7月の庭から  2.




あっという間に7月も過ぎて行こうとしています。
7月に入ってから30℃を越える地域もけっこうあって、
イギリスにしては珍しく夏らしい日が続いています。

庭では次々と花が咲いては散って行きますが、
毎度ののんびりした更新なので、とても追いついて行けません。




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7月の初め頃はこんな風にまだおとなしかった庭も、
すでにジャングル状態になってしまっています。
両側からプランツが倒れ込んで真ん中の小道はすでに見えず、
奥に行くにはそれをかき分けかき分け、やっと辿りつけるような状態です。



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Clematis viticella 'Alba Luxurians'が、溢れるほどに咲き零れています。
このところ時々突然の豪雨があるせいか、たっぷり水分を補給して元気いっぱいのようです。



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少しずつグリーンの花が減って、白くなってきているようです。



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エリンジウムがブルーに染まるのも、もうすぐです。
Eryngium planum




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今年は夏の鉢植えやウィンドーボックスの花をニコチアナを主にしてみましたが、
余ったのをいくつか庭の隙間にも。
(冬場の水浸しで根腐れになり、枯れてしまったシュラブや宿根草がいくつもあるので、
あちらこちらに隙間ができて、半日お日さまのあたる場所があります。)
ニコチアナを植えるのは10年ぶりくらいですが、
たまにはこんなのもいいですね。

Nicotiana 'Lime Green'



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隙間を埋めてくれるフーバーフューは可愛くてとても重宝なプランツです。




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フランネルソウは白花が増えてくれるとうれしいのですが・・・、
いつもローズ色の方が勢いがいいようです。



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どこにでも顔を出して、お邪魔虫なカンパニュラ。
抜いても抜いてもどこからか出てきます。
Campanula poscharskyana



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厳しい寒さだった2・3年前、そして水浸しのこの冬と、
ヒービー(日本ではへーベー)には厳しいこの数年ですが、
今年も何とかサバイバルして花を付けてくれました♪


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by lapisland2 | 2014-07-29 23:34 | 四季の庭 | Trackback | Comments(0)

Chenies Manor Houseの夏の庭とプラント・フェア+



毎年7月の第3日曜に行われるChenies Manor Houseのプラント・フェアに
今年も出かけてきました。
プラント・フェアについては、昨年詳細を書いているので、
今年は書くこともないと思って、殆ど写真も撮っていなかったのですが・・・
ちょっぴりうれしいハプニングがあったので。

そして、プラント・フェアだけに行くつもりだったのですが、
庭の方もちょっぴり覗いて来たので、ほんの少しだけ。

昨年夏の庭の様子は→



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                                  (反対側から見たところ)


プラントフェアを見て廻っていた時には、
今にも降り出しそうなうっとうしい空模様だったのですが、
お茶をしてから庭の方に来た途端に、いきなりカンカン照りのお天気に変わりました。
昨年は真っ暗な画像ばかりで、
今年はハレーションを起こしてしまって、・・・で、ちょっぴり露出を落としてあります。


昨年は気温が低く、ダリアも殆ど咲いていないような状態でしたが、
今年は晴れの日がずっと続いているので、どの花も早々と咲き急いでしまっていました。
なかなかうまく行かないものですね。

ホワイトガーデンはすでに最盛期を過ぎてしまっていました。
残念。





プラント・フェアーについて詳細は昨年の書き込みで→

今年の様子も少し。


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[追記]
プラントフェアを小一時間ほど見て廻った後、
さて、先にプランツを確保するべきか、それともお茶をするべきか、
入り口近くの大きな木の下に立ち止まって思案をして、
やっぱりお茶だとカフェのある方向に向き直ったら、
見覚えのある顔の女性が、コーヒーの入った紙コップを片手に、
ちょっと手持ち無沙汰な表情で折りたたみの椅子に腰掛けていました。

夏らしいスカイブルーの麻のシャツがよく似合っていて、
誰だったかしら・・・と思っていると、
目の前に小さなサインボードがあって、
「Helen Yemm があなたの質問にお答えします」とあります。
ああ、Helen Yemmだ。



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ちょうど私がイギリスに来てしばらくした頃に彼女がTVに顔を見せるようになったので、
とても馴染みのある顔だったのです。
最近は、TVには殆ど顔を出さないようですが、
毎土曜日のテレグラフのガーデニングのページにある
「Thorny problems」は、欠かさず読むコラムです。
agony-aunt-style garden adviceとでも言えばいいのでしょうか、
読者のさまざまな問題に真摯に対応して、解決策を提示してくれるのですが、
自分の庭での例を引きながら、悩める園芸愛好者に実に明快なアドバイスをしてくれます。
毎月の'Gardeners' World'の「Over the fence」と言うコラムでは、
James Alexander-Sinclairと、同じ主題について男と女それぞれの考え方の相違について、
皮肉とウィット溢れる論争を繰り広げています。

この国に来てから、いわゆるセレブリティのガーデナーに出会うことが何度もありましたが、
私はそういうことにはまったく興味のない類の人間なのですが、
ラフな野良着にフォークを担いでいるような姿(彼女もアロットメントをやっています)しか知らなかったので、
シンプルだけれどお洒落なシャツで、ちょっと手持ち無沙汰に座っているのが気になって、
思わず「お聞きしたいことがあるのですけれど・・・」と声を掛けていました。
「どうぞ」と椅子を勧めてくれながら、
「あなたのシャツいいわね」と言う、ガーデニングとは関係のない思いがけない声が掛かったので、
ちょっとどぎまぎしてしまって(余り人に対してどぎまぎすることのない私なのですが・・・
彼女に声を掛けたのが、彼女の爽やかなシャツのせいだったので・・・)、
その言葉を無視して、実は・・・と春からずっと悩んでいる問題を投げかけました。
そして、春からの悩みが一気に吹き飛ぶ明快な答えをもらってうれしくなったのと、
プランツを買うことに熱中して、彼女の存在に気付く人がいないのを幸いに、
もう一つ気がかりなことを質問して、たまたま彼女の現在の庭も小さい庭であることから、
これまた的確なアドバイスをもらうことができました。

この人となら、一日中でもガーデニングの話ができそう、と思いながら、
お礼を言って立ち上がると、
「本当にあなたのシャツ、いいわよ。」ともう一度声が掛かりました。
今度はありがとうの意味を込めて、にっこりスマイルを返したのでした。

シャツが結ぶ縁で、楽しい一期一会になりました。




[追記の追記]
実はそのあと帰り際にJと二人で通りかかると、
ちょうど年配の女性の悩みが解決したらしくて、立ち上がったところだったので、
「先ほどはありがとうございました。ホッとしましたよ。」と声を掛けると、
Jにも詳しく説明をしてくれました。

そして、なぜか急にミーハーな気分になった私は、
[写真撮らせて頂いてもいいでしょうか」と声を掛けると、
「あらっ、そんなこと言われたのは初めてよ」と言う彼女に、
横から「Typical Japanese!」とチャチを入れるJに「そうなの?」と笑いながらも、
写真に納まってくれたのでした。


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by lapisland2 | 2014-07-25 07:29 | Garden Visit + | Trackback | Comments(9)

アジサイの季節




今年は冬からずっと暖かい日が続いたせいか、
6月の中頃からアジサイの花が咲き始めました。
例年よりも1ヶ月以上早い開花です。

日本では紫陽花は6・7月の花で、梅雨の最中に爽やかな美しい色を見せてくれますが、
日本の暖地に比べると1ヶ月ほど花の遅れるイギリスでは
どちらかというと夏から初秋にかけての花になります。

アジサイは故郷の市花でもあり、子供の頃から親しんだ懐かしい花ですが、
残念ながら石灰岩の多いイギリスの地に咲くアジサイは、
日本のようにブルーの花は少なく、ピンクの濃淡や濃い赤系統の色になります。
たまにスコットランドなどの旅先でブルーのアジサイに出会った時には、
同行の英国人に不審に思われるくらいに感動の声をあげるほどです。

また、車で南西部を旅して西に走っていくと、
突如としてアジサイの花色がピンクからブルーに変わる地域があり、
ああ、コーンウォールに近づいて来たなとわかるような面白い体験もあります。

思い出の中にあるような青い紫陽花の花を咲かせるために、
こちらに来てから随分長い間、あらゆる苦労(!)を重ねてきました。
青い花が咲く品種の紫陽花をいったい何鉢買ったことでしょう!
(売られている鉢植えのアジサイは薬品処理で青い色にしてありますので、
翌年からの花はピンクに変わってしまうのですが・・・
わかっていながら、ついついきれいな青い色に惹かれて買ってしまっては、
あとでがっかりするのを何回繰り返したことか。。。)

水遣りはすべて溜めて置いた雨水を使い、
培養土は、酸性土好みの植物用に作られているエリカシアス・コンポストを、
年に一度は花色をブルーにしてくれると言う魔法の薬をふりかけて・・・、
いかに手立てを講じても、
紫陽花の花は頑固にピンクの色を保っています。

今では、ピンクや赤のアジサイも、
それはそれでいいじゃないかとすっかり諦めの境地に至りました。
それに、白い花ならば、土に関わらず白い花を咲かせてくれますものね。




と言うことで、まずは白いアジサイから。


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これは友人宅のアジサイから挿し木をとったもので、今年が始めての開花になります♪
自分で種まきや挿し木から育てて、
初めて花が咲いた時のうれしさは何ものにも代え難いものがありますね。

Hydrangea macrophylla  'Madame Emile Mouillere'  (たぶん)





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これくらいで止まってくれれば、ピンクの花も可愛いのですが・・・。





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日本で人気のあるアナベルは、
残念ながら日陰で雨の多いうちの庭には合わないアジサイです。
これくらいの時はいいのですが、
大きくなると細い茎は大きな花を支えきれず、四方八方にだらしなく広がって、
見苦しい姿になってしまいます。

Hydrangea arborescens 'Annabelle'





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これは比較的新しい品種ではないかしらと思いますが、
花のない時期も、黒紫色の茎はなかなか渋い感じです。





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そして、ウズアジサイは雨ばかりの秋や冬を越したせいか、
ピンクに少しブルーが掛かった微妙な色になっています。
でも、暑さが続いていますので、雨水だけでは足りなくて、
水道水を与えていますので、もうすぐピンクに戻ることでしょう。

大きくなり過ぎたので、春にばっさりと株の三分の一を伐採しました。

ウズアジサイの詳細については→



カシワバアジサイも今年は例年よりも早くから花を付けていますが、
それはまたの日に。


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by lapisland2 | 2014-07-20 03:43 | Shrub | Trackback | Comments(4)

7月の庭から  1.


ウィンブルドンが始まる頃から、雨が多くなってきましたが、
それでもまだ晴れる日の多い今年の夏です。

庭では、例年よりも早く紫陽花が咲き始めていますし、
クレマティスも満開になっています。

もうしばらくの間、このほどほどによい天気が続いてくれることを祈るのみ。
私の住む地域はロンドンよりは2~3度低いので、20度前後の気温が続いています。
暑い日で25~6度、少し低めだと17度くらいでしょうか。
猛暑に耐えている日本の方には申し訳ないのですが、
暗くて長い冬のあとにやって来た短い夏ですから、
もうしばらくは爽やな季節を楽しませてほしいものです。



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ラベンダーも次々と咲き急ぎ、すでに半分は刈り取ってドライフラワーに、

あとの半分は蜂たちのために残しています。


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フレンチラベンダーは、私の所では寒い冬を越せないことが多いのですが、
面白い品種名に惹かれて買ったこの Lavandula Stoechas 'Fat Head'は 
比較的暖かかった冬を越えて、大きく育ってくれました。



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リリービートルの襲撃に耐えながら、
今年もキコマユリが可憐な花をたくさん咲かせてくれました♪




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いつも元気なデュランディClematis x durandiiは、
アーチの上で、空に向かって花を開いています。



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かなりの日陰でも、長い間次々と花をつけてくれる'Fukuzono'は、ありがたい存在です。
(実際の色は、もっと濃い青紫色です)

デュランディもフクゾノも茎が長くてしっかりしているので、
夏の切花としてブーケに混ぜても楽しめます。



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背が低いので、グランドカバーにぴったりのこちらでは定番のヒペリカムですが、

日陰でも元気いっぱいなのはうれしいのですが、
放っておくと広がってしまうので、時々整理が必要になります。

学名: Hypericum calycinum
英名: Rose of Sharon



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アストランティアも咲き始めています。


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ジェラニウムロザンネイは6月から咲き始めていますが、
これから秋まで長い間咲き続けてくれることでしょう。


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うちでは夏の定番のエリンジウムのひとつですが、
春から雨が少なかったせいか、例年より元気がいいようです。

学名: Eryngium giganteum




いつものように、のんびりしたブログの更新なので植物たちに追いつかず、
そろそろ庭はジャングル状態になりつつあります。


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by lapisland2 | 2014-07-13 20:12 | 四季の庭 | Trackback | Comments(8)

今年もユリの季節が始まっていますが。。。





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リーガルリリーは、早々と咲き急ぎ、



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タイガーリリーや,



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ダークな色のユリもつぼみが大きくなって来ました。




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これは確かアフリカン・クィーン。



春からずっと暖かく、6月にいいお天気が続いたので、
今年はどのユリも開花時期が早いようです。

鉢植えのリーガルリリーは、
1本の茎に20輪以上の花が咲く帯化現象が3年ほど続いていましたが、
今年は普通に戻っているようです。



ここ数年のリリービートルとの戦いに疲れて、
ピンクパーフェクションやイースターリリーは姿を消しました。
私自身も体力的にリリービートルに対処するエネルギーを失くしてしまいましたので、
ユリは今年限りにするつもりです。
来年以降は生き延びているものだけにして、増やさないつもりです。

同じプランツをたくさん植えてはいけないという証明のようなものですね。
ユリたちに別れを告げるのは寂しいですが、
おかげでリリービートルという
英国では新参者の昆虫(ガーデナーから見れば害虫ですけれども)の
生態を知ることができて、興味深い観察ができました。



以前にも何回か触れたと思いますが、
リリービートルが日本に侵入しないように、植物検疫の徹底が必要でしょうし、
園芸者はうっかり海外からユリの球根を持ち帰ったり、
個人輸入したりしないように気をつけてほしいものです。
日本の原種のユリの素晴らしさは、何ものにも代え難いものなのですから。

そしてイギリスのようにすでにリリービートルが侵入してしまった国では、
球根はきちんと消毒してあるものを確かな所から入手し、
決してすでに鉢植えにしてあるものを購入したり、
友人・知人から譲り受けることをしないように注意してほしいものです。
(拙庭での繁殖の原因は、友人から贈られた鉢植えに潜んでいたものと思われます。)

今のところ、この虫には天敵はみつかっていないようで、
仮に(オーガニックの)薬品を使ったとしてもそれほど効き目はないとの事です。
被害の大きさが顕著になってきたせいか、
この夏はリリービートルに関するアンケート調査が行われるようですが、
時すでに遅しのような気がします。



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by lapisland2 | 2014-07-10 18:35 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

7月の庭仕事




こちらイギリスでは珍しくまだ夏らしいお天気が続いています。
今年は少し長い夏が期待できるのでしょうか。
2.3年続きで雨と洪水で明け暮れたイギリスですので、
たまにはこんな青空の日が続いてもいいとは思うのですが、
いやいや、この国のこと、油断は禁物かもしれません。
いつ土砂降りの大雨がやってくるやら、太陽の下ヒョウ・アラレが降るやら。
でも、今しばらくはこの素晴らしいお天気を楽しむことにいたしましょう。

ホリデーに出かける人も多いので、
水対策も考慮に入れておいた方がいいかもしれませんね。

イギリスの夏のいいところは、
どんなに暑い日でも日陰に入るとひんやり涼しいことです。
もうすぐ、鳥たちは産後休暇のホリデーに出かけて、庭から姿を消してしまいます。
鳥のさえずりの代わりに聞こえてくるのは、
夏休みに入った子供たちの賑やかな声になることでしょう。
いずれにしても、庭でリラックスしたひと時を過ごすのは、
短い夏の楽しみのひとつになります。

(とは言いながら、ガーデンテーブルの隅っこには剪定ばさみが載っていたりして。。。)


日本は梅雨明けと共に厳しい暑さが続くことでしょうから、
プランツの夏越し対策をお忘れなく!
熱中症にくれぐれも気をつけて、
元気に夏を乗り切ってくださいね。



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☆水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
 ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
 植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
 ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
 週のうち2・3回たっぷりやる方が効果的で、
 植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎マルチングが遅れている場合は、今からでもやっておくこと!

◎ホリデーの間の水遣りの事を考えておく
(お隣りや友人に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
 自動水遣り装置を設置するetc.)

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
 野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
 庭の水遣りに再利用できる

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆引き続き、2年草の種まきをする
(寒い地方では中旬までに済ませる) 
 
 foxglove, honesty(Lunaria annua), evening primrose,
 ワスレナグサ、ウォールフラワー、ダイアンサス(ナデシコやカーネーション)、
 カンタベリーベルなど

☆引き続き、softwood と semi-ripeのcutting(挿し芽・挿し木)をする
 
 多年草ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、Lamium maculatum、
 diascia(ディアスシア)、pinks(ナデシコ類)、パラゴニウム、コリウス、
 バーベナ、クレマティス、シュラブ類など

☆耐寒性クライマーやシュラブのlayeringをする
 アケビ、アイビー、ウィンタージャスミン、ライラック、クレマティス、campsis など

 簡単にできますので、トライしたい方は、やり方をお尋ね下さい。

☆挿し芽・挿し木の根付いたものを、定植する

☆スィートピーの花を切る
(スィートピーは種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
 花が咲いたら次々切り取って切花にする)

*ウドンコ病を防ぐために、朝早く根元にたっぷり水遣りをする

☆hedge(垣根)の刈り込み
 
 遅くても9月初めまでには済ませること!
 
 *電動機具(electric trimmer)を使う時は、ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
 *hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする(そこだけハゲになってしまう)
 *下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆花が終わったベディングプランツを刈り取る

 ルピナス、デルフィニウム、バーバスカムなどは二番花のために
 花茎を根元から切る

☆2番花の咲くものや、花期の長いものはカットバックして、
 水と肥料を与える

☆アルカミラモリス、ワスレナグサ、アクィリジア(西洋オダマキソウ)、
 スカビオサなど増えると困るものは、花が終わったらすぐに花茎を切って、
 種を飛ばさないようにする

☆ラベンダーの花が終わったら、すぐに花茎を刈り取って、
 コンパクトな形をキープする

*ドライフラワーやポプリを作る時は、花が色づいて開き切る前に、
 花茎の元の部分から切り取って、温室やシェッドに吊るして乾燥させる

☆晴れた日を選んで、種採りをする
 
 保存するものは、密封容器に入れて冷蔵庫に
 そうでないものは、すぐに蒔く

☆春咲き球根の堀り上げと株分け

◎チューリップ、ヒヤシンス・・・毎年
(ただし、私の経験ではイギリスでは原種などを除いて
 チューリップは1年限りで、
 毎秋新しい球根を植えるほうが良いように思います。)

 水仙・・・2~3年毎

 その他のものは混み合って来たら適当に

◎堀り上げて乾燥させた球根は、根をハサミで切り、
 痛んだ所を取り除いて浅い箱などに入れて、涼しい場所に保管する

◎オフセット(分球した小さな球根)は、
 花が咲くまでに2~3年掛かるので、気長に待つ

☆混み合っているジャーマンアイリスの株分けをする
(古い真ん中の部分を捨てて、周りの若い部分だけを残す)

*根塊が地面から見えるように浅植えして、葉を半分の長さに切る

*イギリスでは、S&Sの被害に注意すること!

☆秋咲き球根を植える
 コルチカム、ネリネ、オータムクロッカスなど

☆ウィステリア(藤)の夏剪定をする
 
 (7月に20~25cm、冬に5cmほど)

 剪定後、カリ分の多い液肥を与える

*新しく植えたものは剪定しないこと!

☆2週間毎にコンテナーやハンギングバスケットに肥料を与え、
 小まめに花がら摘みをし、伸びすぎたものは切り詰める

☆ダリアがグングン成長する時期なので、
 2週間毎の肥料と毎日の水遣りを欠かさずに

☆ダリア、ユリなど背の高いプランツに支柱を立てる

☆バラの花がら摘みを忘れずに!
 
 2番花のために、花の咲いた3芽下で剪定する
 6月にやらなかった場合は、hoeingとマルチング

*肥料は7月末までに終えること!

 黒点病とウドンコ病の発生に注意する

☆今の時期、カイガラムシが発生しやすいので注意する
 見つけた場合は、ブラシで擦り取って石鹸水を吹いておく

☆ホスタの周りにコパーテープを巻く
 地植えのものには、コパーリングやグリット、
 貝殻や卵の殻を砕いたものや、トラップなどでS&Sの被害に備える

*S&S(ナメクジとカタツムリ)の駆除剤については、
 前にも書きましたが、Metaldehydeが主成分のものは絶対に使用しないように!
 毒性がきついので、鳥や小動物、ペットに影響があります。

☆ハウスプランツの植え替え

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆定期的に芝刈りをする
 日照りが続くようなら、短く刈り過ぎないようにして、
 刈る回数も減らす
(草刈機の刃を40~50mmに設定する)

*エッジングも忘れないように!
(芝生のエッジをきちんと刈ると、グンと見栄えがよくなりますよ!)

☆コンポストの切り返しをする
 コンポストが乾いていたら、水を掛けるのを忘れずに!






☆池の管理

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで、
 魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法

 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 4週間毎に新しいものに取り替える。
(ガーデンセンターなどで既製品も売られていますが、
 材料が手に入る場合は簡単に作ることができます)

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
 魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する
 できればwater buttの水を使う
(水道水の方がalgaeが発生し易いとのこと)

 *小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているか
 どうか、常にチェックする

◎blanketweed や duckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎スイレンに付くaphidに注意する
 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
 (水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎カエルの出入り口を作ってやる





☆Wildlife

もうすぐ、鳥たちは産後休暇のホリデーに出かけて、
庭から姿を消すので、餌やりも暇になるでしょう。
それまでは、餌を切らさないように!

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 最後の雛がいる間はもっと栄養分の多いものを準備する
 
(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特に今の時期は、雛が巣立ちをしているので注意が必要

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
 プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!
 (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
 そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、毎日新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい

 **またいずれ、どんな花が適しているのか詳細を書き込むことにします




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。→






*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね

*庭仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 
 
(これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)


☆☆画像は、大好きなディエラマ♪
もし、日当たりよく、風が吹きぬける広い庭があったら、
一番植えたいプランツの一つです。


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by lapisland2 | 2014-07-05 21:09 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(10)

青い紫陽花





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今日は若くして逝ってしまったNickの誕生日。
彼の命日や誕生日には花を供えに行きます。
花束にはいつも彼の好きだった青い花を何かしら混ぜて。



この地方の土には決して青い紫陽花は咲かないのに、
不思議なことに彼の眠る庭園には、
目に沁み、心に沁みる、青い紫陽花が咲きます。


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by lapisland2 | 2014-07-03 04:13 | 散歩道の植物たち | Trackback

6月の庭から  2.



初夏の日差しがしばらく続いていた6月の庭は、
月末に近づいて雨になりました。
ウィンブルドンとグラストンベリーフェスティバルの頃には、
必ずと言っていいくらいに激しい雨が降ります。
庭には恵みの雨になりましたが、
強い風を伴うことが多いので、そろそろ庭のジャングル化が始まっています。





6月はジェラニウム(フウロソウ)の咲き始める季節になります。
世話要らずで、日向から日陰まで応用範囲が多いので、
隙間ができると、とりあえずこれを植えておくことにしています。



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小さいけれど、ピュアな白い花は半日陰を明るくしてくれます。
Geranium pratense 'Summer Skies'



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これは以前にもご紹介したことがあるきれいな水色の花ですが、
けっこう背が高くなります。
Geranium pratense 'Mrs Kendall Clake ' 



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花友から回ってきたフウロソウですが、
繊細な感じの花も葉っぱも小さくて邪魔にならず、かなりの日陰でも大丈夫なので重宝しています。
Geranium macrorrhizum




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これもグランドカバーに持って来いのジェラニウムですが、
くっきりしたマジェンタ色の花は、きれいな葉っぱと共に、
小さくてもよく目立ちます。



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日向が大好きなマグニフィカムはよく増えるので、
2~3年に一回は株分けが必要ですね。
Geranium × magnificum   AGM

日本で好まれるジョンソンブルーは、
他のプランツの陰で、今年は貧相な花をポツポツ。
ロザンネイもそろそろ咲き始めています。
ロザンネイは花期が長いので、またいつか。



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ヴァレリアン(Red valerian)の白花も満開になりました♪
濃いピンクのRed valerianは、こちらでは道端にも生えているような強い花ですが、
白花の方は、宿根草でもあまり寿命は長くなく、
2年草で終わってしまうことも多いようです。
Centranthus ruber 'Albus'



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そして、最初のユリが咲き始めました。


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by lapisland2 | 2014-07-01 00:18 | 四季の庭 | Trackback | Comments(2)