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遅まきながら、8月の庭から   1.



いつのまにか処暑も過ぎて、イギリスはすでに初秋の気配です。
昼間の気温が20℃を越えることはなくなり、夜は10℃以下に下がっています。
昨日は一日中雨が降り、気温も13℃から上がらず肌寒い一日になりました。
今日も外は雨です。

ブログの更新をサボっている間に、
庭の花たちもどんどん咲き急いでしまいました。
少し時間を遡って、8月の庭を彩ってくれた花たちを。




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夏の間毎日花を付けてくれたへメロカリスも終わりに近づきました。
レモンイェローの爽やかな色は夏にぴったりですね♪
Hemerocallis 'Felicity'



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ダークレッドのH.'Stafford'も好きなへメロカリスの一つです。

他にも何種類かへメロカリスを植えていますが、
昨年から仲間入りをした黄色い小さな花がとても可愛いのですが、
どうにもうまく写真が撮れなくて・・・またの機会に。



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蜂やホーバーフライが大好きなエリンギウムもきれいなブルーの色を見せています。
Eryngium planum



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今年はジェラニウム ラザンネイが広がり過ぎて、
切り詰めたあと急に寒くなってしまったので、秋まで咲き続けるかどうかはわかりません。
Geranium 'Rozanne'



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ムラサキツユクサはありふれた地味な花ですが、
なぜか日本を思い出させてくれる花なので、いつも庭のどこかに植えています。
これは、オオムラサキツユクサの方。(ひょっとしたら交雑種かもしれませんが。)
Tradescantia varginiana



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このヒューケレラはまだ葉っぱがきれいだった頃に撮ったものですが、
このところの雨続きで見事にS&Sにやられています。
Heucherella 'Kimono'



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八重のカシワバアジサイは、暖冬のせいもあってとても大きくなっていたのですが、
春の終わりに来た樹木医さんになぜか三分の一も勝手に剪定されてしまってがっかりです。

黒いエルダーは春の剪定が足りなかったのか、
ちょっと背が高くなり過ぎました。
来春は、もっと強剪定をしなければ!



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冬に強剪定をしたメギは、サイズもほどほどになり、
きれいな葉色がよく出ています。
2・3年弱剪定しかしていなかったのですが、
やはり冬にはしっかり強剪定をした方がよさそうです。

この夏はいいお天気が続いたせいか、アカンサス・モリスが計12本も花茎を上げてくれました。
日当たりがもう一つなので、少し背が低いのですけれど、
思いがけないボーナスになりました♪


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by lapisland2 | 2014-08-27 03:23 | 四季の庭 | Trackback | Comments(8)

7月の庭から  1.


ウィンブルドンが始まる頃から、雨が多くなってきましたが、
それでもまだ晴れる日の多い今年の夏です。

庭では、例年よりも早く紫陽花が咲き始めていますし、
クレマティスも満開になっています。

もうしばらくの間、このほどほどによい天気が続いてくれることを祈るのみ。
私の住む地域はロンドンよりは2~3度低いので、20度前後の気温が続いています。
暑い日で25~6度、少し低めだと17度くらいでしょうか。
猛暑に耐えている日本の方には申し訳ないのですが、
暗くて長い冬のあとにやって来た短い夏ですから、
もうしばらくは爽やな季節を楽しませてほしいものです。



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ラベンダーも次々と咲き急ぎ、すでに半分は刈り取ってドライフラワーに、

あとの半分は蜂たちのために残しています。


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フレンチラベンダーは、私の所では寒い冬を越せないことが多いのですが、
面白い品種名に惹かれて買ったこの Lavandula Stoechas 'Fat Head'は 
比較的暖かかった冬を越えて、大きく育ってくれました。



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リリービートルの襲撃に耐えながら、
今年もキコマユリが可憐な花をたくさん咲かせてくれました♪




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いつも元気なデュランディClematis x durandiiは、
アーチの上で、空に向かって花を開いています。



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かなりの日陰でも、長い間次々と花をつけてくれる'Fukuzono'は、ありがたい存在です。
(実際の色は、もっと濃い青紫色です)

デュランディもフクゾノも茎が長くてしっかりしているので、
夏の切花としてブーケに混ぜても楽しめます。



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背が低いので、グランドカバーにぴったりのこちらでは定番のヒペリカムですが、

日陰でも元気いっぱいなのはうれしいのですが、
放っておくと広がってしまうので、時々整理が必要になります。

学名: Hypericum calycinum
英名: Rose of Sharon



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アストランティアも咲き始めています。


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ジェラニウムロザンネイは6月から咲き始めていますが、
これから秋まで長い間咲き続けてくれることでしょう。


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うちでは夏の定番のエリンジウムのひとつですが、
春から雨が少なかったせいか、例年より元気がいいようです。

学名: Eryngium giganteum




いつものように、のんびりしたブログの更新なので植物たちに追いつかず、
そろそろ庭はジャングル状態になりつつあります。


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by lapisland2 | 2014-07-13 20:12 | 四季の庭 | Trackback | Comments(8)

夏もそろそろ終わりかしら。。。



7月に珍しく3週間も猛暑が続いたイギリスでしたが、
8月に入ってからは雨の日が多くなり、
朝晩はグンと涼しくなっています。

庭から鳥たちのさえずりが消えてほぼひと月。
もうすぐ鳥たちが帰って来ると、
庭には初秋の雰囲気が漂うようになります。
それまでの、残りわずかな晩夏の日差しを楽しみたいものです。


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日差しもどこか少し秋めいているように感じます。




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たくさん花を付けてくれたクレマティスも、
少しずつ花数が少なくなってきています。
 



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このクレマティスは、和の風情があって好きなのですが、
どうも勢いがなくて、いつも他のクレマティスの陰でひっそりと花を咲かせます。
8月も中頃になると、こうして葉色も褪せてきます。


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元気に猛暑を楽しんで、
蜂たちをブンブン周りにはべらせていたエリンジウムも
もうすぐ色褪せてしまうことでしょう。


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そして、長い間咲いてくれたガウラも最後の花になってしまいました。




いつものように、写真を撮る前に咲き終わってしまった花も多いのですが、
それはまたいつか。。。






そして・・・、
数日前には庭の隅っこで、
最初のシクラメン・ヘデリフォリアムが顔を覗かせているのを発見!

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秋はもうそこまで来ています。

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by lapisland2 | 2013-08-29 03:34 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

秋色に変身のエリンジウム 'Miss Wilmott's Ghost'


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夏の間 銀色に輝いていたエリンジウム'Miss Wilmott's Ghost'は、
すでに色褪せて、秋色になっています。

夏の様子は、こちら→ 






冷たい秋雨が続くようになり、
気温もだんだん低くなってきました。
庭の花たちも咲き急ぎ、
木々の葉が最後の彩りを見せてくれるのも、
もうすぐでしょう。


この週末にイギリスを発って、日本に里帰りします。
東京周辺で1週間ほど過ごした後、神戸に戻る予定です。
小さいPCを持って行きますので、
日本滞在中に時間が取れたら、
溜まっている庭園訪問の記事など書き込めたらと思っていますが、
普段は使っていないPCなので、
うまく画像が貼れるのかどうか気になるところです。

ではでは。

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by lapisland2 | 2012-10-12 21:47 | Annual & Biennial | Trackback | Comments(4)

夏の日に輝く銀色のエリンジウム



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エリンジウムの中でも、毎年欠かせないのがEryngium giganteum 。
なぜか、私は妙にこのエリンジウムに心惹かれてしまいます。


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定植した1年目は、ただのグリーンの葉っぱですが、
2年目になると、これが大変身をします。
夏が近づくに連れて、このトゲトゲのシルバーグリーンの花が
銀色の輝きを増して来るのは、まるでマジックを見ているようです。

夏の月の明るい夜に、この花が庭に白く浮かび上がっているのは、
とても印象的で、Ghostという名もなるほどと思います。


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コーカサス地方からイランに掛けてが原産のこのエリンジウムは、
イギリスでは'Miss Wilmott's Ghost'と呼ばれることが多いのですが、
この名は19世紀の園芸家Ellen Wilmottに由来しています。
彼女は、他の人たちの庭にひそかにこの種を蒔き散らして、
思いがけない花が咲いて驚いている人たちの顔を見て楽しむという
茶目っ気のある人だったようですね。

このエリンジウムは広い庭だと、
こぼれダネが芽吹いて増えるようですが、
狭いうちの庭ではちょっと無理なので、
毎年種を蒔いて翌年の準備をすることになります。

エリンジウムの種蒔きは、どの品種も少々難しいのですが、
Eryngium giganteum の場合は、
冷蔵庫に入れたり出したりを繰り返すこともあり、かなり手間が掛かります。
でも、苗が売られていることが少ないので、
厄介でも自分で種蒔きをすることになります。

何回かに分けて少しずつ蒔いておけば、
ラッキーならばいくつかは成功して発芽するでしょう。
天候と気温任せで、あとは神さまにお願いするのみです。
(種蒔きの時期は2月~7月)

運よく神頼みが通じて発芽したら、
少し大きくなってから7.5cmのポットに植え替えて、
コールドフレームの中で冬越しをさせ、翌春に定植をします。




学名: Eryngium giganteum  AGM
英名: Miss Willmott's Ghost、Giant Sea Holly




[追記]

「花」と書きましたが、
真ん中の部分が花(散形花序)で、
周りのシルバーのトゲトゲの部分は「苞葉」です。 



 
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by lapisland2 | 2012-07-31 08:34 | Annual & Biennial | Trackback | Comments(8)

蜂を呼ぶエリンジウム


エリンジウムは庭の常連のプランツのひとつです。
日当たりの良い場所を好むので、
拙庭には向かないプランツなのですが、
蜂や蝶を呼んでくれるプランツなので、
なんとか場所を作って植えることにしています。

エリンジウム(またはエリンギウム)はセリ科の植物で、
熱帯から温帯に掛けて約230種類が分布しているようですが、
トゲトゲした形はセリ科の植物とはとても思えないですよね。

ちなみに、日本で人気のあるきのこのエリンギは、
エリンギウムの一種Eryngium campestreの枯死した根から生える
きのこだそうですね。びっくり!
(エリンギの学名は Pleurotus eryngii )



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このEryngium planum (エリンギウム・プラヌム) は、
東ヨーロッパの原産ですが、耐寒性が強いので、
よほど寒い冬でなければ、イギリスでも十分に冬越しします。


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普通は70~90cmくらいの高さですが、
春からずっと雨が降り続いたせいか、
今年はなんと160cmにも伸びてしまいました。
そのせいで、大雨の日に1mくらいの所で折れてしまって、
支柱を立ててなんとか立っている状態ですが、
それでもたくさん花を付けてくれました。
半日陰なので、日向に比べるとそれほどきれいなブルーの色が出ないのが
残念ですけれど。

この花が開くと、一日中ハチやチョウ、ホーバーフライが集まって来て、
とても賑やかです。


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冬場に雨の多いイギリスでは、根腐れを防ぐために、
植え付けの時に土にグリット(園芸用の細かい砂利)を混ぜて
水はけを良くする必要があります。
根がとても長いため株分けは難しいので、
種蒔きをして増やします。

種蒔きは発芽が不規則でなかなか難しいのですが、
10月~2月、または3月~9月に何回かに分けて少しずつ蒔いて、
ラッキーならば芽吹いてきます。(発芽期間は5日~90日)
発芽には低温に合う必要があるので、種蒔きの時期によっては、
冷蔵庫に2~3週間ほど入れておく(4℃)と発芽し易くなるようです。

多年草ですが、うちの庭ではそれほど長持ちはしないので、
数年毎に新しく植え直す必要があります。


'Blue Hobbit' 、'Jade Frost' 、 'Silverstone'、 'Blue Glitter' 、
'Blauer Zwerg' 、 'Blaukappe' などの園芸種が出回っています。




学名:  Eryngium planum
英名:   Flat sea holly。
和名:  マツカサアザミ(松笠薊)、 
別名:  エリンギウム、 エリンジウム


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by lapisland2 | 2012-07-31 03:21 | Perennial | Trackback | Comments(0)