初秋に映えるプルモナリア




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プルモナリアには、夏が過ぎる頃になると元気な葉っぱが広がり始め、
きれいな模様が浮き出る品種が多いのですが、
これもそのひとつで、白い部分の多いちょっと面白い斑の入り方をしています。

プルモナリアは、こちらではLungwortと呼ばれることが多いのですが、
その理由は昔の植物学者には斑点のある葉っぱが病気にかかった肺臓に見えたようで、
「毒を以て毒を制す」の言葉通り、プルモナリアを肺疾患の治療に使ったそうですが、
効き目があったのかかどうかは怪しいものですね。
そんなところから、ラテン語の「肺」を意味する言葉 pulmo から、
学名のPulmonariaが与えられたようです。
(Lungwort のwortは、plantとか herbの意味で、こちらの野草の名前によくくっついています。)

肺の病いには効き目がなかったようですが、
庭では、暗くて長い冬の終わりに一番に花を付けてくれる律儀な多年草なので、
人々の気持ちを明るくする効き目は十分にありそうです。
(球根類を除くと、ヘレボルスに張り合って咲く花はプルモナリアだと言ってもいいくらい。)

プルモナリアは日陰や半日陰に向く、世話要らずで丈夫なプランツですし、
葉っぱの模様が目くらましになるのか、鹿が食べないので、
鹿の出る庭には持って来いのプランツだそうですよ。

病害虫の被害は余りありませんが、乾燥するとウドンコ病が発生しやすいので注意が必要です。
ウドンコ病が出てしまったら、葉っぱをすべて剪定して新しい葉が出てくるのを待つだけです。

原産地はヨーロッパの中央から南部にかけてやスェーデンなどと西アジアですが、
イギリスでもウッドランドや田舎道の垣根などに広がっています。
そんなわけで、耐寒性は十分にありますが、暑さには少々弱いですね。







学名: Pulmonaria saccharata Argentea Group AGM
     (この品種はP.saccharata 'Argentea Redman')
英名: Lungwort 、Bethlehem sage その他いろいろ
和名: ハイムラサキ(這い紫?)




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by lapisland2 | 2013-09-30 21:24 | Perennial | Trackback | Comments(3)

ジャイアンツ・アネモネ咲く


今年も、ジャパニーズ・アネモネの元気な初秋になりました。
8月に入ってから雨の多かったことや、気温の低い日が続いていることなどから、
昨年と同じくたくさん花を付けてくれました。
それはうれしいことなのですが・・・。

今年は私の不在中、植物の見分けの付かない相方が庭の世話係をしていましたので、
園芸種と野草の区別がつくわけもなく、
なんと庭のど真ん中に3.5mのティーゼルが生えて、
そのトゲトゲの茎や枝を支柱にして2.5mにも伸びたアネモネの花が咲いているのです。

もともとピンクの方は背が高くなる品種ですが、
それでもせいぜい1.3mというところでしょうか。
春からの長雨の時に一気に伸びたようですが、
それにしても3mはもやは楚々としたシュウメイギクのイメージではありません。
ジャパニーズ・アネモネでもなくて、ジャイアンツ・アネモネとでも名付けたい気持ちです。


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そういうなんともいやはやの状態なので、いつも以上に写真が撮れない状態に陥っています。
貼った写真は一番短い花茎のもの。
これだけ見ていると、一見可憐な花のようですが・・・
あとは見上げるばかりの高さに花が咲いています。

白花の方は、例年と変わらない背丈なのですけれどもね。

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昨年の様子はこちら→■




トゲトゲのティーゼルは、こんなのです。

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これは7月初めに撮ったものですので、まだそれほど巨大ではありませんが、
このあと枯れかけているカナメモチをかき分けて天辺までぐんぐん伸びて行きました。

菜園の周りにほしい野草なので、種取りをしました。

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by lapisland2 | 2013-09-27 03:15 | Perennial | Trackback | Comments(6)

秋を告げる小さな使者 シクラメン・ヘデリフォリウム  '13

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今年も庭のあちらこちらから秋を告げる小さな使者
シクラメン・へデリフォリウムが顔を覗かせています。


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秋の訪れをそっと知らせてくれるこの小さなシクラメンの存在を知ってからは、
八月も中頃を過ぎると、イギリスの短い夏を嘆きながらも、
心の片隅ではいつヘデリが咲き始めるかしらと、
待ちわびる日々が続きます。


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そして、最初の一輪を見つけたときの心躍る気持ちは、
恋焦がれた人にやっと巡り会えたときのような、
そんな思いに通じるかもしれません。


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シクラメン・ヘデリフォリウムについての詳細→■


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by lapisland2 | 2013-09-25 03:23 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(4)

イギリスのウズアジサイは「おたふく」ならぬ「おかめ」さん



日本で見るウズアジサイは、そのほとんどがきれいな水色ですが、
悲しいかな、石灰岩の多いイギリスの地では一部の地域を除いて
ピンク色になります。


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これはウズアジサイに限ったことではなく、すべてのアジサイに言えることで、
土の含む石灰の濃度によって、淡いピンクからショッキングな濃いピンクまで、
アジサイと言えば、白を除くとすべてピンクのオンパレードです。
ガーデンセンターやナーサリーで目の覚めるようなきれいなブルーのアジサイを購入しても、
それは酸性土に植えてあるか薬剤処理をしてブルーになっているだけなので、
ひと夏を越すとピンクに変わってしまいます。


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なんとかブルーのアジサイを咲かせようと、
こちらに来てから苦節十数年、おそらく数十株のアジサイを買い込み、
あれやらこれやらやってみましたが、今は諦めの境地です。
庭にはできる限りピンクの花を植えたくないと思っているのに、
夏になると大きな「どピンク」のアジサイがボコボコ出現してしまいます。



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このウズアジサイに関しては、
普通のモップヘッドのように目立ちすぎる花ではないので、
ピンクでも許容範囲に入るかなと思うようになりました。
と言うよりは、見慣れてしまったのかもしれませんね。




ウズアジサイは江戸時代に作出されたと言われる園芸品種のアジサイで、
別名「オタフクアジサイ」とも呼ばれています。
丸みのある装飾花が、渦を巻くように咲くことがウズアジサイの名前の由来のようですが、
萼片がスプーンやお皿の縁のように巻き上がっているのが特徴ですね。
(面白いのは日本では皿状と表現し、英語では カップとかスプーンと言う表現をします。)       
日本では 通常はブルーの花が咲きますが、
中性土で育てたピンク色の花は 「おかめ」とか「梅花咲き」と呼ばれて、
昔から愛好されてきたとのことです。

それでは、決してブルーにはならないうちのウズアジサイは、
差し詰め「おかめさん」というわけですね。





ところが、なぜか今年は異変が起こりました!
なぜか淡い水色の花が咲いたのです。


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春から初夏にかけての異常な雨量が、
土のアルカリ性を薄めてしまったせいではないかしらと思います。


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残念ながら、夢にまで見た水色のウズアジサイはつかの間のこと。
9月になってからの花は淡いピンク色に戻ってしまいました。


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さて、来年はどんな色になることやら・・・。
再び水色の花が咲く可能性も無きにしも非ず。
ちょっと楽しみになってきました。





学名:Hydrangea macrophylla 'Ayesha'
英名: Hydrangea 'Ayesha'
和名:ウズアジサイ(渦紫陽花) 別名:オタフクアジサイ(お多福紫陽花)





[追記]

*ウズアジサイの花期は、日本では5~6月ですが、
こちらでは8~9月になります。

*アジサイの葉は皮膚炎を起こすことがあるので注意。

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by lapisland2 | 2013-09-17 04:11 | Shrub | Trackback | Comments(11)

9月以降も咲き続けるジェラニウム  その3


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少し紫がかった鮮やかな濃いマジェンタ色の真ん中に黒が入る'Ann Folkard'も好きなジェラニウムの一つで、
これまたとても花期が長く、フロストの来る頃まで咲き続けてくれます。
葉っぱの色が春にはきれいなイェローグリーンですが、夏になる頃にはだんだんグリーンに変わります。

狭い庭では広がる場所がなくて、他のプランツの間で窮屈そうにしています。
もっと広い庭であれば、自由にのびのびと鮮やかな花を咲かせられるのにと残念ですが、
仕方がありませんね。


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私のコンデジでは、毎度のことで赤から青、そして紫までの色はうまく出てくれません。
実際の色はもっと赤みがかった鮮やかな色なのですけれどね。





学名: Geranium 'Ann Folkard'  AGM
     (Geranium 'Jolley Bee')


ジェラニウムは手が掛からないし、半日陰でもけっこう花を付けてくれる上に
病害虫も少なく、雑草除けにも重宝するので、庭のあちらこちらに植えていますが、
9月に入っても咲き続けてくれるのはうちではこの3種類になります。
'Rozanne' →■ 
     
'Dusky Crûg'→■ 

'Ann Folkard'




[追記]

狭い庭にはこの 'Ann Folkard'よりも、'Ann Thompson'の方が向いています。
'Ann Folkard'に比べると、サイズがコンパクトというだけで、
花や葉の色はまったく同じ(と言ってもいいくらい)です。
残念ながらそれを知ったのは、 'Ann Folkard'が定着してからでした。



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by lapisland2 | 2013-09-13 06:00 | Perennial | Trackback | Comments(2)

9月以降も咲き続けるジェラニウム   その2



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そして、これは葉っぱの色が渋い'Dusky Crûg'ですが、
25cmほどにしか伸びないので、グランドカバーにぴったりです。
乾燥気味の日陰の場所というのは、植えるプランツに困るのですが、
これはそんな所にも向いているようで、
それほど急激な冷え込みが続かなければ10月頃まで花を付けてくれます。
もちろん、花の咲かない時期にもシックな色合いの葉っぱはなかなかいいものです。
葉っぱの色は、日向の方がもっと濃い目のダスキー・ブロンズになります。


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こういうグランドカバー的なジェラニウムは、
冬にも雨の多いイギリスでは水はけのいい土に植えるのが必須になります。
私は植え付けや植え替えの時には、かなりの量のグリットを土に混ぜています。


'Dusky Crûg'は、1990年代の後半に北ウェールズにある Crûg Farmで作出されたプランツです。
( G. Crûg strain × G. × oxonianum. )

 

学名: Geranium 'Dusky Crûg'

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by lapisland2 | 2013-09-12 18:23 | Perennial | Trackback | Comments(0)

9月以降も咲き続けるジェラニウム その1


先週の30度越えが嘘のように、朝晩は冷え込むようになってきました。
ここ数日、朝晩の気温は10度を下回っていますので、
昨日はガジュマルの盆栽を室内に取り込みました。



そんな急激な気温の低下にもかかわらず、
まだ元気に咲き続けているジェラニウムがあります。


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まず筆頭は、お馴染みのロザンネイ。
この花は本当に花期が長くて、初夏から11月頃まで咲き続けてくれます。
そして、きれいなブルーの色は暑苦しい夏の庭に清清しさを与えてくれます。
今年のRHSチェルシーフラワーショーで、        
RHS Plant of the Centenaryに選ばれたのもうなづけますね。

'Rozanne'は1990年にサマーセットにある Rozanna Watererの庭で
見つけられた品種ですが、
大きくなるジェラニウムの常で、季節と共にスクランブル状態になりますので、
適切な時期にチェルシーチョップをしておくと、大きくなりすぎるのも防げるし、
花期を遅らせることもできます。
あるいは、夏の終わりに三分の一くらいを切り詰めておくと、新しい葉と共に二番花が楽しめます。



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学名: Geranium 'Rozanne' AGM





[追記]

Plant of the Centenary(「世紀の植物」とでも言えばいいのでしょうか)は、
チェルシー・フラワー・ショーが今年で100周年を迎えたのを記念して、
1913年以降にチェルシーフラワーショーで発表されたプランツの中から
エキスパートたちが10年毎のトッププランツを10選出し、
その中から一般の人たちが投票をして決定されたものです。

リストに上がったものを書き込んでおきますね。

1913 - 1922: Saxifraga ‘Tumbling Waters’
1923 - 1932: Pieris formosa var. forrestii
1933 - 1942: Lupinus Russell hybrids
1943 - 1952: Rhododendron yakushimanum
1953 – 1962: Rosa Iceberg (‘Korbin’)
1963 - 1972: Cornus ‘Eddie’s White Wonder’
1973 – 1982: Erysimum ‘Bowles's Mauve’
1983 - 1992: Heuchera villosa ‘Palace Purple’
1993 - 2002: Geranium Rozanne (‘Gerwat’)
2003 - 2012: Streptocarpus ‘Harlequin Blue’






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by lapisland2 | 2013-09-12 04:10 | Perennial | Trackback | Comments(2)

夏の終わりのタイガーリリー




9月に入ってからの思いがけない真夏日もあっけなく過ぎ去り、
初秋の雰囲気が濃くなって来ました。
好天気に恵まれた夏のおかげで、野生のベリー類がたくさんあるせいか、
まだ庭にやってくる鳥の数は少ないですが、
それでも確かに鳥たちは再び姿を見せ始めています。
テリトリーを確保するために、鳥たちが声を張り上げて
賑やかにさえずりを始めるのももうすぐのことでしょう。





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庭では、8月下旬から最後のユリ、タイガーリリーが咲いています。



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このユリがすべて散ってしまうと
庭もすっかり秋めいて、アスターの季節に変わります。





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by lapisland2 | 2013-09-08 02:22 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(8)

9月の庭仕事


9月になりましたが、日本はまだまだ残暑が続きそうですね。
こちらイギリスは、今年もまた夏らしい夏が来ないまま過ぎて行くのかしら
と思っていたのに、思いがけずいい夏になりました。

8月以降は雨も多くなりましたが、青空の見える日も多く、
植物だけでなく、動物や鳥や虫たちも久しぶりの夏を謳歌したようです。
気象庁の発表によると、2006年以来のすばらしい夏だったとか。

そして、9月に入ってからも2日間だけでしたが
真夏日が戻って来て気温が30度を超えました。
でも今日は雨になり、気温も昨日の半分以下に下がっています。
鳥たちも再び庭に姿を現し、初秋の訪れのようです。



ガーデニングのカレンダーでは、
秋から新しい年が始まると言ってもいいかもしれませんね。
そして、9月はその仕事始めの月でもあります。
これからやって来る暗くて長い冬のあとに巡ってくる春の庭を思い描きながら、
少しずつ準備をして行きたいものです。

コンポスト作りをやってみようと思っていらっしゃる方は、
秋は最適のスタート時期になりますよ。
コンポスト容器や麻袋など必要なものを、
木々の落葉が始まる前にそろえておくといいでしょうね。

まだコンポストや腐葉土作りをしたことのない方は、
ぜひこの秋こそチャレンジしてみて下さいね。
コンポストや腐葉土作りをしてみると、
自然界の循環する営みを実感することができると思います。

*できるだけ早い時期に、
イギリス式コンポストの作り方について書き込みたいと思っています。
(土作りに関しては、『菜園日記』の方への書き込みになります。)



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                                    (Savill Gardenの晩夏のボーダーから)



☆冬までに定着するように、
 できるだけ早く耐寒性1年草の種まきをする
 (必要ならば、フリースやクローシェで保護する)
 キンセンカやニゲラ、poached egg plant(Limnanthes)など

☆ウォールフラワーやワスレナグサなどの2年草の苗を定植する

☆コルチカムの球根植え付け

☆秋植え球根を植えつける
 特にダフォディルやFritillaria imperialis などは早めに

*ただし、チューリップは11月まで待つこと!

☆芝生に小さい球根(クロッカスやフリティラリアなど)を植え込む

*リスが掘り返すのを防ぐために、
 植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!
 (普通のネットでは喰いちぎってしまう)

☆クリスマス用の水仙やヒヤシンスを植える
(preparedと書いてある球根を買うこと)

☆引き続きbedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を
 定期的にして、花期が秋まで続くようにする
   ↓
ボーダーの花が終わった所に多年草の鉢を置いたり、
プリムラやパンジーなどを植えて秋から冬までの間も
花が続くようにする

☆引き続き、種取りをする

☆花が終わった宿根草は、根元から刈り取って、コンポストに

*ゲラニウム、プルモナリア、ユーホビア、ぺオニーetc.

☆カメリアに水遣りと施肥を忘れずに

*イギリスの場合は、石灰分の多い水道水よりも
 溜めておいた雨水をやる方がよい

☆秋の嵐に備えて、支柱の点検をしておく

☆クライマーを植えつけるのに最適の月なので、
 植えつける場所を選び、土の準備をする。

☆ダリアも今月は最盛期になるので、花がら摘みを忘れず、
 支柱がしっかりしているかどうか確かめる
 毎週の施肥も忘れずに

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの花後の剪定をする
(剪定した茎を挿し木にも使える)

☆バラの黒点病やさび病の兆候のある葉は、
 すべて市町村の収集するグリーンビンに入れるか焼却し、
 下に落ちた葉もすべて拾って同じように処分する

*家庭のコンポストは温度がそれほど上がらないので、入れないこと!

☆植えてから3~4年経った宿根草は勢いがなくなるので、
 今の時期に株分けをする
 (ただし、粘土質の土なら春に株分けする方がよい)

☆ミクルマスデージー(アスター)はウドンコ病が発生しやすいので
 水遣りを忘れないようにする

*どうしても必要な場合は、2週間おきにオーガニックの薬剤を散布するが、
 ウドンコ病に耐性のある品種を選ぶようにした方がいい

☆挿し木やさし芽はまだできるので、早めにする

*耐寒性のない宿根草などのさし芽も今のうちに 
  ヒューシャ、パラゴニウム、ペンステモン、バーベナ、マーガレットetc.

☆外に出していたハウスプランツを室内に取り込む

☆ヘッジ(垣根)の刈り込みをする最後の月なので、
 寒くなる前にトリミングをしておく

☆夏の間にできた芝生のはげた部分に種を蒔く
 (今なら数週間で新しい芝が生えてくる)

☆冬までにコンポストの上下を入れ替える

☆クリスマスに使うホリーの実などにネットを掛けて、鳥から守る




☆池の管理

◎引き続き blanketweedやduckweedを取り除く

◎ホテイアオイやウォーターレタスなど、
 水面を覆っているプランツを間引いて数を減らす

◎増えすぎた水草も引き上げて量を減らす

◎枯れたプランツが水中に沈まないように、刈り取る

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

*カエルなどの出入り口を確保するのを忘れないように!

◎冬に備えて、水温が低くなる前に魚に高タンパク質の餌を与えて、
 病気に対する抵抗力をつける

*隔日にフレークまたはペレットを、20分以内に無くなる程度の量を与える
 気温が下がり始めたら、餌の量を減らす

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 



☆Wildlife

◎8月下旬から鳥たちが庭に戻って来ているのと、
日が短くなり気温が下がってくるに従って、
北からの渡り鳥の数も増えて来るので餌の補給に気をつける

冬に備えてこの時期は高エネルギーの餌を用意する
ピーナツやナッツケーキ(いろんなナッツをラードで固めたもの)
、ヒマワリの種など。

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めて死ぬことがあるので、
必ずワイヤーネットのバードフィーダーに入れて与えること

◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、
餌を準備する

◎ハチの数が異常に減ってしまったイギリスです。
どんなプランツがハチに喜ばれるかを考慮に入れて、
植えるプランツを考えるのも大切なことだと思います。

◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える





(これはイギリス基準に書いていますので、
日本とは少し違ったところもあります。
質問のある時は、どうぞお尋ね下さい。

また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
庭仕事の時期をずらしてくださいね。)

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by lapisland2 | 2013-09-07 05:55 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(5)

ワインレッドなスカシユリ




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テラコッタ色のアフリカン・クィーンの最後のユリが咲き始めた頃に、
このダークなワインレッドのユリも開花を始めました。

このユリは、昨年のウィズリーフラワーショーに出ていた
リリースペシャリストのナーサリーで購入したものです。
球根を入れてくれた紙袋に品種名をメモしたのですが、
植え時まで涼しい所にとしまい込んだら、
またいつものようにすっかりしまい込んだ場所を忘れてしまい、
そのまま春に日本に帰ってしまった、いつものモズな私でしたが・・・
ロフトで見つけた相方が植えてくれていました。
そんなわけで、ユリはレスキューできたのですが、
名前はわからないままになっています。

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7月に入ってからぐんぐん背が伸びて、
一番高いのは1.7mを超えています。
おまけに上を向いて咲くタイプのユリですので、
花のクローズアップの写真を撮るには何かによじ登らねばならず、
撮るチャンスをなくしてしまいました。

開きかけた頃が一番いい色なのですが、
すぐにパカッと開いて、色も赤みが強くなり、散り急ぐのが、
ダークなユリの宿命のようです。




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ちょうど風のきつい日が続いた時でしたので、
よけいに花期が短かったのかもしれません。

それがなければ、すっきりした細身で長身の姿は
なかなかいいのですけれどもね。
葉っぱもすっきりしてきれいなので、
花が終わってからもしばらくは楽しめそうです。

asiatic hybridsだと思うので、
本来はもっと日当たりの良い場所を好むのでしょうが、
数時間しか日の当たらないような拙庭でも大丈夫なようです。





アフリカン・クィーンやこのユリが咲き終わる頃になると、
最後のユリ、タイガーリリーの蕾がほんのりオレンジ色を帯びてきます。

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by lapisland2 | 2013-09-02 01:57 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(6)