5月の庭から  1.





「一日の中に四季がある」と言われるくらいに、変わり易いイギリスの天気ですが、
その言葉通り、このところ雨が降ったかと思うと次の瞬間には晴れ間が覗き、
ホッとしている間もなく、一点俄かに掻き曇り・・・と言った毎日が続いていました。
数日前には、それに激しいヒョウが加わって、
地植えにしたばかりの苗や出たばかりの新芽をだめにしてしまいました。

でも、そんな目まぐるしい天候にもかかわらず、
日を追うごとに新緑の色は鮮やかになり、
植物たちは少しずつ初夏への準備を始めているようです。

と、ここまで書いて・・・
昨日はマイナーな手術を受けたので、少なくとも1週間は動けない状態になりました。
皮肉なことに、昨日から天候が一変し、真っ青な空に太陽が輝いています。
週末までこのすばらしい五月晴れが続きそうなのですが、
私自身はまたしばらく庭仕事もできそうにありませんので、
ここ1~2週間ほどの庭の植物たちの様子を。



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咲き乱れていたクレマティス・モンタナもその勢いが衰え始めています。
ちょうどその頃庭の片隅でひっそり咲き始めるこのクレマティスですが、
大き目の花にしてはぼかしのピンクなので、きつい感じにはなりません。




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ブルネラに大きな葉が出始めているので、
そろそろ花も終わりになりそうです。




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スモークツリーにもようやく葉っぱが出て来ました。
ちっちゃな蕾もすでにできているようですね。
晩秋にバッサリ切ってもらったので、下半分が枯れこんでしまいました。
やはり早春に剪定すべきだったと、後悔しています。




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今年はセイヨウカナメモチの花がにぎやかです。



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モックオレンジも葉が広がり、蕾が付いています。





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ノルウェー・メープルはオレンジ色の芽吹きから
鮮やかな黄緑色に変わりつつありますが、まだ半分ほどしか葉を開げていません。





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一番奥のワイルド・エリアの藤は冬場に強剪定をしたのですが、
届かない高い所に花がたくさん。


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# by lapisland2 | 2014-05-15 20:31 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

日陰で弾けるティアレラ 'スプリングシンフォニー'






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春になっても暗い日の多いイギリスですが、
ティアレラ 'スプリングシンフォニー'は、
そんな庭に弾けるような明るさを与えてくれるプランツの一つです。

ヒューケラやヒューケレラは、葉っぱのために植えていますが、
このティアレラは、花のために植えていると言ってもいいくらいです。

蕾の開きかける頃が楚々とした感じで好きなのですが、
今年の春は暖かいので、あっという間に花が開き切ってしまいました。
でも、咲き始めの頃よりももっと白に近い淡いピンクになるので、
開き切った姿もまた可愛いものです。



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今年は例年以上に雨続きの冬だったので、
根腐れを心配していましたが、大丈夫だったようです。
ティアレラの方がヒューケラよりも湿潤に強いせいかもしれません。

弱点は、ホスタやヒューケラ、ヒューケレラと同じく、
S&S軍団の餌食になりやすいことでしょうか。




学名: Tiarella cordifolia 'Spring symphony'



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# by lapisland2 | 2014-05-11 08:09 | Perennial | Trackback | Comments(2)

くねくねハシバミにも小さな葉っぱ出現





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冬の間、くねくね曲がる枝を寒風にさらしていた
くねくねハシバミにもようやく小さな葉っぱが出始めました。



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放っておくと、4mx4m程の大きさになってしまいますので、
相方のナンチャッテ ジャパニーズ・パティオの小山では、
この10年間90cmx90cmに保っています。
大型盆栽のつもりなのでしょうか。



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なぜかもう一本、クライマーに仕立てているものがあり、
夏にはボロ雑巾のような大きな葉っぱが、
小さな道具小屋に覆いかぶさるようになります。



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へーゼルナッツと同じ仲間なので、秋にはへーゼルの実が付きますが、
強剪定をしているせいか、残念ながら収穫は殆どありませんね。


広い庭で大きく育てると、
冬の姿はファンタジーの世界にでも迷い込んだような
おどろおどろしいものがあり、それもまた面白いものです。




学名: Corylus avellana 'Contorta'     AGM
英名: Corkscrew hazel


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# by lapisland2 | 2014-05-10 07:18 | Tree | Trackback | Comments(2)

「リラ冷え」の季節に咲くライラックの花



樫の木も少しずつ小さな葉っぱを広げ始めています。
雨の日が続いているので、新緑の鮮やかな色がなおさら目にしみるようです。
朝晩はまだ冷え込む日も多く、「リラ冷え」の言葉を実感する季節ですが、
散歩の途中の家々の庭には、ライラックの花が溢れるように咲き誇り、
甘い香りが漂ってきます。


拙庭でも半月ほど前から白いライラックの花が一足早く咲いていますが、
先週辺りから紫色のライラックが咲き始めました。
蕾の時の濃い紫色が好きなのですが、
残念ながら花が開くにつれて、
その名の通り、ライラック色に変化してしまいます。



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三分咲きの頃。




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七~八分咲きの今は、こんな色に。
これが満開になると、もっと明るいライラック色になってしまいます。





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蕾の頃は、かなり濃い紫色。


いつものように、赤から青、紫に欠けての色はどうもうまく写ってくれませんね。
残念ながら、肉眼で見るような色は出てくれません。



学名:  Syringa vulgaris (品種名は不明)
英名:  Lilac
和名:  ムラサキハシドイ(紫丁香花)
流通名: ライラック、リラ




[追記]
この家に越して来た時、小さな庭にはなぜか8本ものライラックの木が生えていて、
しかもその殆どが大きくなる種類のライラックだったので、庭のかなりの部分を占めていたのですが、
白とライラック色を1本ずつ残して、後は伐採してもらったという経過があります。

そのあとに土を盛って、今は相方がJapanese Pateoの小山に作り変えていますが、
10年以上経っても伐採あとから毎年ひこばえ(蘖)がたくさん出てきます。
可憐な花からは想像もつかないほど、ライラックはタフな植物のようです。
よほどの広い庭でない限り、大きくなる種類のライラックを植えるべきではないでしょうね。


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# by lapisland2 | 2014-05-09 21:09 | Shrub | Trackback | Comments(6)

5月の庭仕事



ブナ林が鮮やかな新緑の色に染まり始め、
芽吹きの遅い樫の木にも小さな葉が出始めています。
雑木林の下にはブルーベルの海原が続き、ほのかに甘い香りが漂ってきます。
庭ではライラックの花が満開になり、
鳥たちの夜明けのコーラスも最高潮になって来ました。

夏が来るまでにやっておきたい庭仕事はいっぱいありますが、
庭仕事の手を休めて、鳥のさえずりに耳を傾けながら
お茶を楽しむ時間も忘れないようにしたいものです。

でも、お茶を楽しんでいる間にも、あれこれやることが目に付いて、
ついつい剪定ばさみを手に立ち上がってしまうのが
ガーデナーのどうしようもない習性かもしれませんね。



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☆花木の剪定

◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする
Choisya, Chaenomeles, Berberis, ピラカンサ、レンギョウ、
ヤマブキ、Flowering currant, etc.etc.

◎常緑の垣根の剪定

◎花が終わったクレマティス・モンタナやアルマンディの伸び過ぎた蔓を剪定する
古くなった株は強剪定をしてやるとよい
マクロペターラやアルピナも、花後に根元から25cmくらいに切り詰めておく
 
☆'Chelsea Chop'の時期なので、適する宿根草は今月後半に剪定をしておくとよい
 ( Helenium 、Phlox paniculata、Echinacea purpurea、
   Anthemis tinctoria 、Sedumの大きくなる品種のもの etc.)

*伸びている長さの半分に切り詰めておくと、花の咲く時期は少し遅くなるが、
 花付きがよくなり、コンパクトな株になる

*「チェルシーフラワーショー」の開かれる頃にやるので、この名で呼ばれている

☆セダムはチェルシーチョップとは別に、
伸びている茎の半分ほどを根元から間引いておくと、
夏以降の株の乱れを防ぐことができる

☆バラのサッカーを取り除く

☆水仙やチューリップなど春の球根花が終わったら花茎を切り取る
葉は切らずに自然に枯れるまでそのままにしておく

☆花の終わった球根へのお礼肥えを忘れずに 
(葉が枯れるまでに済ませる)

☆種まきで発芽した苗や、挿し木をしたものを外に出して慣らす

☆外に直播した1年草を間引く

☆耐寒性1年草の種蒔きは5月上旬までに済ませること

☆2年草の種蒔き
オネスティ、フォックスグローブ、ウォールフラワー、ストックなど

☆来年のための宿根草の種まき

☆カンナやダリアなどは、霜の降りる危険がなくなったら外に植える

☆4月に引き続きヘレボルスの花茎切りをする
 種を付けたままにしておくと、
 株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、花茎を地際から切る

*有茎種は花茎が黄色く枯れ始めてから切る事!

☆今月中にヘレボルスにカリ分の多い肥料を与える

☆バラに肥料を与えてコンポストでマルチングをする。

☆垣根やシュラブの根元にも肥料をばら撒く

☆ユリに肥料を与えて、マルチングをする

*リリービートルの活動が活発になるので、注意をすること!

*リリービートルの被害のある地域では、被害が広がるのを避けるために、
 鉢植えのユリを買わない、友人から株を譲り受けないなどの注意が必要!!!

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
専用の肥料を与える(+iron sequestrene)

*私は、+毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポストを
根元にドレッシングしています
(これは、石灰分の多いイギリスの場合で、日本では必要ありません)

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆花が終わりかけたワスレナグサは、タネを撒き散らす前に抜き取る

*もし残したい場合は数株だけそのままにしておく

☆宿根草に支柱を立てる

☆芝生の雑草取り
芝生に窒素を多く含んだ夏用の肥料を与える


★病害虫に注意!!!

◎ユリやフリティラリアにつくlily beetleに注意!

これにやられると、葉っぱも花芽もボロボロにされますので、要注意!

葉の間に隠れていますが、真っ赤な色で見つけやすいので、
見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はありません。
黒い汚いものに包まれた幼虫にも注意!

lily beetleについての詳細は、『4月の庭仕事』を参照のこと

◎バラのblackspot, aphids,leaf-rolling sawflyなどに注意!

leaf-rolling sawflyとその被害

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                                (画像は、frickr.comから拝借)

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                                (画像はrhs.org.ukから拝借)


◎そろそろslug & snailの被害が出てくるので、防御の準備を怠らないように!!!

ギボウシなどは一晩で筋だけになってしまいますよ!
(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

*オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
 いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
 オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!

*Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
 こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に
 害があります。

*病害虫についてはイギリスと日本とでは違いますので、
 そのつもりで読んで下さい




☆池の管理

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎気温が上昇してくると、急にblanket weed やdockweed が増えるので
すぐに取り除くようにする

◎新しく水生植物などを植えるなら、今が時期ですよ
(日本とは少し植え方が違うので、質問のある方はどうぞ。)

◎大きくなりすぎたスイレンなどの株分け

◎スイレンに付くwater lily beetleと幼虫に気をつけて、
 見つけ次第取り除く

◎半耐寒性の植物(熱帯性のスイレン、ホテイアオイ、パピルスなど)を池に戻し、
 カラーなども外に植える

◎新しく魚を池に入れたい時も、今が時期です

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がってくるのでわかります)
 初めは2日に1度の割りで数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめるおく

◎子供のいるお宅は、池にネットをかけるのを忘れずに!
 猫が魚を取るのを防ぐためにも!

*でも、カエルやnewtの出入り口を必ず確保してくださいね!♪
 (newtは、見た目はちょっと気味が悪いですが、
 カエル同様ガーデナーのよき友ですので、大切に♪)

*イギリス在住の3種類のnewtはこちら→
  (クリックすると、画像が大きくなります)




☆Wildlife


◎今月は常緑の垣根の剪定の時期だが、
 剪定の前に必ず鳥が巣作りをしていないかどうかを確かめてからやること!

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特にこれからの時期は、雛が生まれるので注意が必要

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→



☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。



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# by lapisland2 | 2014-05-06 05:00 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(7)

さいたさいた~ 




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♪さいたさいた~ ちゅうりっぷのはなが~♪

チューリップは春に欠かせない花ですが、
残念ながら、うちでは小さな原種チューリップと鉢植えだけです。



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こちらに来た頃に、当時の日本では見られないようなさまざまなチューリップに出合って、
チューリップ・マニアよろしく植えまくりました。
毎年100球は植えていたと思います。
3月から5月まで途切れることなく、次々とチューリップが咲くように
さまざまな組み合わせを考えて植えつけていました。
花友やご近所さんからも喜ばれていたのですが・・・。

馬鹿でしたねぇ。
冬が雨季のようなこの国ではチューリップの殆どが1年草扱いであることや、
ウィルスにやられることが多いと言うことを知らなかったわけです。
浅はかな『過ぎたるは猶及ばざるが如し』の典型的な例になりました。





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そんなわけで、チューリップは植えっ放しにできる原種と
いくつかの鉢植えだけになってしまいました。

色とりどりのチューリップは、庭園や公園で愛でるものと決めてしまうと、
それはそれですっきりしたものです。
だらりと伸びただらしない花後の葉っぱを、後生大事に残しておく必要もなく、
面倒な球根の堀上げもないのですから。




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この春は、秋に球根を買い損ねてしまったので、
年明けにガーデンセンターの残り物を植えた鉢植えが一つだけ。
なかなかチューさんが芽を出さず、ウォールフラワーが盛りを過ぎる頃に花芽が上がって来ました。



水浸しの冬だったせいか、原種でさえも消えてしまったものがあります。



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# by lapisland2 | 2014-05-05 23:37 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

はっぱふみふみ 羊歯の芽吹き




雨の日が続いているので、
ホスタと共に雨の好きなシダたちが、元気に芽吹き始めています。



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庭のあちらこちらでとぐろを巻いたり、鎌首を持ち上げて背伸びをしながら
春を謳歌しているようです。




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子供の頃からなぜか苔と羊歯が好きで、
小学生の頃から山に出かけては、苔や羊歯の観察をしていました。
机の引き出しの中は、宝物のメンコやビー玉などといっしょに、
苔の標本や羊歯の押し葉がいっぱいで、
女の子の引き出しとはまるっきり違うものでした。





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おとなになっても、苔好き羊歯好きは潜在的に残っているようで、
狭い庭には集めたわけではないのですが、
20種類以上の羊歯たちが住み着いています。




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ようやく冬の眠りから覚め始めた羊歯たちのようすですが、
まだ眠りが覚めない羊歯も隠れているようです。 

今のところまだ小さな葉が出始めたばかりなので、
ヘジホグの小屋やら、猫よけの金網やら、イリゲーションホースやらが丸見えで
見苦しい限りですが、
広がった葉っぱの下にすっかり隠れてしまうのも、もうすぐです。


もう少し葉っぱが展開するようになったら、
また写真を撮ることにしましょうか。


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# by lapisland2 | 2014-05-02 02:15 | Perennial | Trackback | Comments(0)

はっぱふみふみ ホスタの芽吹き




イースターの頃から再び雨の日が続いているイギリスでは、
ホスタやシダたちが、葉っぱを広げる準備を始めています。

残念ながら、雨が好きなのはホスタやシダだけでなく、
一足先に冬眠から目覚めたS&S軍団もすでに活動を始めており、
ホスタのお出ましを今か今かと待ち構えています。
またまたS&S軍団との勝ち目のない戦いが始まるのかと思うと気が滅入りますが、
地球を破壊することだけに命を賭けている私たち人間よりも、
彼らの方が自然の中ではずっと重要な働きをしていることを思うと、
負け戦も諦めがつくと言うものです。

ホスタたちも、彼らの餌食になることで命を全うすることでしょう。
私たちも、せめて死んだら屍が何かの命の糧になることを望みながら。
とりあえず、ホスタの芽吹きでも愛でることにしましょうか。




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ちょうどホスタの芽吹きが始まる頃に、
桜が散り始めますので、庭中に花びらが散らかっています。



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ホスタのほとんどが今こんな状態。



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このの品種は芽が出始める頃、見事な濃い紫色になります。
写真ではその色が出ないのが残念。




もう少し葉っぱが展開したら、S&S軍団にすっかりやられてしまう前に、
また写真をとることにしましょうか。




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# by lapisland2 | 2014-04-30 07:02 | Perennial | Trackback | Comments(0)

威風堂々? フリティラリア・インペリアリス



水仙の季節が終わりになる頃、
フリティラリア・インペリアリスが茎を持ち上げ、
ぐんぐん伸びて、とさかのように生えた天辺の葉っぱの間から
下向きに釣鐘型の花をぶら提げます。
「皇帝の冠」の名に恥じない大きくりっぱな花を咲かせますが、
うちの庭では、この威風堂々とした「皇帝の冠」は、
花を咲かせる前に思いがけない敵に出会うことになります。

冬眠から覚めて、土の中から這い出した悪党リリービートルと、
未来の皇帝となるべし伸び盛りの若い皇太子は、
ちょうど同じ時期に遭遇するという、最悪な状況に陥るのであります。

バイモ属最大の家系を保つペルシャの皇帝一家も、
残念ながらユリ族に共通する弱点を持ち合わせており、
この小さな赤い宿敵、リリービートルには勝ち目がありません。
いまどきの若者と同じく背丈はあるものの軟弱な体は
冬眠明けの腹をすかせたリリービートルの食欲には太刀打ちできず、
衣はボロボロにされ、戴冠式に被るはずであった王冠は、
無理やり引きちぎられて、無残な姿を残すのみになります。

何人かの皇太子のうち、衣は剥奪されながらも
最後まで戦い抜いて、無事に戴冠式を迎えた唯一の若き皇帝の晴れ姿を
ご照覧あれ。




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どこからか、ファンファーレの音が聞こえてきませんか。





学名: Fritillaria imperialis
英名: Crown Imperial、Crown on crown、Royal crown flower
和名: ヨウラクユリ(瓔珞百合)





[追記]
シェイクスピアの『冬物語』から

The Winter's Tale (4.4.133-50)


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                                                            (画像はact-for-artから拝借) 



Now, my fair'st friend,
I would I had some flowers o' the spring that might
Become your time of day; and yours, and yours,
That wear upon your virgin branches yet
Your maidenheads growing: O Proserpina,
For the flowers now, that frighted thou let'st fall 
From Dis's waggon! daffodils,
That come before the swallow dares, and take
The winds of March with beauty; violets dim,
But sweeter than the lids of Juno's eyes 
Or Cytherea's breath; pale primroses 
That die unmarried, ere they can behold
Bight Phoebus in his strength--a malady
Most incident to maids; bold oxlips and 
The crown imperial; lilies of all kinds,
The flower-de-luce being one! O, these I lack,
To make you garlands of, and my sweet friend,
To strew him o'er and o'er!


シェイクスピアの時代には、
リリービートルは英国には潜入していませんでしたから、
「皇帝の冠」は、華やかに咲き乱れ、
パーディタが讃える春の花たちの一つになったことでありましょう。



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# by lapisland2 | 2014-04-26 03:33 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

クラブアップルも満開に♪





桜も次々と散り急ぎ、
巷ではクラブアップルの花が満開になっています。
印象的な濃いピンクの花が木全体を覆うように満開になっているのは、
日本的な風情と言うのではありませんが、なかなかいいものです。
クラブアップルにもさまざまな品種があるので、
今の時期は八重桜と共に本当に賑やかになります。




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蕾や開きかけの時が、個人的には最も好きな時期なのですが、
いつも機会を逃して、あっという間に満開になってしまいます。
これは咲き遅れていたまだ若い木についた花を撮ったもの。
たぶん、 'Profusion'ではないかと思います。




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これが満開になったら、どんなに賑やかになるか想像がつきますよね。

クラブアップルは、桜と共にこちらで最も人気のある花の咲く樹木ですが、
秋に姫リンゴのような実をつけてくれるのも、楽しみの一つになります。
機会があれば、また実のなった時の様子を。





学名: Malus  'Profusion'
英名: Flowering Crab

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# by lapisland2 | 2014-04-25 19:24 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(6)

春のクレマティス



今日は久しぶりの雨になりました。
ここしばらく青空と日差しを楽しむことができましたが、
そろそろお湿りがないと、庭も畑も乾き切っています。

庭では、クレマティスが咲き始めています。

昨年は不在で花を見なかったこともあり、
庭のクレマティスの中で数箇所、何を植えたのか思い出せないものがありました。
(いやはや、年には勝てませんねぇ。何でもすぐに忘れてしまいます。)
「まあいいや。どちらに転んでも・・・。」というわけで、
蔓の半分ほどを強剪定したものが、
春になって「しまった~!」ということに。

思い出せなかったうちの二つは、アルピナでした。

でも、剪定しなかった残りの半分になんとか花を付けてくれましたので、
きれいなブルーの色を楽しんでいます。



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Clematis alpina 'Helsingborg'






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Clematis alpina 'Blue Dancer'



[追記]
アルピナの剪定は、伸びる場所がある場合はしなくてもいいのですが、
場所が限られている場合は、花後すぐに少しだけ剪定します。
(Pruning Group 1)


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# by lapisland2 | 2014-04-20 20:11 | Climber | Trackback | Comments(5)

純白の八重のさくら



巷では、ワイルドチェリーや山桜が散り始め、
先週あたりから八重桜の季節に移っています。
明日までこのいいお天気が続くとのことで、
例年ならば四月終わりから五月上旬に掛けて咲く八重桜も、
随分早い開花になりました。



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こちらには八重桜の種類も多いのですが、
私が好きなのは、この純白の八重。
遠くから見てたぶん白妙ではないかしらと思っていたのですが、
近づいて見ると花びらがもっと蜜に重なっているようです。
こちらではそう珍しくもなく、よく見られる桜です。



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写真を撮ったこの桜の木は村の教会の横にあって、
毎年楽しみに開花を待っていますので、
桜の季節になると何回も教会まで偵察に出かけます。
咲き始めの頃が好みではあるのですが、
春が駆け足どころか超特急で過ぎて行くこの春、
雑用に追われている間に、一気に咲き進んでしまいました。
でも、このぽってりした花びらの重なりも、
それはそれでまたいいものですね。



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残念なのは、2年ほど前に突然この桜の下にライトとサインボードが設置されたこと。
教会の横は大きな駐車場になっていますので、安全性を考えてのことだと思われますが、
なぜ桜の木の真下に。。。
と、思うのは私が日本人だからでしょう。

英国人にとっては、桜は特別な花ではないので、
小さなカメラを構えて写真を撮る私を、人は懐疑の目で見ながら通り過ぎて行きます。






「さまざまの こと思ひ出す 桜かな」          芭蕉


なんともシンプルそのもので、
五・七・五と指折れば小学生にも作れそうで、
それでいて「そうなのよね。」と、しみじみ納得する句でもあります。

日本人なら、だれにでも桜の思い出があります。





[追記]

学名はたぶん Prunus avium 'Plena'     AGM
この八重のものは'Multiplex', 'Grandiflora' だろうと思われます。
英名は単にDouble White Cherry

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# by lapisland2 | 2014-04-18 23:08 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(2)

エリスロニウムは春の妖精




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日本のカタクリと同じ仲間のErythronium‘Pagoda’の花が咲き始めました。

昨年は私が不在だったために何の世話もしなかったせいか、
今年は花が随分小さく、色も淡いように思います。

日本のカタクリのようにピンクの花をつけるエリスロニウムも
どこかにあるはずなのですが、今年は見かけていません。
なにしろ、姿の見えないものはないものとみなす輩が同居していますので、
エリスロニウムのようなスプリング・エフェメラルのプランツは、
大きな足で踏み潰される危険が大きいのです。



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可憐な小さな花には似つかわしくない大きな葉っぱを付けますが、
それは見ないことにいたしましょう。
エリスロニウムの仲間は22種類ほどあるそうですが、
このパゴダは最も育てやすい品種だと言われています。



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うつむいてクルリと反り返った花びらをつける可愛い花は、
派手ではありませんが、「春の妖精」の資格は十分ありますよね。




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最もいい植え場所は自然の生育場所と同じように、落葉樹の下になります。
コンポストや腐葉土をたっぷり入れて、
湿り気があってかつ水はけのいい土を作ってやるといいですね。

エリスロニウム の球根(または根塊)は乾燥を嫌うのと傷みやすいので、
ポット植えのプランツを購入するのが一番です。
タネから育てる場合は、花が咲くまでに3~5年は掛かると思います。

S&Sの被害に合うので、対策をとる必要がありますし、
ユリ科の植物なので、リリービートルの被害も出るかもしれません。




学名: Erythronium ‘Pagoda’     AGM
英名: Dog’s-tooth violet、 trout lily
流通名: キバナカタクリ(黄花片栗)

 


[追記]
スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)というのは、
早春に花をつけ、葉を広げて、夏までに地上部が枯れて地下に潜ってしまうプランツのこと。
ヨーロッパでは、ブナ林の林床を彩る春の花です。
エリスロニウムだけでなく、ブルーベルやウッドアネモネ、Eranthis、Trilliumsなどもそうですし、
日本では、カタクリの他にイチリンソウ属の花、エンゴサク、
フクジュソウやセツブンソウなどがそうですね。



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# by lapisland2 | 2014-04-17 08:03 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

ワイルド・チェリー   英国式お花見





ここ数日、青空の広がるすばらしいお天気が続いています。
鳥たちのさえずりが一日中聞こえる庭で、
お茶をしながらのお花見もなかなかいいものです。




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と言っても、こちらには染井吉野は少ないので、
お花見の相手はヨーロッパ自生のワイルドチェリーで、
隣との境にあるこの木は、手まりの形に真っ白な花を付けます。





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日本の桜に比べると優雅さには欠けますが、
野生的なたくましさがあるように思います。
桜好きにとっては、これはこれでまたいいものです。





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学名:  Prunus avium
英名:  wild cherry 



[追記]

*ワイルドチェリーは、25mもの大木に育ちます。
花後にできるベリーは鳥たちにとっては、大のご馳走ですが、
木が大き過ぎて人の口には入らないですよね。
でも、こちらのサクランボはこのワイルドチェリーを改良した木に生るものだそうですよ。

** 普通に「wild cherry」と言う言葉が指す桜はさまざまあるようで、
例えばイギリスのワイルドチェリーとアメリカのワイルドチェリーでは、違う桜になります。
隣との境にあるこの桜も、雑木林の縁に生えているものとは花の付き方が違うので、
交雑種かもしれません。
この木はまだ10mくらいの若い木なのですが、
それでも花は高い位置にあり詳細をコンデジで写真に撮るのは難しい状態です。
こんな狭い庭に植えるべき桜ではないのですけれどね。

こちらの桜については、もっと勉強の必要あり。


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# by lapisland2 | 2014-04-15 03:51 | Tree | Trackback | Comments(2)

春爛漫 クレマティスにも蕾が・・・



      

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そろそろクレマティスの蕾が上がって来ました。
暖かいせいか、これも例年よりは早めです。


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# by lapisland2 | 2014-04-13 18:00 | Climber | Trackback | Comments(2)

にぎやかな春の庭から



今年は格別に春の過ぎて行く速度が早くて、
巷ではすでにワイルドチェリーに混じって、さまざまな園芸種の桜も満開になり、
もう八重桜さえ咲き始めています。
そこにレンギョウや山吹の花、雪ヤナギも咲き乱れて、
まさに百花繚乱の季節になって来ました。
例年よりは、すべてが2~3週間早いような気がします。



庭でも写真を撮る前に次々と花が咲き急ぎ、
木々やシュラブの葉が展開し始めています。



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ホスタも尖がった芽吹きを見せたかと思ったら、気の早いのはもう葉っぱが開き始めています。
雨続きで例年よりも暖かかった今年の冬は、
S&S軍団にとってはさぞうれしい冬だったことでしょう。
すでに被害はあちらこちらで見受けられ、
これからの長い彼らとの戦い(そして諦めと共存)の季節が始まろうとしています。



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このフリティラリアも、実は足元の辺りはすでにボロボロ状態です。
何本かは蕾も齧られてしまったのではないかしら。。。



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花期の長いムスカリはまだまだ元気一杯で、あちらこちらにのさばっています。



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今の時期に、植えもしないのにのさばっているものと言えばワスレナグサですが、

可憐な花はちっとも邪魔にはならないので、
花が終わる頃に来年のために少しだけ残して、あとは抜くようにしています。



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お邪魔と言えば、こちら。
賑やかに咲くヤマブキは、こちらの気候に合うのかどこにでもあります。
そして、レンギョウと同じく、なぜかこの国では楚々とした姿にはならず、
逞しいことこの上なし!
何年か前に根こそぎ抜いたはずなのに、またこの通り。
秋に、樹木医さんにばっさりやられたのにもかかわらず、賑やかなことです。



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もう一つの困ったさんは、これ。 ご存知ボケの花。

前の住人が植えたものですが、落ちた実からすべてが発芽するようで、
見つけ次第抜いてはいるのですが、手に負えません。
白花の方は、2回植えて2回とも冬越しができなかったと言うのに、
この派手な色のは、元気いっぱいです。



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うれしいお邪魔虫と言えば、フラワリング・カラントですが、

これは、鳥が運んで来てくれたようです♪
蕾の頃のもう少し濃い色の時が一番好きなのですが、
うっかり見逃してしまったようで、開いてしまいました。



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蕾のままで長い冬を越したスキミアも満開になっていますし、



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アセビも花を付け始めています。



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木やシュラブの根元では、プリムラのやさしい黄色い花がそっと春を謳歌しています。
派手な園芸種のポリアンサスよりも、
プリムローズと呼ばれている地味な自生種の Primura vulgarisや、



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カウスリップと呼ばれるP.verisの方が、好みです。


さまざまな色が交じり合って、なんとも賑やかな庭の色合いですが、
再び巡ってきた生命を表すうれしい色ですね。



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# by lapisland2 | 2014-04-13 04:16 | 四季の庭 | Trackback | Comments(2)

水仙の季節続く



枝垂桜はすでに葉が出始めて、
雑木林の縁や道路脇には自生のワイルド・チェリーが満開になっています。
日本の山桜のように白い花ですが、少し花の付き方が違っています。
そして、この頃になると、カエデの木々に蕾がたくさん付いて、
ちょうどライムグリーンのサンシュユが咲いているように見えます。
新緑になる前の一番好きな時期ですが、残念ながら写真を撮る機会がなくて・・・。



庭では、第一弾の水仙たちが終わって、
第二弾の水仙へとバトンタッチをしています。



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八重のRip van Winkleは小さくて可愛い花ですが、
咲いたかと思うとすぐに終わってしまうのが残念ですね。



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街では黄色いラッパ水仙の花はすでに終わってしまいましたが、
うちでは日陰の場所が多いので、まだ咲き続けています。



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Tete a teteも、日陰にあるのはまだ元気に咲き続けています。



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たぶん、N.cyclamineus 'Warbler'。



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随分昔に植えたWinston churchillですが、今年は半月ほど早く咲き始めています。
うしろにはオウゴンシモツケや、黄色い花の咲くイカリソウ、黒葉ヒメリュウキンカなど。


大好きなThaliaはあちらこちらに植えていて、ちょうど満開になっているのですが、
2日続きの雨で倒れてしまって写真が撮れないでいます。


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# by lapisland2 | 2014-04-09 07:28 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

4月の庭仕事




昨年の今頃はまだ夜間は氷点下の日が多かったことを思うと、
今年はグンと早く春爛漫になりました。

巷では山桜が満開になり、枝垂桜やその他の桜、クラブアップルなども咲き始めています。
こちらにはソメイヨシノは少なく、山桜や大山桜系の桜が多く、
自生のワイルドチェリーも加わって、八重桜が開き始めるまでは、白花が中心になります。
でも、そこに枝垂桜の淡いピンクや、濃いローズ色のクラブアップルが加わると、
とても見事な色合いになります。
日本では、桜と言えばどこに行ってもソメイヨシノばかりで、
きれいではありますが、変化がなくて面白みがないと思うのは、私だけでしょうか。


話を庭仕事に戻して、
4月はお天気が変わりやすく、気温差も激しい月ですので、
天気予報をチェックして、大切な花や新芽を傷めないようにしましょうね。
一気に春がやって来ると、庭仕事も忙しくなりそうです。




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☆春の剪定の時期ですよ~!

今の時期の剪定は株の形を整えたり、枝の成長を促進します

◎花が終わったレンギョウやFlowering currantsの剪定
 伸びている枝をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの剪定は、
 新芽が出ているのを確かめてからやるとよい

*H.arborescensの品種(アナベルなど)は、
   根元からばっさり強剪定する

◎Cornus(dogwood サンゴミズキなど)、Salix ( ヤナギの仲間)、
  耐寒性フクシア、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、Caryopteris(ダンク) 、
 ブデリア 、スモークツリー などは、根元近くで剪定する

◎ Cape fuchsiaの枝の剪定、
  ウィンタージャスミンの伸びすぎた枝を剪定して、支柱やなどに結わえる

◎シュラブ・ローズ(R.glaica、rugosa、 damasku 、gallica、 bourbonなど)の
 剪定をする

*古い枝は根元からカットバックする
*枯れた枝や交差している枝などを取り除く
*元気な枝の3分の1くらいまでを剪定する
*元気なサイドシュートは2~3芽の所まで剪定する

剪定後、完熟堆肥やバークでマルチングをする

◎ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする(株全体の上部三分の一くらい)

 *毎春これをやっておかないと、株が乱れ花つきも悪くなる

☆シダ類の新しい芽が出やすいように、古い葉を刈り取る

☆プリムラやパンジーなどの花がら摘みを忘れずに

☆花が終わったプリムラの株分け

☆ホスタの株分け

☆耐寒性宿根草の株分け
(フロックス、アスター、へメロカリスなど)

☆スノードロップの花が済んだら、すぐに株分けをして植え替える

☆ラッパ水仙など秋植え球根の花が終わったら花茎を切り取る
 葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆花が終わったヘレボルスの花茎切り
 種を付けたままにしておくと、株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、
 花茎を地際から切る

*有茎種は花茎が黄色くなってから切る事!

☆ヘレボルスの植え付けと植え替え
 落葉樹の下で、夏に明るい日陰になる水はけのよい場所を選ぶ
 株をやや深めに植え付ける

☆暖地では春植えの球根やチューバーを植えつける (4月後半以降)
 ダリア、グラジオラス、ネリネ、クリナム、アルストロメリア、
 アガパンサス、アシダンセラ、カラー、リリーなどなど

*フロストに備えて、いつでも掛けられるように
 フリースの準備をしておくこと!

*温室でポット植えにして、あとで外に出してもよい

☆耐寒性1年草の種まきをする
   コーンフラワー(矢車草)、ニゲラ、ナスタチウムなど

◎スィートピーの種まきも、この時期になると南部では直接直播できる

 *最初にウィグワムや支柱を立てておいてから根元に種まきをする方がやり易い

 *芽が10cmくらいになったら、指でピンチングをしておくと
  枝分かれして、たくさん花を付けてくれる

☆新しく宿根草を植えるのにも最適の時期

 *奇数の株(3株とか5株)を一箇所にまとめて植えるようにすると、
  庭中に点々と違う花が咲いてファシーな感じになるのを防げる

 *植えつけたあと、たっぷり水遣りをしてから、
  ガーデンコンポストでマルチングしておく(約5cm)


☆ヘレボルスやフォックスグローブ、アクィリジアなど株の周りに
 こぼれダネが芽をふいていたら、鉢上げして育て秋に地植えにする

☆デルフィニウムやルピナスの芽が出てきたら、さし芽に使える

☆暖かくなるとデルフィニウムなど急に成長するので、
 支柱の準備を早めにする

☆クライマーの新芽が出始めたら、トラリスやフェンスなどのサポートに結わえる

☆土の準備を始める   
 シュラブの間の土を耕して5月後半のsummer bedding の準備をする

☆花の終わった球根へのお礼肥えを忘れずに

☆夏に花を付けるシュラブに肥料を与える

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
 専用の肥料を与える

*私は、そのあと毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポスト(酸性土)を
 根元にドレッシングしています

*これは、日本では必要のない作業です(石灰分の多い地域だけ)
 マルチングする場合も普通のコンポストやバークでよい

☆秋から春の間の雨で流れ出てしまった栄養分を補うために、肥料を入れる
 ( blood fish and bone など)

☆木やシュラブの周りをコンポストやバークなどでマルチングをする

☆ハウスプランツの植え替え

☆霜情報に注意し、手近にフリースなどを準備しておいて、
 半耐寒性のプランツにすぐにカバーが掛けられるようにしておく

☆リリービートルが活動し始めるので、見つけ次第手で獲って処理する
 (成虫、幼虫ともに葉や蕾・花を食い荒らすので注意すること!
 見つけ次第、テデトール。
 幼虫はベタベタして汚いので紙などを使ってしごき取る)


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                       (幼虫は、この黒い汚いものの中に隠れている)


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                    (うっかり見逃していると、またたく間にこうなる!!
                           もっとひどい場合は、茎だけに!!!)

*ユリ科の植物は、すべて被害にあうので注意!!!
          
☆いよいよS&S軍団(slug & snail)の活躍する時期になるので、
 準備を怠らないようにして被害を少なくする
(トラップ、コパーリング、砂、grit、卵の殻、ワセリンなどなど)

*ホスタは鉢植えにする方が被害が少ない




☆芝生の手入れ

1.冬の間に芝生にはびこった苔や枯れた芝をガンジキでかき出す

2.その後、水はけを良くするためにフォークを入れる
 (水はけが悪い場合には、フォークを根元まで突き刺して、
 できた穴にグリットや砂を入れると良い)

3.タンポポなどの宿根雑草を抜き、芝の枯れた部分にローム土を入れて
  芝の種を蒔いて、たっぷり水遣りをする

4.芝生のエッジをきれいに刈り取る

5.4月から5月初めにかけて肥料を与える

6.芝刈りを始める
  (初めの数回はブレードをhighに設定する) 4~5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、芝刈り機をすぐに使えるように準備を怠りなく!

*4月は新しく芝生を敷くにもいい時期です



☆温室作業

◎半耐寒性のプランツの種まき(温室のない場合は窓際で)
 発芽してある程度大きくなったら、それぞれポット植えにする

◎温室に取り込んでいた半耐寒性ヒューシャ(フクシア)が芽を吹いてきたら、
 古い枝を根元から剪定する→芽が伸びてきたらピンチング
(ピンチングをした部分は挿し芽に使える)

◎ヒューシャや非耐寒性植物の苗を植えて、
 ハンギングバスケットの準備をする

◎ eucomis (パインアップルリリー)やベゴニアなどをポット植えにする

◎カンナはヒーターを入れた温室でポット植えにして、6月に戸外に出す

◎鉢植えのシクラメンの水遣りを減らす




☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
 ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
 池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がって来るのでわかる)
 初めは2日に1度の割りで、数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎大きくなったスイレンの株分けをする

◎新しいスイレンや水生植物などの導入をする

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる




☆スプリング・クリーニング

◎芝刈り機の手入れ、その他の園芸用具の手入れ

◎pathやpatioなどの掃除

◎温室のガラスやフレームをきれいにする




☆Wildlife

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特にこれからの時期は、雛が生まれるので注意が必要

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
   すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
   プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 
◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠から覚めて活動を始めているので、
 キャットフードなどの餌の準備をしてやるとよい
 
◎slow wormも冬眠から覚めて活動し始めているので、
 湿った場所を選んで、丸太や刈り取った枝や石などを積んだ場所を作ってやるとよい

*slow wormはヘビではなく、足のないトカゲとでも言えばいいだろうか。
(一見ヘビのように見えるが、まぶたがないのでトカゲの仲間ということになる)
 
 http://www.bbc.co.uk/nature/life/Anguis_fragilis 
  (画像をクリックするとビデオが見られます)
 リンクがうまく行かない場合があるので、サイトアドレス書いておきます。

*slow wormはS&Sを餌にするので、
 カエルやヘジホグなどと共にガーデナーには大切な援軍になる

*slow wormは Wildlife and Countryside Act 1981により
   保護動物に指定されているので、
 殺傷したり、取引に使ったりするのは法律で禁じられている

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→ 
 

★☆追加など書き込む可能性があるので、時々見直してくださいね
 
これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
ご自分の住まれている地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。


[追記]

* 画像の桜はたぶんワイルド・チェリー。

* リーリービートルの画像は、
  rhs、 missuribotanicgarden、21stcenturynaturalist、 oakleafgarden のサイトから拝借

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# by lapisland2 | 2014-04-06 20:23 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(0)

芽吹きの季節




昔、大好きだった写真絵本に『ふゆめがっしょうだん』というのがありました。
長新太が、絵ではなく文を書いています。
冬の間、寒さに縮こまりながらエネルギーを蓄えて、
じっと春を待っている木々の冬芽をユーモラスな写真に撮った本ですが、
楽しい絵と愉快な文がいい具合に調和して、
繰り返し開いても飽きることがありません。



そして、春がやって来て。
じっと寒さを耐えていた冬芽たちの芽吹きの季節が始まります。

不思議なのは、それぞれの木がそれぞれの体内時計を持っているかのように、
ぴたりと自分の芽吹く時を知っていることです。
どれ一つとして同時に芽吹くものがないようにみえることです。

「もういいかい」
「まあだだよ」


そしてずぅっと見張っていても、一瞬目を離した隙に、
それはいつのまにかはじまっていて、
人はただの一度も芽吹きを目撃できないでいます。



庭の「はるめがっしょうだん」のメンバーをいくつかご紹介。



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くねくねハシバミの芽や。



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 Larchと呼ばれる唐松の仲間も。



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死んだかと見えた「生きている化石」メタセコイヤも、
しっかり生きていました。



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モミジの仲間はまだ明け方の夢を見ていますが、



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中には慌て者もいます。



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いつの間にやら、モックオレンジは芽から葉に。



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セイヨウカナメモチは、Red Robinの名に恥じない
朱の芽吹きを見せて伸びています。





「ふゆめがっしょうだん」は、
次々と「はるめがっしょうだん」に変身しています。

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# by lapisland2 | 2014-04-03 02:58 | 四季の庭 | Trackback | Comments(7)

春を告げる小さな青い花




日曜日に時計の針を1時間進めて、サマータイムが始まりました。

寒の戻りはあったものの、春は駆け足でやって来ているようです。
すでに彼岸桜も半分散って、葉桜になりかけています。

街ではレンギョウが満開になり、黄色いラッパ水仙と共にどこもかも黄色く染まっています。
春一番の黄色い花は、長く暗い冬を過ごした私たちに、
新しい生命の復活を感じさせてくれます。


でも、ちょっぴり天邪鬼の私ですので、庭の中で春を告げる青い花を探してみました。
黄色い花も、青い花があってこそ際立つと言うもの。
そして、その逆もまた然り、です。




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青い星を散りばめたChionodoxaや、



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隅っこでうつむき加減に花をつける Scilla sibirica。
私はどちらかと言うと、空を仰いで目を見張っているチヨちゃんよりも
うつむき恥らうシラーさんの方が、好みです。



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ワスレナグサよりもちっちゃな花を付けるBurunneraや、




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ピンク混じりの青い花を咲かせるPulmonariaも。




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そして、元気いっぱいの青い土筆の坊や ムスカリや、




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日陰でひっそり咲き始めるAnemone blandaも忘れてはなりません。




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そうそう、貧相になってからが可愛いヒヤシンスも、ね。

(頭でっかちの、甘すぎる香りぷんぷんヒヤシンスは、
フェイクそのもので、余り好きになれないでいます。
肥料も与えず、2・3年過ぎて背丈も花つきも貧相になった頃が、
アイ・アイ・アイと叫ぶのにふさわしい本来のヒヤシンスの姿でしょうか。)




こうやって青い花を並べてみると、
春の庭には寂しすぎて・・・、
黄色い花がほしくなりますね。


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# by lapisland2 | 2014-04-01 02:11 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

その後の Hacquetia



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小さいけれど印象的な花として以前にご紹介したことのあるHacquetia。
  (以前の記事はこちらで→


あの記事を書いた前の年に、
夏に乾燥し過ぎる前庭から裏庭の今の場所に植え替えをして、
無事に根付いたのでうれしくて書き込んだのでしたが、
あれから2年が過ぎて、なんとか細々とサバイバルしてくれているようです。



見えていないものは、記憶からすっかり消し去るのが大得意の相方が一緒に住んでいますので、
葉が消えてしまう球根や、小さなHacquetiaなどは危険がいっぱいなのです。
キツネや猫よりもずっと大きい足でいつ踏みつけられるか、掘り返されるか、
わからないのですから。
小枝を挿したり、白い砂利を撒いたり、対策をとってはいるのですが、
毎年かなりのプランツが被害に合います。

文句をつけると、
「英国の庭では、サバイバルできるものだけが生き残るのだ~!」という、
いつもの迷文句で煙にまかれてしまいます。

私が庭に出られずにいた間にこの花も咲き始めたようですが、
まるで始めてみる花を見つけたかのように、
「庭の隅っこに、小さいグリーンの花が咲いてるよ~!」と、
報告してくれましたので、
Hacquetiaが無事に休眠期間を過ごしたことを知りました。



そして、まだ被さったままの小枝をそっとのけると、
鮮やかなライムグリーンの花が顔を出してくれました。




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すでに葉っぱが展開し始めているようなので、
かなり前から咲き始めていたようです。




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うれしい。


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# by lapisland2 | 2014-03-28 23:58 | Perennial | Trackback | Comments(2)

ヘレボルスをいくつか



スノードロップの満開の頃に花芽の上がっていたヘレボルスたちも、
庭に出られないでいた間に、次々と咲き急いで、
すでに花が緑色に変わりつつあるものもたくさんあります。
昨年、植え替えや株分けをしたので、今年は花つきのよくないものもありますが、
また1年後の出会いに期待しながら、いくつかの花を。




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# by lapisland2 | 2014-03-28 01:43 | Perennial | Trackback | Comments(3)

水仙の季節始まる




春分の日も過ぎましたが、こちらは寒の戻りで少し寒い日が続いています。
数日前にはいきなりヒョウやアラレが降りました。

でも、巷では3月上旬のポカポカ陽気で彼岸桜や寒緋桜が満開になり、
マグノリアのぽってりした蕾が今にも開きそうになっています。
昨年の3月は雪が降ったり、氷点下の日が多かったことを思うと、
今年は本当に早く春がやって来ました。



拙庭でも、次々といろんな花が咲き始めています。

その中でも、一番元気をもらえる花は水仙ですよね。
早いものは2月の終わりごろから、
遅いものは5月頃に咲き始める品種まで、
さまざまな水仙がありますが、
取りあえずは、うちの中では第一弾の花を。




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花付きが悪くなって、一昨年株分けをしたサロメは、
今年はたくさん花を付けてくれました。




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Jetfireも、もう満開になっています。




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一番乗りは、風の当たらないところに置いた鉢植えのTete-a-Tete。
庭植えのものより2週間早く、2月下旬から咲き始めました。




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# by lapisland2 | 2014-03-24 19:01 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

春の香り  沈丁花




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関西人の私にとって、春になくてはならない花、それはもちろん沈丁花です。
街にも庭にも沈丁花のなんとも言えないあの芳しい香りが満ちると、
「ああ、春だなぁ」と実感したものです。

ところが、石灰分の多いイギリスの土に沈丁花は合わず、
何回トライしても結局は枯らしてしまいます。
枯れなくても、下葉が落ちたり葉色が冴えなかったり。
でも、春にはどうしても沈丁花の香りがほしくて、今は鉢植えで楽しんでいます。

エリカシアスコンポスト(酸性土)に植えて、水遣りは雨水のみにします。
(イギリス南東部の水道水は石灰がきついので、結局は枯らしてしまうことになりますので。)
耐寒性もそれほどないし、拙庭のような風のきつい庭では
冬は鉢を取り込んだり、フリースを掛けたりする必要があります。

根が弱いプランツなので、本来は植え替えの必要のない地植えがいいのですが、
鉢植えの場合は、植え替えの時は根を傷めないように細心の注意が必要になります。
それと、水はけのいい土を好むので、
地植えの場合でも、日本では少し土を盛り上げた所に植えていたのを思い出して、
鉢植えの場合もそれに近いような状態にしています。



日本の植物は、イギリスの土に合わないものが多いので、
日本では簡単に育つものでも、こちらでは栽培の難しいものがけっこうあります。




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これは葉っぱの縁にクリーム色が少し入る斑入りなので、
花のない時期にも楽しめます。

いきなりやって来た春に、急いでフリースをはずすと
最初の数輪が開き始めていました。
雨と強風の連続だった長い冬を乗り切ってくれたようです♪





学名: Daphne odora 'Aureomarginata'     AGM
英名: Variegated Winter Daphne
和名: フクリンジンチョウゲ(覆輪沈丁花)


[追記]

沈丁花は全草が有毒で、汁にかぶれることもあるので手袋をはめるなどの注意が必要です。


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# by lapisland2 | 2014-03-16 21:05 | Shrub | Trackback | Comments(8)

インクブルーのこびとさんのアイリス




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このちいさなアイリスも、早春を彩る可愛い花のひとつです。
春の日差しを浴びて、ある日ぴょこんと顔を出す愛嬌者。

今年のアイリスは、藍色に近いような渋い色を選んでみました。

夏らしい夏の殆どないイギリスでは、寿命の短い球根ですが、
それでも毎年植えたくなってしまいます。




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以前の記事はこちらで→ 



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学名: Iris reticulata 'Gordon'
英名  Reticulata Iris 、 Dwarf Iris、 Netted Iris.
和名   (流通名?)ミニアイリス、 小町アヤメ


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# by lapisland2 | 2014-03-14 21:54 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(6)

早春の光りと共に咲くクロッカス




ラッパ水仙に先駆けて春を告げる使者ブラックソーンのことを書いたのは
ついこの間のことですが、
一週間が過ぎた今、足元には黄色いラッパ水仙が咲き乱れ、
白いブラックソーンを追いかけるようにして、寒桜や彼岸桜などが咲き始めています。
レンギョウの花も咲き始め、木蓮の蕾も膨らんで来ました。

春は一気に駆け足でやって来たようです。



庭でも、次々と球根花が咲き始め、木々の芽も吹いてきました。
昨日は、カツラの裸木に小さいコパー色の丸い葉っぱが出ているのを見つけました。




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今 庭のそこここで咲いているのは、
インク色に近いような濃い紫のクロッカス。
白や黄色のラッパ水仙に混じって、とても印象的な色なのですが、
私のコンデジでは、こういう色はまったく出ないのが残念です。
実際の色は、もっとダークな色合いです。





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2月中旬に、時折顔を出す太陽の光りに反応して、
真っ先に開き始めるライラック色のクロッカスは、
すでに萎れて、青々とした葉っぱを伸ばしています。


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(昨年はいつまでも気温が上がらず、3月に入ってからも雪の降る日が続いたため、
このクロッカスも啓蟄の頃になってようやく花を付けましたが、
今年は例年通りの開花になりました。)





大きな花の咲くクロッカスは、雨の多いこの国には合わないので、
植えないことにしています。
こういうことも、性懲りもなく何年も植えては失敗して、
初めて悟ることになります。




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# by lapisland2 | 2014-03-14 01:33 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

あの日から3年









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          決して忘れないでいること。
                   そして、ただ祈ることしかできないけれど・・・。


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# by lapisland2 | 2014-03-11 08:25 | Trackback

早春の光りにスノードロップも満開に♪




週末から急に気温が上がって、待ち焦がれていた春がやって来ました♪
今週いっぱい高気圧が張り出して、お日さまの輝く日が多いとの予報で、
うれしいこと、この上なしです。

ようやく少しずつ痛みも減ってきて、1ヵ月半ぶりで庭に出ることができました。
庭に出るのも7段の階段を上ると言う傾斜地のために、
2階の窓から眺めるほかなかったのです。


スノードロップが満開になり、早春の光りの中で白い耳飾が揺れています。



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手前のはたぶん、'Atkinsii'、
すぐうしろが八重の花で、奥にちらりと見えているのは普通のスノードロップ。



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'Atkinsii'はいつも真っ先に開き始めるので、今が真っ盛りというところでしょうか。



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大好きな'Magnet'。
うなじのちょっぴり長い所が素敵で、風が吹くとゆらゆら感がとてもいいのです。



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普通のスノードロップはとても小さいですが、
イギリスやヨーロッパの人たちが一番愛でるのは この花です♪
まだ蕾のものも多いので、当分の間楽しませてくれることでしょう。




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これはその八重。


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中はこんな風に。
できるだけ八重の花を避けるようにしているのですが、
スノードロップの八重の可愛さには勝てません。



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ジャパニーズ・パティオの隅っこにも。
黒いジャノヒゲと組み合わせるのも、ちょっと渋いでしょう。




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半日陰にニオイスミレと混植したのは、

葉っぱが茂りすぎてちっともスミレの花が見えないのが残念です。



 


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# by lapisland2 | 2014-03-10 20:47 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

3月の庭仕事




イギリスは、過去250年間で最悪の冬だったそうで、
来る日も来る日も大雨と強風が続き、太陽を見ることもありませんでした。
南部は川が氾濫し、農地も牧場も家屋も浸水状態が続き、
一時は道路の交通手段がカヌーやボートだった地域も多く、
いまだに水が引かず、避難したままの人たちもたくさんいます。

でも、毎日少しずつ日が長くなって、太陽の輝く日も増えて来ました。
鳥たちのさえずりの声もいっそう高らかになっています。

暗い季節に別れを告げ、春を迎える前奏曲が流れてきます。
待ち焦がれていたガーデニングのシーズン到来です♪



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☆春先の剪定の時期ですよ〜!

◎Cornus(dogwoodミズキの仲間)、Salix (willow ヤナギ)、
  hardy fuchsia(耐寒性フクシア)、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、
 Carypteris 、ブデリア(Buddleia davidii) などは、
根元近く(約15cm)でバッサリ剪定する

◎伸び過ぎたクライマーの強剪定をする

◎花が終わったウィンタージャスミンの剪定
 花が咲いていた部分をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの新芽が出ているのを確認したら、
 枯れた花を刈り取り、痛んだ枝や古い枝も剪定する

*イギリスの場合は花の時期が遅いので、3月から4月初めにかけて剪定をする

◎大きくなりすぎたマホニア(ヒイラギナンテン)の剪定
 バッサリやっても大丈夫、すぐに芽を吹いてくる

◎引き続き、夏咲き(6月以降)クレマティスの剪定をする
 一番下の芽のすぐ上で剪定する
 (C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba, 
大きい花の咲く品種)

◎バラの剪定をする
 枯れたり病気にかかっている枝を切る。
 枝の三分の一〜半分まで、外側をむいている芽の上で剪定する

*剪定後、株周りをきれいにしてfish,blood & boneなどの肥料を蒔いて、
 コンポストでマルチングをする

*サッカーが出ている場合は、根元から引き抜く
(切るとまた出てくる可能性があるので、引き抜く方がよい)

◎竹の剪定をする
 古い竹や、曲がった竹を根元から切る
 冬の間に強風で痛んだ枝も切り取る

☆ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする

*トリミングしておかないとwoodyになってしまうので
 毎年必ずトリミングする

☆ヒューシャ(フクシア)やパラゴニウムなどの苗や、
 ダリアやグラジオラスなどの球根を植える

☆1年草の種蒔き (3月から4月にかけて)
 カリフォルニア・ポピー、カレンジュラ(キンセンカ)、
 ヤグルマソウ、ニゲラ、ポピー、リナリア、poached egg plantなど

*できるだけハチやチョウの好む花を選ぶようにする
 (一重でデイジーのような形の花や、筒型の花など)

☆スィートピーの種まきをする(庭に直播する)

☆秋に宿根草の株分けをしなかった場合は、
 土が温かくなった春に株分けをして、すぐに植えつける

☆宿根草の古い茎を根元から切って、新芽が伸びやすいようにしてやる

☆花の終わった春咲き球根に肥料を与える(お礼肥え)

☆ラッパ水仙など春咲き球根の花が終わったら
 花茎を切って種が付かないようにする

*葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆込み合って花つきが悪くなった水仙の株分けをする

☆スノードロップの花が終わったら、込み合っている株はすぐに株分けをして植えかえる

*というのが常識なのですが・・・、
 ウィズリーのガーデナーさんや
 数十年スノードロップを栽培しているナーサリーの人の話では、
 葉が黄色くなる頃まで待ってからやる方が、よく定着するとのこと

☆常緑樹の植え付けと移植

☆樹木やシュラブ、バラ、宿根草、クライマー、ヘッジなどの周りに肥料をばらまき、
 コンポストでマルチングする
 (コンポストの他、バーク、ココシェルなどでマルチングしてもよい)

☆芝生に生えている苔をガンジキでかき出す

☆芝生に肥料を与え、枯れた部分に芝の種を蒔く

☆芝刈りを始める
 (初めの数回はブレードをhighに設定する)4〜5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、
 芝刈り機をすぐに使えるように準備しておく

☆霜や雪の予報が出たら、
 新芽の出ている球根などにフリースをかける

☆柔らかい新芽をS&S(slug & snail)からコパーリングやグリットなどで守る
 暖かくなると同時にS&Sも活動を始めるので、準備を怠りなく!

☆新葉が展開し始める3月は、
 宿根雑草を取り除くのに最適の時期なので、
 根を残さないように掘るか引き抜いて
 Green binに入れるか焼却する

*コンポストには入れないように注意!
 (一年草の雑草は入れてもよい)

☆室内で花が終わったヒヤシンスなどを外に植えつける

☆コチョウランは週に1〜2回水遣りを始め、
 バークコンポストの場合は、同時にオーキッド用の液肥をやる

☆(室内や温室で)花の終わったアマリリスの花を切り取り、
 3〜4ヶ月後に葉が自然に枯れるまで水遣りと施肥を続ける





☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎枯れたマージナルプランツを刈り取る

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる

◎魚に餌を与え始める





☆Wildlife

◎まだ間に合うので、鳥の巣箱をかける
(鳥の種類によって、巣箱の大きさや形、出入り口の穴の大きさが違うので、
 注意する。巣箱を掛ける場所もくふうする)

*巣の出入り口の穴が北か東を向くように掛ける

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

*すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

◎ロビン、スズメ、ブラックバードなど庭にやって来る鳥たちも巣を作り始めるので、
 鳥の巣作りに必要な材料を庭に準備してやるとよい
 
 細めの木の枝や、シュラブの茎、枯れ葉、コケ、柔らかい鳥の羽根、
 藁、ペットを買っている場合は犬や猫の毛、ウールなどなど

*ウールを入れて木の枝にぶら下げられるフィーダーも
 ペットショップやガーデンセンターで売られているが、
 ウールをボール状に丸めて周りに糸を掛け、
 ヒモでぶら下げられるようにするだけなので、
 簡単に自分でも作れるよ。

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 もっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツベリー
 ドライフルーツベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*冬眠中のカタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれるようになる。

 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 *イギリスの場合、鳥たちは冬場に餌がとれなくて死んでしまう場合が多い。
  また種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいるので、
  夏に餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにする。
  3月になってもまだ雪や霜の日も多く、野生のベリーもそろそろ尽きてくるので、
  急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
  そんな朝は庭に餌を撒くのを習慣にするとよい。

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 
*氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのを忘れないようにする!

◎ヘジホグ(ハリネズミ)もそろそろ冬眠から覚めて活動を始めるので、
 キャットフードなどの餌の準備をする 

◎slow wormも冬眠から覚めるので、
 湿った場所を選んで、丸太や刈り取った枝や石などを積んだ場所を作ってやるとよい

*slow wormはヘビではなく、足のないトカゲとでも言えばいいだろうか。
(一見ヘビのように見えるが、まぶたがないのでトカゲの仲間ということになる)
 
http://www.bbc.co.uk/nature/life/Anguis_fragilis 
          (画像をクリックするとビデオが見られます)

*slow wormはS&Sを餌にするので、
 カエルやヘジホグなどと共にガーデナーには大切な援軍

*slow wormは Wildlife and Countryside Act 1981により保護動物に指定されているので、
 殺傷したり、取引に使ったりするのは法律で禁じられている

◎庭や畑の一部に、丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 きちんと片付け過ぎるのはよくない

◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
(pond heater の設置その他)
 小さい池の場合はお湯で氷を溶かす

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→ http://lapisland.exblog.jp/

 


これはイギリス基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

 また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
 庭仕事の時期をずらしてくださいね。


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# by lapisland2 | 2014-03-08 18:51 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(6)

スィートヴァイオレットは早春の香り




3月に入り、少し太陽の輝く日も増えて来ましたが、
朝晩はまだ冷え込みがきつく、
ここ数日も朝は霜で真っ白です。



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そんな中でも、元気いっぱいに花開くスィートヴァイオレット。
こちらでは、野に出れば普通に見かける野草ですが、
庭でもその野生児振りを発揮して、
随分昔に植えた一株が種を飛ばして、階段や敷石の間、両隣の庭にまで領域を増やしています。

寒さにはとても強く、日向では今年も2月中旬には蕾を付けていたようです。
日陰でも元気に育ちますが、日向の方が花付きがよく咲き始めるのも早いようです。
日陰のグランドカバーに持って来いのプランツですが、
増えすぎて困るほどになることも多いので、ご注意を。
花色は白やピンク、淡いバイオレットなどもありますが、
スィートヴァイオレットは、やはりこの普通のスミレ色のが一番だと思います。


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名前の示すように、花は小さいながらとても甘くいい香りがします。
ワーズワースが詠ったのもこのスィートヴァイオレットですね。

A violet by a mossy stone
  Half hidden from the eye!
Fair as a star when only one
  Is shining in the sky.


日本にこのスィートヴァイオレット、つまりニオイスミレがもたらされたのは
明治30年代と言われていますが、
 
「わかやとの菫の花に香はあれと君か菫の花に及ばぬ」

と、正岡子規がニオイスミレを愛でる句を作ったのが明治35年だそうですから、
彼はよほどの花好きか、それともハイカラさんだったのでしょうか。


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学名:Viola odorata
英名:Sweet Violet  English violet
和名:ニオイスミレ





[追記]

花はサラダに散らしたり、ケーキの飾りに使ったり、
砂糖菓子やバイオレット・シロップを作ったり、
葉っぱも若い間に摘んでサラダに加えてマイルドな香りを楽しむことができます。

昔から民間療法としてさまざまな治療に用いられて来たハーブではありますが、
種や根には強い毒性がありますので、素人は手を出さないことですね。




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# by lapisland2 | 2014-03-06 00:32 | Perennial | Trackback | Comments(3)