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10月の庭仕事



9月は例年になく暖かく雨の少ない月になりました。
1910年の記録が始まって以来、最も雨の少ない9月だったとか。
例年ならば、9月になると朝晩だけヒーターを入れることが多いのですが、
今年は一度もそういうことがなく過ぎました。

でも、10月の訪れと共に急激な冷え込みが来ています。
今朝はグンと冷え込み、初霜が降りました。
いよいよ本格的な秋に突入のようです。
昨年は暖冬になりましたが、さて今年の冬はどうでしょう。
どんな冬がやって来てもいいように、
寒さ対策なども今月からそろそろ考慮に入れておいた方がいいでしょうね。

そして庭仕事だけでなく、庭に来る鳥や小動物たちの冬支度の
手助けができるような心の余裕も持ちたいと思います。
一昨年のような厳しい冬になれば、
自然の中で餌を探すのは本当に難しくなります。
秋から春の間だけでも、彼らがサバイバルできるように
餌の補給を心がけて下さればうれしいです。

まだ日中暖かさの残っている間に、やっておきたい庭仕事がたくさんあります。




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☆夏のボーダーの終わったプランツを刈り取って、きれいにする
 (空いた場所に、ウォールフラワーやワスレナグサなど早春に咲く花を植えておくと、
 11月に植えるチューリップとの組み合わせがうまくいきますよ)

☆引き続き宿根草の株分けをする
 (ただし、粘土質の土の所では春に株分けする方がよい)

☆フロストが来るまで咲き続けるように、
 ダリアや鉢植えの花がら摘みを続ける

☆引き続き、お天気のよい日を選んで種取りをする

☆宿根草やシュラブなどの根元を、コンポストや堆肥でマルチングする
 (肥料は来春まで与えない)

☆来春用に新しく花壇を作る場合は、今の時期に準備を始める
 (土を耕し、コンポストや堆肥を入れる)

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの剪定

☆スタンダード仕立てのバラもトリミングをして、
 強風に備えて支柱の点検をする

☆黒点病/黒星病が発生したバラの葉をきちんと処分して、
 来年に持ち越さないようにする
(落ちている葉もすべて拾って焼却するか、市町村の収集するグリーンビンに入れる)
 そのあと、株周りをコンポストでマルチングする

☆冬に地掘り苗木のバラを植える予定の場合は、
 植える場所の土の準備をする

☆ホスタの枯れた葉を取り除く
 
*剪定ばさみで切るよりも、根元から引き抜く方が根が腐るのを防げる

☆引き続き秋植え球根を植える
(チューリップは11月まで待つこと!)

*リスが掘り返すのを防ぐために、
 植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!
 (普通のネットでは喰いちぎってしまう)

☆ネリネの植え替えや株分け

☆出来るだけ早く耐寒性1年草・2年草の種まきを終える
 (暖かい地方でも、今月末までに終える)

キンセンカやニゲラ、poached egg plant (Limnanthes)など

☆すでに種蒔きをした耐寒性1・2年草の苗を定植する
(ウォールフラワーやワスレナグサなど)

☆クレマチスなど耐寒性クライマーを植える
(まだ土の温かい今の時期に植えておくと、根がよく成長する)

☆常緑のシュラブやコニファーの植え替えが必要なら、今が最適の時期

☆ヘレボルスの植え付けや植え替え、株分けをする
 肥料を与える(リン酸分の多い緩効性のもの)

☆落葉性の垣根の刈り込みをする
(beechや hornbeamなど)

常緑の垣根は最後の刈り込みの時期になる(トリミング)

☆今月から hardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の
 時期になるので、トライしよう

 willow 、cornus、スモークツリー、レンギョウ、バラなど

☆冬に植えつけるバラや樹木の注文を入れる

☆芝生のエッジングをする

☆気温が下がってくるので芝刈りは2週間に1度くらいでよい

 *ブレードの高さをを4-5cmにする

☆芝生にtop dressing をする
ロームベースのpotting compostにシャープサンドを
 混ぜたものを芝生に撒く  (1:1)

そのあと、はげた部分に芝の種を蒔いて、軽くrakingしておく

☆耐寒性のないプランツを堀上げてポットに植え替え、
 温室やシェルターな場所、あるいは室内に入れる 
 (パラゴニウムやコリウス、半耐寒性ヒューシャなど)

☆ダリアやカンナ、グラジオラスなども掘り上げて貯蔵する
 (暖かい地方では、ダリアはそのままマルチングをするだけでも
 大丈夫ですが、厳冬の場合は危ないかもしれません)

*カンナ: 根元から15cmくらいで切り、土をつけたまま乾かしてから、
      湿らせたポッティングコンポストか砂を入れたポットに植えて、
      春まで温室やシェッドなどに置く

☆半耐寒性のバナナなど地植えのプランツも、
 ワラを巻いたりフリースを掛けるなどの準備を始める
 (ロンドンなど暖かい所では、来月に)

☆ポット植えの半耐寒性ラベンダーの花茎を剪定し、
 冬越しさせる場所に取り込む

 *時々水遣りするのを忘れずに!

☆夏のハンギングなどを片付けて、
 冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る

☆温室のヒーターをチェックする

☆種のカタログを取り寄せる

☆ガーデン・ファニチャーを片付けるか、カバーを掛ける

☆集めた落ち葉でleafmould (腐葉土)を作る

☆コンポストの切り返し(フォークで上下を入れ替える事)を
 するのを忘れずに!

★コンポスト作りを始めるのに最適の時期ですよ~!♪

(あわわ~、まだコンポスト作りの書き込みしていませんねぇ。。。)






☆池の管理

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

◎ネットの上の落ち葉を取り除く

◎枯れたマージナル・プランツが水中に沈まないように、刈り取る
 (水面の少し上の部分で切る)

◎池の周りのプランツの株分けをする(アスチルベ、torolliusなど)

◎カラーリリー(Zantedeschia)などはマルチングで保護する

◎ホテイアオイは引き上げて、泥を入れたポットに移し、
 春まで温室などに保存する

◎魚の餌について
 
 水温が10℃に下がったら、低タンパク質の餌に変える
 (秋冬用の餌を買い求める)

 水温が7度以下に下がったら、餌を与えるのを止める

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 






☆Wildlife

◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
 ヘジホグ(ハリネズミ)やカエル、虫たちの冬眠場所になる

 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを設置する

*日が短くなり気温が下がってくるに従って、
 北からの渡り鳥の数も増えて来るので餌の補給に気をつける

 冬に備えて高エネルギーの餌を用意すること!

 ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやナッツケーキ(ドライフルーツやナッツをラードで固めたもの)、
 ビスケットやケーキの残り、ラードやfat ball、mealworm など

 *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めて死ぬことがあるので、
  必ずワイヤーネットのピーナツ用のバードフィーダーに入れて与えること

 *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

 *鳥の種類によって好物が違うので、
  多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
   地面に置くバードフィーダーも忘れないように!

◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、
 餌を準備する

 (キャットフードやドッグフードなど+水)

 *ミルクは与えないこと!

◎バードフィーダーやバードテーブル、バードバスの定期的な掃除を忘れないように!
  (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
  そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

 *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!
 
◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える



 

 ★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  お住まいの地域によって庭仕事の時期を前後して下さい。
  栽培方法その他は、日本とは少し違ったところもあります。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい



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by lapisland2 | 2014-10-05 18:35 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

遅まきながら9月の庭から



ブログを書かないでいる間に、9月も終わってしまいました。
8月の秋のような冷え込みを取り戻すかのように、
日中は18℃から20℃と比較的暖かい日が続いた9月でしたが、
それもそろそろ終わりに近づいたようで、
来週からはぐんと秋めいた天候になるとのことです。

遅まきながら、9月の庭の様子を少し。
(9月末日に入れるつもりが、月が替わってしまいましたが。)




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8月中頃からポツポツと咲き始めたルリマツリモドキは、
9月に入ると花数を増し、ブルーの色が更に冴えてきます。
これから少しずつ紅葉する葉っぱも楽しみになります♪

Ceratostigma willmottianum




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晴れる日が多かったわりには、なぜか庭のダリアはもう一つで、
3種類植えたのですが、まだ咲き続けているのはこの'アラビアンナイト'だけです。
この渋い花色が好きで、大きさも程々なので狭い庭には向いているようです。

Dahlia 'Arabian Night'




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6月から咲き続けているこのサルビアは、
相方をフランネルソウ、フランス菊、ガウラと変えて、今はアスターやナスタチウムと一緒に。
フロストの来るまで咲き続けてくれます。
写真では朱赤に写っていますが、実際の色はもっと深い赤です。
Salvia 'Royal Bumble'




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9月にはこのジェラニウムが欠かせません。
今年はお天気のせいか、葉色がはっきり出てくれました♪

Geranium 'Dusky Crûg'




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晩夏から咲き始めるセダムは、蜂のために欠かせないプランツですが、
大株になると円形状に広がって倒れてしまうのが悩みです。

Sedum 'Autumn Joy'




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白いセダムは'Autumn Joy'より背が低いので、
そこそこいい状態を保ってくれています。

Sedum spectabile 'Iceberg'




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庭の片隅では、アラムが毒々しい鎌首を上げています。
(この辺り、キツネの子供が大きな穴を幾つも開けるので、
防御のためにあちこちネットを張っています。
右手にハリネズミの巣があるので、それを守るためもあります。)
Arum italicum



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そして、いつのまにかフウチソウにも花穂が。
フウチソウが色付き始めると、いよいよ秋も本番になります。

Hakonechloa macra 'Aureola'





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by lapisland2 | 2014-10-01 18:15 | 四季の庭 | Trackback | Comments(10)