クラブアップルも満開に♪





桜も次々と散り急ぎ、
巷ではクラブアップルの花が満開になっています。
印象的な濃いピンクの花が木全体を覆うように満開になっているのは、
日本的な風情と言うのではありませんが、なかなかいいものです。
クラブアップルにもさまざまな品種があるので、
今の時期は八重桜と共に本当に賑やかになります。




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蕾や開きかけの時が、個人的には最も好きな時期なのですが、
いつも機会を逃して、あっという間に満開になってしまいます。
これは咲き遅れていたまだ若い木についた花を撮ったもの。
たぶん、 'Profusion'ではないかと思います。




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これが満開になったら、どんなに賑やかになるか想像がつきますよね。

クラブアップルは、桜と共にこちらで最も人気のある花の咲く樹木ですが、
秋に姫リンゴのような実をつけてくれるのも、楽しみの一つになります。
機会があれば、また実のなった時の様子を。





学名: Malus  'Profusion'
英名: Flowering Crab

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by lapisland2 | 2014-04-25 19:24 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(6)

純白の八重のさくら



巷では、ワイルドチェリーや山桜が散り始め、
先週あたりから八重桜の季節に移っています。
明日までこのいいお天気が続くとのことで、
例年ならば四月終わりから五月上旬に掛けて咲く八重桜も、
随分早い開花になりました。



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こちらには八重桜の種類も多いのですが、
私が好きなのは、この純白の八重。
遠くから見てたぶん白妙ではないかしらと思っていたのですが、
近づいて見ると花びらがもっと蜜に重なっているようです。
こちらではそう珍しくもなく、よく見られる桜です。



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写真を撮ったこの桜の木は村の教会の横にあって、
毎年楽しみに開花を待っていますので、
桜の季節になると何回も教会まで偵察に出かけます。
咲き始めの頃が好みではあるのですが、
春が駆け足どころか超特急で過ぎて行くこの春、
雑用に追われている間に、一気に咲き進んでしまいました。
でも、このぽってりした花びらの重なりも、
それはそれでまたいいものですね。



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残念なのは、2年ほど前に突然この桜の下にライトとサインボードが設置されたこと。
教会の横は大きな駐車場になっていますので、安全性を考えてのことだと思われますが、
なぜ桜の木の真下に。。。
と、思うのは私が日本人だからでしょう。

英国人にとっては、桜は特別な花ではないので、
小さなカメラを構えて写真を撮る私を、人は懐疑の目で見ながら通り過ぎて行きます。






「さまざまの こと思ひ出す 桜かな」          芭蕉


なんともシンプルそのもので、
五・七・五と指折れば小学生にも作れそうで、
それでいて「そうなのよね。」と、しみじみ納得する句でもあります。

日本人なら、だれにでも桜の思い出があります。





[追記]

学名はたぶん Prunus avium 'Plena'     AGM
この八重のものは'Multiplex', 'Grandiflora' だろうと思われます。
英名は単にDouble White Cherry

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by lapisland2 | 2014-04-18 23:08 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(2)

さくらさくら



彼岸桜や豆桜はすでに葉桜になり、
今はどこもかも山桜で埋め尽くされています。

イギリスには、日本に負けないほどたくさんの桜の木があるのですが、
古い時代に入ってきたものが多いせいか、
山桜や大島桜、枝垂桜、富士桜、大山桜、冬桜などいろいろな種類が見られるので、
染井吉野が多い日本よりも面白いかもしれません。

でも、桜の通り抜けのような並木道は少ないし、
お花見もないのはさびしいですね。
異国の地にいても、
日本人にとって桜は特別の思い入れがある花のように思われます。
その思いは、年とともに深まっていくようで、
桜の花を見ると、なぜか心がそわそわとさざめきます。


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これは、先日の古い庭で見たさくらの花。
品種はわかりませんが、とても可愛いやさしい色をしています。
サトザクラの一種かしらとも思いますが、
花が小さいので違うのかもしれません。


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by lapisland2 | 2012-04-13 08:21 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(0)

絢爛のマグノリア



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ここはいつもの散歩道のひとつですが、
古い庭園の中にあるこの円形のサンクンガーデンは、
かなり昔に作られた庭のようです。
春の嵐の直前に訪れると、ちょうどマグノリアの花が咲き誇っていました。
ピークを過ぎたばかりのようで、まわりには散った花びらが敷き詰められています。

イギリスには大きなマグノリアの木が多いのですが、
ここにあるマグノリアほどの大きさにはなかなか巡り会いません。
サンクンガーデンの一番低い位置に植わっているので、それほどには見えないのですが、
いずれもゆうに高さは10m、枝張りは15mを超えているようです。


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昼下がりの誰もいない古い庭に咲き誇る絢爛のマグノリアは、
かつての主であった公爵の愛でる花だったのかもしれませんが、
今では、この庭に眠る多くの死者たちの魂を慰める花になっています。

そして、その死者たちに混じって、
若くして不慮の死を遂げた息子も、マグノリアを見上げているのかもしれません。

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by lapisland2 | 2012-04-08 00:20 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(0)