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6月の庭から 2.



雨ばかりの6月でしたが、
葉っぱたちは元気いっぱいで、ここぞとばかりに茂っています。
今年はジャングル状態になるのが例年よりも早いようです。
天気が悪いので、画像も暗いですが、
元気な葉っぱたちを少し。



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ノルウェイメープル Acer platanoides ‘Drummondii’の葉が
最も美しいのは6月ではないでしょうか。
植えてから数年経ちましたので、かなり大きくなってきました。
狭い庭なので、毎年の剪定が必要になっています。
本来ならば、思う存分空に向かって美しい葉を広げる樹木であるべきなのですが・・・、
狭い庭ではそういうわけにもいかず、木に申し訳ない気持ちです。


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スモークツリーはあまり雨を気にしないので元気いっぱい。
春先に毎年かなりの強剪定をしていますが、それでも花をたくさんつけています。
小さくキープするために、夏の間に2~3回の軽剪定をしても大丈夫のようです。



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花の終わったブルネラ'Jack Frost'が印象的な葉を広げています。


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雨の好きなウラハグサも葉っぱが広がり始めました。


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拙庭で一番種類の多いのは実はシダなのですが、
これはその中でも好きなシダの一つで、
繊細な葉っぱのために、こちらではLady Fernと呼ばれています。
左はヒューケレラ'Kimono'。


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ジャパニーズアネモネやメギが伸び始めています。
剣葉は背の低いクロコスミア。
夏の終わりに黄色い花を付けます。

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シルバーリーフのプルモナリア 'Majeste'は、
花の咲く時期の葉には斑点がはいりますが、
花後の葉っぱが展開し始めると銀色に変身します。


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雨の多い割に、ホスタはまだS&Sの被害を免れていますが、
ボロボロになるのももうすぐのことでしょう。



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by lapisland2 | 2016-06-28 01:10 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

10年を越してようやく花溢れ咲くアルマンディ






なんともいやはや、今週は火曜・水曜と二日続けていきなり夏日になりました。
水曜日は地中海地方で21℃だったと言うのに、ロンドンではなんと25℃に!
うちの辺りも21℃まで気温が上がって、まさに百花繚乱の季節になりました。

豆桜や彼岸桜はすでに散り、レンギョウや木蓮も盛りを過ぎ、
山桜やワイルドチェリーが満開になっています。
来週には八重桜も咲きそうな勢いです。





暖冬に引き続き、イースター以降の思いがけないいいお天気と気温の上昇で、
数年前の寒さ厳しい冬には殆ど枯れる直前状態にあったクレマティス・アーマンディが
満開になりました。



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植えてからかなり経ちますが、こんなにたくさん花を付けたのは初めてのことで、
庭に出るとヴァニラのような甘い香りが漂ってきます。



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耐寒性がもう一つなので(-5℃くらいまで、)
寒さだけでなく、強風の吹き抜ける拙庭には向かないクレマティスなのですが、
花のためではなく、常緑の葉っぱが魅力で育てています。
(15cmほどの細長い形の葉には皮のような光沢があり、
葉っぱ好きの私にとっては、とてもハンサムなフォリエイジということになります)
でも、厳しい冬を越す頃にはその葉っぱも冷たい風のために見苦しいほど汚くなってしまいます。
二年続きの厳冬のあと傷みがひどく、もう諦めようと思いながら放置していたのですが、
すぐに掘り上げなかったぐうたらガーデニングが幸いをして、
うれしい結果になりました。



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中国中部・西部地方原産の原種クレマティスですが、
ピンクの花を付ける園芸種の 'Apple Blossom'なども出回っています。



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日のよく当たる南または南西向きの場所で、冬の冷たい風を遮るシェルターな場所を選んで植え、
植え付けの時は8~10cmほど深めに植えるようにします。
場所が合えば、10mくらいまで伸びるので、
ロンドンの街中などでは壁一面を覆うように茂っているのを見かけることがあります。



剪定: Group 1

(剪定の必要はありませんが、どうしても剪定をしなければならない時は、花後すぐに。)



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学名: Clematis armandii
英名: Armand clematis
和名: クレマチス・アーマンディ




[追記]
犬には有毒性があるとの事ですので、注意して下さい。


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by lapisland2 | 2015-04-17 21:45 | Climber | Trackback | Comments(0)

冬でもあおあお サンダンス




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暗くて長い冬の間も、鮮やかなライムグリーンの葉を楽しませてくれるチョイシア(Choisya ternata Sundance)は、
イギリスの庭には欠かせない貴重なシュラブです。

4~5月に英名のMexican orangeが示すように、オレンジの香りのする白い花をたくさん付けますが、
夏にいい天候が続いた時には秋にも二番花を付けてくれます。
花だけでなく常緑の葉にも独特の強い芳香があります。
(この匂いは、好き嫌いがあるかもしれません。
 触った後は手を洗わないといつまでもきつい匂いが残ります。)

水はけさえよければあまり土を選ばず、
日向であれば Sundance の名が示すように、一年中艶々した黄金色の葉をつけますが、
拙庭では半日陰なので、黄金色ではなくライムグリーンになってしまいます。
でも、日向の場合は、夏に葉が日焼けする場合も多いので、
私自身はこのライムグリーンの色合いを楽しんでいます。

自生地は、北米南部(アリゾナ、ニューメキシコ、テキサス)からメキシコにかけてなので、
耐寒性はそれほど強くありませんので、シェルターな場所に植える必要があります。
寒い冬には枯れ込むことがありますが、枯れた枝を刈り込んでおけば、
いつの間にか他の部分が欠けた枝を補うように伸びてきます。
剪定はしなくてもドーム型に整いますが、
花後にトリミングしておけば、すぐに新葉が広がり程よい大きさを保つことができます。

属名のChoisya はスイスの植物学者Jacques Denis Choisyの名にちなんでいます。




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コンポストボックスの目隠しに植えてからかなり年数が経っていますので、
一部が枯れて、下の方の葉も無くなっていますが、
春になれば、足元はシダやグランドカバーのプランツがうまく隠してくれます。
1.5mX1.5m




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5月の花の頃。
強風の吹く当地では、冬を越す頃になると先端の葉が汚くなりますので、
うちの場合は春先にトリミングをすることにしています。
そのため花は少ないのですが、新緑が最も美しい季節です。




学名: Choisya ternata Sundance   AGM
英名: Mexican orange Sundance
流通名:チョイシア テルナータ サンダンス



[追記]
黄金葉でない普通のChoisya ternataは濃い緑色の葉をつけますが、
花の時期には、白い花がくっきりと映えてとてもきれいです。
またボーダーの後ろなどに植えると、前に植えた花を鮮やかに目立たせてくれます。



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by lapisland2 | 2015-03-26 08:30 | Shrub | Trackback | Comments(6)

冬でもあおあお アカンサス





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春から秋にかけては、S&Sどもの餌食になって、
穴開きだらけの惨めな姿になってしまうアカンサスも、
冬の間は瑞々しい葉っぱをのびのびと広げてくれます。

一見寒さに弱そうに見えますが、
3・4年前の厳しい冬にも耐えてくれました。(あの頃は-15℃まで下がりました。)


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アートの歴史を勉強すると、
欠かすことのできない植物のひとつがこのアカンサスですが、
装飾のモチーフとして親しいものであったこのプランツが、
イメージから実物に結びついたのは、こちらに住むようになってからのことです。

大きな庭園で、ちょっとワイルドな植栽の中に、
威風堂々たるアカンサスが何本もの花茎を立ち上げている姿には、
西洋の人たちが繰り返し、建築や装飾のモチーフとして使ってきたことが理解できるような
素晴らしさががあります。

残念ながら、拙庭のような狭い庭や、
日本人の作るこぎれいなガーデン(失礼!)には向かないプランツなのですが、
花は期待せず、冬場の瑞々しい葉を見るためだけに植えているようなものです。
雨の多いイギリスには、S&Sの被害が大きい軟らかい葉の Acanthus mollis
よりも、
葉っぱの硬く刺々しい A. spinosus の方が、向いているかもしれません。






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(まだ被害の少ない5月頃の画像も貼っておきます。
 気温が上がって、新しく伸びてきた葉も生き生きしています。)



アカンサスの花は→






[追記]

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ちょっと珍しいAcanthus sennii(エチオピア原産)の写真が見つかったので貼っておきます。
これはたぶんOxford Batanical Gardenで撮ったと思いますが、まだ小さい株でした。
確かロンドンのPhysic Gardenに大きいのがあったと思うのですが。
1m以上になり、茎は濃い色でアカンサスと言うよりは、ヒイラギの木のようでした。
朱赤の花が咲くそうですが、花の実物はまだ見たことがありません。

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by lapisland2 | 2015-03-24 02:00 | Perennial | Trackback | Comments(7)

冬でもあおあお イタリカム




早春の花が咲き始め、
あちらこちらから宿根草の小さな芽が顔を覗かせている庭ですが、
暗い冬の間もあおあおとした葉を広げて、
楽しませてくれた葉っぱたちをいくつか。



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まずは、以前にもご紹介したことのある Arum italicumですが、
秋から翌年の夏ごろまでヘビ模様の葉っぱが展開しますので、
寂しい冬の庭でちょっと目立つ存在になります。



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二年続きで比較的暖かい冬でしたので、
イタリカムも元気いっぱいでした。


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by lapisland2 | 2015-03-23 07:52 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

日陰で弾けるティアレラ 'スプリングシンフォニー'






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春になっても暗い日の多いイギリスですが、
ティアレラ 'スプリングシンフォニー'は、
そんな庭に弾けるような明るさを与えてくれるプランツの一つです。

ヒューケラやヒューケレラは、葉っぱのために植えていますが、
このティアレラは、花のために植えていると言ってもいいくらいです。

蕾の開きかける頃が楚々とした感じで好きなのですが、
今年の春は暖かいので、あっという間に花が開き切ってしまいました。
でも、咲き始めの頃よりももっと白に近い淡いピンクになるので、
開き切った姿もまた可愛いものです。



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今年は例年以上に雨続きの冬だったので、
根腐れを心配していましたが、大丈夫だったようです。
ティアレラの方がヒューケラよりも湿潤に強いせいかもしれません。

弱点は、ホスタやヒューケラ、ヒューケレラと同じく、
S&S軍団の餌食になりやすいことでしょうか。




学名: Tiarella cordifolia 'Spring symphony'



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by lapisland2 | 2014-05-11 08:09 | Perennial | Trackback | Comments(2)

はっぱふみふみ ホスタの芽吹き




イースターの頃から再び雨の日が続いているイギリスでは、
ホスタやシダたちが、葉っぱを広げる準備を始めています。

残念ながら、雨が好きなのはホスタやシダだけでなく、
一足先に冬眠から目覚めたS&S軍団もすでに活動を始めており、
ホスタのお出ましを今か今かと待ち構えています。
またまたS&S軍団との勝ち目のない戦いが始まるのかと思うと気が滅入りますが、
地球を破壊することだけに命を賭けている私たち人間よりも、
彼らの方が自然の中ではずっと重要な働きをしていることを思うと、
負け戦も諦めがつくと言うものです。

ホスタたちも、彼らの餌食になることで命を全うすることでしょう。
私たちも、せめて死んだら屍が何かの命の糧になることを望みながら。
とりあえず、ホスタの芽吹きでも愛でることにしましょうか。




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ちょうどホスタの芽吹きが始まる頃に、
桜が散り始めますので、庭中に花びらが散らかっています。



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ホスタのほとんどが今こんな状態。



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このの品種は芽が出始める頃、見事な濃い紫色になります。
写真ではその色が出ないのが残念。




もう少し葉っぱが展開したら、S&S軍団にすっかりやられてしまう前に、
また写真をとることにしましょうか。




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by lapisland2 | 2014-04-30 07:02 | Perennial | Trackback | Comments(0)

思いがけないイカリソウの紅葉


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雨の降り出す前にと、
ヘレボルスの古い葉を剪定するために久しぶりに庭に出てみたら、
イカリソウが鮮やかな色に変身しています。

庭には数種類のイカリソウが植わっていますが、
場所から見ると、これは日本のイカリソウではなく、
たぶんアルジェリア原産の黄色い花の咲く種類だと思います。
春と秋にはブロンズがかった色になるのですが、
こんなに濃いローズ色に変身したのは初めてのことです。

この冬は例年以上に雨ばかりで、
まだそれほどきつい寒波もやって来てはいないのに、
どうしたことでしょう。


ん十年植物と付き合って来ても、庭には不思議がいっぱいです。





学名: Epimedium perralderianum
英名: barrenwort
和名: 碇草、錨草(イカリソウ)

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by lapisland2 | 2014-01-14 04:31 | Perennial | Trackback | Comments(4)

花の咲かないツワブキ



花の少なくなる時期に、元気いっぱいお日さま色の花を付けてくれるツワブキは、
日本ではとても貴重な花ですよね。
両親の庭には大きな株がいくつかあって、12月になると毎年たくさん花を付けていました。
そして、花のない時期にも艶々した葉っぱはとても存在感がありました。
母は石蕗の茎で時々きゃらぶきを作っていたことを思い出します。

日本では、どこにでもあると言ってもいいありふれたプランツなのですが、
こちらイギリスではその姿を見かけることは殆どありません。
たまに見かけるとしたら、それは大きな庭園の中にある大温室の中です。
耐寒性はかなりあると思うのですが、
こちらの冬にはどうやら耐えられないのでしょう。

うちにある2種類のツワブキも、
そういうわけで観葉植物扱いです。


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こちらは夏場は地植えにしていますが、
晩秋になると、鉢に植え替えて室内で冬を過ごします。




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こちらは、もう何年も同じ大きさでちんまりと小さな鉢に収まっていますが、
やはり冬には室内に取り込みます。


そして、どういうわけか、どちらもいまだに花が咲いたことがありません。
葉っぱが好きで育てているので、
花がなくてもいっこうに構わないのではありますが・・・、
はるばる遠い日本から運ばれて、
環境が合わない土地で、箱入り娘に育てられて、
花を付けないことで拒絶の意志反応をしているのでしょうか。。。


 「石蕗の
  日陰は寒し 猫の鼻」          酒井抱一
   




学名:Farfugium japonicum
英名:Leopard plant Green leopard plant Japanese silver leaf。
和名:ツワブキ(石蕗)


白い縁取りのは F. japonicum 'Argenteum'

黄色い星斑入りは F.japonicum 'Aureomaculatum' AGM

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by lapisland2 | 2013-12-11 07:00 | Perennial | Trackback | Comments(4)

今年もオクテの斑入りヒューシャ





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よその庭の同じヒューシャ(フクシア)に比べると、
毎年遅れて花を付け始める拙庭の斑入りヒューシャですが、
3週間ほど猛暑が続いたというのに、
今年はとんでもなく遅れて咲き始めました。

春先の冷え込みがきつかったことや、春以降もいつまでも低温が続き、
夏の3週間以外は雨ばかりという惨めな天候のせいかもしれません。



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すでに氷点下の日が何回かあったのに、
まだちらほらと花を付けてはいるのですが・・・
今週末にかけて強風とともに気温が下がるとのことなので、
このまま置いておくよりはと、1/3 ほどを切り詰めてフリースを被せました。
コンポストでしっかりマルチングもして、
ゆっくりお休みなさい。

また来年よろしくね。



Fuchsia magellanica 'Versicolor' についての詳細は→


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by lapisland2 | 2013-12-06 00:02 | Perennial | Trackback | Comments(2)