2年目のアフリカン・クィーン


8月末になってから再びいいお天気が続いているイギリスですが、
夏が終わってしまう前に、第二弾・第三弾のユリの記録を。



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植えて二年目になるアフリカン・クィーンは、
株が充実してたくさん花を付けてくれました。
三本とも花茎が上がりましたが、
最初の花が開き始めたのが7月下旬で、8月中旬に最後の花が咲き初めました。
この最後のが一番花茎が伸びて1m60cmくらいだったと思います。

雨上がりの庭で、しっとり濡れて、
この渋い色のユリはなかなか風情があっていいものです。


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頭が重いので、かなり頑丈な支柱が要りますが、
誰かさんの立ててくれたのは少々頑丈すぎて美意識に欠けますねぇ。。。
でもまあ、それは見なかったことにしましょうか。


満開になるとこんな感じ。

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(上の画像二枚は、暗い日に撮ったせいか
青みがきつくて変な色に写っていますが、ご容赦を。)


昨年はいずれも1~2輪しか花を付けなかったのに、
今年は8~10輪も咲きましたから、
春以降のお天気が悪くて出遅れたわりには、
ユリも短い夏に間に合うようにがんばってくれたようです。




アフリカン・クィーンの一年目の様子は→■





アフリカン・クィーンの最後の花が咲き始めた頃に、
今年初めてのダークレッドのユリが花を付けましたが、
それは、次回にご紹介することにしますね。



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by lapisland2 | 2013-08-31 23:02 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback | Comments(2)

夏もそろそろ終わりかしら。。。



7月に珍しく3週間も猛暑が続いたイギリスでしたが、
8月に入ってからは雨の日が多くなり、
朝晩はグンと涼しくなっています。

庭から鳥たちのさえずりが消えてほぼひと月。
もうすぐ鳥たちが帰って来ると、
庭には初秋の雰囲気が漂うようになります。
それまでの、残りわずかな晩夏の日差しを楽しみたいものです。


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日差しもどこか少し秋めいているように感じます。




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たくさん花を付けてくれたクレマティスも、
少しずつ花数が少なくなってきています。
 



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このクレマティスは、和の風情があって好きなのですが、
どうも勢いがなくて、いつも他のクレマティスの陰でひっそりと花を咲かせます。
8月も中頃になると、こうして葉色も褪せてきます。


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元気に猛暑を楽しんで、
蜂たちをブンブン周りにはべらせていたエリンジウムも
もうすぐ色褪せてしまうことでしょう。


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そして、長い間咲いてくれたガウラも最後の花になってしまいました。




いつものように、写真を撮る前に咲き終わってしまった花も多いのですが、
それはまたいつか。。。






そして・・・、
数日前には庭の隅っこで、
最初のシクラメン・ヘデリフォリアムが顔を覗かせているのを発見!

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秋はもうそこまで来ています。

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by lapisland2 | 2013-08-29 03:34 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

Chenies Manor House  夏の庭      ’13



☆7月28日    曇り時々晴れ時々にわか雨


プラントフェアに行ったついでに、Chenies Manorの庭を覗いて来ました。
ここは広大な庭園と言うわけではなく、チューダー形式の屋敷を
程よい大きさの Sunken Garden、 White Garden、 ボーダー、ローズガーデン、
ハーブガーデン、果樹園、キッチンガーデンなどが取り囲んでいます。

普段は水・木曜の午後3時間しかオープンしていないのですが、
ナショナルトラストにも属さずがんばっているローカルのガーデンを
応援したい気持ちもあって、イヴェントに参加したり、
友人と午後のお茶をこのガーデンで楽しむこともよくあります。


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一番人気のあるのはたぶんこのSunken Gardenでしょうね。
長方形の庭は3段の高さになっていて、
それぞれの高さから違った目線で庭を眺めることができます。
ここは、春のチューリップで有名なのですが、
四季それぞれに花いっぱいの庭はいつ訪れても楽しいものです。


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夏から初秋にかけてはダリアがきれいなのですが、
今年は春からの長雨と低温のために出遅れたのか、
まだ殆ど咲いていなかったのが残念でした。
お天気にもよりますが、あと1ヶ月くらいしたらもっと華やかに
咲き乱れていることだろうと思います。





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ここの White Garden はとても雰囲気があって、大好きな庭です。
でも、それも背景にチューダー形式の屋敷があってのことかもしれませんね。


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右手に垂れ下がっている木から溢れるように花が咲いていました。

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シルバーグレーの葉に真っ白い花がとても素敵でしょう♪
(名前が分かったら、書き込みますね。)

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White Gardenから屋敷に通じる小道のひとつ。






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ボーダーに通じる所にひっそりとたたずむこの彫刻がなんとなく好きで、
訪れるたびにじっと見入ってしまいますが、
そのつど印象が変わって見えます。
この日は今にも降り出しそうな空模様で、この子も少し悲しげに見えます。




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夏のボーダーは、がらりと変わって黄色やオレンジ・赤などを主にした
とてもダイナミックな植栽なのですが、
これまた例年に比べると今年はまだ咲き揃っていなくて勢いがなく、残念でした。




また機会があれば、春のチューリップやハーブガーデンなどもご紹介できればと思います。

キッチンガーデンについては、近いうちに『菜園日記』の方に載せる予定です。
例年なら、プラントフェアの時にはすでに最盛期を過ぎてしまっているのですが、
今年は出遅れたのかとてもカラフルなキッチンガーデンでしたよ。



Chenies Manor Houseについての詳細は
http://www.cheniesmanorhouse.co.uk/index.htm



[追記]
*何回かトライしてみましたが、↑のサイトにリンクができないので、
アドレスを貼っておきます。

**今にも降り出しそうな(実際このあと降り出したのですが・・・)空の下で撮りましたので、
画像が非常に暗いですが、修正しないで貼っています。

チューダー時代のこの屋敷の主は、かなりあくどいことをやって財を成した人だとのことで、
いろいろな逸話も残っています。
きれいな庭園の陰には、そういう歴史がたくさんありますので、
こういう暗~い画像も、また雰囲気が出ていいのではないでしょうかしらね。




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by lapisland2 | 2013-08-24 00:22 | ガーデン訪問 + | Trackback | Comments(3)

スイセンノウよりはフランネルソウ




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7月の好天気にスイセンノウが咲き始めて、最盛期はすでに過ぎましたが、
まだ次々と花を付けてくれています。
スイセンノウ(酔仙翁)の名のいわれはいくつかあるようですが、
それよりも花が咲き始めるまでの銀色のうぶ毛の生えたフェルトのような葉には、
フランネルソウという名の方がぴったり来るように思います。


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濃いローズ色の場合も、花が小さいことと、長い茎はシースルー効果があるので、
たくさん咲いても目立ちすぎるということがなく、
周りの花や葉っぱともよく合って、邪魔になりません。
一番可愛いのは、白の真ん中にポッとピンクが入る
‘Angel's Blush’という品種ですが、
これは種取りをして蒔いても同じ花が咲くとは限らないので、
苗が手に入った年だけ植えることになります。

原産地は南ヨーロッパとのことで、乾燥した岩の多い所に生えているのを想像しますね。
多年草ですが、短命なために普通は2年草扱いになります。
適地であれば、こぼれダネで増えますが、
狭い拙庭では無理なので、毎年種まきをします。
種まきは室内では3~4月に、直播をする場合は7~8月に。
こぼれダネで芽が出ている場合は、春もしくは初秋に定植をします。


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花色はローズ色の濃淡、白、白の中にピンクの入るものなどに加えて、
八重のローズ色もあります。
日当たりと水はけの良い場所が最適ですが、
半日陰でもけっこう次々と花を付けてくれます。
乾燥を好むのでドライ・ガーデンに植えられることも多いのですが、
私の経験では水切れすると、すぐに下葉が枯れてしまいます。
7月から9月まで長い間途切れることなく花を付けてくれる上に、
害虫なども殆ど付かないので、手間が掛からない花で、
私のような不精な者にはもってこいの花ということになります。
とは言っても、花期を長くするためには花殻摘みは欠かせませんけれどね。

そうそう、鹿やウサギの出る庭にはぴったりかもしれませんよ。
彼らはこの花には殆ど興味を示さないようですから。


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学名:Lychnis coronaria   AGM
英名:Rose Campion、Dusty miller、Rose cockle など
和名:スイセンノウ(酔仙翁)
別名:フランネルソウ

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by lapisland2 | 2013-08-22 20:19 | Annual & Biennial | Trackback | Comments(4)

Chenies Manor Houseのプラント・フェアー



うちから車で20分ほどの所にあるChenies Manor のプラント・フェアーに
出かけてきました。
毎年ハンプトンコートフラワーショーの翌週にあるこのプラント・フェアーも
始まってからもう15年になります。
始まった頃は、30軒ほどのナーサリーが店を並べるこじんまりした催しでしたが、
年々規模が大きくなり、今では百数十軒ものナーサリーや園芸関係のお店が軒を連ねるようになり、
ローカルだけではなくかなり遠方からも人がやって来る人気のイベントになっています。


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このプラント・フェアーのいいところは、
チェルシーやハンプトンコートに出店するナーサリーが数多く来ているので、
プランツの質がいいのと、うまく探すとレア物が安く手に入ったりすることも多いのです。
ナーサリーの人たちもハンプトンコートが終わってホッとしていることもあって、
商売気よりも客との植物談義を楽しんでいるようです。


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そして、チケットにはChenies Manorのガーデンの入場料も含まれているので、
まずはお目当てのプランツの買い物をして獲物(!)を預けたあと、
庭やキッチンガーデンを楽しんで、
途中軽いランチやお茶を楽しむこともできます。


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店が軒を並べている場所が広いので、
たくさん人がいてもそんなに混んだ感じはしませんが、
お昼頃になると、数百台は駐車できる場所(普段は、牛が放牧されています)は、
満杯になっていますし、お茶をするにも座る場所を探すのが難しくなります。
もう毎年のことなので、オープンする朝10時に出かけてお昼頃には引きあげるのが一番。
オープン30分前には、すでに100人くらいの人たちがチケット売り場に並んでいます。

写真に写っていない場所の方が、いろいろなお店が並んでいるのですが、
込み合っている場所でカメラを構えるのはちょっと・・・ね。
というわけで、そんなにプラントフェアの雰囲気のある写真が撮れなかったのが残念!


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王立野鳥の会やら野生動物保護協会やら蜂を守る会やら、
さまざまなチャリティショップも出店を出していますが、
このエレガントなガゼボの中もそんなチャリティのひとつです。


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手に入れたプランツの袋を持って、さて次はどこを回ろうかな。






のちほど、ガーデンの様子も書き込みたいと思います。
今年はキッチンガーデンがとても良かったので、
(前にも載せたことがありましたが)そちらの様子は菜園日記の方に。


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by lapisland2 | 2013-08-18 03:04 | ガーデン訪問 + | Trackback | Comments(2)

インパクトの強いシャスタデージー





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7月に入ってOxeye Daisy(フランスギク)が終わりかける頃になると、
シャスタデージーの出番がやってきます。
野に群がって咲くOxeye Daisyが好きで、畑にも庭にも植えていますが、
少しインパクトのあるデージーがほしいので、シャスタデージーも。
ハチのことを考慮に入れて、できるだけ一重の花を植えるようにしているのですが、
狭い庭ではシャスタデージーは花が大きいだけに、
ペタッとした一重では硬い感じになるし、
ダブルはいかにもと言うような仰々しさがあるので、
少しだけシャギーの入るこのシャスタデージーは、
それほど派手でもなく、少しやわらかさもあって気に入っています。

雨が多く、風のきつい拙庭では、
背の高くなるプランツには必ず支柱が必要になりますが、
頭の重いシャスタデージーは、5月にチェルシー・チョップを施しても、
夏になる頃には支柱を立てることになり、
それでも花が咲き進むと乱れに乱れて咲いています。
この写真は、雨が多くなる前に撮ったので、
まだお行儀よく咲いていますけれどね。
それと花が開き切るともっとシャギーになるのですが、
撮っていた写真を間違って消去してしまったので、またいつか。

初夏まで続いた長雨と低温が影響したのか、
今年は例年よりは花数が少ないようです。

この花は、アメリカのLuther Burbankによって、
Leucanthemum vulgare(Oxeye Daisy)やLeucanthemum maximum( English field daisy)
などを交配して作出された園芸種ですが、
その後も交配が重ねられていろいろな品種が作られています。
英名のShasta Daisyは、カリフォルニアにある Mount Shastaの万年雪に
ちなんで付けられたそうですよ。

日当たりが良い場所と水はけの良い土を好みますが、
水切れしやすいので夏場は水遣りが必要になります。
丈夫で手の掛からないプランツですが、
蕾が上がる頃にブラックフライが付き易いのだけが難点ですね。
3~4年に一度、春先に株分けをして更新をします。





学名:Leucanthemum × superbum (品種名失念)
英名:Shasta Daisy
日本の流通名:シャスタデージー、シャスターデージー、シャスタギク 




[追記]

*Luther Burbankが最終的にシャスタデージーとして発表したのは1901年ですが、
彼はこの交配になんと17年も費やしています。
Luther Burbankによる交配の詳細は→
http://www.lutherburbank.org/about-us/shasta-daisy


* チェルシー・チョップ
晩春にある程度伸びた宿根草などをばっさり剪定することによって、
プランツの背を低く抑えたり、枝分かれを促進して花数を増やしたり、
花の時期を遅らせたりすることができますが、
イギリスではちょうど5月のチェルシーフラワーショーの頃が適時になるので、
「チェルシーチョップ」と呼ばれています。
ここ7~8年ほどの間に、一般の人たちの間にも園芸用語としてすっかり定着しました。



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by lapisland2 | 2013-08-16 17:50 | Perennial | Trackback | Comments(8)

イギリスのホスタの末路はこんなもの




イギリスではホスタの末路がどういうことになるかの
ほんの一例をご紹介しますね。


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HaHaHa~!
まあ、こんなもんです。
すでにスジだけになって消えてしまったもの多数あり!!!
あと半月もすれば、庭に残るのはスジばかり。

日本でギボウシ育てるのなんて、簡単すぎて笑っちゃう。

庭園を訪問してもオーガニックで栽培している所は、大抵こんなもんです。
夏を越してもきれいな葉っぱが残っている庭園は、必ず薬を使っておりまする。
でなければ、ガーデナーは総出でS&S軍団と壮絶な戦いをしております。
最近は不景気ですから、どことも庭師の数が少ないのでそこまではとてもできないので、
薬をばら撒くかギブアップするか、どちらかになります。


拙庭でもS&S軍団との戦いは、今年もまたホスタと人間の負け戦になってしまいました。
まあね、ある程度あきらめながら共存していくより他ないですねぇ。。。
トホホ。



まだきれいな時はこちらでどうぞ。
→■ 



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by lapisland2 | 2013-08-15 05:02 | Perennial | Trackback | Comments(6)

8月の庭仕事



子育てを終えた親鳥たちが庭から姿を消し、
さえずりも聞こえなくなりました。
再び鳥たちのコーラスが響き始める頃には、
イギリスには初秋の気配が漂います。
それまでのつかの間の夏を楽しみたいと思います。

暑い日が続くとガーデ二ングどころではないかもしれませんが、
それでも水遣りや花がら摘みなど最低限やらなければならない庭仕事は
けっこうありますよね。
そして、ホリデーに出かけても、
残してきた庭や花が気になるのが私たちガーデナーの宿命です。
朝晩の少し涼しい間に、がんばってやってしまいましょう。

日本の皆さまは、熱中症にかからないように
くれぐれも気をつけて下さいね。



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☆突然真夏日がやって来ることもあり得る国ですから、
先月に引き続き水遣りの工夫は必要だと思います。

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
・ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
・植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
・ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
週のうち2-3回たっぷりやる方が効果的で、
植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎ホリデーに出かける予定の人は、
前もって水遣りについて考えておきましょう。
(お隣に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
自動散水タイマーなどを設置するetc.)

☆翌年早い時期に花をつけるシュラブ(カメリア、アゼリア、マグノリア、
シャクナゲなど)は、花芽ができる時期なので、しっかり水遣りをしておく

☆bedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を定期的にして、
花期が秋まで続くようにする

☆種を取る場合は、晴れた日を選んで種取りをする
(取った種は紙袋に入れて乾燥したところに吊るして数日乾かした後、
ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

◎candelabra primula、aquilegia 、foxgloveなどは、
種を採ったらすぐに蒔く

◎キンセンカ、ニゲラ、カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
ヒメコスモスなどは、簡単に種まきで同じものが出てくるので
トライしよう
(今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲きます)

◎ラベンダーやサントリーナ、ヘリクリサムなどのトリミングをして、
形を整える

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆先月種まきしたウォールフラワーのピンチングをする
(早くしておくほど、移植する時までにたくさん脇芽が出て
よく茂った株になる)

☆ランブリングローズなどの花が終わったら、剪定をする
3本に付き1本を根元から切ってやると、新芽が出やすくなる
残りは弱剪定しておく

☆引き続き、softwood と semi-ripeの挿し木をする

宿根ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、
Lamium maculatum、diascia(ディアスシア)、ナデシコ類、
パラゴニウム、オステオスペルマム、コリウス、バーベナ、
クレマティス、
シュラブ類(ブデリア、アジサイ、コーナス、ヒューシャ、
ヒービー、ポテンティラ、ウェイジェラ、など)

*ナデシコ類の今年最後の挿し芽の時期なので、
忘れないように

☆引き続きスィトピーの花を摘む
(種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
花が咲いたら次々切り取って切花にする)

☆花の終わったユリは、来年の花のために花の下で切って、
海草液肥などを与える
葉と茎は冬まで残す

☆秋に植える球根の注文を始める
(そろそろカタログが届き始めています。
まだなら、早めにカタログの注文をするのをお忘れなく! 
球根だけではなく種のカタログも!)

☆オータムクロッカス、コルチカム、ネリネ、
耐寒性シクラメンなどの植え付け

☆水仙の植え付けは、今月末までにするとベスト
(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

☆秋の嵐に備えて、クライマーやシュラブなどの支柱の点検をしておく
背の高くなるダリアなどにも支柱を立てる

☆クライマーのlayer をしてみよう
長いクライマーの茎の地面に着く箇所に少し傷を付けてペグで止め、
土をかぶせておくだけ。
来年3月に、切り取ってポットに植える

*アイビー、ジャスミン、ハニーサクル、藤、
バージニアクリーパーなど簡単にできる

☆クライマーの花が終わったものは、茎の1/3のところで剪定する

*ただし、クレマティスについては種類別の剪定法に従う

☆引き続き、ウィステリア(藤)の夏剪定をする
見事な花を咲かせるためには、年2回の剪定が必要
(7月に25cm、冬に5cmほど)

*新しく植えたものは剪定しないこと

☆引き続いてダリアに肥料を与え,水を切らさないようにする
今月初めからは、high- potash (カリ分の多い)肥料を与える
ようにする
(花色を良くし、丈夫な茎を育て、球根を太らせる)

*ただし、日本では8月には施肥をしない

☆先月に引き続き、hedge(垣根)の刈り込みやトピアリーの剪定

遅くても9月初めまでには済ませること!
*時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

*電動機具(electric trimmer)を使う時は、
ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする
(そこだけハゲになってしまう)

*下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆芝刈りと施肥
4月~10月までは週1回の芝刈り
日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!
施肥は3~4週に1回程度




☆池の管理

◎水遣りの時に、忘れずに池の水をチェックして、
水位が下がっているようなら水を足す

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで
魚たちに日陰を作ってやる
日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
魚が水面でパクパクし始めるので、ホースで水を補給するなどしてやる

対策としては、小さな池の場合、噴水の設置や水が循環して
流れ込むような装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているかどうか、
常にチェックする

◎blanketweedやduckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎花が終わったスイレンや、傷んだ葉などを取り除く
枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎スイレンのうちで、特に黄色い花の咲くものには注意をする
花茎や葉が黒くなり始めた時は、
lily crown rotという深刻な病気にかかっていることがあるので、
すぐに引き上げて焼き捨て、ポットも消毒する

◎温暖化と共に、年々蚊の発生が多くなっているので、
植物だけを植えている池やbog gardenなどは、
蚊の発生を防ぐ工夫をする


☆Wildlife

◎鳥やカエルやハチ、テントウムシなどいろんな生物が
庭や菜園に来てくれるように、
餌や巣の工夫をしてみましょう。
夏休みは子供たちと一緒にトライできるいい機会ですよ♪

◎ハチの数が異常に減ってしまったイギリスです。
どんなプランツがハチに喜ばれるかを考慮に入れて、
植えるプランツを考えるのも大切なことだと思います。

◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える

◎鳥の餌は冬場だけと思っている方もいるでしょうが、
夏場もWrenのように子育てを続けている鳥もいますので、
餌の補給をお忘れなく!








*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね
 
(これはイギリス基準に書いていますので、
お住まいの地域によって庭仕事を前後して下さい。
栽培方法その他は、日本とは少し違ったところもあります。
内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)



*画像はアゲラタム  Ageratum 'Blue Blazer' (たぶん)
1年草ですが、フロストの直前まで長い間花を咲かせ続けてくれる
夏のお役立ちプランツです。


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by lapisland2 | 2013-08-10 03:38 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

雨上がりのホスタの花



3週間続いた猛暑もあっけなく終わって、
いつもの涼しいイギリスの夏が戻って来ています。
と言うことは、・・・
また雨の日が多くなってきたと言うことになります。

雨の大好きなホスタは、春からの長雨を楽しんだと見えて、
今年は例年よりもさらに大きな葉っぱを広げていますが、
雨を楽しんだのは、S&S軍団も同じく!
ホスタは今やボロボロになった無残な葉っぱの残骸を晒していますが、
そうなる前のつかの間の花を楽しむことができました。


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一番好きな花の咲くホスタの鉢がどこへ行ったのやら、行方不明です。
不在の間になぜか鉢物を動かし回る同居人がいますので、
見つけた時には枯れてしまっていることが多いのですが。。。

いったいどこにやったのやら。

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by lapisland2 | 2013-08-07 03:30 | Perennial | Trackback | Comments(8)

ベツレヘムの星


春から初夏まで気温が上がらず雨ばかりのようでしたので、
今年はだめだろうと思っていたのに、
7月になってからの好天気続きに、ベツレヘムの星たちが咲き始めました。



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南米が原産地のこのプランツは、イギリスではコンサバトリーや室内で育てられることも多く、
ロンドンや南部以外ではWalled gardenなどシェルターな場所に植えることになります。
拙庭では風がきつすぎることもあって、少々むずかしいプランツで、
数年前の厳冬に以前に植えていたものは枯れてしまい、これは2代目になります。
今回はセイヨウカナメモチが風を遮ってくれるので、大丈夫だといいのですけれどね。


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こうしてクローズアップにしてみると、
’ Potato vine’ と呼ばれることも多いのがよくわかりますねぇ。
「ベツレヘムの星」と「ツルポテト」だなんて、
同じプランツのこととは思えない表現で、なんだかおかしくなってしまいます。


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大きくなってほしいのは同じベツレヘムの星でも白い星の方なのですが、
こちらの方が更に耐寒性がないのか、なかなか冬越しがうまくいきません。

学名(Solanum jasminoides)が示すように、ジャスミンに似た甘い香りがありますが、
ジャスミンに比べるとずっとマイルドな香りです。
秋までかなり花期の長い花なので、もう少し耐寒性があればいいのですけれどね。



いずれも、他のSolanumの仲間と同じく、
全草に毒性があるので、子供のいる庭では避けたほうがいいかもしれませんね。






学名: Solanum jasminoides              AGM
別名: Solanum laxum
英名: Potato vine,  Star of Bethlehem
和名: ツルハナナス(蔓花茄子)

白花の方は、
学名: Solanum jasminoides var Album      AGM
別名: Solanum laxum Album


[追記]

日本ではヤマホロシという流通名で売られていることもありますが、
それは明らかな間違いで、ツルハナナスは木本ですが、
ヤマホロシ (Solanum japonense) は日本自生の草本の多年草で、花が開くと反り返ります。
ヤマホロシは、秋に赤い実が熟しますが、
イギリスで育てている限りは、ツルハナナスの実は見たことがありません。
いずれにしても毒性があるので、ご注意を。


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by lapisland2 | 2013-08-04 01:42 | Climber | Trackback | Comments(4)