春を告げる使者  ブラックソーンの花




3月になりましたね。
北半球の国では、今日3月1日から「気象学上の春」(meteorological spring)が始まります。

日本と同じように、イギリスでも3月1日はまだ寒さ厳しい年が多く、
三寒四温を繰り返しながら、少しずつ五感で感じる春に近づいて行きますが、
それでも「3月」というだけで、なんだか心が浮き立ちます。



イギリスの春の象徴はラッパ水仙だと思われていますが、
それより一足先に春を告げる使者がやって来ることを忘れてはなりません。

春を告げる使者---それは黒い枝に小さな純白の花を咲かせるブラックソーンです。


a0208116_04292480.jpg


この花がポツポツと開き始めるのを合図にして、
足元ではラッパ水仙やプリムラの蕾も頭を擡げ始めます。




先週、病院への行き帰りに、
牧場を囲む垣根に白い花を付け始めているブラックソーンをみつけました。
洪水が引かず、この辺りの牧場や畑もいまだに大きな池になったままですが、
それでも花を付け始めたブラックソーンを見ると、心が緩むのを感じました。
今年は例年より1週間ほど早く花を咲かせ始めたのではないかしらと思います。


a0208116_04295375.jpg


遠くから見ると霞がかかったように見えるブラックソーンの花が、
野も畑も、すべてを白く染めるのももうすぐです。

春は、すぐそこまで来ています。





学名: Prunus spinosa
英名: blackthorn
和名: スピノサスモモ



[追記]

*まだ体調が戻らず、車から降りて写真を撮ることができませんので、
 画像はlifesgrandeurとwikipediaから拝借しています。

*英国の四季、そして生活に密着しているこのプランツについては、
 また詳しく書き込むことがあると思います。



[PR]

by lapisland2 | 2014-03-02 04:42 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(2)