その後の Hacquetia



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小さいけれど印象的な花として以前にご紹介したことのあるHacquetia。
  (以前の記事はこちらで→


あの記事を書いた前の年に、
夏に乾燥し過ぎる前庭から裏庭の今の場所に植え替えをして、
無事に根付いたのでうれしくて書き込んだのでしたが、
あれから2年が過ぎて、なんとか細々とサバイバルしてくれているようです。



見えていないものは、記憶からすっかり消し去るのが大得意の相方が一緒に住んでいますので、
葉が消えてしまう球根や、小さなHacquetiaなどは危険がいっぱいなのです。
キツネや猫よりもずっと大きい足でいつ踏みつけられるか、掘り返されるか、
わからないのですから。
小枝を挿したり、白い砂利を撒いたり、対策をとってはいるのですが、
毎年かなりのプランツが被害に合います。

文句をつけると、
「英国の庭では、サバイバルできるものだけが生き残るのだ~!」という、
いつもの迷文句で煙にまかれてしまいます。

私が庭に出られずにいた間にこの花も咲き始めたようですが、
まるで始めてみる花を見つけたかのように、
「庭の隅っこに、小さいグリーンの花が咲いてるよ~!」と、
報告してくれましたので、
Hacquetiaが無事に休眠期間を過ごしたことを知りました。



そして、まだ被さったままの小枝をそっとのけると、
鮮やかなライムグリーンの花が顔を出してくれました。




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すでに葉っぱが展開し始めているようなので、
かなり前から咲き始めていたようです。




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うれしい。


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by lapisland2 | 2014-03-28 23:58 | Perennial | Trackback | Comments(2)

ヘレボルスをいくつか



スノードロップの満開の頃に花芽の上がっていたヘレボルスたちも、
庭に出られないでいた間に、次々と咲き急いで、
すでに花が緑色に変わりつつあるものもたくさんあります。
昨年、植え替えや株分けをしたので、今年は花つきのよくないものもありますが、
また1年後の出会いに期待しながら、いくつかの花を。




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by lapisland2 | 2014-03-28 01:43 | Perennial | Trackback | Comments(3)

水仙の季節始まる




春分の日も過ぎましたが、こちらは寒の戻りで少し寒い日が続いています。
数日前にはいきなりヒョウやアラレが降りました。

でも、巷では3月上旬のポカポカ陽気で彼岸桜や寒緋桜が満開になり、
マグノリアのぽってりした蕾が今にも開きそうになっています。
昨年の3月は雪が降ったり、氷点下の日が多かったことを思うと、
今年は本当に早く春がやって来ました。



拙庭でも、次々といろんな花が咲き始めています。

その中でも、一番元気をもらえる花は水仙ですよね。
早いものは2月の終わりごろから、
遅いものは5月頃に咲き始める品種まで、
さまざまな水仙がありますが、
取りあえずは、うちの中では第一弾の花を。




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花付きが悪くなって、一昨年株分けをしたサロメは、
今年はたくさん花を付けてくれました。




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Jetfireも、もう満開になっています。




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一番乗りは、風の当たらないところに置いた鉢植えのTete-a-Tete。
庭植えのものより2週間早く、2月下旬から咲き始めました。




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by lapisland2 | 2014-03-24 19:01 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

春の香り  沈丁花




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関西人の私にとって、春になくてはならない花、それはもちろん沈丁花です。
街にも庭にも沈丁花のなんとも言えないあの芳しい香りが満ちると、
「ああ、春だなぁ」と実感したものです。

ところが、石灰分の多いイギリスの土に沈丁花は合わず、
何回トライしても結局は枯らしてしまいます。
枯れなくても、下葉が落ちたり葉色が冴えなかったり。
でも、春にはどうしても沈丁花の香りがほしくて、今は鉢植えで楽しんでいます。

エリカシアスコンポスト(酸性土)に植えて、水遣りは雨水のみにします。
(イギリス南東部の水道水は石灰がきついので、結局は枯らしてしまうことになりますので。)
耐寒性もそれほどないし、拙庭のような風のきつい庭では
冬は鉢を取り込んだり、フリースを掛けたりする必要があります。

根が弱いプランツなので、本来は植え替えの必要のない地植えがいいのですが、
鉢植えの場合は、植え替えの時は根を傷めないように細心の注意が必要になります。
それと、水はけのいい土を好むので、
地植えの場合でも、日本では少し土を盛り上げた所に植えていたのを思い出して、
鉢植えの場合もそれに近いような状態にしています。



日本の植物は、イギリスの土に合わないものが多いので、
日本では簡単に育つものでも、こちらでは栽培の難しいものがけっこうあります。




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これは葉っぱの縁にクリーム色が少し入る斑入りなので、
花のない時期にも楽しめます。

いきなりやって来た春に、急いでフリースをはずすと
最初の数輪が開き始めていました。
雨と強風の連続だった長い冬を乗り切ってくれたようです♪





学名: Daphne odora 'Aureomarginata'     AGM
英名: Variegated Winter Daphne
和名: フクリンジンチョウゲ(覆輪沈丁花)


[追記]

沈丁花は全草が有毒で、汁にかぶれることもあるので手袋をはめるなどの注意が必要です。


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by lapisland2 | 2014-03-16 21:05 | Shrub | Trackback | Comments(8)

インクブルーのこびとさんのアイリス




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このちいさなアイリスも、早春を彩る可愛い花のひとつです。
春の日差しを浴びて、ある日ぴょこんと顔を出す愛嬌者。

今年のアイリスは、藍色に近いような渋い色を選んでみました。

夏らしい夏の殆どないイギリスでは、寿命の短い球根ですが、
それでも毎年植えたくなってしまいます。




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以前の記事はこちらで→ 



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学名: Iris reticulata 'Gordon'
英名  Reticulata Iris 、 Dwarf Iris、 Netted Iris.
和名   (流通名?)ミニアイリス、 小町アヤメ


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by lapisland2 | 2014-03-14 21:54 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(6)

早春の光りと共に咲くクロッカス




ラッパ水仙に先駆けて春を告げる使者ブラックソーンのことを書いたのは
ついこの間のことですが、
一週間が過ぎた今、足元には黄色いラッパ水仙が咲き乱れ、
白いブラックソーンを追いかけるようにして、寒桜や彼岸桜などが咲き始めています。
レンギョウの花も咲き始め、木蓮の蕾も膨らんで来ました。

春は一気に駆け足でやって来たようです。



庭でも、次々と球根花が咲き始め、木々の芽も吹いてきました。
昨日は、カツラの裸木に小さいコパー色の丸い葉っぱが出ているのを見つけました。




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今 庭のそこここで咲いているのは、
インク色に近いような濃い紫のクロッカス。
白や黄色のラッパ水仙に混じって、とても印象的な色なのですが、
私のコンデジでは、こういう色はまったく出ないのが残念です。
実際の色は、もっとダークな色合いです。





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2月中旬に、時折顔を出す太陽の光りに反応して、
真っ先に開き始めるライラック色のクロッカスは、
すでに萎れて、青々とした葉っぱを伸ばしています。


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(昨年はいつまでも気温が上がらず、3月に入ってからも雪の降る日が続いたため、
このクロッカスも啓蟄の頃になってようやく花を付けましたが、
今年は例年通りの開花になりました。)





大きな花の咲くクロッカスは、雨の多いこの国には合わないので、
植えないことにしています。
こういうことも、性懲りもなく何年も植えては失敗して、
初めて悟ることになります。




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by lapisland2 | 2014-03-14 01:33 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

あの日から3年









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          決して忘れないでいること。
                   そして、ただ祈ることしかできないけれど・・・。


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by lapisland2 | 2014-03-11 08:25 | Trackback

早春の光りにスノードロップも満開に♪




週末から急に気温が上がって、待ち焦がれていた春がやって来ました♪
今週いっぱい高気圧が張り出して、お日さまの輝く日が多いとの予報で、
うれしいこと、この上なしです。

ようやく少しずつ痛みも減ってきて、1ヵ月半ぶりで庭に出ることができました。
庭に出るのも7段の階段を上ると言う傾斜地のために、
2階の窓から眺めるほかなかったのです。


スノードロップが満開になり、早春の光りの中で白い耳飾が揺れています。



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手前のはたぶん、'Atkinsii'、
すぐうしろが八重の花で、奥にちらりと見えているのは普通のスノードロップ。



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'Atkinsii'はいつも真っ先に開き始めるので、今が真っ盛りというところでしょうか。



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大好きな'Magnet'。
うなじのちょっぴり長い所が素敵で、風が吹くとゆらゆら感がとてもいいのです。



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普通のスノードロップはとても小さいですが、
イギリスやヨーロッパの人たちが一番愛でるのは この花です♪
まだ蕾のものも多いので、当分の間楽しませてくれることでしょう。




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これはその八重。


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中はこんな風に。
できるだけ八重の花を避けるようにしているのですが、
スノードロップの八重の可愛さには勝てません。



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ジャパニーズ・パティオの隅っこにも。
黒いジャノヒゲと組み合わせるのも、ちょっと渋いでしょう。




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半日陰にニオイスミレと混植したのは、

葉っぱが茂りすぎてちっともスミレの花が見えないのが残念です。



 


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by lapisland2 | 2014-03-10 20:47 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(0)

3月の庭仕事




イギリスは、過去250年間で最悪の冬だったそうで、
来る日も来る日も大雨と強風が続き、太陽を見ることもありませんでした。
南部は川が氾濫し、農地も牧場も家屋も浸水状態が続き、
一時は道路の交通手段がカヌーやボートだった地域も多く、
いまだに水が引かず、避難したままの人たちもたくさんいます。

でも、毎日少しずつ日が長くなって、太陽の輝く日も増えて来ました。
鳥たちのさえずりの声もいっそう高らかになっています。

暗い季節に別れを告げ、春を迎える前奏曲が流れてきます。
待ち焦がれていたガーデニングのシーズン到来です♪



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☆春先の剪定の時期ですよ〜!

◎Cornus(dogwoodミズキの仲間)、Salix (willow ヤナギ)、
  hardy fuchsia(耐寒性フクシア)、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、
 Carypteris 、ブデリア(Buddleia davidii) などは、
根元近く(約15cm)でバッサリ剪定する

◎伸び過ぎたクライマーの強剪定をする

◎花が終わったウィンタージャスミンの剪定
 花が咲いていた部分をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの新芽が出ているのを確認したら、
 枯れた花を刈り取り、痛んだ枝や古い枝も剪定する

*イギリスの場合は花の時期が遅いので、3月から4月初めにかけて剪定をする

◎大きくなりすぎたマホニア(ヒイラギナンテン)の剪定
 バッサリやっても大丈夫、すぐに芽を吹いてくる

◎引き続き、夏咲き(6月以降)クレマティスの剪定をする
 一番下の芽のすぐ上で剪定する
 (C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba, 
大きい花の咲く品種)

◎バラの剪定をする
 枯れたり病気にかかっている枝を切る。
 枝の三分の一〜半分まで、外側をむいている芽の上で剪定する

*剪定後、株周りをきれいにしてfish,blood & boneなどの肥料を蒔いて、
 コンポストでマルチングをする

*サッカーが出ている場合は、根元から引き抜く
(切るとまた出てくる可能性があるので、引き抜く方がよい)

◎竹の剪定をする
 古い竹や、曲がった竹を根元から切る
 冬の間に強風で痛んだ枝も切り取る

☆ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする

*トリミングしておかないとwoodyになってしまうので
 毎年必ずトリミングする

☆ヒューシャ(フクシア)やパラゴニウムなどの苗や、
 ダリアやグラジオラスなどの球根を植える

☆1年草の種蒔き (3月から4月にかけて)
 カリフォルニア・ポピー、カレンジュラ(キンセンカ)、
 ヤグルマソウ、ニゲラ、ポピー、リナリア、poached egg plantなど

*できるだけハチやチョウの好む花を選ぶようにする
 (一重でデイジーのような形の花や、筒型の花など)

☆スィートピーの種まきをする(庭に直播する)

☆秋に宿根草の株分けをしなかった場合は、
 土が温かくなった春に株分けをして、すぐに植えつける

☆宿根草の古い茎を根元から切って、新芽が伸びやすいようにしてやる

☆花の終わった春咲き球根に肥料を与える(お礼肥え)

☆ラッパ水仙など春咲き球根の花が終わったら
 花茎を切って種が付かないようにする

*葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆込み合って花つきが悪くなった水仙の株分けをする

☆スノードロップの花が終わったら、込み合っている株はすぐに株分けをして植えかえる

*というのが常識なのですが・・・、
 ウィズリーのガーデナーさんや
 数十年スノードロップを栽培しているナーサリーの人の話では、
 葉が黄色くなる頃まで待ってからやる方が、よく定着するとのこと

☆常緑樹の植え付けと移植

☆樹木やシュラブ、バラ、宿根草、クライマー、ヘッジなどの周りに肥料をばらまき、
 コンポストでマルチングする
 (コンポストの他、バーク、ココシェルなどでマルチングしてもよい)

☆芝生に生えている苔をガンジキでかき出す

☆芝生に肥料を与え、枯れた部分に芝の種を蒔く

☆芝刈りを始める
 (初めの数回はブレードをhighに設定する)4〜5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、
 芝刈り機をすぐに使えるように準備しておく

☆霜や雪の予報が出たら、
 新芽の出ている球根などにフリースをかける

☆柔らかい新芽をS&S(slug & snail)からコパーリングやグリットなどで守る
 暖かくなると同時にS&Sも活動を始めるので、準備を怠りなく!

☆新葉が展開し始める3月は、
 宿根雑草を取り除くのに最適の時期なので、
 根を残さないように掘るか引き抜いて
 Green binに入れるか焼却する

*コンポストには入れないように注意!
 (一年草の雑草は入れてもよい)

☆室内で花が終わったヒヤシンスなどを外に植えつける

☆コチョウランは週に1〜2回水遣りを始め、
 バークコンポストの場合は、同時にオーキッド用の液肥をやる

☆(室内や温室で)花の終わったアマリリスの花を切り取り、
 3〜4ヶ月後に葉が自然に枯れるまで水遣りと施肥を続ける





☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎枯れたマージナルプランツを刈り取る

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる

◎魚に餌を与え始める





☆Wildlife

◎まだ間に合うので、鳥の巣箱をかける
(鳥の種類によって、巣箱の大きさや形、出入り口の穴の大きさが違うので、
 注意する。巣箱を掛ける場所もくふうする)

*巣の出入り口の穴が北か東を向くように掛ける

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

*すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

◎ロビン、スズメ、ブラックバードなど庭にやって来る鳥たちも巣を作り始めるので、
 鳥の巣作りに必要な材料を庭に準備してやるとよい
 
 細めの木の枝や、シュラブの茎、枯れ葉、コケ、柔らかい鳥の羽根、
 藁、ペットを買っている場合は犬や猫の毛、ウールなどなど

*ウールを入れて木の枝にぶら下げられるフィーダーも
 ペットショップやガーデンセンターで売られているが、
 ウールをボール状に丸めて周りに糸を掛け、
 ヒモでぶら下げられるようにするだけなので、
 簡単に自分でも作れるよ。

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 もっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツベリー
 ドライフルーツベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*冬眠中のカタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれるようになる。

 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 *イギリスの場合、鳥たちは冬場に餌がとれなくて死んでしまう場合が多い。
  また種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいるので、
  夏に餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにする。
  3月になってもまだ雪や霜の日も多く、野生のベリーもそろそろ尽きてくるので、
  急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
  そんな朝は庭に餌を撒くのを習慣にするとよい。

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 
*氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのを忘れないようにする!

◎ヘジホグ(ハリネズミ)もそろそろ冬眠から覚めて活動を始めるので、
 キャットフードなどの餌の準備をする 

◎slow wormも冬眠から覚めるので、
 湿った場所を選んで、丸太や刈り取った枝や石などを積んだ場所を作ってやるとよい

*slow wormはヘビではなく、足のないトカゲとでも言えばいいだろうか。
(一見ヘビのように見えるが、まぶたがないのでトカゲの仲間ということになる)
 
http://www.bbc.co.uk/nature/life/Anguis_fragilis 
          (画像をクリックするとビデオが見られます)

*slow wormはS&Sを餌にするので、
 カエルやヘジホグなどと共にガーデナーには大切な援軍

*slow wormは Wildlife and Countryside Act 1981により保護動物に指定されているので、
 殺傷したり、取引に使ったりするのは法律で禁じられている

◎庭や畑の一部に、丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 きちんと片付け過ぎるのはよくない

◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
(pond heater の設置その他)
 小さい池の場合はお湯で氷を溶かす

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→ http://lapisland.exblog.jp/

 


これはイギリス基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

 また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
 庭仕事の時期をずらしてくださいね。


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by lapisland2 | 2014-03-08 18:51 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(6)

スィートヴァイオレットは早春の香り




3月に入り、少し太陽の輝く日も増えて来ましたが、
朝晩はまだ冷え込みがきつく、
ここ数日も朝は霜で真っ白です。



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そんな中でも、元気いっぱいに花開くスィートヴァイオレット。
こちらでは、野に出れば普通に見かける野草ですが、
庭でもその野生児振りを発揮して、
随分昔に植えた一株が種を飛ばして、階段や敷石の間、両隣の庭にまで領域を増やしています。

寒さにはとても強く、日向では今年も2月中旬には蕾を付けていたようです。
日陰でも元気に育ちますが、日向の方が花付きがよく咲き始めるのも早いようです。
日陰のグランドカバーに持って来いのプランツですが、
増えすぎて困るほどになることも多いので、ご注意を。
花色は白やピンク、淡いバイオレットなどもありますが、
スィートヴァイオレットは、やはりこの普通のスミレ色のが一番だと思います。


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名前の示すように、花は小さいながらとても甘くいい香りがします。
ワーズワースが詠ったのもこのスィートヴァイオレットですね。

A violet by a mossy stone
  Half hidden from the eye!
Fair as a star when only one
  Is shining in the sky.


日本にこのスィートヴァイオレット、つまりニオイスミレがもたらされたのは
明治30年代と言われていますが、
 
「わかやとの菫の花に香はあれと君か菫の花に及ばぬ」

と、正岡子規がニオイスミレを愛でる句を作ったのが明治35年だそうですから、
彼はよほどの花好きか、それともハイカラさんだったのでしょうか。


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学名:Viola odorata
英名:Sweet Violet  English violet
和名:ニオイスミレ





[追記]

花はサラダに散らしたり、ケーキの飾りに使ったり、
砂糖菓子やバイオレット・シロップを作ったり、
葉っぱも若い間に摘んでサラダに加えてマイルドな香りを楽しむことができます。

昔から民間療法としてさまざまな治療に用いられて来たハーブではありますが、
種や根には強い毒性がありますので、素人は手を出さないことですね。




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by lapisland2 | 2014-03-06 00:32 | Perennial | Trackback | Comments(3)