のベリー類がたくさんあるせいか、
まだ庭にやってくる鳥の数は少ないですが、
それでも確かに鳥たちは再び姿を見せ始めています。
テリトリーを確保するために、鳥たちが声を張り上げて
賑やかにさえずりを始めるのももうすぐのことでしょう。





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庭では、8月下旬から最後のユリ、タイガーリリーが咲いています。



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このユリがすべて散ってしまうと
庭もすっかり秋めいて、アスターの季節に変わります。





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by lapisland2 | 2013-09-08 02:22 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(8)

ワインレッドなスカシユリ




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テラコッタ色のアフリカン・クィーンの最後のユリが咲き始めた頃に、
このダークなワインレッドのユリも開花を始めました。

このユリは、昨年のウィズリーフラワーショーに出ていた
リリースペシャリストのナーサリーで購入したものです。
球根を入れてくれた紙袋に品種名をメモしたのですが、
植え時まで涼しい所にとしまい込んだら、
またいつものようにすっかりしまい込んだ場所を忘れてしまい、
そのまま春に日本に帰ってしまった、いつものモズな私でしたが・・・
ロフトで見つけた相方が植えてくれていました。
そんなわけで、ユリはレスキューできたのですが、
名前はわからないままになっています。

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7月に入ってからぐんぐん背が伸びて、
一番高いのは1.7mを超えています。
おまけに上を向いて咲くタイプのユリですので、
花のクローズアップの写真を撮るには何かによじ登らねばならず、
撮るチャンスをなくしてしまいました。

開きかけた頃が一番いい色なのですが、
すぐにパカッと開いて、色も赤みが強くなり、散り急ぐのが、
ダークなユリの宿命のようです。




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ちょうど風のきつい日が続いた時でしたので、
よけいに花期が短かったのかもしれません。

それがなければ、すっきりした細身で長身の姿は
なかなかいいのですけれどもね。
葉っぱもすっきりしてきれいなので、
花が終わってからもしばらくは楽しめそうです。

asiatic hybridsだと思うので、
本来はもっと日当たりの良い場所を好むのでしょうが、
数時間しか日の当たらないような拙庭でも大丈夫なようです。





アフリカン・クィーンやこのユリが咲き終わる頃になると、
最後のユリ、タイガーリリーの蕾がほんのりオレンジ色を帯びてきます。

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by lapisland2 | 2013-09-02 01:57 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(6)

2年目のアフリカン・クィーン


8月末になってから再びいいお天気が続いているイギリスですが、
夏が終わってしまう前に、第二弾・第三弾のユリの記録を。



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植えて二年目になるアフリカン・クィーンは、
株が充実してたくさん花を付けてくれました。
三本とも花茎が上がりましたが、
最初の花が開き始めたのが7月下旬で、8月中旬に最後の花が咲き初めました。
この最後のが一番花茎が伸びて1m60cmくらいだったと思います。

雨上がりの庭で、しっとり濡れて、
この渋い色のユリはなかなか風情があっていいものです。


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頭が重いので、かなり頑丈な支柱が要りますが、
誰かさんの立ててくれたのは少々頑丈すぎて美意識に欠けますねぇ。。。
でもまあ、それは見なかったことにしましょうか。


満開になるとこんな感じ。

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(上の画像二枚は、暗い日に撮ったせいか
青みがきつくて変な色に写っていますが、ご容赦を。)


昨年はいずれも1~2輪しか花を付けなかったのに、
今年は8~10輪も咲きましたから、
春以降のお天気が悪くて出遅れたわりには、
ユリも短い夏に間に合うようにがんばってくれたようです。




アフリカン・クィーンの一年目の様子は→■





アフリカン・クィーンの最後の花が咲き始めた頃に、
今年初めてのダークレッドのユリが花を付けましたが、
それは、次回にご紹介することにしますね。



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by lapisland2 | 2013-08-31 23:02 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

今年もユリの季節になりました



7月の中旬頃から次々とユリたちが花を咲かせています。

アジアティック・ハイブリッドと呼ばれる上向きに咲くユリは毎年6月頃に咲きますので、
私が日本から戻った時にはもう散ってしまっていましたが、
リーガルリリーなどは帰るのを待っていてくれたかのように
蕾を付け始めました。

ユリって、本当に待っている間が長いですよね。
そして、やっと開いたかと思うと雨にやられて・・・
あっけなく散ってしまいます。




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小粋なクーニャンのキバナコマユリは、
今年も可愛い小さな花をたくさん付けてくれました。


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リーガルリリーも。
ピンクパーカッションも同じ頃に咲くのですが、写真を撮り損ねてしまいました。



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日本のテッポウユリは、こちらではイースターリリーと呼ばれて、
とても人気があります。
(ヨーロッパでの初開花は1840年)

こちらの人は派手なカサブランカやスターゲイザーが好きなので、
イースターリリーを庭植えにする人は少ないようですが、
切花として教会には欠かせない花ですし、
結婚式やお葬式にもよく使われます。
テッポウユリを掛け合わせて、たくさんのハイブリッドが作られていますが、
これもその中の一つでしょうね。




学名: Lilium longiflorum
英名: Easter lily
和名: テッポウユリ(鉄砲百合)

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by lapisland2 | 2013-08-02 05:19 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

8月の終わりを彩るタイガーリリー



オリンピック観戦でテレビの前に座っている時間が長かった間に、
イースターリリーやピンクパーフェクションはいつの間にやら咲き終わり、
庭では最後のユリ、タイガーリリーが咲いています。


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雨が多く日照時間の少なかった今年は、
光を求めて例年よりも更に徒長気味で、2m70cmもの背高のっぽになってしまいました。

普段でもかなりの日陰なので、
光の乏しい今年は花を付けないのではないかしらと思っていましたが、
遅まきながら、華やかでいてやさしい色の花をたくさん咲かせてくれました。

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この花が散ってしまうと、短い夏も終わりになります。


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タイガーリリーの詳細については→ 



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by lapisland2 | 2012-08-31 00:52 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

その名は、アフリカン・クィーン


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今年初めて花を付けるこのユリは、アフリカン・クィーン。
名前からもっと派手なオレンジ色を想像していたのですが・・・、
開花してみるとテラコッタのような渋めのくすんだ色でした♪
日当たりがよければ、もっときつい色が出るのかもしれませんが、
私にはこのくすんだ色の方が好みです。


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そして、外側には紫色に茶色の混じったような微妙な色の
なかなか粋なストライプが入ります。
見えないところがちょっとお洒落なユリです♪
香りもそれほどきつくないのがいいですね。

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最初の年なのでまだ花数は少ないですが、
一番高いので1.5mくらいになりました。

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学名: Lilium 'African Queen'
英名: Lily African Queen


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by lapisland2 | 2012-08-05 18:49 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

小粋なクーニャンは元気です



今年もユリの季節が始まっています。
雨の降り続く中、リーガルリリーや上向きに咲くユリの仲間は咲き急いでしまい。
今はキコマユリが満開になりかけています。
小粋なクーニャンは、今年も元気いっぱいで
たくさん花を付けています。


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階段の途中の狭苦しい所では余りにも可哀想なので、
場所を移そうと思いながら、
降り続く雨で鉢を動かせないでいるうちに、
花が咲き始めてしまいました。


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キコマユリについての詳細は →■



[追記]

一番上の写真のキコマユリの後ろに写っているリーガルリリーですが、
昨年3本のうちの1本が帯化現象を起こして花がたくさん咲いたということを書きましたが、
→ 

今年は3本のうちの2本に帯化現象が出てしまいました。
昨年は24輪でしたが、今年はなんとどちらも30輪以上花を付けました。
こうなると、リーガルリリーの優雅さなんか微塵もありません。
どうやら、帯化現象を起こしてしまった株は、翌年も同様になるようです。

このままどうなるのかもう一年観察を続けようか、
それとも新しく植え直そうか、
どうしたものか迷っています。


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by lapisland2 | 2012-07-27 07:27 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

湖北の乙女 タイガーリリー


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タイガーリリーは、うちの庭では白いイースターリリーと共に、
夏の終わりを飾るユリのひとつです。

カノコユリは日本原産ですが、
このタイガーリリーは中国原産で、
和名が「キカノコユリ」なので紛らわしいのですが、
カノコユリの色変わりというわけではないようです。


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中国中部の石灰岩地帯が原産地ということなので、
石灰岩の多いイギリスの土によく合うようです。
野生のものは1.5mほどらしいのですが、
うちではかなりの日陰に植えているせいか、
光を求めて2.5m位に伸びるので、支柱が必要になります。
日向に植えてあるのを見ると、
もっとオレンジ色がきついようですが、
日陰のせいかオレンジ色でも優しい感じになって、
周りから浮き立つこともありません。
花が開き切ると、くるりと反り返るタイプのユリが好みなので、
このユリも好きなユリのひとつになります。


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花期がとても長く、8月の上旬から咲き始めて1ヶ月以上も
次々と花を咲かせてくれます。

花の名前は、この花をヨーロッパにもたらした
Augustine Henryに由来しています。
ウイルスなどの耐病性が強いので、交雑親として重要なユリになっています。

長い間楽しませてくれたこのユリも、
9月の嵐と共に散ってしまいました。

学名:   Lilium henryi   AGM
英名:   Tiger lily , Henry's lily
中国名:  湖北百合
和名:   キカノコユリ(黄鹿の子百合)


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by lapisland2 | 2011-09-14 02:38 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)