2014年  年の終わりに




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ご無沙汰しています。

すっかりブログから遠ざかっている間に、
クリスマスも過ぎ、2014年も終わろうとしています。

激痛が消えないまま3ヶ月が過ぎ、
結局秋の帰国は取り止めと言うことになってしまいました。
庭仕事どころか、この3ヶ月間病院に行く以外は
殆ど家から外に出ることもないまま過ぎてしまいました。
このところ少しずつ痛みの和らぐ時間が増えて来て、
20~30分くらいなら座っていることもできるようになってきましたが、
今の状態ではこれから先ガーデニングを続けられるのかどうか
わからない状態にあります。

元々このブログを始めたのは、
日本にいる花好きの友人たちに写真を添付したメールで、
こちらの四季や庭の様子などを知らせていたのを、
1つにまとめてブログと言う形で送信することにしたのと、
健康上の問題が少しずつ深刻になってきて、
いつまでガーデニングが続けられるのかわからなくなってきたため、
余りにも多すぎる庭の植物たちの整理をすることにし、
消えて行く運命にある植物たちを記録しておこうということでしたので、
他のブロガーの人たちのように不特定多数の読者に
何かを発信したいと言うような気持ちがあったわけでもなく、
いつやめてしまっても、支障はないわけです。

園芸好きの父親のうしろにくっついて庭仕事の真似事を始めた3歳の頃から、
アパート住まいの学生時代やマンションでの灼熱のベランダ栽培、
初めての自分の庭での庭作りなど、
日本での生活もいつもどこかで植物と繋がっていました。

そして、ひょんなことから始まった二回目のイギリス在住も20年を越え、
その間に、1.4エーカーの広い庭、
郊外の庭としては平均サイズの中くらいの庭、
そして今の、日本と同じくらいに(あるいは、それよりも)小さい庭、と、
3つの庭でのガーデニングを楽しむことができました。
また、庭園でのボランティアや、友人・知人の庭作りのお手伝いやアドバイスで、
さまざまな庭も体験させてもらうことができました。

体力が許せば、あと数年はやれるかしらと思っていたのですが、
今の状態ではまったく先が見えなくなってきました。
私の住む地域では元気であっても冬の間はほぼ冬眠状態になりますので、
とりあえず春まで様子を見ることにいたします。

その間、もし書き込む体力(もしくは気力)が残っているようなら、
手元に下書きのあるものを少しずつ書き込んで行きたいと思っています。


日本にいる花友や友人から心配のメールや手紙をもらいながら、
未だ殆ど返事もできないでいますが、
少しずつよくなってきていますので、まあ焦らずにぼちぼちと。

再び庭仕事ができることを願いつつ。

よいお年を。






クリスマスに欠かせないヒイラギは赤い実ですが、
冬枯れの庭ではこんな鮮やかな黄色い実もいいものです。


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# by lapisland2 | 2014-12-29 01:11 | Trackback | Comments(4)

10月の庭仕事



9月は例年になく暖かく雨の少ない月になりました。
1910年の記録が始まって以来、最も雨の少ない9月だったとか。
例年ならば、9月になると朝晩だけヒーターを入れることが多いのですが、
今年は一度もそういうことがなく過ぎました。

でも、10月の訪れと共に急激な冷え込みが来ています。
今朝はグンと冷え込み、初霜が降りました。
いよいよ本格的な秋に突入のようです。
昨年は暖冬になりましたが、さて今年の冬はどうでしょう。
どんな冬がやって来てもいいように、
寒さ対策なども今月からそろそろ考慮に入れておいた方がいいでしょうね。

そして庭仕事だけでなく、庭に来る鳥や小動物たちの冬支度の
手助けができるような心の余裕も持ちたいと思います。
一昨年のような厳しい冬になれば、
自然の中で餌を探すのは本当に難しくなります。
秋から春の間だけでも、彼らがサバイバルできるように
餌の補給を心がけて下さればうれしいです。

まだ日中暖かさの残っている間に、やっておきたい庭仕事がたくさんあります。




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☆夏のボーダーの終わったプランツを刈り取って、きれいにする
 (空いた場所に、ウォールフラワーやワスレナグサなど早春に咲く花を植えておくと、
 11月に植えるチューリップとの組み合わせがうまくいきますよ)

☆引き続き宿根草の株分けをする
 (ただし、粘土質の土の所では春に株分けする方がよい)

☆フロストが来るまで咲き続けるように、
 ダリアや鉢植えの花がら摘みを続ける

☆引き続き、お天気のよい日を選んで種取りをする

☆宿根草やシュラブなどの根元を、コンポストや堆肥でマルチングする
 (肥料は来春まで与えない)

☆来春用に新しく花壇を作る場合は、今の時期に準備を始める
 (土を耕し、コンポストや堆肥を入れる)

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの剪定

☆スタンダード仕立てのバラもトリミングをして、
 強風に備えて支柱の点検をする

☆黒点病/黒星病が発生したバラの葉をきちんと処分して、
 来年に持ち越さないようにする
(落ちている葉もすべて拾って焼却するか、市町村の収集するグリーンビンに入れる)
 そのあと、株周りをコンポストでマルチングする

☆冬に地掘り苗木のバラを植える予定の場合は、
 植える場所の土の準備をする

☆ホスタの枯れた葉を取り除く
 
*剪定ばさみで切るよりも、根元から引き抜く方が根が腐るのを防げる

☆引き続き秋植え球根を植える
(チューリップは11月まで待つこと!)

*リスが掘り返すのを防ぐために、
 植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!
 (普通のネットでは喰いちぎってしまう)

☆ネリネの植え替えや株分け

☆出来るだけ早く耐寒性1年草・2年草の種まきを終える
 (暖かい地方でも、今月末までに終える)

キンセンカやニゲラ、poached egg plant (Limnanthes)など

☆すでに種蒔きをした耐寒性1・2年草の苗を定植する
(ウォールフラワーやワスレナグサなど)

☆クレマチスなど耐寒性クライマーを植える
(まだ土の温かい今の時期に植えておくと、根がよく成長する)

☆常緑のシュラブやコニファーの植え替えが必要なら、今が最適の時期

☆ヘレボルスの植え付けや植え替え、株分けをする
 肥料を与える(リン酸分の多い緩効性のもの)

☆落葉性の垣根の刈り込みをする
(beechや hornbeamなど)

常緑の垣根は最後の刈り込みの時期になる(トリミング)

☆今月から hardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の
 時期になるので、トライしよう

 willow 、cornus、スモークツリー、レンギョウ、バラなど

☆冬に植えつけるバラや樹木の注文を入れる

☆芝生のエッジングをする

☆気温が下がってくるので芝刈りは2週間に1度くらいでよい

 *ブレードの高さをを4-5cmにする

☆芝生にtop dressing をする
ロームベースのpotting compostにシャープサンドを
 混ぜたものを芝生に撒く  (1:1)

そのあと、はげた部分に芝の種を蒔いて、軽くrakingしておく

☆耐寒性のないプランツを堀上げてポットに植え替え、
 温室やシェルターな場所、あるいは室内に入れる 
 (パラゴニウムやコリウス、半耐寒性ヒューシャなど)

☆ダリアやカンナ、グラジオラスなども掘り上げて貯蔵する
 (暖かい地方では、ダリアはそのままマルチングをするだけでも
 大丈夫ですが、厳冬の場合は危ないかもしれません)

*カンナ: 根元から15cmくらいで切り、土をつけたまま乾かしてから、
      湿らせたポッティングコンポストか砂を入れたポットに植えて、
      春まで温室やシェッドなどに置く

☆半耐寒性のバナナなど地植えのプランツも、
 ワラを巻いたりフリースを掛けるなどの準備を始める
 (ロンドンなど暖かい所では、来月に)

☆ポット植えの半耐寒性ラベンダーの花茎を剪定し、
 冬越しさせる場所に取り込む

 *時々水遣りするのを忘れずに!

☆夏のハンギングなどを片付けて、
 冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る

☆温室のヒーターをチェックする

☆種のカタログを取り寄せる

☆ガーデン・ファニチャーを片付けるか、カバーを掛ける

☆集めた落ち葉でleafmould (腐葉土)を作る

☆コンポストの切り返し(フォークで上下を入れ替える事)を
 するのを忘れずに!

★コンポスト作りを始めるのに最適の時期ですよ~!♪

(あわわ~、まだコンポスト作りの書き込みしていませんねぇ。。。)






☆池の管理

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

◎ネットの上の落ち葉を取り除く

◎枯れたマージナル・プランツが水中に沈まないように、刈り取る
 (水面の少し上の部分で切る)

◎池の周りのプランツの株分けをする(アスチルベ、torolliusなど)

◎カラーリリー(Zantedeschia)などはマルチングで保護する

◎ホテイアオイは引き上げて、泥を入れたポットに移し、
 春まで温室などに保存する

◎魚の餌について
 
 水温が10℃に下がったら、低タンパク質の餌に変える
 (秋冬用の餌を買い求める)

 水温が7度以下に下がったら、餌を与えるのを止める

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 






☆Wildlife

◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
 ヘジホグ(ハリネズミ)やカエル、虫たちの冬眠場所になる

 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを設置する

*日が短くなり気温が下がってくるに従って、
 北からの渡り鳥の数も増えて来るので餌の補給に気をつける

 冬に備えて高エネルギーの餌を用意すること!

 ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやナッツケーキ(ドライフルーツやナッツをラードで固めたもの)、
 ビスケットやケーキの残り、ラードやfat ball、mealworm など

 *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めて死ぬことがあるので、
  必ずワイヤーネットのピーナツ用のバードフィーダーに入れて与えること

 *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

 *鳥の種類によって好物が違うので、
  多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
   地面に置くバードフィーダーも忘れないように!

◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、
 餌を準備する

 (キャットフードやドッグフードなど+水)

 *ミルクは与えないこと!

◎バードフィーダーやバードテーブル、バードバスの定期的な掃除を忘れないように!
  (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
  そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

 *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!
 
◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える



 

 ★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  お住まいの地域によって庭仕事の時期を前後して下さい。
  栽培方法その他は、日本とは少し違ったところもあります。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい



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# by lapisland2 | 2014-10-05 18:35 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

遅まきながら9月の庭から



ブログを書かないでいる間に、9月も終わってしまいました。
8月の秋のような冷え込みを取り戻すかのように、
日中は18℃から20℃と比較的暖かい日が続いた9月でしたが、
それもそろそろ終わりに近づいたようで、
来週からはぐんと秋めいた天候になるとのことです。

遅まきながら、9月の庭の様子を少し。
(9月末日に入れるつもりが、月が替わってしまいましたが。)




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8月中頃からポツポツと咲き始めたルリマツリモドキは、
9月に入ると花数を増し、ブルーの色が更に冴えてきます。
これから少しずつ紅葉する葉っぱも楽しみになります♪

Ceratostigma willmottianum




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晴れる日が多かったわりには、なぜか庭のダリアはもう一つで、
3種類植えたのですが、まだ咲き続けているのはこの'アラビアンナイト'だけです。
この渋い花色が好きで、大きさも程々なので狭い庭には向いているようです。

Dahlia 'Arabian Night'




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6月から咲き続けているこのサルビアは、
相方をフランネルソウ、フランス菊、ガウラと変えて、今はアスターやナスタチウムと一緒に。
フロストの来るまで咲き続けてくれます。
写真では朱赤に写っていますが、実際の色はもっと深い赤です。
Salvia 'Royal Bumble'




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9月にはこのジェラニウムが欠かせません。
今年はお天気のせいか、葉色がはっきり出てくれました♪

Geranium 'Dusky Crûg'




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晩夏から咲き始めるセダムは、蜂のために欠かせないプランツですが、
大株になると円形状に広がって倒れてしまうのが悩みです。

Sedum 'Autumn Joy'




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白いセダムは'Autumn Joy'より背が低いので、
そこそこいい状態を保ってくれています。

Sedum spectabile 'Iceberg'




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庭の片隅では、アラムが毒々しい鎌首を上げています。
(この辺り、キツネの子供が大きな穴を幾つも開けるので、
防御のためにあちこちネットを張っています。
右手にハリネズミの巣があるので、それを守るためもあります。)
Arum italicum



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そして、いつのまにかフウチソウにも花穂が。
フウチソウが色付き始めると、いよいよ秋も本番になります。

Hakonechloa macra 'Aureola'





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# by lapisland2 | 2014-10-01 18:15 | 四季の庭 | Trackback | Comments(10)

秋を告げる小さな使者 シクラメン・ヘデリフォリウム  '14



9月にしては珍しく雨が降らず、気温の高めの日がまだ続いています。 (最高気温18~20℃)

でも、8月上旬から3週間ほど、秋が来たかのような肌寒い日が続いたせいか、
今年は例年よりも早く原種シクラメン・ヘデリフォリウムが咲き始めました。


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へーゼルの根元にあるこの株は、毎年一番乗りで花をつけます。
今年の開花は例年よりぐんと早く、8月初め頃でした。

あとは、あちらこちらからポツリポツリと小さな顔を覗かせています。
狭い庭なのに植えた場所をすぐに忘れてしまうので、
毎年どこから顔を出すかと、宝探しをするような楽しみがあります。



本当に小さな花ですが、
この花が咲き始め、大きなトンボが飛び廻る頃になると、
鳥たちも再びさえずりを初め、
季節が少しずつ秋へと移って行くのを感じます。




Cyclamen hederifolium


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# by lapisland2 | 2014-09-15 04:02 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

9月の庭仕事



9月になりましたが、日本はまだ当分残暑が続きそうですね。
こちらイギリスは、思いがけずいいお天気が長続きした夏でしたが、
それも8月の上旬までで、そのあとは平年を下回る気温の低い日が続き、
雨も多くなりました。

このまま秋に突入かしらと思っていたのですが、
9月に入ってから少し気温が上がり、秋は足踏みをしているようです。

9月の訪れと共に、鳥たちも再び庭に姿を現し、
季節が巡って来たのを教えてくれます。
夜明けのコーラスも日を追う毎に高らかになっていくことでしょう。

昨年も書きましたが、
ガーデニングのカレンダーでは、
秋から新しい年が始まると言ってもいいかもしれません。
そして、9月はその仕事始めの月だと言えると思います。
季節の終わりに向かって行く月だと思われがちですが、
ガーデナーにとっては、新たな季節への準備を始める月になります。


コンポスト作りをやってみようと思っていらっしゃる方は、
秋は最適のスタート時期になります。
コンポスト容器や麻袋など必要なものを、
木々の落葉が始まる前にそろえておくといいでしょうね。

まだコンポストや腐葉土作りをしたことのない方は、
ぜひこの秋こそチャレンジしてみて下さいね。
コンポストや腐葉土作りをしてみると、
自然界の循環する営みを実感することができると思います。
すべてのものは土に還り、すべてのものは土から蘇る。

昨年、「できるだけ早い時期に、
イギリス式コンポストの作り方について書き込みたいと思っています。」と
書いておきながら、そのままになっています。
何人かの友人から催促も受けていますので、いずれ近いうちに。

(土作りに関しては、『菜園日記』の方への書き込みになります。)



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☆冬までに定着するように、
 できるだけ早く耐寒性1年草の種まきをする
 (必要ならば、フリースやクローシェで保護する)
 キンセンカやニゲラ、poached egg plant(Limnanthes)、
カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
 ヒメコスモス、コーンフラワー、ラークスパー、など

 (今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲く)

☆ウォールフラワーやワスレナグサ、フォックスグローブ、オネスティなどの
 2年草の苗を定植する

*ウォールフラワーの種まきをし損ねた場合は、
 これからの時期ガーデンセンターやマーケットで束にして売られる苗を
 買って植えるとよい

☆コルチカムの球根の植え付け

☆秋植え球根を植えつける
 特にダフォディルやFritillaria imperialis などは早めに

(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
 その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

*ただし、チューリップは11月まで待つこと!

☆芝生に小さい球根(クロッカスやフリティラリアなど)を植え込む

*リスが掘り返すのを防ぐために、
 植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!
 (普通のネットでは喰いちぎってしまうので注意)

☆クリスマス用の水仙やヒヤシンスを植える
(preparedと書いてある球根を買う)

☆引き続きbedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を
 定期的にして、花期が秋まで続くようにする
   ↓
ボーダーの花が終わった所に多年草の鉢を置いたり、
プリムラやパンジーなどを植えて秋から冬までの間も
花が続くようにする

☆引き続き、晴れた日を選んで種取りをする
(採った種は紙袋に入れて乾燥した所に吊るして数日乾かした後、
 ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
 冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

☆花が終わった宿根草は、根元から刈り取って、コンポストに

*ゲラニウム、プルモナリア、ユーホビア、ぺオニーetc.

☆カメリアに水遣りと施肥を忘れずに

*イギリスの場合は、石灰分の多い水道水よりも
 溜めておいた雨水をやる方がよい

☆秋の嵐に備えて、支柱の点検をしておく

☆クライマーを植えつけるのに最適の月なので、
 植えつける場所を選び、土の準備をする。

☆ダリアも今月は最盛期になるので、花がら摘みを忘れず、
 支柱がしっかりしているかどうか確かめる
 毎週の施肥も忘れずに

☆アルパインのプランツにグリットでマルチングをする

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの花後の剪定をする
 (剪定した茎を挿し木に使える)

☆バラの黒点病やさび病の兆候のある葉は、
 すべて市町村の収集するグリーンビンに入れるか焼却し、
 下に落ちた葉もすべて拾って同じように処分する

*家庭のコンポストは温度がそれほど上がらないので、入れないこと!

☆植えてから3~4年経った宿根草は勢いがなくなるので、
 今の時期に株分けをする
 (ただし、粘土質の土なら春に株分けする方がよい)

☆ミクルマスデージー(アスター)はウドンコ病が発生しやすいので
 水遣りを忘れないようにする

*どうしても必要な場合は、2週間おきにオーガニックの薬剤を散布するが、
 ウドンコ病に耐性のある品種を選ぶようにした方がいい

☆挿し木やさし芽はまだできるので、早めにする

*耐寒性のない宿根草などのさし芽も今のうちに 
  ヒューシャ、パラゴニウム、ペンステモン、バーベナ、マーガレットetc.

☆外に出していたハウスプランツを室内に取り込む

☆ヘッジ(垣根)の刈り込みをする最後の月なので、
 寒くなる前にトリミングをしておく

*時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

*電動機具(electric trimmer)を使う時は、
 ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
 hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする
(そこだけハゲになってしまう)

*下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

*ヘッジの中に鳥の巣がないか確かめてから刈り込みをすること!

☆芝刈りと施肥
 
 4月~10月までは週1回の芝刈り
 日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!
(芝刈り機のブレードを2.5~ 3cmに設定する)
 
 施肥は3~4週に1回程度


☆夏の間にできた芝生のはげた部分に種を蒔く
 (今なら数週間で新しい芝が生えてくる)

☆クリスマスに使うヒイラギの実などにネットを掛けて、鳥から守る

☆冬までにコンポストの切り返しをしておく





☆池の管理

◎引き続き blanketweedやduckweedを取り除く

◎ホテイアオイやウォーターレタスなど、
 水面を覆っているプランツを間引いて数を減らす

◎増えすぎた水草も引き上げて量を減らす

◎スイレンなどの枯れた葉が水中に沈まないように、刈り取る

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

*カエルなどの出入り口を確保するのを忘れないように!

◎冬に備えて、水温が低くなる前に魚に高タンパク質の餌を与えて、
 病気に対する抵抗力をつける

*隔日にフレークまたはペレットを与える (20分以内に無くなる程度の量)
 気温が下がり始めたら、餌の量を減らす

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 






☆Wildlife

◎8月下旬から鳥たちが庭に戻って来ているのと、
 日が短くなり気温が下がってくるに従って、
 北からの渡り鳥の数も増えて来るので餌の補給に気をつける

 冬に備えてこの時期は高エネルギーの餌を用意する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやナッツケーキ(ドライフルーツやナッツをラードで固めたもの)、
 ビスケットやケーキの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

 *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めて死ぬことがあるので、
  必ずワイヤーネットのピーナツ用のバードフィーダーに入れて与えること

 *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

 *鳥の種類によって好物が違うので、
  多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
   地面に置くバードフィーダーも忘れないように!
 
◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、
 餌を準備する

(キャットフードやドッグフードなど+水)

*ミルクは与えないこと!

◎ハチの数が異常に減っている現在、
 どんなプランツがハチに好まれるかを考慮に入れて、
 植えるプランツを考えるのも大切なことだと思います。

*派手な園芸種の八重の花を避け、
 一重のデイジーのような形や、筒型の花を選ぶとよい

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!
 (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
 そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

 *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太や小枝を積んだり、
 草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!


★畑仕事については、菜園日記の方に書いています。→




*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね。

*庭仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 

(これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 お住まいの地域によって庭仕事の時期を前後して下さい。
 栽培方法その他は、日本とは少し違ったところもあります。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)






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# by lapisland2 | 2014-09-03 19:24 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

遅まきながら、8月の庭から   2.



今年の日本の夏は暑かったり寒かったり、台風や土砂崩れの災害などで大変でしたね。
こちらは例年になくいいお天気が続いた夏でしたが、
それも8月の中旬で終わってしまい、
そのあとは急激な冷え込みが来て、雨の多い天候に戻っています。
天気予報の時間には「Autumn in August」と言う表現が出たくらいです。

数日前に庭で久しぶりに鳥のさえずりを聞きました。
どうやら子供たちよりも先に鳥たちの夏休みは終わったようです。
9月になって鳥たちのさえずりが高らかになる頃には、
イギリスの庭はすっかり秋になっていることでしょう。

8月が終わってしまう前に、庭の様子をもう少し。




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奔放に暴れるジャパニーズアネモネは、2m以上の背高ノッポです。



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お天気のよかった頃から咲き始めたアストランティアは今三番花が咲いています。



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今年もルリタマアザミが元気にブルーの花を咲かせてくれました。



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定番のアスターも長い間咲き続けています。
Eurybia divaricata

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クレマティス プリンセスダイアナは植え替えをしたせいか、
今年は花が少ないのですが、その分長い間咲き続けているようです。
(かなりピンボケ)



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今年は昨年からの雨続きのせいで、ガクアジサイも少しラベンダー色が掛かっています。



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ところが、この前蕾の開きかけの写真を貼ったこちらのアジサイは、



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開いてしまうと相変わらずの目をむくようなド・ピンクです。ギョッ。




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ハイペリカムの実がすっかり黒くなるのももうすぐのことでしょう。




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# by lapisland2 | 2014-08-30 18:37 | 四季の庭 | Trackback | Comments(22)

遅まきながら、8月の庭から   1.



いつのまにか処暑も過ぎて、イギリスはすでに初秋の気配です。
昼間の気温が20℃を越えることはなくなり、夜は10℃以下に下がっています。
昨日は一日中雨が降り、気温も13℃から上がらず肌寒い一日になりました。
今日も外は雨です。

ブログの更新をサボっている間に、
庭の花たちもどんどん咲き急いでしまいました。
少し時間を遡って、8月の庭を彩ってくれた花たちを。




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夏の間毎日花を付けてくれたへメロカリスも終わりに近づきました。
レモンイェローの爽やかな色は夏にぴったりですね♪
Hemerocallis 'Felicity'



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ダークレッドのH.'Stafford'も好きなへメロカリスの一つです。

他にも何種類かへメロカリスを植えていますが、
昨年から仲間入りをした黄色い小さな花がとても可愛いのですが、
どうにもうまく写真が撮れなくて・・・またの機会に。



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蜂やホーバーフライが大好きなエリンギウムもきれいなブルーの色を見せています。
Eryngium planum



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今年はジェラニウム ラザンネイが広がり過ぎて、
切り詰めたあと急に寒くなってしまったので、秋まで咲き続けるかどうかはわかりません。
Geranium 'Rozanne'



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ムラサキツユクサはありふれた地味な花ですが、
なぜか日本を思い出させてくれる花なので、いつも庭のどこかに植えています。
これは、オオムラサキツユクサの方。(ひょっとしたら交雑種かもしれませんが。)
Tradescantia varginiana



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このヒューケレラはまだ葉っぱがきれいだった頃に撮ったものですが、
このところの雨続きで見事にS&Sにやられています。
Heucherella 'Kimono'



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八重のカシワバアジサイは、暖冬のせいもあってとても大きくなっていたのですが、
春の終わりに来た樹木医さんになぜか三分の一も勝手に剪定されてしまってがっかりです。

黒いエルダーは春の剪定が足りなかったのか、
ちょっと背が高くなり過ぎました。
来春は、もっと強剪定をしなければ!



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冬に強剪定をしたメギは、サイズもほどほどになり、
きれいな葉色がよく出ています。
2・3年弱剪定しかしていなかったのですが、
やはり冬にはしっかり強剪定をした方がよさそうです。

この夏はいいお天気が続いたせいか、アカンサス・モリスが計12本も花茎を上げてくれました。
日当たりがもう一つなので、少し背が低いのですけれど、
思いがけないボーナスになりました♪


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# by lapisland2 | 2014-08-27 03:23 | 四季の庭 | Trackback | Comments(8)

涼を呼ぶアガパンサスの花



アガパンサスは夏には欠かせない爽やかな花ですね。

私にとってこの花は、
夏になるといつも庭にいっぱい咲いていた子供の頃の思い出に繋がる花です。
小さい頃、「アガパンサス」が発音できなくて、「アカパン」「アカパン」と呼んで、
それがいつしか我が家でのアガパンサスの呼び名になってしまいました。
今思うとそんなことも懐かしい思い出です。

さて、拙庭のアガパンサスも長い間爽やかな色を楽しませてくれましたが、
大きい方のは、すでに花が終わって種をつけていましたが、
先週末の強風のために重い頭が折れ曲がってしまったので、
花茎を切り取って、すっきりと葉っぱだけの姿になりました。
アガパンサスは、葉っぱだけでもなかなか見事なものです。


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植え替えの時に使った鉢が大き過ぎたせいで、
今年も花茎は5本しか上がりませんでしたが、
ようやく鉢の三分の二まで広がって来たので、
来年はもっとたくさん花を付けてくれることでしょう。





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同時に植え替えた小さい品種の方は、一回りだけ大きい鉢を選んだせいか、
すでに鉢いっぱいに広がって、今年は15輪の花を付けてくれました。



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水色の大きなアガパンサスが終わる頃に、濃いマルベリー色の花が咲き始めますので、
随分長い間楽しませてくれます。

狭い庭なのでスペースがなく、
どちらも窮屈そうにしているのがちょっと可哀想なのですけれどね。
広い庭で、地植えで何株も密集させると、それは見事な風景になります。


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# by lapisland2 | 2014-08-15 00:48 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(6)

ユリの季節も過ぎ去って



週末はアメリカのハリケーンBerth嬢が、熱帯低気圧に姿を変えてイギリスに上陸。
各地にさまざまな被害をもたらしたようですが、
うちの辺りでは雷を伴う豪雨と強風くらいで済みました。 
でも、その影響なのか急に気温が下がり、
このところ明け方は11℃~12℃といったところで、
初秋の気配が漂い始めました。

長めの夏が続いたせいで、
庭の花たちも駆け足で過ぎて行きます。
ユリの花もすでに最後の花を終えようとしています。

とっくに花は終わってしまいましたが、
リーガルリリーとキコマユリは今年もきれいに咲いてくれました。



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そして、第二弾のユリも例年より半月ほど早く、7月上旬から咲き始めました。


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二年目になるダークレッドのスカシユリは、今年は2mの長身になって、
上向きの花は写真を撮るのも一苦労です。
おまけにこの色は写真ではうまく出てくれませんので、
もっとダークな色だと思いながら見てくださいね。



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同じ頃に、鉢植えよりも半月遅れで、地植えのリーガルリリーが咲いています。
地植えにするとどのユリもひっそりとした本来の姿に戻るようです。






そして、アフリカン・クィーン。



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今年は色が少し淡いように思います。

これは1本の茎に14輪の花を付けました。



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背の高いもので2m20cmくらいでしょうか。
威風堂々とした姿と、濃厚で妖艶な香りはまさに女王の風格です。



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この花にはいつもホーバーフライがたくさん群がっています。



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咲き進んで色褪せ始める頃になると、少々豊満さが過ぎて嫌になりますけれどもね。




今年はアフリカン・クィーンを追いかけるように、
タイガーリリー( Lilium henryi)も7月中旬過ぎから咲き始めました。



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例年よりも1ヶ月も早い開花は、いいお天気が続いたことと、
この場所にあった大きなシュラブが2株、
余りにも長く続いた雨のせいで根腐れを起こしたのか枯れてしまったために、
日がよく当たるようになったせいかもしれません。



そして、今年は咲く順序がタイガーリリーと入れ替わってしまった謎のユリ。
随分と背が低くおとなしくなりましたが、今だ健在です。

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例年ならば、最後のタイガーリリーが咲き終わる頃に夏も終わり、
庭には初秋の風が吹き始めるのですが、
今年はハリケーンのしっぽの影響で、
このまま秋に突入するのかもしれません。
今週末にはもっと気温が下がるとの予報が出ています。





[追記]
そうそう、写真は撮れなかったのですが、
今年は久しぶりにマルタゴンリリーが咲いてくれました♪

マルタゴンリリーは好きなユリの一つで、以前はたくさん植えていたのですが、
リリービートルの出現以来、繊細な葉っぱも小さな蕾もすべて餌食になり、
ここ数年は花をつけることがありませんでした。
でも、今年は一株だけがリリービートルに見つからずにひっそりと花を付けてくれました。
カシワバアジサイの大きな葉の陰で、隠れるように咲いているのを見つけた時は、
うれしくて心躍る思いでした。


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# by lapisland2 | 2014-08-14 07:36 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

8月の庭仕事



子育てを終えた親鳥たちはいつの間にか庭から姿を消し、
今残っているのは今年生まれた雛たちだけになりました。
庭からさえずりが消え、聞こえてくるのは夏休みに入った子供たちの賑やかな声です。
再び鳥たちのコーラスが響き始める頃には、
イギリスには初秋の気配が漂っていることでしょう。

それまでの短い夏ですが、
ここ数年に比べると、今年は8月に入っても夏らしい日が続いています。
暑くても花がら摘みや水遣りなど庭仕事はけっこうありますが、
熱中症にかからないように注意して、
涼しい時間(日本では難しいですけれど)に済ませたいものですね。




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☆先月に引き続き水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
 ・ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
 ・植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
 ・ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
 週のうち2-3回たっぷりやる方が効果的で、
 植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎ホリデーに出かける予定の人は、
 前もって水遣りについて考えておくといいですね。
(お隣に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
 自動散水タイマーなどを設置する etc.)

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
 野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
 庭の水遣りに再利用できる

☆翌年早い時期に花をつけるシュラブ(カメリア、アゼリア、マグノリア、
 シャクナゲなど)は、花芽ができる時期なので、しっかり水遣りをする
 +肥料を与える

☆bedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を定期的にして、
 花期が秋まで続くようにする

☆晴れた日を選んで種取りをする
(取った種は紙袋に入れて乾燥したところに吊るして数日乾かした後、
 ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
 冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

◎candelabra primula、aquilegia 、foxgloveなどは、
 種を採ったらすぐに蒔く

☆こぼれダネから出てきた芽を鉢上げして、来年に備える

◎キンセンカ、ニゲラ、カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
 ヒメコスモス、コーンフラワー、ラークスパー、カランジュラなどは、
 簡単に直播できるので、トライしよう

 *または、ポットやトレイに種まきをして、秋に植えつける

 (今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲く)

◎ラベンダーやサントリーナ、ヘリクリサムなどのトリミングをして、
 形を整える

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆先月種まきしたウォールフラワーのピンチングをする
(早くしておくほど、移植する時までにたくさん脇芽が出て
 よく茂った株になる)

☆ランブリングローズなどの花が終わったら、剪定をする
 3本に付き1本を根元から切ってやると、新芽が出やすくなる
 残りは弱剪定しておく


☆引き続き、softwood と semi-ripeの挿し木をする

 宿根ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、
 Lamium maculatum、diascia(ディアスシア)、ナデシコ類、
 パラゴニウム、オステオスペルマム、コリウス、バーベナ・ボナリアンエンサス、
 クレマティス、シュラブ類(ブデリア、アジサイ、コーナス、ヒューシャ、
 ヒービー、ポテンティラ、ウェイジェラ、など)

 *ナデシコ類の今年最後の挿し芽の時期なので、
 忘れないようにする

☆引き続きスィトピーの花を摘む
(種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
 花が咲いたら次々切り取って切花にする)

 *ウドンコ病が出ないように水遣りをしっかりする

☆花の終わったユリは、来年の花のために花の下で切って、
 海草液肥などを与える
 葉と茎は冬まで残すこと!

☆秋に植える球根の注文を始める
(そろそろカタログが届き始めています。
 まだなら、早めにカタログの注文をするのをお忘れなく! 
 球根だけではなく種のカタログも!)

☆秋植え球根を植える場所の準備をする

☆オータムクロッカス、コルチカム、ネリネ、
 耐寒性シクラメンなどの植え付け

☆水仙の植え付けは、今月末までにするとベスト
(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
 その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

☆秋の嵐に備えて、クライマーやシュラブなどの支柱の点検をしておく
 背の高くなるダリアなどにも支柱を立てる

☆クライマーのlayer をしてみよう
 長いクライマーの茎の地面に着く箇所に少し傷を付けてペグで止め、
 土をかぶせておくだけ。
 来年3月に、切り取ってポットに植える

 *アイビー、ジャスミン、ハニーサクル、ウィステリア、
 クレマティス、バージニアクリーパーなど簡単にできる

☆クライマーの花が終わったものは、茎の1/3のところで剪定する

 *ただし、クレマティスについては種類別の剪定法に従う

☆引き続き、ウィステリア(藤)の夏剪定をする
 見事な花を咲かせるためには、年2回の剪定が必要
 (7月に25cm、冬に5cmほど)

 *新しく植えたものは剪定しないこと

☆引き続きダリアに肥料を与え,水を切らさないようにする
 今月初めからは、high- potashの (カリ分の多い)肥料を与える
(花色を良くし、丈夫な茎を育て、球根を太らせる)

 *ただし、日本では8月には施肥をしない

☆アジュガなどの葉にウドンコ病が発生したら、葉を取り除きしっかり水遣りをする

(使った剪定ばさみは消毒すること)

☆ピラカンサのトリミングをする

☆先月に引き続き、hedge(垣根)の刈り込みやトピアリーの剪定
 
 遅くても9月初めまでには済ませること!

 *時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

 *電動機具(electric trimmer)を使う時は、
 ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
 hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする
(そこだけハゲになってしまう)

 *下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆芝刈りと施肥
 
 4月~10月までは週1回の芝刈り
 日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!
(芝刈り機のブレードを2.5~ 3cmに設定する)
 
 施肥は3~4週に1回程度






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☆池の管理

◎水遣りの時に、忘れずに池の水をチェックして、
 水位が下がっているようなら水を足す

 *できればwater buttの水を使う
 (水道水の方がalgaeが発生し易いとのこと)

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで
 魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
 魚が水面でパクパクし始めるので、ホースで水を補給するなどしてやる

 対策としては、小さな池の場合、噴水の設置や水が循環して
 流れ込むような装置をつけて、水が動くようにするのもよい


◎algaeを取り除く方法

 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 4週間毎に新しいものに取り替える。
 (ガーデンセンターなどで既製品も売られているが、
 材料が手に入る場合は簡単に作ることができる)

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などの
 バランスがとれているかどうか、常にチェックする

◎blanketweedやduckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎増え過ぎた水草を取り除く

◎花が終わったスイレンや、傷んだ葉などを取り除く
 枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

 *スイレンのうちで、特に黄色い花の咲くものには注意をする
 花茎や葉が黒くなり始めた時は、
 lily crown rotという深刻な病気にかかっていることがあるので、
 すぐに引き上げて焼き捨て、ポットも消毒する

◎温暖化と共に、年々蚊の発生が多くなっているので、
 植物だけを植えている池やbog gardenなどは、
 蚊の発生を防ぐ工夫をする

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

 *キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい






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                      (今年最後に孵ったロビンの雛たちも自分でエサが取れるようになり、
                        少し胸が赤くなって来ました。)




☆Wildlife

◎鳥やカエルやハチ、テントウムシなどいろんな生物が
 庭や菜園に来てくれるように、
 餌や巣の工夫をしてみましょう。
夏休みは子供たちと一緒にトライできるいい機会ですよ♪

◎ハチの数が異常に減っている現在、
 どんなプランツがハチに好まれるかを考慮に入れて、
 植えるプランツを考えるのも大切なことだと思います。

 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい

 **またいずれ、どんな花が適しているのか詳細を書き込むことにします

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!
 (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
 そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

 *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること!

◎鳥の餌は冬場だけと思っている方もいるでしょうが、
 夏場もWrenのように子育てを続けている鳥もいますので、
 餌の補給をお忘れなく!

 (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

 *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる

 *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

 *鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように!

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!






☆畑仕事については、菜園日記の方に書いています。


*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね。

*庭仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 

(これはイギリス南東部基準に書いていますので、
お住まいの地域によって庭仕事を前後して下さい。
栽培方法その他は、日本とは少し違ったところもあります。
内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)

 

一番上の画像は、Arctotis X hybrida 'Flame'
6月から霜の下りる頃まで咲き続けてくれる元気な花です♪


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# by lapisland2 | 2014-08-03 00:38 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

7月の庭から  2.




あっという間に7月も過ぎて行こうとしています。
7月に入ってから30℃を越える地域もけっこうあって、
イギリスにしては珍しく夏らしい日が続いています。

庭では次々と花が咲いては散って行きますが、
毎度ののんびりした更新なので、とても追いついて行けません。




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7月の初め頃はこんな風にまだおとなしかった庭も、
すでにジャングル状態になってしまっています。
両側からプランツが倒れ込んで真ん中の小道はすでに見えず、
奥に行くにはそれをかき分けかき分け、やっと辿りつけるような状態です。



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Clematis viticella 'Alba Luxurians'が、溢れるほどに咲き零れています。
このところ時々突然の豪雨があるせいか、たっぷり水分を補給して元気いっぱいのようです。



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少しずつグリーンの花が減って、白くなってきているようです。



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エリンジウムがブルーに染まるのも、もうすぐです。
Eryngium planum




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今年は夏の鉢植えやウィンドーボックスの花をニコチアナを主にしてみましたが、
余ったのをいくつか庭の隙間にも。
(冬場の水浸しで根腐れになり、枯れてしまったシュラブや宿根草がいくつもあるので、
あちらこちらに隙間ができて、半日お日さまのあたる場所があります。)
ニコチアナを植えるのは10年ぶりくらいですが、
たまにはこんなのもいいですね。

Nicotiana 'Lime Green'



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隙間を埋めてくれるフーバーフューは可愛くてとても重宝なプランツです。




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フランネルソウは白花が増えてくれるとうれしいのですが・・・、
いつもローズ色の方が勢いがいいようです。



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どこにでも顔を出して、お邪魔虫なカンパニュラ。
抜いても抜いてもどこからか出てきます。
Campanula poscharskyana



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厳しい寒さだった2・3年前、そして水浸しのこの冬と、
ヒービー(日本ではへーベー)には厳しいこの数年ですが、
今年も何とかサバイバルして花を付けてくれました♪


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# by lapisland2 | 2014-07-29 23:34 | 四季の庭 | Trackback | Comments(0)

Chenies Manor Houseの夏の庭とプラント・フェア+



毎年7月の第3日曜に行われるChenies Manor Houseのプラント・フェアに
今年も出かけてきました。
プラント・フェアについては、昨年詳細を書いているので、
今年は書くこともないと思って、殆ど写真も撮っていなかったのですが・・・
ちょっぴりうれしいハプニングがあったので。

そして、プラント・フェアだけに行くつもりだったのですが、
庭の方もちょっぴり覗いて来たので、ほんの少しだけ。

昨年夏の庭の様子は→



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                                  (反対側から見たところ)


プラントフェアを見て廻っていた時には、
今にも降り出しそうなうっとうしい空模様だったのですが、
お茶をしてから庭の方に来た途端に、いきなりカンカン照りのお天気に変わりました。
昨年は真っ暗な画像ばかりで、
今年はハレーションを起こしてしまって、・・・で、ちょっぴり露出を落としてあります。


昨年は気温が低く、ダリアも殆ど咲いていないような状態でしたが、
今年は晴れの日がずっと続いているので、どの花も早々と咲き急いでしまっていました。
なかなかうまく行かないものですね。

ホワイトガーデンはすでに最盛期を過ぎてしまっていました。
残念。





プラント・フェアーについて詳細は昨年の書き込みで→

今年の様子も少し。


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[追記]
プラントフェアを小一時間ほど見て廻った後、
さて、先にプランツを確保するべきか、それともお茶をするべきか、
入り口近くの大きな木の下に立ち止まって思案をして、
やっぱりお茶だとカフェのある方向に向き直ったら、
見覚えのある顔の女性が、コーヒーの入った紙コップを片手に、
ちょっと手持ち無沙汰な表情で折りたたみの椅子に腰掛けていました。

夏らしいスカイブルーの麻のシャツがよく似合っていて、
誰だったかしら・・・と思っていると、
目の前に小さなサインボードがあって、
「Helen Yemm があなたの質問にお答えします」とあります。
ああ、Helen Yemmだ。



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ちょうど私がイギリスに来てしばらくした頃に彼女がTVに顔を見せるようになったので、
とても馴染みのある顔だったのです。
最近は、TVには殆ど顔を出さないようですが、
毎土曜日のテレグラフのガーデニングのページにある
「Thorny problems」は、欠かさず読むコラムです。
agony-aunt-style garden adviceとでも言えばいいのでしょうか、
読者のさまざまな問題に真摯に対応して、解決策を提示してくれるのですが、
自分の庭での例を引きながら、悩める園芸愛好者に実に明快なアドバイスをしてくれます。
毎月の'Gardeners' World'の「Over the fence」と言うコラムでは、
James Alexander-Sinclairと、同じ主題について男と女それぞれの考え方の相違について、
皮肉とウィット溢れる論争を繰り広げています。

この国に来てから、いわゆるセレブリティのガーデナーに出会うことが何度もありましたが、
私はそういうことにはまったく興味のない類の人間なのですが、
ラフな野良着にフォークを担いでいるような姿(彼女もアロットメントをやっています)しか知らなかったので、
シンプルだけれどお洒落なシャツで、ちょっと手持ち無沙汰に座っているのが気になって、
思わず「お聞きしたいことがあるのですけれど・・・」と声を掛けていました。
「どうぞ」と椅子を勧めてくれながら、
「あなたのシャツいいわね」と言う、ガーデニングとは関係のない思いがけない声が掛かったので、
ちょっとどぎまぎしてしまって(余り人に対してどぎまぎすることのない私なのですが・・・
彼女に声を掛けたのが、彼女の爽やかなシャツのせいだったので・・・)、
その言葉を無視して、実は・・・と春からずっと悩んでいる問題を投げかけました。
そして、春からの悩みが一気に吹き飛ぶ明快な答えをもらってうれしくなったのと、
プランツを買うことに熱中して、彼女の存在に気付く人がいないのを幸いに、
もう一つ気がかりなことを質問して、たまたま彼女の現在の庭も小さい庭であることから、
これまた的確なアドバイスをもらうことができました。

この人となら、一日中でもガーデニングの話ができそう、と思いながら、
お礼を言って立ち上がると、
「本当にあなたのシャツ、いいわよ。」ともう一度声が掛かりました。
今度はありがとうの意味を込めて、にっこりスマイルを返したのでした。

シャツが結ぶ縁で、楽しい一期一会になりました。




[追記の追記]
実はそのあと帰り際にJと二人で通りかかると、
ちょうど年配の女性の悩みが解決したらしくて、立ち上がったところだったので、
「先ほどはありがとうございました。ホッとしましたよ。」と声を掛けると、
Jにも詳しく説明をしてくれました。

そして、なぜか急にミーハーな気分になった私は、
[写真撮らせて頂いてもいいでしょうか」と声を掛けると、
「あらっ、そんなこと言われたのは初めてよ」と言う彼女に、
横から「Typical Japanese!」とチャチを入れるJに「そうなの?」と笑いながらも、
写真に納まってくれたのでした。


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# by lapisland2 | 2014-07-25 07:29 | Garden Visit + | Trackback | Comments(9)

アジサイの季節




今年は冬からずっと暖かい日が続いたせいか、
6月の中頃からアジサイの花が咲き始めました。
例年よりも1ヶ月以上早い開花です。

日本では紫陽花は6・7月の花で、梅雨の最中に爽やかな美しい色を見せてくれますが、
日本の暖地に比べると1ヶ月ほど花の遅れるイギリスでは
どちらかというと夏から初秋にかけての花になります。

アジサイは故郷の市花でもあり、子供の頃から親しんだ懐かしい花ですが、
残念ながら石灰岩の多いイギリスの地に咲くアジサイは、
日本のようにブルーの花は少なく、ピンクの濃淡や濃い赤系統の色になります。
たまにスコットランドなどの旅先でブルーのアジサイに出会った時には、
同行の英国人に不審に思われるくらいに感動の声をあげるほどです。

また、車で南西部を旅して西に走っていくと、
突如としてアジサイの花色がピンクからブルーに変わる地域があり、
ああ、コーンウォールに近づいて来たなとわかるような面白い体験もあります。

思い出の中にあるような青い紫陽花の花を咲かせるために、
こちらに来てから随分長い間、あらゆる苦労(!)を重ねてきました。
青い花が咲く品種の紫陽花をいったい何鉢買ったことでしょう!
(売られている鉢植えのアジサイは薬品処理で青い色にしてありますので、
翌年からの花はピンクに変わってしまうのですが・・・
わかっていながら、ついついきれいな青い色に惹かれて買ってしまっては、
あとでがっかりするのを何回繰り返したことか。。。)

水遣りはすべて溜めて置いた雨水を使い、
培養土は、酸性土好みの植物用に作られているエリカシアス・コンポストを、
年に一度は花色をブルーにしてくれると言う魔法の薬をふりかけて・・・、
いかに手立てを講じても、
紫陽花の花は頑固にピンクの色を保っています。

今では、ピンクや赤のアジサイも、
それはそれでいいじゃないかとすっかり諦めの境地に至りました。
それに、白い花ならば、土に関わらず白い花を咲かせてくれますものね。




と言うことで、まずは白いアジサイから。


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これは友人宅のアジサイから挿し木をとったもので、今年が始めての開花になります♪
自分で種まきや挿し木から育てて、
初めて花が咲いた時のうれしさは何ものにも代え難いものがありますね。

Hydrangea macrophylla  'Madame Emile Mouillere'  (たぶん)





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これくらいで止まってくれれば、ピンクの花も可愛いのですが・・・。





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日本で人気のあるアナベルは、
残念ながら日陰で雨の多いうちの庭には合わないアジサイです。
これくらいの時はいいのですが、
大きくなると細い茎は大きな花を支えきれず、四方八方にだらしなく広がって、
見苦しい姿になってしまいます。

Hydrangea arborescens 'Annabelle'





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これは比較的新しい品種ではないかしらと思いますが、
花のない時期も、黒紫色の茎はなかなか渋い感じです。





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そして、ウズアジサイは雨ばかりの秋や冬を越したせいか、
ピンクに少しブルーが掛かった微妙な色になっています。
でも、暑さが続いていますので、雨水だけでは足りなくて、
水道水を与えていますので、もうすぐピンクに戻ることでしょう。

大きくなり過ぎたので、春にばっさりと株の三分の一を伐採しました。

ウズアジサイの詳細については→



カシワバアジサイも今年は例年よりも早くから花を付けていますが、
それはまたの日に。


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# by lapisland2 | 2014-07-20 03:43 | Shrub | Trackback | Comments(4)

7月の庭から  1.


ウィンブルドンが始まる頃から、雨が多くなってきましたが、
それでもまだ晴れる日の多い今年の夏です。

庭では、例年よりも早く紫陽花が咲き始めていますし、
クレマティスも満開になっています。

もうしばらくの間、このほどほどによい天気が続いてくれることを祈るのみ。
私の住む地域はロンドンよりは2~3度低いので、20度前後の気温が続いています。
暑い日で25~6度、少し低めだと17度くらいでしょうか。
猛暑に耐えている日本の方には申し訳ないのですが、
暗くて長い冬のあとにやって来た短い夏ですから、
もうしばらくは爽やな季節を楽しませてほしいものです。



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ラベンダーも次々と咲き急ぎ、すでに半分は刈り取ってドライフラワーに、

あとの半分は蜂たちのために残しています。


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フレンチラベンダーは、私の所では寒い冬を越せないことが多いのですが、
面白い品種名に惹かれて買ったこの Lavandula Stoechas 'Fat Head'は 
比較的暖かかった冬を越えて、大きく育ってくれました。



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リリービートルの襲撃に耐えながら、
今年もキコマユリが可憐な花をたくさん咲かせてくれました♪




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いつも元気なデュランディClematis x durandiiは、
アーチの上で、空に向かって花を開いています。



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かなりの日陰でも、長い間次々と花をつけてくれる'Fukuzono'は、ありがたい存在です。
(実際の色は、もっと濃い青紫色です)

デュランディもフクゾノも茎が長くてしっかりしているので、
夏の切花としてブーケに混ぜても楽しめます。



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背が低いので、グランドカバーにぴったりのこちらでは定番のヒペリカムですが、

日陰でも元気いっぱいなのはうれしいのですが、
放っておくと広がってしまうので、時々整理が必要になります。

学名: Hypericum calycinum
英名: Rose of Sharon



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アストランティアも咲き始めています。


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ジェラニウムロザンネイは6月から咲き始めていますが、
これから秋まで長い間咲き続けてくれることでしょう。


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うちでは夏の定番のエリンジウムのひとつですが、
春から雨が少なかったせいか、例年より元気がいいようです。

学名: Eryngium giganteum




いつものように、のんびりしたブログの更新なので植物たちに追いつかず、
そろそろ庭はジャングル状態になりつつあります。


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# by lapisland2 | 2014-07-13 20:12 | 四季の庭 | Trackback | Comments(8)

今年もユリの季節が始まっていますが。。。





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リーガルリリーは、早々と咲き急ぎ、



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タイガーリリーや,



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ダークな色のユリもつぼみが大きくなって来ました。




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これは確かアフリカン・クィーン。



春からずっと暖かく、6月にいいお天気が続いたので、
今年はどのユリも開花時期が早いようです。

鉢植えのリーガルリリーは、
1本の茎に20輪以上の花が咲く帯化現象が3年ほど続いていましたが、
今年は普通に戻っているようです。



ここ数年のリリービートルとの戦いに疲れて、
ピンクパーフェクションやイースターリリーは姿を消しました。
私自身も体力的にリリービートルに対処するエネルギーを失くしてしまいましたので、
ユリは今年限りにするつもりです。
来年以降は生き延びているものだけにして、増やさないつもりです。

同じプランツをたくさん植えてはいけないという証明のようなものですね。
ユリたちに別れを告げるのは寂しいですが、
おかげでリリービートルという
英国では新参者の昆虫(ガーデナーから見れば害虫ですけれども)の
生態を知ることができて、興味深い観察ができました。



以前にも何回か触れたと思いますが、
リリービートルが日本に侵入しないように、植物検疫の徹底が必要でしょうし、
園芸者はうっかり海外からユリの球根を持ち帰ったり、
個人輸入したりしないように気をつけてほしいものです。
日本の原種のユリの素晴らしさは、何ものにも代え難いものなのですから。

そしてイギリスのようにすでにリリービートルが侵入してしまった国では、
球根はきちんと消毒してあるものを確かな所から入手し、
決してすでに鉢植えにしてあるものを購入したり、
友人・知人から譲り受けることをしないように注意してほしいものです。
(拙庭での繁殖の原因は、友人から贈られた鉢植えに潜んでいたものと思われます。)

今のところ、この虫には天敵はみつかっていないようで、
仮に(オーガニックの)薬品を使ったとしてもそれほど効き目はないとの事です。
被害の大きさが顕著になってきたせいか、
この夏はリリービートルに関するアンケート調査が行われるようですが、
時すでに遅しのような気がします。



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# by lapisland2 | 2014-07-10 18:35 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

7月の庭仕事




こちらイギリスでは珍しくまだ夏らしいお天気が続いています。
今年は少し長い夏が期待できるのでしょうか。
2.3年続きで雨と洪水で明け暮れたイギリスですので、
たまにはこんな青空の日が続いてもいいとは思うのですが、
いやいや、この国のこと、油断は禁物かもしれません。
いつ土砂降りの大雨がやってくるやら、太陽の下ヒョウ・アラレが降るやら。
でも、今しばらくはこの素晴らしいお天気を楽しむことにいたしましょう。

ホリデーに出かける人も多いので、
水対策も考慮に入れておいた方がいいかもしれませんね。

イギリスの夏のいいところは、
どんなに暑い日でも日陰に入るとひんやり涼しいことです。
もうすぐ、鳥たちは産後休暇のホリデーに出かけて、庭から姿を消してしまいます。
鳥のさえずりの代わりに聞こえてくるのは、
夏休みに入った子供たちの賑やかな声になることでしょう。
いずれにしても、庭でリラックスしたひと時を過ごすのは、
短い夏の楽しみのひとつになります。

(とは言いながら、ガーデンテーブルの隅っこには剪定ばさみが載っていたりして。。。)


日本は梅雨明けと共に厳しい暑さが続くことでしょうから、
プランツの夏越し対策をお忘れなく!
熱中症にくれぐれも気をつけて、
元気に夏を乗り切ってくださいね。



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☆水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
 ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
 植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
 ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
 週のうち2・3回たっぷりやる方が効果的で、
 植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎マルチングが遅れている場合は、今からでもやっておくこと!

◎ホリデーの間の水遣りの事を考えておく
(お隣りや友人に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
 自動水遣り装置を設置するetc.)

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
 野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
 庭の水遣りに再利用できる

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆引き続き、2年草の種まきをする
(寒い地方では中旬までに済ませる) 
 
 foxglove, honesty(Lunaria annua), evening primrose,
 ワスレナグサ、ウォールフラワー、ダイアンサス(ナデシコやカーネーション)、
 カンタベリーベルなど

☆引き続き、softwood と semi-ripeのcutting(挿し芽・挿し木)をする
 
 多年草ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、Lamium maculatum、
 diascia(ディアスシア)、pinks(ナデシコ類)、パラゴニウム、コリウス、
 バーベナ、クレマティス、シュラブ類など

☆耐寒性クライマーやシュラブのlayeringをする
 アケビ、アイビー、ウィンタージャスミン、ライラック、クレマティス、campsis など

 簡単にできますので、トライしたい方は、やり方をお尋ね下さい。

☆挿し芽・挿し木の根付いたものを、定植する

☆スィートピーの花を切る
(スィートピーは種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
 花が咲いたら次々切り取って切花にする)

*ウドンコ病を防ぐために、朝早く根元にたっぷり水遣りをする

☆hedge(垣根)の刈り込み
 
 遅くても9月初めまでには済ませること!
 
 *電動機具(electric trimmer)を使う時は、ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
 *hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする(そこだけハゲになってしまう)
 *下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆花が終わったベディングプランツを刈り取る

 ルピナス、デルフィニウム、バーバスカムなどは二番花のために
 花茎を根元から切る

☆2番花の咲くものや、花期の長いものはカットバックして、
 水と肥料を与える

☆アルカミラモリス、ワスレナグサ、アクィリジア(西洋オダマキソウ)、
 スカビオサなど増えると困るものは、花が終わったらすぐに花茎を切って、
 種を飛ばさないようにする

☆ラベンダーの花が終わったら、すぐに花茎を刈り取って、
 コンパクトな形をキープする

*ドライフラワーやポプリを作る時は、花が色づいて開き切る前に、
 花茎の元の部分から切り取って、温室やシェッドに吊るして乾燥させる

☆晴れた日を選んで、種採りをする
 
 保存するものは、密封容器に入れて冷蔵庫に
 そうでないものは、すぐに蒔く

☆春咲き球根の堀り上げと株分け

◎チューリップ、ヒヤシンス・・・毎年
(ただし、私の経験ではイギリスでは原種などを除いて
 チューリップは1年限りで、
 毎秋新しい球根を植えるほうが良いように思います。)

 水仙・・・2~3年毎

 その他のものは混み合って来たら適当に

◎堀り上げて乾燥させた球根は、根をハサミで切り、
 痛んだ所を取り除いて浅い箱などに入れて、涼しい場所に保管する

◎オフセット(分球した小さな球根)は、
 花が咲くまでに2~3年掛かるので、気長に待つ

☆混み合っているジャーマンアイリスの株分けをする
(古い真ん中の部分を捨てて、周りの若い部分だけを残す)

*根塊が地面から見えるように浅植えして、葉を半分の長さに切る

*イギリスでは、S&Sの被害に注意すること!

☆秋咲き球根を植える
 コルチカム、ネリネ、オータムクロッカスなど

☆ウィステリア(藤)の夏剪定をする
 
 (7月に20~25cm、冬に5cmほど)

 剪定後、カリ分の多い液肥を与える

*新しく植えたものは剪定しないこと!

☆2週間毎にコンテナーやハンギングバスケットに肥料を与え、
 小まめに花がら摘みをし、伸びすぎたものは切り詰める

☆ダリアがグングン成長する時期なので、
 2週間毎の肥料と毎日の水遣りを欠かさずに

☆ダリア、ユリなど背の高いプランツに支柱を立てる

☆バラの花がら摘みを忘れずに!
 
 2番花のために、花の咲いた3芽下で剪定する
 6月にやらなかった場合は、hoeingとマルチング

*肥料は7月末までに終えること!

 黒点病とウドンコ病の発生に注意する

☆今の時期、カイガラムシが発生しやすいので注意する
 見つけた場合は、ブラシで擦り取って石鹸水を吹いておく

☆ホスタの周りにコパーテープを巻く
 地植えのものには、コパーリングやグリット、
 貝殻や卵の殻を砕いたものや、トラップなどでS&Sの被害に備える

*S&S(ナメクジとカタツムリ)の駆除剤については、
 前にも書きましたが、Metaldehydeが主成分のものは絶対に使用しないように!
 毒性がきついので、鳥や小動物、ペットに影響があります。

☆ハウスプランツの植え替え

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆定期的に芝刈りをする
 日照りが続くようなら、短く刈り過ぎないようにして、
 刈る回数も減らす
(草刈機の刃を40~50mmに設定する)

*エッジングも忘れないように!
(芝生のエッジをきちんと刈ると、グンと見栄えがよくなりますよ!)

☆コンポストの切り返しをする
 コンポストが乾いていたら、水を掛けるのを忘れずに!






☆池の管理

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで、
 魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法

 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 4週間毎に新しいものに取り替える。
(ガーデンセンターなどで既製品も売られていますが、
 材料が手に入る場合は簡単に作ることができます)

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
 魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する
 できればwater buttの水を使う
(水道水の方がalgaeが発生し易いとのこと)

 *小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているか
 どうか、常にチェックする

◎blanketweed や duckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎スイレンに付くaphidに注意する
 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
 (水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎カエルの出入り口を作ってやる





☆Wildlife

もうすぐ、鳥たちは産後休暇のホリデーに出かけて、
庭から姿を消すので、餌やりも暇になるでしょう。
それまでは、餌を切らさないように!

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 最後の雛がいる間はもっと栄養分の多いものを準備する
 
(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特に今の時期は、雛が巣立ちをしているので注意が必要

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
 プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!
 (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
 そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、毎日新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい

 **またいずれ、どんな花が適しているのか詳細を書き込むことにします




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。→






*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね

*庭仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 
 
(これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)


☆☆画像は、大好きなディエラマ♪
もし、日当たりよく、風が吹きぬける広い庭があったら、
一番植えたいプランツの一つです。


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# by lapisland2 | 2014-07-05 21:09 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(10)

青い紫陽花





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今日は若くして逝ってしまったNickの誕生日。
彼の命日や誕生日には花を供えに行きます。
花束にはいつも彼の好きだった青い花を何かしら混ぜて。



この地方の土には決して青い紫陽花は咲かないのに、
不思議なことに彼の眠る庭園には、
目に沁み、心に沁みる、青い紫陽花が咲きます。


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# by lapisland2 | 2014-07-03 04:13 | 散歩道の植物たち | Trackback

6月の庭から  2.



初夏の日差しがしばらく続いていた6月の庭は、
月末に近づいて雨になりました。
ウィンブルドンとグラストンベリーフェスティバルの頃には、
必ずと言っていいくらいに激しい雨が降ります。
庭には恵みの雨になりましたが、
強い風を伴うことが多いので、そろそろ庭のジャングル化が始まっています。





6月はジェラニウム(フウロソウ)の咲き始める季節になります。
世話要らずで、日向から日陰まで応用範囲が多いので、
隙間ができると、とりあえずこれを植えておくことにしています。



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小さいけれど、ピュアな白い花は半日陰を明るくしてくれます。
Geranium pratense 'Summer Skies'



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これは以前にもご紹介したことがあるきれいな水色の花ですが、
けっこう背が高くなります。
Geranium pratense 'Mrs Kendall Clake ' 



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花友から回ってきたフウロソウですが、
繊細な感じの花も葉っぱも小さくて邪魔にならず、かなりの日陰でも大丈夫なので重宝しています。
Geranium macrorrhizum




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これもグランドカバーに持って来いのジェラニウムですが、
くっきりしたマジェンタ色の花は、きれいな葉っぱと共に、
小さくてもよく目立ちます。



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日向が大好きなマグニフィカムはよく増えるので、
2~3年に一回は株分けが必要ですね。
Geranium × magnificum   AGM

日本で好まれるジョンソンブルーは、
他のプランツの陰で、今年は貧相な花をポツポツ。
ロザンネイもそろそろ咲き始めています。
ロザンネイは花期が長いので、またいつか。



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ヴァレリアン(Red valerian)の白花も満開になりました♪
濃いピンクのRed valerianは、こちらでは道端にも生えているような強い花ですが、
白花の方は、宿根草でもあまり寿命は長くなく、
2年草で終わってしまうことも多いようです。
Centranthus ruber 'Albus'



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そして、最初のユリが咲き始めました。


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# by lapisland2 | 2014-07-01 00:18 | 四季の庭 | Trackback | Comments(2)

初夏の日差しに映えるオリエンタルポピ-



今日は久しぶりの雨になるはずが、パラパラと来ただけで終わってしまいました。
イギリスにしては珍しく安定したいいお天気が続いていましたので、
ブログの更新をしない間に、庭の花もどんどん咲き進んでしまいました。

すでに朱赤のオリエンタルポピーは芥子坊主になってしまいましたが、
まだチラホラと咲き続けているポピーもあります。

数年前の厳冬に半分枯れこんでしまっていた大きなシュラブを切ってもらったので、
今までひっそりと陰で咲いていたポピーたちが復活し始めています。

そして、すっかり消えてしまったと思っていた大好きだったポピーも
ひょっこり顔を出してくれました。




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これはかなり前にどこかの庭園で咲き乱れていたのがとても印象的で、
Plant Finderでナーサリーを探して苗を手に入れたものです。
毎年たくさん花を付けてくれていたのですが、
うしろのシュラブが大きくなり、他の背の高い宿根草が覆いかぶさって、
ここ2年ほどは葉っぱだけになっていたのですが・・・
お日様が当たるようになると、再び花を咲かせてくれました。

花びらのギザギザがなんとも言えず陽気で可愛いポピーです。
Papaver orientale 'Forncett Summer'



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(すぐ上の画像は今年のものではなく、たくさん咲いていた頃のものです。)






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ポピーは何種類も植えた覚えがありますので、そのうちのどれかだと思いますが、
きれいなパステルピンクのオリエンタルポピーもそのひとつです。
たぶんこれは、Papaver orientale 'Helen Elizabeth'。

どこかに白いポピー、'Royal Wedding'があるはずなのですが、・・・
今年は顔を見せてくれないようです。
このポピーはうちの庭とは相性がよくないのか、植えては消え植えては消えを
繰り返して3回目でやっと定着した経緯があります。






オリエンタルポピーを見事に咲かせるには、
やはり日当たりのよい広い庭が必要で、
狭くて日当たりの悪い拙庭ではちょっと無理がありますねぇ。


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# by lapisland2 | 2014-06-27 18:21 | Perennial | Trackback | Comments(2)

スパイダーリリー咲く♪





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春に植えたヒメノカリスが咲き始めました♪
英名はスパイダーリリー(蜘蛛百合)なんて、ちょっと不気味な名が付いていますが、
不思議な形の純白の花は爽やかで、香りがいいのもボーナスです。
こちらでは温室やコンサバトリーの花で、
寒さだけでなく、冬場が雨季のようなこの国では
外での地植えは無理なプランツになります。

春に出た長期予報によると、少し長い夏が期待されるとのことだったので、
温室もコンサバトリーもありませんが、トライしてみることにしました。
明日の予報さえも当たるも八卦のこの国で、長期予報が当たる可能性は少ないのですが、
今のところいいお天気が続いていますので、ラッキーでした。




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強い直射日光はよくないので、ポットの置き場所はいつも通りの
半耐寒性植物の置き場所、サイドゲートに通じる狭いパティオなので、
背景がよくないのですが仕方がありません。

中南米原産で、約30の原種があるということですが、
自生地ではどんな場所に咲いているのでしょうね。

不思議な形の花は、真ん中の花のように見える部分は、
雄しべのつけ根が花弁化して副花冠となったもので、
まわりの細長いスパイダーの足のような部分が花(集散花序)だそうですよ。
この花を見ていると自然の作る造形の不思議と神秘を感じずにはいられません。




学名: Hymenocallis x festalis 'Zwanenburg'      
英名: Spider lily 、 Peruvian daffodil  basket flower
和名: ササガニユリ (笹蟹百合)




[追記]

イギリスでの栽培について書いておきます。


*植え時期: 3月ごろ

*花期: 5月~7月

*植え場所: 英国の場合は温室またはコンサバトリー
        夏に外に出す場合は、葉が十分に育って、遅霜の恐れがなくなってから外に出す 
       (日向半日陰 どちらかと言うと半日陰好みのように思える))
      
*土: 湿り気があって、かつ水はけの良い土を選ぶ
     (John Innes No2にグリットを少し加える)

*植え方: 球根の先端(首と肩の部分)が土から上に出ているように浅植えして、
       明るい室内に置く(20cm間隔)


*水遣り: 葉が出始めたら、水切れにならないように気をつけて、
      湿度を保つために時々霧吹きで水をかける


*冬のケア: 夏に外に出した場合も晩秋には鉢を取り入れて、
       最低15℃くらいの気温に保つ
       冬は少し渇き気味に保つほうがよい

       あるいは、葉が枯れたあと霜の降りる前に掘り起こし、
       乾かしてから逆さまにしてピートモスやパーライト、バーミキュライトに埋めて保管する
       (15-21°C)


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# by lapisland2 | 2014-06-22 08:10 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(8)

ラベンダーを待ちながら





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ラベンダーは、小さなつぼみが上がってから、
花開くまでの長い長い待ち時間が何よりも楽しみです。

庭に出る度に、少しずつ強くなる香りを感じながら、
まだかしら、まだかしら。。。






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そして、あまりに長い間待ち過ぎて、
毎年切るタイミングを逃してしまいます。



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# by lapisland2 | 2014-06-18 04:29 | Shrub | Trackback | Comments(2)

6月はアイリスの季節



日本では、(花菖蒲を除くと)5月がアイリスの季節になる地域が多いと思いますが、
イギリスでは6月がアイリスの季節になります。
私の所でもコアヤメや黄菖蒲などが咲き始め、
一時的に和の雰囲気の庭に変身します。




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この場所は比較的日当たりがいいせいか、
賑やかにコアヤメ(Iris sibirica)が広がっています。
和の趣ではありませんが、それはそれでいいものです。



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日陰の場所では、濃い緑の中に白いアイリスが目を引き、
爽やかな雰囲気はそれもまた好しです。




でも、何回植えても、どこに植えても、
拙庭ではどうにもうまく行かないのがジャーマンアイリスです。
雨が多い上に、日陰や半日陰の場所が多いせいか、
芽が出ると待ってましたとばかりSS軍団に狙われて、
葉っぱが伸びる前の段階でボロボロの状態にされてしまいます。
ジャーマンアイリスは、根茎を土の表面に剥き出しにして日に焼かないといけませんが、
その根茎も齧られてしまう始末です。
葉っぱを齧られるだけなら、翌年また出てきますが、
根っこを齧られたのでは、堪りませんよね。



ところがどうしたことか、一箇所だけジャーマンアイリスが育つ場所があります。
サイドゲートに通じる小道にボックス(西洋ツゲ)で囲んだ場所があるのですが、
随分前にその隙間にお遊びのようなつもりで
ジャーマンアイリスを植えたことがありました。
日当たりのいい場所というわけではなく、根元に日が当たるわけでもないのですが、
なぜか毎年たくさんの花を咲かせます。
そして、S&Sに齧られた形跡もまったくないのです。



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周りを取り囲むボックスに何かの物質が含まれていて、
それがS&Sを遠ざけているのでしょうか。
それとも・・・?

これはもう、世界の七不思議に入るくらいに摩訶不思議なことで、
さっぱりわけがわかりません。



何年ガーデニングをやっていても、
植物の世界には不思議がいっぱいです。
その不思議に惹かれて、
失敗を重ねても、年を重ねても、
未だにこの世界から足が洗えないでいるのかもしれません。


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# by lapisland2 | 2014-06-17 04:46 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

6月の庭から   1.




しばらくからりと晴れたいいお天気が続いていますので、
庭の花たちも次々と花を付けています。
ここ数年は体調が悪かったり、冬以外に長期で日本に帰ることが多く、
殆ど庭に手をかけていないので、定番の花ばかりですが、
まだご紹介していないプランツも数多くありますので、少しずつ。



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日差しがきつくなり、庭では定番のオリエンタルポピーが咲き始めています。
鮮やかな色のポピーが咲き始めると、夏が近いことを感じます。




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大好きなジレニア(ミツバシモツケソウ)にも星屑のような花がいっぱい♪
勝手に「初夏に咲く雪の妖精ジレニア」と名付けていますが、
大株になると、初夏の庭に雪の妖精たちが舞っているようです。 

以前に書いたこのプランツについての詳細は→



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ふわふわのカラマツソウの花も満開に。
残念なのは、花期が短くてすぐに散ってしまうこと。



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アストランティアも少しずつ咲き始めています。
この花は花期が長いので、長い間楽しませてくれます。



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ここ数年花が咲き始める頃になると、
せっかくのきれいな葉っぱが虫にやられてしまう斑入りのアストランティアですが、
さて、この夏はどうなることでしょう。



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毎年定番のフォックスグローブ。
この花無くしては、初夏の庭は寂しくなってしまいます。




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そして6月はアイリスの季節♪
定番の Iris sibirica(コアヤメ)が庭のあちらこちらで咲き始めました。
すっきりした細い茎と小さな花は、他のプランツと組み合わせても
ちっともうるさい感じになりませんね。
たくさん蕾を付けるので、長い間咲いているように思いますが、
一つ一つの花はあっという間に終わってしまいます。



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日陰では、まだウツギの花が咲き続けています。
これは八重のウツギですが、剪定をさぼっていますので、
花が随分高い所で咲いています。



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このMock Orange(バイカウツギ)も日陰にあるので、
うちにあるバイカウツギの中ではいつも最後に花を付けます。



そして、ウツギの花がすべて散ってしまうと、
イギリスにも短い夏がやってきます。




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# by lapisland2 | 2014-06-14 03:42 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

早々と夏咲きのクレマティス咲く



今年は冬から春にかけての気温が例年よりも高いせいか、
すでに夏咲きのクレマティスが咲き始めています。
例年だと、7月も半ばを過ぎてから咲き始めていたのですが、
今年は1ヶ月以上早い開花です。



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一輪目は八重に近いような大きな花を付けました。



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二輪目は、セミダブル。

さて、次はどんな花を咲かせてくれますことやら。


一昔前に、和の雰囲気がある一重の花と色が気に入って買い求めたものですが、
このクレマティスは、一重とセミダブルのニ種類の花をつけるようです。
(本によっては、初夏の花はセミダブル、晩夏の花はシングルとありますが、
拙庭では混じって出ることが多いように思います。)



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ひと頃は数え切れないほどの花を咲かせていたのですが、
引越しのために鉢上げをして以来、花付きが悪くなり、
毎年ポツポツと花を付けるだけになっていました。
長い間鉢住まいのままでいたのですが、
一昨年やっと地植えにしたら、うんともすんとも言わなくなり、
もうだめなのかしらと思っていたら、今年は元気に咲き始めてくれました。




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一輪目の花は男の人の手を広げたくらいの大きさがあります。
こんなに大きくては、風情もへったくれもありませんよね。
でも、久しぶりに花開いて、
「私はここにいるのよ」と、精一杯自己主張をしているのかもしれません。



そして、長い間名前を失念していましたが、
つい最近古いクレマティスの本を開いたら、
ページの間から購入した時の名札が出て来て、
Clematis 'Daniel Deronda' だとわかりました。

'Daniel Deronda' は、1882年に作出(あるいは発表)されたとのことですから、
モダンなクレマとしては古い品種に入りますが、
AGMにも選ばれていて未だに人気があるようです。








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これは今年の花ではありませんが、一重の花は、こんな感じ。
同じクレマティスとは思えないですよね。





学名: Clematis 'Daniel Deronda'       AGM



[追記]

*Pruning group 2

*いつものように、赤から青にかけての色彩はなかなか肉眼で見るような色がでてくれません。
 上に貼った画像の中では、2番目のが少し近い色かしらと思います。

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# by lapisland2 | 2014-06-09 18:14 | Climber | Trackback | Comments(0)

6月の庭仕事



6月はイギリスで最も美しい月ではないかと思います。
不安定な春の天気も少し落ち着き、鳥たちも最後の子育てを終えようとしています。
庭や街では緑の色が深みを増し、ウツギの花が咲き急ぐ中、ありとあらゆるバラの花が咲き乱れ、
デルフィニウムやルピナスが空に向かって鮮やかな花の塔を立ち上げます。
庭の隙間はいつの間にか埋め尽くされ、
私たちは買い込んだ新しい苗の植え場所を探して右往左往することになります。
庭仕事はいつものように山積みですが、
しばし手を止めて、短い夏の始まりを楽しむことにいたしましょう。




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☆花木の剪定

◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする
 ウツギやメギ、Deutzia、Philadelphus、 Weigela、Berberisなど

 *毎年古い枝の四分の一くらいを剪定する 

◎常緑のシュラブの剪定
 Viburnum tinus など

◎マグノリア(木蓮)が大きくなりすぎた場合は、今月中に剪定をする

☆引き続き、樹木やシュラブの周りにマルチングをする

☆ハニーサクルやクレマティスのツルを支柱に結わえる
  
☆突然の豪雨や強風に備えて、背の高いプランツ(デルフィニウムやユリなど)に支柱を立てる

☆キンセンカ、クラーキアなどの1年草を外に直播する

☆来年のCheiranthus(ウォールフラワー)、ワスレナグサ、foxglove(ジギタリス)、
 honesty 、Canterberry bellなどの2年草の種まきをする

☆プリムラの株分け

☆プルモナリアやドロニカムを切り詰めて液肥を与える

☆まだなら、ボーダーに肥料を入れる

☆引き続き、カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物に、
 専用の肥料を与える

☆バラも肥料を忘れずに! (potashu)
 +hoeingとマルチングをする

☆夏用のハンギングバスケットやコンテナーの植え付けを終える

◎water-retaining gelと緩効性肥料を土に混ぜる

◎植え付けたあとのピンチングを忘れずに!
(すでに花の咲いている苗を買っても、すべてピンチングしてしまう事!
 勇気を出してこれをやっておくと、スタートは遅くても
 霜がおりる頃まで長く咲き続けてくれますよ)

*花がら摘みと毎日の水遣りを忘れずに!

☆ダリアやカンナなどの半耐寒性プランツの植え付けを終える

☆6月下旬になったら、春咲き球根植物の枯れた葉を刈り取る
 掘り上げて保存するものは、涼しく暗い場所を選ぶ

☆オリエンタルポピーの花が終わったら株元から切る

☆soft cutting の時期ですよ!
 ヒューシャ(フクシア)、パラゴニウム、バーベナ、ハイドレンジア、
 ペンステモン、ラベンダー、ピンクス(カーネーションやナデシコの仲間)、
 シュラブやハーブなどの挿し木をする

☆定期的に雑草抜きをする

☆芝生に肥料をやり、雑草を取り除く

☆定期的に芝刈りをする
 夏の日照りに備えて、短く刈り過ぎないこと!

☆温室やコンサーヴァトリーの日除けと空気の循環に注意する

☆秋植え球根のカタログが6月末頃から配布になるので、
 今月中にカタログの請求をしておく



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★病害虫に注意!!!


◎昨年から引き続き雨の多い天候が長く続いているので、
 slug & snailの発生が目立ち始めている

 クレマティスの新芽、種まきした苗など、
 たちまちやられてしまうので注意を怠りなく!
 ホスタ(ギボウシ)は特に被害が大きいので、要注意!

(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
 コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

*オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
 いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
 オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!

*Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
 こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に
 害があります。

*庭に鳥やカエル、ヘジホグなどが来てくれる環境作りをするのが一番!!!

◎これからの時期、powdery mildew (ウドンコ病)の発生が予想されるので、
 マルチングして乾燥を防いだり、隙間がないほど植え込まないように注意が必要!
 ウドンコ病が発生してしまったら、葉っぱを根元から切り取って、
 肥料を与え、水遣りをしっかりする

◎ルピナスやバラの新芽などはアブラムシに注意する
 (手でしごき取ってから、石鹸水をスプレーする)

 ただし、テントウムシがいるようなら、石鹸水をかけないこと!

◎ユリに付くlily beetleに注意!

 葉の間に隠れていますが、真っ赤な色で見つけやすいので、
 見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はない

*lily beetleについての詳細は、『4月の庭仕事』を参照のこと

◎バラのブラックスポット(黒点病)を防ぐ

 葉にブラックスポットやさび病、ウドンコ病の兆候をみつけたら、
 すぐに切り取って焼き捨てる
 落ちた葉っぱもすべて拾って同様にすること!

◎バラに付くsawflyの幼虫に注意!
(ナルコユリやホウチャクソウなども
 一晩でスジだけになるので注意!)

 幼虫は、イモムシに似ている
 幼虫の間に見つけて、おはしでつまんで捨てるのが一番効果あり!

下のRHSのサイトで、幼虫を確認!
     ↓
 RHS Help & Advice (Large rose sawfly

成虫の姿は
  ↓
 
 (左の4つの画像にポイントを合わせると、大きい画像が出て来る)


*病害虫については、イギリスと日本とでは違いますので、
 そのつもりで読んで下さいね



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☆池の管理

◎水辺の植物の植え付けは、今月中に終える

◎水温が上昇する時期なので、
 スイレンやホテイアオイなどで、魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法
 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 
 *4週間毎に新しいものに取り替える。
 (ガーデンセンターなどで既製品も売られているが、
  材料が手に入る場合は簡単に作れる)

◎blanketweedを取り除く
 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎duckweedを取り除く

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎おたまじゃくしから孵ったカエルの出入り口を確保する

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎スイレンに付くwater lily beetleやaphidに注意する
 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
 (水の中に落ちた虫は、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎水辺の植物の花後の花がら摘み
 (枯れた花や葉が池に落ちないようにする)


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☆Wildlife


◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特に今の時期は、雛が巣立ちをしているので注意が必要

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

**今の時期でも餌を与えるのは、
 子育て真っ最中の鳥もまだいるので助けになりますよ!

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい



★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

 こちら→




☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。


  
(画像は、ウィズリーのトライアルガーデンから)

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# by lapisland2 | 2014-06-05 18:32 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

5月の庭から  3.



5月も下旬になり、庭では雛に餌を運ぶ鳥たちが忙しく飛び回っています。

つい数日前にもヒョウが降りましたが、
それでも昨年と比べると随分暖かい5月なので、巷ではバラの花も咲き始めています。
と言っても、拙庭ではバラはいつも遅いので、
咲き急いでしまったのは、芍薬の花です。



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代わりに、あちらこちらで頭をもたげているのは、アリウムたち。




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スズランもまだ咲き続けていますが、
しゃがめないので、写真を撮るのがむずかしいですね。




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アクィリジアも満開になっています。
狭い庭では種を飛ばさないように、咲き終わる頃にすべて刈り取って、
初夏の花たちに場所を譲ります。





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ソロモンシールもまだ咲き続けています。
今年は50本近く茎が上がり、
雨が多かったせいか、1m近く伸びているのもあります。




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アーチのオーナメンタル・グレープの芽が伸びて来ました。
冬に強剪定をしても、勢いが強いので夏場に数回の剪定が必要になります。




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一昨年強剪定をしたタマリクスは、
花付きが少しよくなり、淡い霞のような花を付けています。



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ウツギも今年は早くから咲き始めました。
この国ではさまざまなウツギの花が咲きますが、
この花が咲き終わると、イギリスの庭は初夏へと姿を変えて行きます。



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# by lapisland2 | 2014-05-26 20:05 | 四季の庭 | Trackback | Comments(16)

可愛いそばかすっ子のビオラ





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Viola sororia 'Freckles'は、白に近い淡いブルーに、
紫色のそばかすが点々と入る可愛いビオラですが、
見かけの可憐さとは程遠いタフなプランツでもあります。

北米東部原生のビオラですが、繁殖力が強く、
彼の地では花壇で領地を広げるだけでなく、
芝生や道端などに逃亡して迷惑な雑草扱いを受けているようですね。

花後の種を残しておくと、そこら中に広がってしまうので、
うちのような狭い庭では、花がら摘みは欠かせません。
でも、せっせと花がら摘みをしたところで、
種小名のsororia(「塊になった」の意)の示すように、
匍匐茎で広がって行きます。

とても魅力的な菫ではありますが、同時に迷惑千万なプランツでもあるのです。
でも、広い庭なら木の下などに植えておくと、春には綺麗なスミレのカーペットになることでしょう。
宿根草ですが、寿命は3年ほどのようです。

日向でも半日陰でも適度に湿り気があり、水はけのよい土であればよく育ちます。
花期は、晩春から夏にかけて。
花期が終わると、葉が大きくなるのはニオイスミレと似ていますね。

秋に葉を刈り取って、肥料を与えてマルチングをしておきます。



そうそう、花はサラダの散らすといい彩りになりますよ。





学名:  Viola sororia 'Freckles'
英名:  Freckles violet. Common Blue Violet.
和名: フキカケスミレ(吹き掛け菫) ?
別名: アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)フレックス ?   




[追記]

*いつものように、次々と咲き続けていた間は毎日見惚れているだけで、
 花が終わる頃になって、慌てて写真を撮るドジな私ですので、
 写真はこの一枚だけです。
 花いっぱいの様子は、また来年にでも。

**日本でも、このそばかすっ子の原種である Viola sororiaは、
  庭から逃亡して領地を広げつつあると聞いています。


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# by lapisland2 | 2014-05-25 07:34 | Perennial | Trackback | Comments(2)

オウゴンイタヤはとびっきりの色♪




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5月の庭で、新緑の美しい樹木やシュラブは数多くありますが、
その中でも輝くようなライムグリーンの若葉を見せてくれるのが、このモミジです。

新緑がだんだん濃い緑に変化していく初夏になっても、
このモミジはきれいな色を保っています。



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生育が遅く、余り大きくならないと言うことで求めたモミジですが、
10年以上経つのに、鉢植えのものは植えた当時とそれほど変わりがなく、
地植えの方も、昨年撮った写真と見比べても、それほどの差がないくらいに、
ゆっくりゆっくり育っています。



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芽吹きの頃には、プリーツを畳んだように上手に仕舞われていた葉っぱが、
少しずつほどける様子が面白いものです。

秋には、地域によっては黄色や橙色に色付くということですが、
風雨のきつい拙庭ではきれいに紅葉するのはむずかしく、
晩秋の冷たい風は葉を縮らせて落としてしまいます。
でも運のいい年には、マスタード色に黄葉した葉のふちに、
ほのかにオレンジ色の紅が指す、
なかなか渋い姿を見ることができます。



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日本固有種のオオイタヤメイゲツ(大板屋名月)の変種だと思いますが、
オオイタヤメイゲツは本州(福島県以南)、四国 のブナ帯以上の山地に生育する落葉高木で、
樹高は20mにもなります。
「イタヤ」は葉が重なり合っていて、板葺き屋根のように見えることから来ているようですが、
「メイゲツ」は丸い掌状に広がる葉の形を名月に例えたのだとか。
英名の一つ(Golden) fullmoon mapleも、そこから来ているのでしょうね。

種小名のshirasawanumは、明治時代の樹木学者の白沢保美博士にちなんでいるそうです。



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学名: Acer shirasawanum 'Aureum' AGM
英名: Golden Shirasawa maple 、Golden fullmoon maple 
和名:  ?オウゴンイタヤ(黄金板屋)、キンカクレ(金 隠 れ)
 


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# by lapisland2 | 2014-05-22 02:53 | Tree | Trackback | Comments(2)

5月の水仙   Poet's Narcissus







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イギリスで一番最後に咲く水仙、'Pheasant's Eye' が、庭の日陰でひっそりと咲いています。
えっ、今頃?と思われるでしょうが、
例年だと5月に入ってからも寒い日が続きますので、
この花が咲き始めると、春も終わりに近づいて、少しずつ初夏の気配を感じる頃になります。
今年は例外的に暖かい春ですが、この水仙だけは例年通りのスケジュールで咲いているようです。

オールドファッションな水仙ですが、
遅い花を待つ甲斐が十分にあるほどすてきな香りを漂わせます。
派手な花ではありませんが、とても好きな水仙の一つです。
かの有名なギリシャ神話のナルシッサスは、
この花ではないかと言われるくらいに古い歴史を持つ水仙です。




学名: Narcissus poeticus var. recurvus                       AGM
英名: (Old) pheasant's eye







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遅咲きの水仙は他にもあって、人気のある品種はこの 'Actaea' ですが、
'Pheasant's Eye' がなかなか増えてくれないのに対して、
この品種は割りと早く大株になるのがその理由かもしれません。
背丈が45cmもあるので、風の強い拙庭にはちょっと向かない水仙ですが、
随分昔に植えたのがまだ残っています。
これもオールドファッションな水仙になります。



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学名: Narcissus 'Actaea' / Narcissus poeticus 'Actaea'    AGM
英名: Daffodil 'Actaea'
 



'Pheasant's Eye' や 'Actaea' は、RHSの水仙の分類(13に分類されています)の中では、
Poeticus  という部類に入ります。
いずれも、とてもいい香りがする水仙です。


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# by lapisland2 | 2014-05-20 03:28 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

5月の庭から   2.






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庭のあちらこちらで、さまざまなフウロソウが咲き始めています。
これは Geranium phaeumのどれか。 'Raven'だったかしら?



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ソロモンシールは、この写真を撮ってからあとグングン大きくなっています。
どこかに斑入りが居る筈なのですが、今年は姿が見えません。
ケマンソウは根腐れからか、1株消滅したようで、ピンクも白も今年はちょっと元気がありません。



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青空に映えるカリフォルニア・ライラック。
かなりの年なので、毎春今年が最後かしらと思いながら見上げています。



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アスター( Eurybia divaricata)のみずみずしい葉がとてもきれいですが、
地植えの方は、アキレア(Achillea ptarmica)に居場所を占領されてしまったので、
救出した大鉢のみになりました。
狭い庭では見えない所で常にプランツたちの領地争いが進行しているようです。



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菜園だけでなく、庭でも活躍してくれるコンフリーの花。
初夏までの花の繋ぎになってくれますし、
邪魔になれば刈り取って、コンポストに放り込んで促進剤に。
ハチが大好きなプランツで、いつも群がっています。



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カレックスもきれいな色合いを増してきて、
昨年たくさん間引いたにもかかわらず、あちらこちらにアジュガが再生中です。



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ホスタたちも葉を広げ始め、
S&Sの餌食になる前のつかの間の瑞々しい葉を見せてくれています。


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# by lapisland2 | 2014-05-16 23:47 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)