初秋を告げるブルーの星 セラトスティグマ



今日は秋分の日。
中旬まで続いた熱波も、そのあとの嵐と共に過ぎて行ったのか、
ようやく涼しくなってきたイギリスです。


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初秋を感じる花はいくつかありますが、
このCeratostigmaもそのひとつ。


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目に染みるブルーの色は、澄み切った秋空を思わせます。


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そして、秋が深まるにつれて、葉も少しずつ色づいて秋色になってきます。


英名にはHardyが付きますが、実のところはそれほど耐寒性がなく、
冬越しできない年もありますが、
平年並みの冬であれば、春に強剪定をしてやれば、新芽が吹いてきます。
水はけがよく、日当たりのよいシェルターな場所を選んで植えるようにします。
いくつか品種がありますが、最も耐寒性のあるのはC.willmottianumになります。


学名:Ceratostigma willmottianum
英名:Hardy Plumbago
和名:アルタイルリマツリ






[追記]
来週から日本です。
8月の庭便りは、またのちほど日本滞在中に。
とは言うものの、
日本に帰るといつもイギリスのことはすっかり忘れてしまいますので、
まあ、覚えていればのことですけれど。



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by lapisland2 | 2016-09-22 23:45 | Shrub | Trackback | Comments(2)

9月のWildlife



9月は夏の名残りと秋の訪れが交差する月ですが、
今年は異変が起こり、9月に入ってからも毎週のように熱波がやって来て、
今日もケントでは34.4℃を記録、うちの周辺やヒースロー周辺でも33℃と、
1911年以来という暑い9月が続いています。
そんな天候のせいなのか、毎年9月に出現するDaddy- long-legs(ガガンボ、カトンボ)の数が
例年に比べると随分多いように思います。
庭では勢いを失った夏の花たちに変わって、
蝶や蜂たちはアスターやジャパニーズアネモネ、そして咲き始めたアイビーの花に群がっています。
暑いとは言え、少しずつ日が短くなるのを感じる9月は、
鳥たちの移動の入れ替わりなどWildlifeの観察にはとても興味深い月になります。



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            (Daddy Longlegの画像はwildlifetrusts.comから拝借)




◎8月下旬から鳥たちが庭に戻って来ているのと、
 日が短くなり気温が下がってくるに従って、
 北からの渡り鳥の数も増えて来るので餌の補給に気をつける

 冬に備えてのこの時期は高エネルギーの餌を用意する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやナッツケーキ(ドライフルーツやナッツをラードで固めたもの)、
 ビスケットやケーキの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

 *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めて死ぬことがあるので、
  必ずワイヤーネットのピーナツ用のバードフィーダーに入れて与えること

 *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
  多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように!

  ハンギングフィーダー・・・ tit 、 finch
  バードテーブル・・・・・・ robin、 chaffinch、 sparrow   
  地面・・・・・・・・・・・ blackbird,
thrush
 
◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、餌を準備する

(キャットフードやドッグフードなど+水)

*ミルクは与えないこと!

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

 (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあと
ブラシで擦り、そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

 *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎落ちたリンゴやペアなどをすべて片付けずに、
 
thrushや小動物、アシナガバチなどのために少し残しておく

◎水の補給も忘れずに!

 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること!

 常にバードバスや水飲み場をきれいにして、毎日新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太や小枝を積んだり、
 草を刈らない場所を作る

◎ヘジホグのために冬眠場所を作ってやる



 ☆庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!





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by lapisland2 | 2016-09-13 16:14 | 今月のWildlife | Trackback | Comments(2)

9月の庭仕事


9月になりましたね。
こちらイギリスは7・8月と欧州からのヒートウェーブが何回もやって来て、
寒暖の差が激しく、人だけでなく植物や鳥たちも戸惑っているように思います。
8月末の短い熱波でいよいよこれで夏も終わりかと思っていたら、
9月に入ってからまた熱波がやって来ました。
秋はもうそこまで来ている気配はそこここに感じますが、ぶり返す暑さに足踏みをしているようです。
でも、鳥たちはすでに庭に戻り始め、少しずつさえずりの声が大きくなってきています。
庭では夏の花たちも色褪せて、
野ではすでにヤナギランやアザミの綿毛も飛び去り、
ナナカマドやサンザシの実が色づいています。
季節は終焉に向かい始めると同時に、新しい季節への繰り返しの準備も始まっているようです。

ガーデナーにとっては、今月も忙しい月になりそうです。


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☆冬までに定着するように、
 できるだけ早く耐寒性1年草の種まきをする
 (必要ならば、フリースやクローシェで保護する)
 キンセンカやニゲラ、poached egg plant(Limnanthes)、
 カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
 ヒメコスモス、コーンフラワー、ラークスパー、など

*今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲く

☆2年草の苗を定植する
 
 ウォールフラワー、ワスレナグサ、フォックスグローブ、
 スィートウィリアムス、オネスティなど

*ウォールフラワーの種まきをし損ねた場合は、
 これからの時期ガーデンセンターやマーケットで束にして売られる苗を
 買って植えるとよい

☆コルチカムの球根の植え付け

☆秋植え球根を植えつける

 特にダフォディルやFritillaria imperialis などは早めに

(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
 その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

*ただし、チューリップは11月まで待つこと!

☆芝生に小さい球根(クロッカスやフリティラリアなど)を植え込む

*リスが掘り返すのを防ぐために、
 植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!

 (普通のネットでは喰いちぎってしまうので注意)

☆クリスマス用の水仙やヒヤシンスを植える

*preparedと書いてある球根を買う

☆引き続きbedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を
 定期的にして、花期が秋まで続くようにする
   ↓
ボーダーの花が終わった所に多年草の鉢を置いたり、
プリムラやパンジーなどを植えて秋から冬までの間も
花が続くようにする

☆ハンギングバスケットやポットの寄せ植えも、
 花がら摘み・水遣り・施肥を定期的にして、
 花期が秋まで続くようにする

☆引き続き、晴れた日を選んで種取りをする

(採った種は紙袋に入れて乾燥した所に吊るして数日乾かした後、
 ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
 冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

☆花が終わった宿根草は、根元から刈り取って、コンポストに

*ゲラニウム、プルモナリア、ユーホビア、ぺオニーetc.

☆カメリアに水遣りと施肥を忘れずに

*イギリスの場合、南東部など石灰質の地域では、
 水道水よりも溜めておいた雨水をやる方がよい

☆秋の嵐に備えて、支柱の点検をしておく

 ダリア、ジャパニーズアネモネ、アスターなど

☆クライマーを植えつけるのに最適の月なので、
 植えつける場所を選び、土の準備をする。

☆ダリアも今月は最盛期になるので、花がら摘みを忘れず、
 支柱がしっかりしているかどうか確かめる

 毎週の施肥も忘れずに!

☆アルパインのプランツにグリットでマルチングをする

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの花後の剪定をする

 (剪定した茎を挿し木に使える)

☆バラの黒点病やさび病の兆候のある葉は、
 すべて市町村の収集するグリーンビンに入れるか焼却し、
 下に落ちた葉もすべて拾って同じように処分する

*家庭のコンポストは温度がそれほど上がらないので、入れないこと!

☆植えてから3~4年経った宿根草は勢いがなくなるので、
 今の時期に株分けをする

 (ただし、粘土質の土なら春に株分けする方がよい)

☆ミクルマスデージー(アスター)はウドンコ病が発生しやすいので
 水遣りを忘れないようにする

*どうしても必要な場合は、2週間おきにオーガニックの薬剤を散布するが、
 ウドンコ病に耐性のある品種を選ぶようにした方がいい

☆挿し木やさし芽はまだできるので、早めにする

*耐寒性のない宿根草などのさし芽も今のうちに 

  ヒューシャ、パラゴニウム、ペンステモン、バーベナ、マーガレットetc.

☆根付いた挿し木、さし芽の鉢上げをする

 市販のpotting compostまたは、コンポストに砂やパーライト(3:1)を混ぜた土に植える

☆外に出していたハウスプランツを室内に取り込む

☆9月はヘッジ(垣根)の刈り込みをする最後の月なので、
 寒くなる前にトリミングをしておく

*時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

*電動機具(electric trimmer)を使う時は、
 ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!

*hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする

(そこだけハゲになってしまう)

*下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆休眠期に入る前に、伸びすぎたシュラブや樹木の軽いトリミングをする

Carpinus(Hornbeam)、Laburnum(キングサリ)、Robinia(ニセアカシア)、
ジャスミン、チョイシアなど

*モミジ(Japanese Acer)は、9月~11月の間に形を整える程度の剪定をしてやるとよい 

☆芝刈りと施肥

*4月~10月までは週1回の芝刈り
 日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!

(芝刈り機のブレードを2.5~ 3cmに設定する)

* 施肥は3~4週に1回程度

☆夏の間にできた芝生のはげた部分に種を蒔く

 (今なら数週間で新しい芝が生えてくる)

☆クリスマスに使うヒイラギの実などにネットを掛けて、鳥から守る

☆冬までにコンポストの切り返しをしておく



☆池の管理

◎引き続き blanketweedやduckweedを取り除く

◎ホテイアオイやウォーターレタスなど、
 水面を覆っているプランツを間引いて数を減らす

◎増えすぎた水草も引き上げて量を減らす

◎スイレンなどの枯れた葉が水中に沈まないように、刈り取る

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

*カエルなどの出入り口を確保するのを忘れないように!

◎冬に備えて、水温が低くなる前に魚に高タンパク質の餌を与えて、
 病気に対する抵抗力をつける

*隔日にフレークまたはペレットを与える (20分以内に無くなる程度の量)

 気温が下がり始めたら、餌の量を減らす

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 



☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。









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by lapisland2 | 2016-09-06 22:02 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)