あの日から3年









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          決して忘れないでいること。
                   そして、ただ祈ることしかできないけれど・・・。


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# by lapisland2 | 2014-03-11 08:25 | Trackback

早春の光りにスノードロップも満開に♪




週末から急に気温が上がって、待ち焦がれていた春がやって来ました♪
今週いっぱい高気圧が張り出して、お日さまの輝く日が多いとの予報で、
うれしいこと、この上なしです。

ようやく少しずつ痛みも減ってきて、1ヵ月半ぶりで庭に出ることができました。
庭に出るのも7段の階段を上ると言う傾斜地のために、
2階の窓から眺めるほかなかったのです。


スノードロップが満開になり、早春の光りの中で白い耳飾が揺れています。



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手前のはたぶん、'Atkinsii'、
すぐうしろが八重の花で、奥にちらりと見えているのは普通のスノードロップ。



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'Atkinsii'はいつも真っ先に開き始めるので、今が真っ盛りというところでしょうか。



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大好きな'Magnet'。
うなじのちょっぴり長い所が素敵で、風が吹くとゆらゆら感がとてもいいのです。



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普通のスノードロップはとても小さいですが、
イギリスやヨーロッパの人たちが一番愛でるのは この花です♪
まだ蕾のものも多いので、当分の間楽しませてくれることでしょう。




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これはその八重。


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中はこんな風に。
できるだけ八重の花を避けるようにしているのですが、
スノードロップの八重の可愛さには勝てません。



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ジャパニーズ・パティオの隅っこにも。
黒いジャノヒゲと組み合わせるのも、ちょっと渋いでしょう。




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半日陰にニオイスミレと混植したのは、

葉っぱが茂りすぎてちっともスミレの花が見えないのが残念です。



 


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# by lapisland2 | 2014-03-10 20:47 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

3月の庭仕事




イギリスは、過去250年間で最悪の冬だったそうで、
来る日も来る日も大雨と強風が続き、太陽を見ることもありませんでした。
南部は川が氾濫し、農地も牧場も家屋も浸水状態が続き、
一時は道路の交通手段がカヌーやボートだった地域も多く、
いまだに水が引かず、避難したままの人たちもたくさんいます。

でも、毎日少しずつ日が長くなって、太陽の輝く日も増えて来ました。
鳥たちのさえずりの声もいっそう高らかになっています。

暗い季節に別れを告げ、春を迎える前奏曲が流れてきます。
待ち焦がれていたガーデニングのシーズン到来です♪



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☆春先の剪定の時期ですよ〜!

◎Cornus(dogwoodミズキの仲間)、Salix (willow ヤナギ)、
  hardy fuchsia(耐寒性フクシア)、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、
 Carypteris 、ブデリア(Buddleia davidii) などは、
根元近く(約15cm)でバッサリ剪定する

◎伸び過ぎたクライマーの強剪定をする

◎花が終わったウィンタージャスミンの剪定
 花が咲いていた部分をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの新芽が出ているのを確認したら、
 枯れた花を刈り取り、痛んだ枝や古い枝も剪定する

*イギリスの場合は花の時期が遅いので、3月から4月初めにかけて剪定をする

◎大きくなりすぎたマホニア(ヒイラギナンテン)の剪定
 バッサリやっても大丈夫、すぐに芽を吹いてくる

◎引き続き、夏咲き(6月以降)クレマティスの剪定をする
 一番下の芽のすぐ上で剪定する
 (C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba, 
大きい花の咲く品種)

◎バラの剪定をする
 枯れたり病気にかかっている枝を切る。
 枝の三分の一〜半分まで、外側をむいている芽の上で剪定する

*剪定後、株周りをきれいにしてfish,blood & boneなどの肥料を蒔いて、
 コンポストでマルチングをする

*サッカーが出ている場合は、根元から引き抜く
(切るとまた出てくる可能性があるので、引き抜く方がよい)

◎竹の剪定をする
 古い竹や、曲がった竹を根元から切る
 冬の間に強風で痛んだ枝も切り取る

☆ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする

*トリミングしておかないとwoodyになってしまうので
 毎年必ずトリミングする

☆ヒューシャ(フクシア)やパラゴニウムなどの苗や、
 ダリアやグラジオラスなどの球根を植える

☆1年草の種蒔き (3月から4月にかけて)
 カリフォルニア・ポピー、カレンジュラ(キンセンカ)、
 ヤグルマソウ、ニゲラ、ポピー、リナリア、poached egg plantなど

*できるだけハチやチョウの好む花を選ぶようにする
 (一重でデイジーのような形の花や、筒型の花など)

☆スィートピーの種まきをする(庭に直播する)

☆秋に宿根草の株分けをしなかった場合は、
 土が温かくなった春に株分けをして、すぐに植えつける

☆宿根草の古い茎を根元から切って、新芽が伸びやすいようにしてやる

☆花の終わった春咲き球根に肥料を与える(お礼肥え)

☆ラッパ水仙など春咲き球根の花が終わったら
 花茎を切って種が付かないようにする

*葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆込み合って花つきが悪くなった水仙の株分けをする

☆スノードロップの花が終わったら、込み合っている株はすぐに株分けをして植えかえる

*というのが常識なのですが・・・、
 ウィズリーのガーデナーさんや
 数十年スノードロップを栽培しているナーサリーの人の話では、
 葉が黄色くなる頃まで待ってからやる方が、よく定着するとのこと

☆常緑樹の植え付けと移植

☆樹木やシュラブ、バラ、宿根草、クライマー、ヘッジなどの周りに肥料をばらまき、
 コンポストでマルチングする
 (コンポストの他、バーク、ココシェルなどでマルチングしてもよい)

☆芝生に生えている苔をガンジキでかき出す

☆芝生に肥料を与え、枯れた部分に芝の種を蒔く

☆芝刈りを始める
 (初めの数回はブレードをhighに設定する)4〜5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、
 芝刈り機をすぐに使えるように準備しておく

☆霜や雪の予報が出たら、
 新芽の出ている球根などにフリースをかける

☆柔らかい新芽をS&S(slug & snail)からコパーリングやグリットなどで守る
 暖かくなると同時にS&Sも活動を始めるので、準備を怠りなく!

☆新葉が展開し始める3月は、
 宿根雑草を取り除くのに最適の時期なので、
 根を残さないように掘るか引き抜いて
 Green binに入れるか焼却する

*コンポストには入れないように注意!
 (一年草の雑草は入れてもよい)

☆室内で花が終わったヒヤシンスなどを外に植えつける

☆コチョウランは週に1〜2回水遣りを始め、
 バークコンポストの場合は、同時にオーキッド用の液肥をやる

☆(室内や温室で)花の終わったアマリリスの花を切り取り、
 3〜4ヶ月後に葉が自然に枯れるまで水遣りと施肥を続ける





☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎枯れたマージナルプランツを刈り取る

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる

◎魚に餌を与え始める





☆Wildlife

◎まだ間に合うので、鳥の巣箱をかける
(鳥の種類によって、巣箱の大きさや形、出入り口の穴の大きさが違うので、
 注意する。巣箱を掛ける場所もくふうする)

*巣の出入り口の穴が北か東を向くように掛ける

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

*すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

◎ロビン、スズメ、ブラックバードなど庭にやって来る鳥たちも巣を作り始めるので、
 鳥の巣作りに必要な材料を庭に準備してやるとよい
 
 細めの木の枝や、シュラブの茎、枯れ葉、コケ、柔らかい鳥の羽根、
 藁、ペットを買っている場合は犬や猫の毛、ウールなどなど

*ウールを入れて木の枝にぶら下げられるフィーダーも
 ペットショップやガーデンセンターで売られているが、
 ウールをボール状に丸めて周りに糸を掛け、
 ヒモでぶら下げられるようにするだけなので、
 簡単に自分でも作れるよ。

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 もっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツベリー
 ドライフルーツベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*冬眠中のカタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれるようになる。

 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 *イギリスの場合、鳥たちは冬場に餌がとれなくて死んでしまう場合が多い。
  また種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいるので、
  夏に餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにする。
  3月になってもまだ雪や霜の日も多く、野生のベリーもそろそろ尽きてくるので、
  急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
  そんな朝は庭に餌を撒くのを習慣にするとよい。

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 
*氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのを忘れないようにする!

◎ヘジホグ(ハリネズミ)もそろそろ冬眠から覚めて活動を始めるので、
 キャットフードなどの餌の準備をする 

◎slow wormも冬眠から覚めるので、
 湿った場所を選んで、丸太や刈り取った枝や石などを積んだ場所を作ってやるとよい

*slow wormはヘビではなく、足のないトカゲとでも言えばいいだろうか。
(一見ヘビのように見えるが、まぶたがないのでトカゲの仲間ということになる)
 
http://www.bbc.co.uk/nature/life/Anguis_fragilis 
          (画像をクリックするとビデオが見られます)

*slow wormはS&Sを餌にするので、
 カエルやヘジホグなどと共にガーデナーには大切な援軍

*slow wormは Wildlife and Countryside Act 1981により保護動物に指定されているので、
 殺傷したり、取引に使ったりするのは法律で禁じられている

◎庭や畑の一部に、丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 きちんと片付け過ぎるのはよくない

◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
(pond heater の設置その他)
 小さい池の場合はお湯で氷を溶かす

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→ http://lapisland.exblog.jp/

 


これはイギリス基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

 また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
 庭仕事の時期をずらしてくださいね。


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# by lapisland2 | 2014-03-08 18:51 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(6)

スィートヴァイオレットは早春の香り




3月に入り、少し太陽の輝く日も増えて来ましたが、
朝晩はまだ冷え込みがきつく、
ここ数日も朝は霜で真っ白です。



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そんな中でも、元気いっぱいに花開くスィートヴァイオレット。
こちらでは、野に出れば普通に見かける野草ですが、
庭でもその野生児振りを発揮して、
随分昔に植えた一株が種を飛ばして、階段や敷石の間、両隣の庭にまで領域を増やしています。

寒さにはとても強く、日向では今年も2月中旬には蕾を付けていたようです。
日陰でも元気に育ちますが、日向の方が花付きがよく咲き始めるのも早いようです。
日陰のグランドカバーに持って来いのプランツですが、
増えすぎて困るほどになることも多いので、ご注意を。
花色は白やピンク、淡いバイオレットなどもありますが、
スィートヴァイオレットは、やはりこの普通のスミレ色のが一番だと思います。


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名前の示すように、花は小さいながらとても甘くいい香りがします。
ワーズワースが詠ったのもこのスィートヴァイオレットですね。

A violet by a mossy stone
  Half hidden from the eye!
Fair as a star when only one
  Is shining in the sky.


日本にこのスィートヴァイオレット、つまりニオイスミレがもたらされたのは
明治30年代と言われていますが、
 
「わかやとの菫の花に香はあれと君か菫の花に及ばぬ」

と、正岡子規がニオイスミレを愛でる句を作ったのが明治35年だそうですから、
彼はよほどの花好きか、それともハイカラさんだったのでしょうか。


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学名:Viola odorata
英名:Sweet Violet  English violet
和名:ニオイスミレ





[追記]

花はサラダに散らしたり、ケーキの飾りに使ったり、
砂糖菓子やバイオレット・シロップを作ったり、
葉っぱも若い間に摘んでサラダに加えてマイルドな香りを楽しむことができます。

昔から民間療法としてさまざまな治療に用いられて来たハーブではありますが、
種や根には強い毒性がありますので、素人は手を出さないことですね。




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# by lapisland2 | 2014-03-06 00:32 | Perennial | Trackback | Comments(3)

春を告げる使者  ブラックソーンの花




3月になりましたね。
北半球の国では、今日3月1日から「気象学上の春」(meteorological spring)が始まります。

日本と同じように、イギリスでも3月1日はまだ寒さ厳しい年が多く、
三寒四温を繰り返しながら、少しずつ五感で感じる春に近づいて行きますが、
それでも「3月」というだけで、なんだか心が浮き立ちます。



イギリスの春の象徴はラッパ水仙だと思われていますが、
それより一足先に春を告げる使者がやって来ることを忘れてはなりません。

春を告げる使者---それは黒い枝に小さな純白の花を咲かせるブラックソーンです。


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この花がポツポツと開き始めるのを合図にして、
足元ではラッパ水仙やプリムラの蕾も頭を擡げ始めます。




先週、病院への行き帰りに、
牧場を囲む垣根に白い花を付け始めているブラックソーンをみつけました。
洪水が引かず、この辺りの牧場や畑もいまだに大きな池になったままですが、
それでも花を付け始めたブラックソーンを見ると、心が緩むのを感じました。
今年は例年より1週間ほど早く花を咲かせ始めたのではないかしらと思います。


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遠くから見ると霞がかかったように見えるブラックソーンの花が、
野も畑も、すべてを白く染めるのももうすぐです。

春は、すぐそこまで来ています。





学名: Prunus spinosa
英名: blackthorn
和名: スピノサスモモ



[追記]

*まだ体調が戻らず、車から降りて写真を撮ることができませんので、
 画像はlifesgrandeurとwikipediaから拝借しています。

*英国の四季、そして生活に密着しているこのプランツについては、
 また詳しく書き込むことがあると思います。



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# by lapisland2 | 2014-03-02 04:42 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(2)

チェルシー・フィジックガーデンの Snowdrop Days   その1.



間違って、先に2009年のを入れてしまいましたが、
2008年のフィジックガーデンの Snowdrop Days の様子です。

(これも、東北の某有名M掲示板にメモリアルとして残して頂いている記事から。)



☆2008年2月9日


ポカポカ陽気の土曜日にチェルシー・フィジックガーデンの Snowdrop Days に出かけてきましたので、
寒~い日本のみなさまにほんの少しだけ小さな春の兆しをお届けいたします。
(とは言うものの、東京でのスノードロップ開花時期は1月中旬だったようですね)

今年は暖冬で、かなりの品種がすでに開花を終えていたのは残念でしたが、
春を告げる最初の花をお楽しみくださいね。


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Snowdrop Theatreと呼ばれるひな壇です。
オーリキュラのひな壇飾りがよく知られていますが、
スノードロップもこんな展示の仕方がされるようです。
小さな「雪の耳飾り」が引き立つように、外側はスカイブルーですが、
内側は黒いひな壇にダークブルーのカーテンです。

ちょっと大袈裟にも思えますが、昔のイギリスは今よりずっと寒かったらしいので、
スノードロップを待ち焦がれる気持ちがもっと強かったせいかもしれませんね。
それに「チューリップマニア」のように、「スノードロップマニア」
(言葉はちょっと違って、マニアとは言わないのですが)が流行した時代もあったので、
お金持ちは見せびらかしたかったと言うこともあるかもしれません。

まずは、その雛段の展示の中から。


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Galanthus 'Anglesea Abbey'


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Galanthus 'Blond Inge'


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Galanthus plicatus 'Wendy's Gold '

首の部分が黄色いスノードロップの中では一番ポピュラーな品種。
この手のスノードロップは高価なものが多く、1本1万円なんてのもあります。


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Galanthus 'Brenda Troyle'


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Galanthus nivalis 'Scharlokii'


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Galanthus 'Merlin'


 
上段の方のは逆光で中が暗いのと、人が多くてうまく撮れませんでした。
ひどいピンボケですがいくつか。ご勘弁を!
撮ったものの、画像が流れてしまったものの中に、可愛いのやレアものがあって残念でした。


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Galanthus 'Ginns Imperati'


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Galanthus 'Ophelia'


ガーデンに地植えのものは、もう花が終わってしまっていたものが多くて残念!


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Galanthus 'S. Arnott'


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Galanthus 'Magnet' 


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Galanthus plicatus 'Gerard Parker'

 
名札の見つからないものや読み取れないものもあったのですが、これもご勘弁を。
名札がないとスノードロップの同定というのは、まったく不可能ですよね。


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帰宅してから写真をパソコンに取り込んだら、
この日撮った写真の後半の部分がすべてメチャメチャな画像になっていまして・・・
カメラが壊れたみたいです。
翌日曜日、バッテリーのチャージをしてカードを換えて、
微かな希望を抱きながらスノードロップの秘密の群生地に出かけたのですが。。。
だめでした。(T_T) 


と言うわけで、「スノードロップの白いさざなみ」は、またの機会に。





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おまけ画像はウィズリーの自生地風植栽。たぶん品種はGalanthus 'Magnet'




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# by lapisland2 | 2014-02-28 02:20 | Garden Visit + | Trackback | Comments(4)

大変身のニューサイラン



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ひところグラス類に凝った時期があって、
庭にはありとあらゆるグラスやアーキテクチュアルなプランツを植えていた頃がありました。
前庭もグラスで構成したシャープなデザインでしたが、
このニューサイランはその頃に植えたものです。


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でも、その時植えたのはこんなに大きなものではなく、
コンテナー向きの60~90センチにしかならないという品種でした。
名札が残っていないのではっきりしませんが、
ローズ色にクリームのストライプが入る、
たぶん'Rainbow Sunrise’ではなかったかしらと思います。
大きなタブに数種類のグラスと寄せ植えにして、
数年間はとても鮮やかな色をキープしていました。

すっきりした前庭は、道行く人々も立ち止まって見るくらいだったのですが、
グラス類は環境が合えば、どんどん大きく育ちますので、
そのうちに形は乱れ、いくつかのグラスは種を飛ばして石畳の隙間から生え・・・。
仕方なくグラスは諦めることになり、
ニュウーサイランは、大きくなりすぎて隣から苦情が出ていたニセアカシア・フリーシア
(前住人が植えたもの)を掘り上げたあとに地植えすることになりました。

根っこを制限するものがなくなり、自由を謳歌するようになったニューサイランは
どんどん大きくなり、いつのまにやらストライプは消滅し・・・
気がつくと今のような巨大な怪物に変身していました。
数年前の厳寒の冬も乗り越えて、
ますます意気揚々と天に向かって鋭い剣を突き上げています。


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学名: Phormium tenax / Phormium cookianum
英名: New Zealand flax
和名: ニューサイラン





[追記]

英米のフォーラムなどで、ニューサイランのトピックスが取り上げられると、
必ずと言っていいほど、似たような話が出てきます。
どうやら品種を問わず、いずれは縞が消え巨大化することを考慮に入れて
育てた方がよさそうです。




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# by lapisland2 | 2014-02-23 02:16 | Perennial | Trackback | Comments(8)

チェルシー・フィジックガーデンの Snowdrop Days    その2.




イギリスは相変わらずの嵐で、ここ数日はハリケーン並みの強風も吹いています。
先週からとうとうテームズ川も氾濫して、両岸の町や村も水浸し状態に。
うちから少し南に下ったウィンザーの辺りも、浸水状態の場所が多いようです。
私の住む村も、ふもとの辺りは元々は大きな池でしたので、
村に入る道路の一つは池に戻って、通行止めになっています。
浸水した家もあるのだろうと思いますが、
なにしろ大雨と強風の連続なので、殆ど家から出られない状態です。

暗い話題ばかりのイギリスですので、ちょっと明るい話題を。

毎年2月に開かれるロンドンのチェルシー・フィジックガーデンのスノードロップ・デーも、
ここ数年は雪のために行けず、今年はまた嵐のために行けないので、
2009年の Snowdrop Daysの様子を少しご紹介しますね。
(これは、東北の某有名M掲示板にメモリアルとして残して頂いている記事です。)



☆2009年2月14日

2月14日にチェルシー・フィジックガーデンの Snowdrop Days に出かけてきましたので、
みなさまにほんの少しだけ小さな春の兆しをお届けいたします。

フィジックガーデンは、1673年ロンドン薬剤師協会によって作られた
ロンドンで一番古いガーデンで、様々な薬用植物が栽培されています。
日本で言えば、薬草園と言ったところでしょうか。
そんなわけで、ここではスノードロップも薬用植物の一つとして栽培されています。

この薬草園は冬の間は閉園しているのですが、
スノードロップの時期に二日間だけオープンになります。
大きな庭園に比べると、4エーカーと言うこじんまりした敷地ですが、
100種以上のスノードロップが栽培されているとの事。
(いったいどこに100種も植えてあるのかわかりませんが)

昨年は暖冬だったので、訪れた日(2月上旬)にはかなりの品種がすでに開花を終えていた
のが残念でしたが、今年は反対に寒波の影響で随分開花が遅れているようでした。
自然相手のことは、本当にタイミングがむずかしいですよね。
寒波が緩んで、私が出かけた次の週が一番いいタイミングだっただろうと思われますが、
こればかりは仕方がありません。
春を告げる最初の花を楽しんでいただければうれしいです。


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Snowdrop Theatreと呼ばれるひな壇です。
オーリキュラのひな壇飾りがよく知られていますが、
スノードロップもこんな展示の仕方がされます。
小さな「雪の耳飾り」が引き立つように、外側はスカイブルーですが、
内側は黒いひな壇にダークブルーのカーテンとスカイブルーのタッセルというシックな設えです。
今年は鉢上げする花も開花が遅れたせいか数が少なく、少々寂しい感じです。

ちなみに昨年はこんな風でした。


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スノードロップは、なんと1000種近い品種があるそうで、
花の形や大きさ、グリーンの部分の入り方などそれぞれ微妙に違いがあって
専門家でも名札をなくすとなかなか判別がつかないとのことです。
日本ではそんなに多くの品種を見ることはあまりないだろうと思いますので、
少しご紹介しますね。


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Galanthus 'Javinia'


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G.'Angles Abbey'


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G.'Will Thompson'


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G.'John Gray'


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G.'Lady Beatrix Stanley'


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G.Elwesii'Anglesey'



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G.'Magnet'


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G.'Cordelia'



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G.Gracilis



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G.'Lavinia'



スノードロップ以外の冬の植物も少し。


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Eranthis  (英名 Winter Aconite)
スノードロップと同時期に咲き始めるので、
庭園などでは一緒に植えられていることが多いのですが、
この花が咲くと辺りがパァーッと明るくなるような冴えた黄色です。



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冬の庭には欠かせないChimonanthus Praecox、  日本でもお馴染みの 蝋梅。
香りが何とも言えませんね♪
ここのはかなり由緒ある古い株のようです。


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Garrya
これは冬のシュラブとしてぜひご紹介したいと思いながら、今まで機会がなかったのですが、
ウォールガーデンの壁に這わせてあるのは大きくなると本当に見事です。
ここのは自然のままの樹形ですが、タッセルがとてもいいでしょう。



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こちらも冬の庭には欠かせないCorylus avellana'Contorta' (英名Corkscrew Hazel)。
これも大きくなると曲がりくねった枝振りが渋くてなかなか味わいがありますよ。
秋にはヘーゼルナッツが生ります。


いつも繰り返し書いていますが、可愛い花だけでなく、
そのバックグラウンドになるシュラブや樹木の良さや面白さにも目を向けてほしいと思います。



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ここのメーンはもちろんハーブですが、今はまだこんな状態です。
また夏にでもご紹介できればと思います。


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# by lapisland2 | 2014-02-15 22:29 | Garden Visit + | Trackback | Comments(0)

2月の庭仕事



暦の上では立春も過ぎましたが、
日本は例年よりも寒い冬のようですし、
こちらイギリスは嵐の連続で、春はまだまだ遠いようです。
暗くてうっとうしい2月はまだじっと我慢の月ですが、
少しずつ日が長くなるのを感じる希望の月でもありますね。

庭の片隅ではスノードロップやシクラメンコウム、クロッカスなどの蕾がふくらみ、
冷たい空気の中を蝋梅やマンサクの甘い香りが漂ってきます。

冬篭りの最後の月をのんびり楽しみながらも、
頭の中では、すでに春以降の庭の計画が着々と進んでいる方も多いかもしれませんね。
寒い間にやっておく庭仕事もけっこうありますので、
雪深い地方ではない限り、少し寒さが緩んだ日に少しずつ進めて行くのもいいでしょうね。



『今月の庭仕事』も、ほぼ一巡したので、
書き込みを止めようかどうか考えていたのですが、
私自身のための備忘録でもあるので、補足を付け加えながら書き込んでおくことにします。

ただし、ここ2週間ほど動きの取れないような状態にありますので、
今月はちょっと手抜きで、庭仕事については昨年の書き込みのままです。
Wildlifeについては、新たに書き込みをしています。



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☆引き続き、アームチェア・ガーデニングの季節です。

「1・2月の庭仕事の余りできない間に、
カタログを取り寄せたり、ネット上でカタログを見たりして、
春からのプランを立てましょう」
ということなのですが、
冬の夜長のんびり紅茶やワインを楽しみながら
カタログを眺めて春からの庭作りを考えるのもいいものです

☆種の注文をして、
 窓辺や加熱プロパゲーターで、種まきを始める

☆ダリア、カンナ、ユリ、グラジオラスなどの球根類や
 種、苗などの注文をする

☆引き続き 冬剪定の時期です
 少し暖かい日が続いている時に剪定をする
(2月末までに済ませる事!)

dogwoods、willow、 buddleia、elder バラetc.

◎フロリバンダやハイブリッド・ティーのバラは
 昨年伸びた部分を選定し、全体の形も整える(2月~3月)
(傷んだ枝やクロスしている枝などを、
 全体の半分から三分の二くらいまで剪定
 外向きの芽の上で切る)

◎花の終わったマホニア(ヒイラギナンテン)や
 ウィンタージャスミンの枝を剪定する

◎ウィステリア(藤)の冬剪定は今月中に終える
(ウィステリアは夏・冬と2回の剪定が必要)
 冬は約5cm切る

◎常緑のシュラブや垣根の大きくなり過ぎたものは、
 今の時期に強剪定しておくとよい

◎シモツケソウ、ユキヤナギ、コデマリなどの強剪定をする
(これをやっておくと、コンパクトな株をキープできるのと、
  黄葉のものは発色がいいようです)

◎夏咲き(6月以降)のクレマティスは、
 今月末までに剪定をする

(C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba,
大きい花の咲く品種など)
剪定をしておかないと、上の方にばかり花がつく

*原則は、一番下の芽のすぐ上で剪定するが、
 同じ高さでバサッと剪定せずに、30~100cmの間で
 高さを違えて切っておくと、違う高さに花が付く

◎dogwood はできるだけ根元に近い所で剪定
 強剪定することによって、新しい枝の成長を促し、枝の色も鮮やかになる
 willow やスモークツリーなども強剪定をするか、
 coppicedしたい時は、好みの高さのところで、剪定のこぎりで切る

◎斑入り葉の樹木やシュラブが先祖返り(reversion)していないか
 どうかチェックをして、みつけたら枝元から剪定しておく
 夏に、もう一度チェックをし直す

*落葉するものは、葉が出始めてからチェックする

☆今月後半から3月初めにかけて、
 グラス類や宿根草の古い茎や葉を取り除く
(新しい葉が出てくる前にしておく)

*株の根元でカエルが冬眠をしている事があるので、注意をすること!
(イギリスのカエルは土色をしているので、見逃す事があるので注意する)

☆epimedium(イカリソウ)の古い葉をすべて刈り取る

☆シダの汚い葉や古い葉を根元から刈り込んで、
 周りをマルチングしておく

☆アルカミラ・モリスの古い葉を刈り取って、
 株分けをして植え付ける

☆ヘレボルスの有茎種は、夜間フリースなどで防寒する
 花茎が伸びるものには支柱を立てる

☆引き続き土を耕して、
 コンポストを花壇や菜園に入れる
 (早く種まきをする場所にはシートなどをかけておく)

*苔が生えていたり土が固い場合は、
 表面を少しフォークで耕しておくと
 空気の流通や水はけなどが随分違います

*耕すのが体力的に大変な人は、
 冬の間にコンポストを上に広げておくだけでも随分違ってくる

☆bare root(地掘り苗木) のバラや樹木・シュラブの植えつけは、
 今月中に終わらせること!

☆引き続き小さい木やシュラブなど、移植したいものは今が適時

☆新しく植えた木の支柱がしっかりしているかどうか確認する

☆ユリの植え付けはまだ間に合うので、すぐに植える

☆密集しているスノードロップの株分けをして、すぐに植え付ける

☆春咲き球根の芽が出かけているものの回りに、肥料をばら撒く

☆堀上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように
  (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆急な寒波の到来に備えて、
 いつでも使えるようにフリースの準備をしておく
(カメリアの蕾や花などはすぐにやられてしまうので、注意する)

☆積雪のあと雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!
 (常緑樹やコニファー類)

☆室内で栽培していたヒヤシンスやスイセンなどは
花後に花茎を切ってから、庭に深めに植えつける(7~10cm)
水と液肥を与えて、葉が枯れるまでそのままにしておく

☆ハウスプランツの植え替え

☆温室のある人は、夏花壇用の花の種まきを始める
(スィートピーなど)

☆暖かい日には温室の空気の入れ替を忘れずに!

☆春の気配と共にS&Sが活動を始めるので、
 コパーリングをデルフィニウムなどの株の周りに置いて、
 早めに被害の予防をする

☆球根の芽が出始めたら、
 リスや鳥避けに掛けていたチキンワイヤーを取り除く

☆樹木やシュラブの周りにラビット保護ガードを巻く





☆Wildlife

◎新しい巣箱をかけるのに最適の時期ですよ~♪

すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

◎鳥の巣作りに必要な材料を庭に準備してやるとよい
 細めの木の枝や、シュラブの茎、枯れ葉、苔、柔らかい鳥の羽根、
 藁、ペットを買っている場合は犬や猫の毛、ウールなどなど

*ウールを入れて木の枝にぶら下げられるフィーダー?も
ペットショップやガーデンセンターで売られているが、
ウールをボール状に丸めて周りに糸を掛け、ヒモでぶら下げられるようにするだけなので、
簡単に自分でも作れますので、お試しを。

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*残りもののパンを与える人が多いが、
 冬場は特にもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれますよ♪
 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(既成のものでなくても、鉢の受け皿で十分です)

*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは冬に野生の餌がとれなくなると
 死んでしまう場合が多いのです。
 数年続きの厳冬で、数の減少した鳥も多いようです。
 夏には餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにして下さい。
 特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
 庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから♪

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、感染病が広がることも多いとのことです

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのをお忘れなく!

◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
(pond heater の設置その他)
 小さい池の場合はお湯で氷を溶かす

*冬眠中のカタツムリなどを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる




繰り返し鳥や小動物、虫たちのことを書いていますが、
彼らのヘルプ無しにはオーガニック・ガーデニングはできないのだと言うことを、
いつも心に留めておきたいものですね。





庭仕事はイギリス南東部、特に私の住んでいるロンドン郊外を基準に
書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。
時期については、お住まいの地域によって調整をして下さい。
内容について質問のある場合は、どうぞお尋ね下さい。

なお、畑仕事(野菜やハーブ、果樹)については、
菜園日記  の方に書き込みをしています。





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# by lapisland2 | 2014-02-12 06:00 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(3)

スノードロップ  あともう一歩

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スノードロップは蕾がふっくら膨らんで、あともう一歩というところですが、
昨夜から再びイングランド南部は風速70マイルの強風を伴う嵐の真っ最中で、
すでに各地では停電や洪水、倒木、線路の崩壊などの被害が出ているようです。

何度も被害に合いながらなんとかサバイバルしている人たちのように、
年明けから繰り返しやって来る嵐の中で、じっと堪えて待っているスノードロップも、
きっときれいに咲いて
ちいさな希望の灯りをともしてくれるでしょう。







これは、植え場所から見ると G.'Atkinsii' だったかしら。




[追記]
右下のタグ Galanthus  をクリックすると、今までのスノードロップの様子が出てきます。


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# by lapisland2 | 2014-02-05 19:42 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(6)

ヘレボルスのつぼみ




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年明けに古い葉っぱを切り落としたヘレボルスに、
蕾があがって来ています。



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昨年、株分けをしたり植え替えをした株が多いので、
今年は花が少ないだろうと思いますが、
これも何年かに一度は仕方のないこと。
来年、再来年に期待することにしましょうか。

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# by lapisland2 | 2014-02-01 22:13 | Perennial | Trackback | Comments(2)

シクラメン・コウムの蕾ふくらむ




今週に入ってから少し気温が低くなっていますが、
相変わらず毎日毎日雨です。

今朝のニュースでは、記録史上最も雨の多い1月になったとか。
特に南部がひどくて、年明けからの大雨で村も畑も牧場もいまだに水浸しのままで、
交通手段はモーターボートやカヌーの所も多くあり、
避難したまま家に戻れない人たちもいるようです。



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雨の小降りに、鳥の餌の補給に庭に出ると
いつのまにやらシクラメン・コウムに蕾がついています♪
よく見ると、そっぽを向いて咲いているのが一輪。

今年は例年より少し早いように思います。


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心の中にまで黴が生えそうなうっとうしい日々を過ごしていますので、
こんな小さな発見でも、なんだかほっとして、
こころがあったかくなります。

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# by lapisland2 | 2014-01-30 22:30 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

フロストの朝




この冬は予報がはずれて、今のところわりと暖かい冬が続いています。
でも、明け方は氷点下になることもあり、そんな朝は庭も霜で真っ白になります。



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ヘザーも銀色に。



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ヒメコクリュウ(Ophiopogon planiscapus 'Nigrescens')の黒い葉も、
白く縁取られて、渋さを増しています。



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Sarcococca(スィート・ボックス)に蕾が付き始めています。
もうすぐ冷たい空気の中に甘い香りを振りまいてくれることでしょう。



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残っているカシワバアジサイの葉にも。



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ヒュウーケラのフリルの縁取りや、



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イカリソウの縁にもグレーズがかかって。



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ロンドンプライドのロゼットが、砂糖菓子に見えなくもありません。



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芝生でさえもこうして見ると、なかなかいい感じです。




お昼になる頃には消えてしまう、
つかのまのちょっぴり幻想的な植物たちです。

フロストのかかったこんな庭もまたいいものですね。



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# by lapisland2 | 2014-01-22 19:18 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

思いがけないイカリソウの紅葉


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雨の降り出す前にと、
ヘレボルスの古い葉を剪定するために久しぶりに庭に出てみたら、
イカリソウが鮮やかな色に変身しています。

庭には数種類のイカリソウが植わっていますが、
場所から見ると、これは日本のイカリソウではなく、
たぶんアルジェリア原産の黄色い花の咲く種類だと思います。
春と秋にはブロンズがかった色になるのですが、
こんなに濃いローズ色に変身したのは初めてのことです。

この冬は例年以上に雨ばかりで、
まだそれほどきつい寒波もやって来てはいないのに、
どうしたことでしょう。


ん十年植物と付き合って来ても、庭には不思議がいっぱいです。





学名: Epimedium perralderianum
英名: barrenwort
和名: 碇草、錨草(イカリソウ)

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# by lapisland2 | 2014-01-14 04:31 | Perennial | Trackback | Comments(4)

1月の庭仕事




クリスマスやお正月にご馳走を食べすぎて、
少々体重が増えてしまった方も多いのではないでしょうか。
もうすぐ松の内も明けますので、
そろそろ庭に出て、活動を始める時期かもしれませんね。
冬の間にやっておくべき庭仕事もたくさんありますよ。

とは言うものの、
雪深い地方では冬の間はガーデニングどころではないでしょうね。
イギリスでも年明けから殆ど毎日大雨が降っていますので、
今のところ庭仕事は無理な状態です。
でも、外でガーデニングができなくても、
室内ガーデニングや脳内ガーデニング(=アームチェア・ガーデニング)
という手もありますよ~♪



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☆ アームチェア・ガーデニングの季節ですね

 先月「タネのカタログを取り寄せて下さい」と書きましたが、
 いかがでしょうか。
 まだの方は、お急ぎを!

1・2月の庭仕事の余りできない間に、カタログを取り寄せたり、
ネットでカタログを見たりして、春からのプランを立てましょう。
忙しかった年末年始の後、のんびりとカタログを眺めて、
春からの庭をあれこれイメージするのも楽しいものです。

☆クリスマスツリーのリサイクル

シュレッダーにかけたwood-chip をマルチングに使う

*シュレッダーのない場合は、
ガーデンセンターや自治体でもリサイクル施設があるので利用するとよい

☆夏咲きのダリア、カンナ、ユリ、グラジオラスなどの球根類の注文をする
春蒔きのタネの注文を入れる

☆シュラブやバラの挿し木(hard cutting)は、今月中に!

*hard cutting(硬い枝の部分の挿し木)は成功率がやや低いので、
多めに作っておくこと!

ブデリア、ドッグウッド、タマリスク、ハニーサクル、レンギョウ、
ポプラ、スモークツリー、ホリー、ウツギ類、スパイレア、ウエイジェラ、
ウィロー、Caryopteris, Escallonia ,Viburnum, Abelia, etc.

☆root cutting(根挿し、根伏せ)も今の時期に

オリエンタルポピー、フロックス、エリンジウム、アカンサス、バーバスカムなど

これも簡単ですので、ぜひトライして下さい。

*やり方の詳細は→■http://lapis2.exblog.jp/18936831/

☆地面が凍結していなければ、引き続き土を耕して
 コンポストを花壇や菜園に入れる。

*冬の間にコンポストを上に広げておくだけでも大丈夫。
  後は、ミミズ君たちにお任せしましょう♪

*水はけの悪い所にはグリット(砂利)を入れる
 
*雨が続くようなら、シートでカバーをする。

☆アイビーやバージニア・クリーパーなどクライマーの剪定をし、形を整える

☆ヘレボルスの古い葉を切り取る
(無茎種のものは、葉を切る事によって花茎が素直に伸びる)
 
葉を切った後は、根元を腐葉土などでマルティングしておく

*葉っぱは病気に掛かっている可能性があるので、
  焼却するか市町村の収集するgreen binに入れる
*病気が広がるのを防ぐために、使用後の剪定ばさみは必ず消毒しておくこと!
*ヘレボルスは毒性がきついので、必ず手袋をはめて作業をすること!

◎有茎種のものはボーダーラインの耐寒性のものもあるので、
 夜間フリースなどで防寒する
 花茎が伸びるものには支柱を立てる

☆引き続き winter pruning(冬剪定)の時期です
 少し暖かい日が続いている時に剪定をする

 2月末までに済ませる事!
 
◎落葉樹の剪定
 大きな木の場合は、tree surgeon(樹木医)に依頼する、

*ただし、桜の仲間は落葉前に、マグノリアは夏前に剪定

*モミジや白樺はクリスマスまでに済ませる
 (樹液が流出するのを防ぐため)

◎dogwood や willow、 buddleia、elder、ハニーサクルなどは根元で剪定

◎シモツケソウ、ユキヤナギ、コデマリなどの強剪定をする
(これをやっておくと、コンパクトな株をキープできるのと、
  黄葉のものは発色がいいようです)

◎夏咲き(6月以降)のクレマティスの剪定
 
 C.orientalis、 C.texensis、 C.viticella、 C.vitalba、
 大きい花の咲く品種など

一番下の芽のすぐ上で剪定する

◎ウィステリアの冬剪定
(ウィステリアは夏・冬と2回の剪定が必要)

すべての脇から伸びている枝を剪定する(3cm)
夏に切った枝は5cmの所まで剪定

◎常緑のシュラブや垣根の大きくなり過ぎたものは、
 今の時期に強剪定しておくとよい

☆新芽が出始める前に、グラス類やイカリソウの古い葉を刈り取る

(2月までに終えるようにしないと、新芽が出て来て焦ることになるので、
早めにやっておく方がよい)

☆斑入りの花木のreversion(先祖がえり)した枝を剪定する
 
*落葉性のものは、春になって葉が出てきてから剪定する方がわかり易い

☆背の高いバラは、冬の強風の被害を避けるために弱剪定する
 スタンダ-ド仕立てのバラも、弱剪定をする

☆土が凍結したり水浸しになっていなければ、
 引き続きbare root (地掘り苗木)のバラや樹木、シュラブを
 植えつける (11月~2月まで)

☆小さい木やシュラブなど、移植したいものは冬の間に!

☆堀り上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように。
  (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆積雪のあと雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!
 (常緑樹やコニファー類)

☆樹木の支柱やツリーバンドが的確かどうかを点検する

☆雨や霜が続く時は、できるだけ芝生を踏まないようにして、
 芝生用土(gritty loam-based compost)をドレッシングする

☆宿根の雑草を掘りあげる
 春になって活動を始める前にやっておくとよい

☆冬の間に芝刈り機や剪定ばさみなどの手入れをする

☆塀の塗り替えや木製のガーデンファニチャーにプリザーブ液(保護塗料)を塗る




☆Wildlife

◎そろそろブルーティットなどの鳥が巣作りの場所を
 探し始める頃なので、新しい巣箱をかけるのに最適の時期ですよ♪

すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*残りもののパンを与える人が多いが、
 冬場は特にもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれますよ♪
 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(既成のものでなくても、鉢の受け皿で十分です)

*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは冬に野生の餌がとれなくなると
 死んでしまう場合が多いのです。
 数年続きの厳冬で、数の減少した鳥も多いようです。
 夏には餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにして下さい。
 特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
 庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから♪

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、感染病が広がることも多いとのことです

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのをお忘れなく!


繰り返し鳥や小動物、虫たちのことを書いていますが、
彼らのヘルプ無しにはオーガニック・ガーデニングはできないのだと言うことを、
いつも心に留めておきたいものですね。





★これはイギリス基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

  また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
  庭仕事の時期をずらしてくださいね。)

★畑仕事については、菜園日記の方に書いています。




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# by lapisland2 | 2014-01-11 04:54 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(0)

A HAPPY NEW YEAR    '14




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嵐のクリスマスを経て、大雨で新年を迎えました。
この週末にも再び嵐がやってくるとのこと。

ますます自然は荒れ狂い、人の世も荒みきって、
先の見通しの立たない世界ではありますが、
願わくば、今年もなんとか自然と対話し、土に戯れることのできる年でありますように。








から風の吹けばとぶ屑家はくず屋のあるべきように、
門松たてず煤はかず、雪の山路の曲り形(な)りに、
ことしの春もあなた任せになんむかえける

            めでたさも中くらいなりおらが春          (小林一茶)
 

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# by lapisland2 | 2014-01-02 20:05 | Trackback | Comments(4)

♪  Merry Christmas ♪




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          ☆ *:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚ ☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆


            
                      Merry Christmas


             
                           ☆ *:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚ ☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆
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# by lapisland2 | 2013-12-25 00:00 | Green House/Indoor | Trackback | Comments(4)

初冬に輝く黄金の花



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このありふれたシュラブに「初冬に輝く黄金の花」なんて、
たいそうなタイトルを付けましたが、
これももっと見直されてもいいプランツではないかしらと思います。

イギリスの古い庭園には必ずと言っていいくらいに植えられていますが、
一般家庭の庭では、流行遅れのプランツだとみなされているのか、
年配の人の住む家の庭でたまに見かけるくらいでしょうか。

日本では和風の家の玄関先や街角に植えられて、
その存在に気づく人もいないようなありふれたプランツですよね。



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でも、花が少なくなる秋に咲き始め、年を越してもまだ咲き続ける黄色い花は、
暗いイギリスの冬の庭にお日さまに代わって輝く光を与えてくれます。

拙庭には10月の中旬から年明けにかけて花を付けるMahonia × media 'Charity'、
年が明けてから咲き始めるMahonia japonica、
そして春になってから咲き始める Mahonia aquifoliumと三種類のマホニアがありますが、
花のない時期も強靭で艶のある葉っぱには造形的な美しさがあると思うのは、
私だけなのでしょうか。

耐寒性が強く、場所を選ばず土を選ばず、鋭いギザギザの葉は害虫を寄せ付けず、
大きくなり過ぎたらばっさりと切リ詰めることもでき、
品種によっては見事な紅葉を見せてくれます。
花の少ない時期に虫や蜂に蜜を与え、黒紫のベリーは鳥たちの餌になり、
そして、冬の冷たい空気の中に甘い香りを漂わせます。
背の低いMahonia aquifoliumなどは、垣根に仕立てて泥棒除けにもなります。



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そして、この国でマホニアを育てて発見したもうひとつのボーナスは、
Blue titという小さな鳥がこの花の蜜を大好きだということ。
花が咲く頃には常に5・6羽が群れています。
寒くて凍えるような冬の日に窓の外を見ていると、
花や葉っぱが揺れている時は、必ずこの鳥たちが楽しげに蜜を吸っています。
小さな鳥がトゲトゲの葉っぱに飛び込んで行く姿は、
勇敢でもあり微笑ましくもあります。
他の大きい鳥にはきっと真似ができないことでしょうね。





学名: Mahonia × media 'Charity'
英名: Oregon grape 'Charity'
和名: ヒイラギナンテン(柊南天)




[追記]
Savill Gardenにはマホニアのナショナルコレクションがあり、
他では見られないような美しい葉っぱのマホニアも植わっています。
またいつか紹介できたらと思います。

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# by lapisland2 | 2013-12-19 04:43 | Shrub | Trackback | Comments(10)

花の咲かないツワブキ



花の少なくなる時期に、元気いっぱいお日さま色の花を付けてくれるツワブキは、
日本ではとても貴重な花ですよね。
両親の庭には大きな株がいくつかあって、12月になると毎年たくさん花を付けていました。
そして、花のない時期にも艶々した葉っぱはとても存在感がありました。
母は石蕗の茎で時々きゃらぶきを作っていたことを思い出します。

日本では、どこにでもあると言ってもいいありふれたプランツなのですが、
こちらイギリスではその姿を見かけることは殆どありません。
たまに見かけるとしたら、それは大きな庭園の中にある大温室の中です。
耐寒性はかなりあると思うのですが、
こちらの冬にはどうやら耐えられないのでしょう。

うちにある2種類のツワブキも、
そういうわけで観葉植物扱いです。


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こちらは夏場は地植えにしていますが、
晩秋になると、鉢に植え替えて室内で冬を過ごします。




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こちらは、もう何年も同じ大きさでちんまりと小さな鉢に収まっていますが、
やはり冬には室内に取り込みます。


そして、どういうわけか、どちらもいまだに花が咲いたことがありません。
葉っぱが好きで育てているので、
花がなくてもいっこうに構わないのではありますが・・・、
はるばる遠い日本から運ばれて、
環境が合わない土地で、箱入り娘に育てられて、
花を付けないことで拒絶の意志反応をしているのでしょうか。。。


 「石蕗の
  日陰は寒し 猫の鼻」          酒井抱一
   




学名:Farfugium japonicum
英名:Leopard plant Green leopard plant Japanese silver leaf。
和名:ツワブキ(石蕗)


白い縁取りのは F. japonicum 'Argenteum'

黄色い星斑入りは F.japonicum 'Aureomaculatum' AGM

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# by lapisland2 | 2013-12-11 07:00 | Perennial | Trackback | Comments(4)

師走に咲く三番花


うちの周辺の気候では夏がとても短く、
8月下旬には気温がグンと下がり始めるので、
どの花も三番花まで咲くことはまずありません。
ところが今年はどうしたことか、
三番花どころか、12月に入っていると言うのに、
いまだにチラホラ咲き続けている花があります。
次の冷え込みでどの花も終わってしまう事でしょうが、
その前にいくつかを。



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他のサルビアは、とっくに終わってしまっているのに、
このSalvia royal bumbleは氷点下に何回か遭いながら、
まだ咲き続けています。
(何回撮ってもツートーンに写ってしまうのですが、実際の色はチェリーレッドです。)




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ガウラの白花の方は、9月になってから再び咲き始めました。



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ジェラニウム 'Rozanne'もまだチラホラと。
元気いっぱいわんさか咲いていた頃より、
フウロソウらしいひっそりとした風情があると思いませんか。



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そして、秋になってから花を付けたウズアジサイの中に、
こんな不思議な花が一輪混じっていました。
(普通は、こんなのです→



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そして、ヘスペランサは三番花ではないのですが、
この秋は蕾の上がってくる時期がとても遅く、
先月下旬になってから次々と花を咲かせています。
師走に入ってから花茎を伸ばしているものは、
花を開くにはちょっと遅すぎるかもしれません。


ヘスペランサについての詳細は→

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# by lapisland2 | 2013-12-09 23:30 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

今年もオクテの斑入りヒューシャ





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よその庭の同じヒューシャ(フクシア)に比べると、
毎年遅れて花を付け始める拙庭の斑入りヒューシャですが、
3週間ほど猛暑が続いたというのに、
今年はとんでもなく遅れて咲き始めました。

春先の冷え込みがきつかったことや、春以降もいつまでも低温が続き、
夏の3週間以外は雨ばかりという惨めな天候のせいかもしれません。



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すでに氷点下の日が何回かあったのに、
まだちらほらと花を付けてはいるのですが・・・
今週末にかけて強風とともに気温が下がるとのことなので、
このまま置いておくよりはと、1/3 ほどを切り詰めてフリースを被せました。
コンポストでしっかりマルチングもして、
ゆっくりお休みなさい。

また来年よろしくね。



Fuchsia magellanica 'Versicolor' についての詳細は→


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# by lapisland2 | 2013-12-06 00:02 | Perennial | Trackback | Comments(2)

初冬に燃えるペルシカリア 'レッド・ドラゴン'





すでにイチョウも白樺も落葉して裸木になり、
庭では咲き残りの花や葉がちらほら残っているだけになってきました。
明日はまた風速20マイル以上の強風が吹くとのことなので、
嵐が通り過ぎた後には、いよいよ本格的な寒さがやって来そうです。

その前に、いくつか残っている花や葉を。



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ペルシカリア 'レッド・ドラゴン'は、夏には爬虫類のような葉っぱを広げて
もう一つ好きにはなれないプランツだったのですが、
晩秋になるとすばらしい紅葉を見せてくれることがわかり、
そのためだけに植えていると言ってもいいかもしれません。
雑草のようにかなりアグレッシブなプランツでもありますので、
狭い庭で暴れられると困るので、鉢の中に囲っています。



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暖地ではそのよさを発揮しない煩いプランツかもしれませんが、
寒い地域では秋の色彩を待つ価値はありますよ。
うちではちょっと微妙な色合いに紅葉します。
すでに葉は散り始めていますので、これも週末までの命でしょうか。

すべての葉が散ってしまったら、根元から切り詰めて
春まで休眠に入ります。



そうそう、夏から初秋にかけて咲く小さな花は
爬虫類には似つかわしくないひっそりした風情があります。





学名: Persicaria microcephala 'Red Dragon'
英名: Bistort、Knotweed、 Fleece Flower、 Tovara
和名:
流通名:ペルシカリア

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# by lapisland2 | 2013-12-05 01:05 | Perennial | Trackback | Comments(4)

12月の庭仕事



12月になりましたね。

イギリスではクリスマスの準備、日本ではお正月の準備、
そして、忘年会にクリスマスパーティーと、
今月はあっと言う間に過ぎて行きそうです。

忙しくてガーデニングどころではないかもしれませんが、
ガーデナーにお休みはありませんぞ!

この冬は、日本でもイギリスでも厳しい寒さになるとの予報が出ているようです。
すでに雪が降り始めて、アームチェアー・ガーデニングの時期に
突入してしまった地域もあるかもしれませんが、
雪の降らない地域では、本格的な寒さのやって来る前に、
まだまだやっておきたい庭仕事がたくさん残っています。

11月にやり残してしまったことなど、
少しずつ片付けて新しい年を迎えたいものです。
(と、自分自身に発破をかけております。)



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☆☆「アームチェアー・ガーデニング」の季節始まる

冬の間の楽しみの一つはタネのカタログを眺めることですね♪
まだの方は早めにタネのカタログを取り寄せて下さい。

☆チューリップの球根の植え付けを終える

☆引き続き、落ち葉をclear-upして、腐葉土やコンポストに 

☆引き続き、bedding plantsやハンギングバスケットなどの
終わったプランツを片付ける →コンポストに

*ただし、庭の片隅に枯枝やlogなどを片付けない場所を
必ず作っておくこと!
 (小動物や虫たちの冬眠場所を確保するため)

*黒点病の広がるのを防ぐために、
バラの落ちた葉はそのままにしておかないで処分する

庭のコンポストボックスには入れないように!
市町村の収集するgreen binに入れるか、焼却する

市町村の収集したgreen binの中味は、業者がコンポストを作るので、
家庭で作るコンポストより温度が高いため、病原菌も死滅する

☆半耐寒性のプランツを取り込んだり、フリースなどでカバーをする

☆ホスタなど鉢植えのプランツも枯れた葉を刈り取って、
S&S(ナメクジやカタツムリ)などの害虫が隠れていないかチェックをし、
バークなどでマルチングをする

☆ヒューシャ(フクシア)

◎半耐寒性のものは、温室やシェルターに入れ、
冬の間は枯れない程度に水遣りをする

◎地植えの耐寒性のものは、
葉が落ちたら今年伸びた茎の三分の一を切り詰め、
必要ならばマルチングやフリースをかける。

☆地植えの半耐寒性のプランツ(アガパンサスやPhygeliusなど)も
バークやコンポストでマルチングをしっかりする

☆引き続き、土を軽く耕してコンポストを花壇に入れる。

*冬の間にコンポストを上に広げておくだけで大丈夫。
 後は、ミミズ君たちにお任せしましょう♪

☆winter pruning(冬剪定)の時期ですよ~! 
(2月末までに済ませる事!)

◎落葉性の樹木やシュラブの剪定

*ただし、桜の仲間は落葉前に、マグノリアは夏前に剪定

**モミジや白樺はクリスマスまでに済ませる
  (樹液が流出するのを防ぐため)

◎シモツケソウ、ユキヤナギ、コデマリなどの強剪定をする
(これをやっておくと、コンパクトな株をキープできるのと、
  黄葉のものは発色がいいようです)

◎ウィステリア(藤)も、横から出た枝を3cmくらい剪定する

◎ハニーサクルは、根元で強剪定をしておく

☆斑入りの花木のreversion(先祖がえり)した枝を剪定する
 
*ただし、落葉性のものは春になって葉が出てきてから剪定する方がわかり易い

◎epimedium(イカリソウ)の葉を地面すれすれの所まで剪定する
(2月までに終えるようにしないと、新芽が出て来て
  焦ることになるので、早めにやっておく方がよい)

☆ヘレボルスの葉をすべて根元から刈り取る
     ↓
 株の周りを腐葉土でマルチングしておく

*葉っぱは病気に掛かっている可能性があるので、
  焼却するか市町村の収集するgreen binに入れる

☆土が凍結したり、水浸しになっていなければ、
 引き続き、bare root(地掘り苗木) のバラを植えつける
(11月~2月まで)

1.バラが届いたらすぐに出して、30分ほど水につける
2. その間に穴を掘り、底にコンポストを入れる
3. 接木をしてある部分がちょうど地面の表面に出るくらいの
  高さに植えつけて、穴に土を戻す
4. 周りの土をしっかり踏みしめる
5.水遣りをして、コンポストでマルティングをする

☆背の高いバラは、冬の強風の被害を避けるために弱剪定する
 スタンダ-ド仕立てのバラも、弱剪定をする

☆バラ以外の木やシュラブなどのbare rootも
 今の時期に出回るので、植えつける

*届いたら、すぐにバケツの水につけるのを忘れずに!

☆小さい木やシュラブなど、植え替えをしたい場合は今が適時!

☆引き続きhardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の時期なので、 トライしよう
(willow 、cornus、viburnum、スモークツリー、レンギョウ、バラなど)

☆root cutting(根伏せ)に最適の時期なので、トライしょう
(オリエンタルポピー、シュウメイギク、アカンサス、シーホリー、エピメディウムなど)

☆秋咲きヘザーの終わった花をトリミングする

☆寒さに備えて、ポットの下に煉瓦やpot feetを置く

☆鉢植えのモミジなどは、風の当たらない場所に移し、
  バブルペーパーや麻布などで鉢全体を包む

☆ニューサイランやコーディーラインも葉先を紐などでくくってから、
 フリースなどをかける

☆堀上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように
 (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆強風に備えて壁やフェンスのチェックと強化、
 若木の支柱のチェックなど
(ツリーバンドがきつ過ぎないかもチェックする)
 
☆積雪のあと、雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!

☆春までサボテンの水遣りを止める

☆引き続き、冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る

今の時期、クリスマスやお正月の雰囲気を取り入れるのもいいですね♪

☆ヒイラギなどの実がクリスマスまでもつように、ネットをかける

☆ハウスプランツがたくさん出回る時期なので、室内に飾るとよい

*それぞれのプランツに適した場所を選んで置くのを忘れずに!

☆クリスマスリースやクリスマスツリーの準備

☆温室の掃除と片付けをして、ガラスも酢を入れたぬるま湯で拭く

☆温室のインシュレーションがまだなら、早めに済ませる
(バブルペーパーを張るなど)

*暖かい日には、空気の入れ替えも忘れずに!

☆戸外にある水道栓にバブルペーパーを巻いて、凍結を防ぐ

☆フロスト(霜)でだめになるのを防ぐためにホースなどをシェッドに片付ける

☆ポットやトレーなども洗って片付ける




☆Wildlife

◎シェルターな場所を選んで、庭の木に鳥の巣箱を掛ける
  すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
  ハリネズミやカエル、虫たちの冬眠場所になる

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
  バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、冬場は特に栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、穀類、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、fat ball、mealworm など)

*鳥の種類によって好物が違うので、
  いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれますよ♪
  木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(市販のものでなくても、鉢の受け皿などで十分です)

*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは
  冬に野生の餌がとれなくなると死んでしまう場合が多いとのこと。
  ここ数年の厳冬で種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいます。
  夏には餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにして下さい。
  特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
  庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

  暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
  私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから♪

◎水の補給も忘れずに!
 鳥を庭に呼びたいなら、餌台の設置だけでなく
 水飲み場と水浴び場を作ること!
 常にきれいにして、新しい水に取り替える

*雪や氷が張った時はお湯で溶かしてから、水を補給しておく


★毎月繰り返し、鳥や小動物、虫たちのことを書いていますが、
  彼らのヘルプ無しにはオーガニック・ガーデニングはできないのだ
  と言うことを、いつも心に留めておきたいものですね。




☆池の管理

◎引き続き、池に落ちた落ち葉を取り除く

◎魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
  (pond heaterを設置したり、テニスボールなどを水面に浮かべておくとよい)

◎池に直径10cm位の土管などを沈めて、魚の隠れ場所を確保する

◎水温が7度以下に下がったら、魚に餌を与えるのを止める

◎ポンプをクリーニングして、片付ける

◎鳥が水を飲めるように池の縁の氷を溶かしておくのも忘れずに



★これはイギリス基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

  また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
  庭仕事の時期をずらしてくださいね。)

★畑仕事については、菜園日記の方に書いています。


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# by lapisland2 | 2013-12-01 20:59 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

初冬に咲くまるいぼんぼりの花




初冬の庭に、ファツヘデラとヤツデの花が咲いています。
毎年木々の落葉が始まる頃に雪洞のようなちいさな丸い蕾をつけて、
霜が降りてもなんのその、冬の光を受けて元気いっぱいです。


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ファツヘデラの新葉は霜が降りると真っ黒になってしまいますが、
つぼみは寒さに耐えて、花を開きます。




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そして、ヤツデの花もファツヘデラと前後して、咲き始めます。
暖冬の年には春まで残った黒い実は鳥たちのご馳走になります。
(空に向かって伸びたつぼみは天を見上げて撮ったので、変な写真になりました。)



派手な花ではありませんが、冬の訪れと共に咲き始める花は、
人々の心の中にもちいさな雪洞を灯してくれます。
(私は開いた花よりも蕾の間が好きなのですけれどね。)




少し暖かい日にでも、この花を見かけたらじっくり観察をしてみてください。
不思議がいっぱいのこの花にきっと魅入られることと思います。


それにしてももっと不思議なのは、
こんなに寒い中、蜂も虫も冬眠に入ってしまったのに、
交配するのはいったい誰でしょう。





以前に書いた
ファツヘデラについての詳細は→
ヤツデについては→


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# by lapisland2 | 2013-11-28 01:54 | Shrub | Trackback | Comments(10)

銀杏のインスタレーション?



ヒョウの降った日に、庭の銀杏の葉は大急ぎで散ってしまいました。

でも、数日後の晴れた日に庭に出てみると、
落葉したメギの枯れ枝に銀杏の葉が引っかかって、最後の舞台を飾っていました。




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あらあらイチョウではなく、メギに焦点が合っちゃいましたね。





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しばらくはこのままそっとしておきましょうか。

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# by lapisland2 | 2013-11-28 01:20 | Tree | Trackback | Comments(2)

この冬最初のウィンタージャスミン




今週に入ってから氷点下の気温が続き、数日前には金平糖大のヒョウが降りました。
スコットランドではすでに雪が降り、うちの周辺でも霜の降りる日が多くなっています。

木々も落葉を急ぎ、いよいよ冬の到来のようです。
そして、ヒョウの降った日に、この冬初めてのwagtailが庭に姿を見せてくれました。
これからの長くて暗い冬の日々を慰めてくれる冬の鳥たち。
遠くシベリアやスカンジナビアから渡って来る鳥たちもいます。
葉を落とした樹木や花たちは、たっぷりとコンポストの布団を被って休息の季節になりますが、
代わりに庭は鳥たちで賑わうようになります。

植物たちの世話人は、鳥たちの世話人に早代わりです。





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庭ではウィンタージャスミンがひっそりと可愛い顔を見せました。


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# by lapisland2 | 2013-11-24 05:07 | Climber | Trackback | Comments(2)

つかのまの黄金色の輝き




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10月末の嵐でモミジはあっけなく散ってしまい、
黄色く染まった銀杏の葉も、色付きながら散って行きます。



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盆栽にするつもりで購入した銀杏の若木を、
知らない間に同居人が庭に植えてしまったものですが、
四年が過ぎて、今では5mを超える高さに育っています。


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銀杏の葉は脂分が多すぎて腐葉土にはなりにくいので、
せいぜいきれいな押し葉にして、
ゲーテのように恋人に贈る詩に添えてみましょうか。
それとも、うすれ行く記憶を留めるために煎じてみましょうか。


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でも、今はただ、つかのまの黄金色を
ひたすら愛でることだけに心しましょう。





2011年の書き込みは→

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# by lapisland2 | 2013-11-18 08:46 | Tree | Trackback | Comments(2)

秋庭にフリルが可愛いネリネちゃん





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雨や強風で倒れかけていますが、
今年は11月になってもまだネリネが咲き残っています。



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南アフリカ原産のネリネには約30種類ほどあり、
さまざまな色の、きれいな花を咲かせるものが多いのですが、
残念ながら、イギリスで外に地植えのできるネリネはこのNerine bowdeniiだけだと
言ってもいいかもしれません。
(正確には N. bowdenii と N. undulataですが、出回っているのは N. bowdenii の方です。)

ちょうど花が少なくなる頃に咲き始めるので、
寂しくなった秋の庭を彩ってくれるとても貴重な花になります。
色はピンクの濃淡が殆どですが、他に白花もあります。

耐寒性はありますが(-15℃まで耐えられるとのこと)、
秋から春まで雨の多いイギリスでは、
南向きの日当たりのよいシェルターな場所で、
できるだけ水はけのいい場所(gritをたっぷり入れてから植えつける)を選ぶようにします。
冬にはしっかりマルチングをして保護をしてやります。

花は気温が下がり昼が短くなる9月から10月に掛けて咲き、続いて葉も出てきます。
春に球根の首が土の表面から見える程度の深さに植えつけます。
一度植えつけたら移植しない方がよく増えるようです。
窒素分の多い肥料を与えると、葉ばかりが茂るのでご注意を。

学名のNerineはギリシャ語の 'Nereis'(水の精)にちなんでいますが、
ネリネはイギリスではネリーンと発音されます。
Nerine bowdeniiは1903年にCornish- Bowdenによってイギリスにもたらされたので、その名がついています。




学名: Nerine bowdenii     AGM
英名: Bowden Cornish lily、 Cape flower
和名もしくは流通名:ネリネ、

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# by lapisland2 | 2013-11-15 04:32 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

ちょっと遅咲きのシクラメン




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庭の片隅に今頃になって花を付けているオクテのシクラメンを見つけました。
いつも花と葉が一緒の写真を撮り損ねてしまうので、遅まきながら。。。

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# by lapisland2 | 2013-11-14 20:46 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(8)

宿根草のRoot cutting (根挿し、根伏せ)



オリエンタルポピーのRoot cuttingのやり方について質問がありましたので、
宿根草の場合のやり方について書いておきます。





*Root cutting(根挿し、根伏せ)は、プランツが休眠状態の期間にします。
   (秋の中頃~初冬までの間)

*宿根草の場合は、ヴァーバスカムやオリエンタルポピーなど太い根をもつ
 プランツに適しています。

*このやり方の利点は、仮に親株が病害虫に犯されていても、
 新たに作る新株には影響がないことです。
 (例えば、フロックスはよく病気に掛かりますが、Root cuttingをしておいて、
 親株を処分することもできますね。)
 もう一つの利点は、かなり大きい新株を作ることができます。

[準備するもの]

カッターナイフ、ポット、cutting compost (挿し木用土)、grit (園芸用の細かい砂利)、
わり箸、名札、
(発芽したあと:ポット+potting compost)


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(RHSの 'Encyclopedia of Gardening'から)
*画像の手順の番号と書き込み文の番号は異なります



1.病気に掛かっていない元気な株を掘り上げて、根についた土を洗い落とす

2.太めの若い元気のある根を選んで株元から切り落とす
  (採る根の分量は、親株の根の1/3以下に押さえること!)
 
 *親株はすぐに植え直す

3.太い根を持つプランツの場合:鉛筆くらいの太さのものを選ぶ
                     5~10cmの長さに切る

  *上部は水平に切り、下部は斜めに切る
  *剪定ばさみではなく、鋭いカッターナイフなどを使って切ること

4.ポットに湿らせたcutting compostを入れて、
  根の斜めに切った方を、上部が土の表面と同じか少し出るくらいの所まで挿しこむ
  (あらかじめ、箸などで穴を開けておくこと!)
  
  4cmくらいの間隔をあけて、1つのポットに何本か挿す

5.土の表面を1cmのgritで覆って、ラベルを付ける

6.根付くまでポットをコールドフレームに入れる

7.翌春発芽したら、個々のポット(potting compost使用) に植え替えて水やりをする

8.そのままポットで育て、翌年定植する
  (あるいは、その年に定植する)




☆細い根の場合の方法

  細い根をもつプランツでも、Root cutting ができるものもあります
 
*ジャパニーズアネモネ、カンパニュラ、フロックスなどは、
  根が細すぎて垂直に挿すことはできないので、平らに並べる方法をとる


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                            (最初の画像の右下*印のようにトレーを使うことが多いが、
                            ない場合はこの画像のような浅めのポットを使用するとよい)
                            (画像はgardnersworldcomから拝借)



*細い根を持つプランツの場合:7~12cmの長さに切る


1.長方形のトレーにcutting compost を入れてしっかり押さえる

2.挿し木用の根を2.5cm間隔に並べて、上からコンポストをかぶせて軽く押さえる

3.土の表面をgrit(園芸用の細かい砂利)で覆って、ラベルを付ける

  以下は同じ手順




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# by lapisland2 | 2013-11-09 04:59 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(5)