思いがけないイカリソウの紅葉


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雨の降り出す前にと、
ヘレボルスの古い葉を剪定するために久しぶりに庭に出てみたら、
イカリソウが鮮やかな色に変身しています。

庭には数種類のイカリソウが植わっていますが、
場所から見ると、これは日本のイカリソウではなく、
たぶんアルジェリア原産の黄色い花の咲く種類だと思います。
春と秋にはブロンズがかった色になるのですが、
こんなに濃いローズ色に変身したのは初めてのことです。

この冬は例年以上に雨ばかりで、
まだそれほどきつい寒波もやって来てはいないのに、
どうしたことでしょう。


ん十年植物と付き合って来ても、庭には不思議がいっぱいです。





学名: Epimedium perralderianum
英名: barrenwort
和名: 碇草、錨草(イカリソウ)

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by lapisland2 | 2014-01-14 04:31 | Perennial | Trackback | Comments(4)

銀杏のインスタレーション?



ヒョウの降った日に、庭の銀杏の葉は大急ぎで散ってしまいました。

でも、数日後の晴れた日に庭に出てみると、
落葉したメギの枯れ枝に銀杏の葉が引っかかって、最後の舞台を飾っていました。




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あらあらイチョウではなく、メギに焦点が合っちゃいましたね。





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しばらくはこのままそっとしておきましょうか。

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by lapisland2 | 2013-11-28 01:20 | Tree | Trackback | Comments(2)

つかのまの黄金色の輝き




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10月末の嵐でモミジはあっけなく散ってしまい、
黄色く染まった銀杏の葉も、色付きながら散って行きます。



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盆栽にするつもりで購入した銀杏の若木を、
知らない間に同居人が庭に植えてしまったものですが、
四年が過ぎて、今では5mを超える高さに育っています。


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銀杏の葉は脂分が多すぎて腐葉土にはなりにくいので、
せいぜいきれいな押し葉にして、
ゲーテのように恋人に贈る詩に添えてみましょうか。
それとも、うすれ行く記憶を留めるために煎じてみましょうか。


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でも、今はただ、つかのまの黄金色を
ひたすら愛でることだけに心しましょう。





2011年の書き込みは→

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by lapisland2 | 2013-11-18 08:46 | Tree | Trackback | Comments(2)

冬を彩るLeucothoe  2.



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Leucothoe 'Curly Red'は、1996年に L.‘Zeblid'から作成された品種で、
クリンクリンとカールした葉っぱが特徴の新しいLeucothoeですが、
その面白い形からここ数年よく出回るようになって来ました。


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                         (画像は、BBCのサイトから拝借)

若葉の頃は淡いオレンジ色ですが、徐々にブロンズ色に変わり、
寒さと共に濃いピンクやダークレッドに染まります。
これも他のLeucothoeと同じく、半日陰の酸性土を好むので、
イギリスでは鉢植えにする方が無難かもしれません。


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こちらでは、ちょうどクリスマスの頃に出回るので、
クリスマス用の寄せ植えにもいいかもしれませんね。
それほど大きくならないので、同じく酸性土を好むシャクナゲなど、
大きなシュラブの株元に植えるのにも適しています。



学名  Leucothoe axillaris 'Curly Red'
英名  Leucothoe、 Dog hobble




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by lapisland2 | 2012-02-19 05:48 | Shrub | Trackback | Comments(0)

冬を彩るLeucothoe 1.




Leucothoeは、冬の庭に彩りを与えてくれるフォリエージの一つです。
今年は暖冬でなかなかきれいな色にならなかったのですが・・・、


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寒波のあと、積もっていた雪が溶けると、
きれいなバーガンディー色に染まっていました。


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Leucothoe には約40種類ほどあって、
自生地はアジア・アメリカ・マダガスカルに渡りますが、
L. fontanesianaは、北米南東部の涼しい渓谷の流れに沿って自生しています。

イギリスでは、いくつかの品種が出回っていますが、
自生地からわかるように、いずれも日陰または半日陰を好みます。
酸性土を好むので、イギリス南東部では少々難しいプランツですが、
日本の土には合いそうですね。

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L. 'Scarletta' は、新芽の頃の印象的な赤い色から、
秋が深まり寒さが増すに連れて、
真紅からバーガンディ色へと変化してゆく葉を、
長く楽しむことができます。
暗く長いイギリスの冬に彩りを与えてくれるプランツでもあります。

そんなに大きくはならないので、小さい庭には貴重なシュラブですが、
成長が遅いので、気の短い人には向かないかもしれませんね。
残念ながら土が合わないので、うちでは鉢植えにしています。
耐寒性はありますが、冬の冷たい風を嫌うので、風の当たらない場所を選びます。
春(イギリスでは5月頃)に咲く、
アセビに似た香りのよい小さな花は、思いがけないボーナスです。

私は、秋・冬の寄せ植えにも小さい苗をよく使いますが、
一緒に植えるものは、同じく酸性土を好むプランツを選ぶようにしています。

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学名  Leucothoe fontanesiana 'Scarletta'
英名  Scarletta fetterbush


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by lapisland2 | 2012-02-18 04:20 | Shrub | Trackback | Comments(0)

メギの紅葉


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イギリスに来てから見直したプランツの一つに、メギがあります。
日本にいた時には、どこにでもある目立たない潅木としか捕らえていなかったのですが、
こちらに来てから,メギのバラエティに富んだ葉色や花、秋のカラフルな実と紅葉・・・と、
四季を通じて楽しめるプランツだと言うことに気が付きました。
鋭いとげがいっぱいなので、
植え場所によっては、泥棒さん除けにもぴったりですしね。

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うちにあるのは、'Rose Glow'で、
ダークパープルに白や淡いピンクの斑が入ります。
新葉の出る頃の斑入りがとてもきれいで、
初夏に小さな淡い黄色の目立たない花をつけます。
秋には赤い実が付きますが、今年は実付きが悪くて、数えるほど。
やはりお日さまが少なかったせいでしょうか。
晩秋には落葉直前に、すばらしいオレンジ色に燃え上がります。

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日当たりから半日陰まで、土を選ばす、丈夫で元気に育ちます。
狭い庭の場合は、落葉性のものは2月に剪定をします。


メギについては、またいつか、改めてご紹介したいと思っています。


学名  Berberis thunbergii 'Rose Glow'
英名  Barberry
和名 メギ(目木)、  別名 コトリトマラズ



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by lapisland2 | 2011-11-30 04:56 | Shrub | Trackback | Comments(0)

森の木陰に咲くアスター



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Eurybia divaricata の葉っぱが、ようやく色付いてきました。
と言うよりは、今年はおかしな天候のせいか、9月からずっとこの状態のままです。
いつもならば、11月になると、もっと紅葉の色を深めるのですけれど。。。
花もとっくに終わっているはずが、まだ咲き続けています。

さて、この小さな白いアスター (White Wood Aster) は、
日本ではほとんど知られていないのではないでしょうか。
こちらイギリスでも、個人の庭でこの地味なアスターを植えているのを
目にしたことはありません。
たまに大きな庭園で見かけることがあるのですが、
このアスターを見かけると、
私の中ではその庭園に対するランク付けがぐんと上がるほど、
地味ではあるけれど素敵なプランツだと思っています。


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花がない時期も十分に楽しめるハート型の葉っぱのきれいな色。
地味ではあるけれど、たくさん集まって咲くと、
星屑を集めたような小さい白い花。
森の中でこの花が一面に咲いているところを想像してみて下さい。
そして、初秋から晩秋にかけて、だんだんと微妙な色に染まっていく紅葉の美しさ。


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それに加えて、グランドカバーとして使うと、
奔放にうねるワイヤーのような黒い茎がなんとも言えず趣があっていいものです。
地味ではあるけれど、野性味に溢れるこのアスターは、
私にとっては、飛びっきりのプランツなのです。
どことなく、日本の山野草のような味わいがあります。


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Eurybia divaricataは、北米東部からカナダ南東部にかけて自生し、
もともとはアパラチア山脈の1200mから1700mの森に生えると言うことですから、
耐寒性も十分にあります。
半日陰だと葉色が濃くなり、
日向だと黄緑色になり、秋の紅葉の色がよく出るようです。
背丈は、植え場所により30cmから 90cmになりますが、
春に20cmくらいに切り戻しておくと、花期を調整すると共に、
葉がよく茂るようです。
乾燥した日陰でも元気に育ち、
アスターで一番厄介なウドンコ病が出ないのもうれしいことです。





学名  Eurybia divaricata (旧名 Aster divaricatus)
英名  White Wood Aster、 Heartleaf Aster




[追記]
White Wood Asterは学名が変わったのですが、
一応アスターに分類しています。

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by lapisland2 | 2011-11-30 03:27 | Perennial | Trackback | Comments(0)

スモークツリーの紅葉



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今年はモミジの紅葉がよくなかったのですが、
スモークツリーも同じで、いい色にはなってくれませんでした。

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紅葉は気温の変化やお天気に影響されるので、
今年のように、冷夏のあと暖かい秋が続くと、
きれいな色には変化してくれないようです。
その上、11月になってからどんよりした空模様の毎日で、
写真を撮っても色がちっとも出てくれなくて、残念。
おまけにかなりのピンボケですねぇ。。。


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by lapisland2 | 2011-11-28 08:32 | Shrub | Trackback | Comments(0)

盆栽になりそこねた銀杏の木

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数日前からの強い風で、銀杏の葉が散り始めています。

この木、実は盆栽にするつもりの苗木だったのを、
いつの間にか同居人が庭に植えてしまいました。
すくすく育って4m近くに。
すっかり盆栽にはなり損ねてしまいました。

これ以上大きくなると困るなあ。。。
と、ため息をつきながら見上げています。



学名   Ginkgo biloba
英名    Maidenhair Tree
和名    イチョウ(銀杏)


     

             GINKGO BILOBA

 東洋から私の庭に委ねられた
 この樹の葉は
 賢者を楽しませる
 謎をかけてくれます
 
 これは 一つの命ある存在が
 己の中で二つに分かれたのでしょうか
 それとも二つが 互いに相手を選び
 一つと思われるようになったのでしょうか

 その問いに答えようとするうちに
 真の意味が分かりました
 あなたは 私の詩から感じませんか
 私が一つでありながら 二つであることを


                    Johann Wolfgang von Goethe (渡辺美奈子・訳)


                    出典:渡辺美奈子「「銀杏」Ginkgo Biloba ゲーテ 」2006
                    http://www.ne.jp/asahi/minako/watanabe/gingo.htm



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by lapisland2 | 2011-11-27 09:36 | Tree | Trackback | Comments(0)

晩秋にきらめくブルーの花



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秋の気配を感じるようになる頃から、
小さなブルーの花をたくさん付けてくれるセラトスティグマですが、
秋が深まって、気温の低下とともに葉っぱの色がきれいに紅葉し、
ブルーの花との対比がとてもきれいになります。


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今年の秋は暖かいので、例年に比べると紅葉はもうひとつですが、
その代わりに長い間きれいな色を保ってくれました。

手もかからず、グランドカバーとしても重宝しています。
日当たりがいいほどきれいに紅葉しますが、
うちの辺りでは、風をさえぎる工夫が必要になります。
4月に、地面すれすれまで剪定をしてやるといいようです。

紅葉する前は、こんな風。


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学名  Ceratostigma Willmottianum ’Desert Skies ’ あるいは 'Palmgold'
英名  Hardy Plumbago


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by lapisland2 | 2011-11-24 03:12 | Shrub | Trackback | Comments(0)