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ジャングルならぬ原生林!!!


約3ヶ月の日本滞在から帰って来てみると、
庭はいつものごとくジャングルになっていました。
留守中ずっと降り続いたらしい長雨のために、
今回はジャングルと言うよりは原生林と言った方がいいかもしれません。




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樹木もシュラブも茂りに茂って、


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クレマティスはオベリスクを登り詰め、


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日陰には直径1.5mのホスタたちが覆い被さり、


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可愛いけれどもちょっと困る野性のフウロソウが至る所にのさばり、


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ワサワサ種をつけていたアクイリジアとジェラニウムを刈り取った所だけ
少し隙間ができています。


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こじんまりしたスタンダード仕立てのはずの月桂樹はぼさぼさ頭になり、
アーチの上にはオーナメンタルグレープが天に向かって伸びています。


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ジャパニーズパティオに続くアーチのクレマティスは、
写真では見えませんが、実はリンゴの木の天辺まで駆け上り、
足元には直径1m以上の羊歯たちが大きな葉を広げています。
うちの庭で一番数の多いプランツが羊歯ですので、その数は大小合わせて50以上!
葉っぱと葉っぱが重なり合ってジェラシックパークに変身し、
羊歯の下敷きになったプランツは滅亡の運命を辿っています。


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くねくねハシバミは、道具入れの小屋を覆い隠し、


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ジャパニーズパテイオの小山は伸び放題のシュラブ(盆栽仕立てのはず)に占領され、

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後ろのウィステリアは野生に戻って、蔓は数十メートルの高さまで駆け上っています。
(裏の家はえらい迷惑をしていることでしょう。)


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一見すっきりしているように見えるこの辺りも、
ヒービーは3mの頭上に花を咲かせ、
写っていない反対側はライラックやマグノリアが葉を広げて、
鬱蒼とした林になっています。



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いつもならば、新竹が伸び始める前に古い竹を切って整理をする黒竹も
新旧入り乱れて伸び放題のぼさぼさ。
狭い庭にこれくらいの茂みが3箇所もあるので、
庭の一部は竹薮そのものです。




はてさてどこから手をつけたらいいものやら。。。

おまけに帰って来て以来、こちらイギリスも連日の猛暑が続いています。
眼の手術のあと、紫外線を避けないといけないので、
庭仕事もそうそうできません。




そして、もっと大変なことが庭に起こっていたのですが。。。

それはまたいつか別の時に。

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by lapisland2 | 2013-07-20 04:30 | 四季の庭 | Trackback | Comments(12)

7月の庭仕事



春以降ちっとも気温が上がらず、雨の日が続いたイギリスですが、
今年も冷夏のまま過ぎてしまうのではないかとの予想を覆して、
この週末はようやく夏らしいお天気になりそうです。
前日にヒョウが降っても、翌日には猛暑がやって来ることも
あり得るこの国のお天気ですので、
万一に備えて、水対策なども考慮に入れておいた方がいいかもしれませんね。

イギリスの夏のいいところは、
どんなに暑い日でも日陰に入るとひんやり涼しいことです。
鳥の声を聞きながら、ランチや冷たい飲み物で、
庭でリラックスしたひと時を過ごすのは、短い夏の楽しみのひとつになります。

日本は梅雨明けと共に厳しい暑さが続くことでしょうから、
プランツの夏越し対策をお忘れなく!
熱中症にくれぐれも気をつけて、
元気に夏を乗り切ってくださいね。



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☆水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
週のうち2-3回たっぷりやる方が効果的で、
植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎マルチングが遅れている場合は、今からでもやっておくこと!

◎ホリデーの間の水遣りの事を考えておく
(お隣りや友人に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
自動水遣り装置を設置するetc.)

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
庭の水遣りに再利用できる

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆引き続き、2年草の種まきをする
(寒い地方では中旬までに済ませる) 
foxglove, honesty(Lunaria annua), evening primrose,
ワスレナグサ、ウォールフラワー、ダイアンサス(ナデシコやカーネーション)、カンタベリーベルなど

☆引き続き、softwood と semi-ripeのcutting(挿し芽・挿し木)をする
多年草ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、Lamium maculatum、
diascia(ディアスシア)、pinks(ナデシコ類)、パラゴニウム、コリウス、バーベナ、
クレマティス、シュラブ類など

☆耐寒性クライマーやシュラブのlayeringをする
アケビ、アイビー、ウィンタージャスミン、ライラック、クレマティス、campsis など

簡単にできますので、トライしたい方は、やり方をお尋ね下さい。

☆cutting(挿し芽・挿し木)の根付いたものを、定植する

☆スィートピーの花を切る
(スィートピーは種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
花が咲いたら次々切り取って切花にする)

*ウドンコ病を防ぐために、朝早く根元にたっぷり水遣りをする

☆hedge(垣根)の刈り込み
遅くても9月初めまでには済ませること!
電動機具(electric trimmer)を使う時は、ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする(そこだけハゲになってしまう)
下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆花が終わったベディングプランツを刈り取る
ルピナス、デルフィニウム、バーバスカムなどは二番花のために
花茎を根元から切る

☆2番花の咲くものや、花期の長いものはカットバックして、
水と肥料を与える

☆アルカミラモリス、ワスレナグサ、アクィリジア(西洋オダマキソウ)、
スカビオサなど増えると困るものは、花が終わったらすぐに花茎を刈り取る

☆ラベンダーの花が終わったら、すぐに花茎を刈り取って、
コンパクトな形をキープする

ドライフラワーやポプリを作る時は、花が色づいて開き切る前に、
花茎の元の部分から切り取って、温室やシェッドに吊るして乾燥させる

☆晴れた日を選んで、種採りをする
保存するものは、密封容器に入れて冷蔵庫に
そうでないものは、すぐに蒔く

☆春咲き球根の堀り上げと株分け

◎チューリップ、ヒヤシンス・・・毎年
(ただし、私の経験ではイギリスでは原種などを除いて
チューリップは1年限りで、
毎秋新しい球根を植えるほうが良いように思います。)
水仙・・・2~3年毎
その他のものは混み合って来たら適当に

◎堀り上げて乾燥させた球根は、根をハサミで切り、
痛んだ所を取り除いて浅い箱などに入れて、涼しい場所に保管する

◎オフセット(分球した小さな球根)は、
花が咲くまでに2~3年掛かるので、気長に待つ

☆混み合っているジャーマンアイリスの株分けをする
(古い真ん中の部分を捨てて、周りの若い部分だけを残す)

*根塊が地面から見えるように浅植えすること

☆秋咲き球根を植える
コルチカム、ネリネ、オータムクロッカスなど

☆ウィステリア(藤)の夏剪定をする
見事な花を咲かせるためには、年2回の剪定が必要
(7月に20~25cm、冬に5cmほど)

剪定後、カリ分の多い液肥を与える
*新しく植えたものは剪定しないこと

☆2週間毎にコンテナーやハンギングバスケットに肥料を与え、
小まめに花がら摘みをし、伸びすぎたものは切り詰める

☆ダリアがグングン成長する時期なので、
2週間毎の肥料と毎日の水遣りを欠かさずに

☆ダリア、ユリなど背の高いプランツに支柱を立てる

☆バラの花がら摘みを忘れずに!
2番花のために、花の咲いた3芽下で剪定する
6月にやらなかった場合は、hoeingとマルチング

*肥料は7月末までに終えること!

黒点病とウドンコ病の発生に注意する

☆今の時期、カイガラムシが発生しやすいので注意する
見つけた場合は、ブラシで擦り取って石鹸水を吹いておく

☆ホスタの周りにコパーテープを巻く
地植えのものには、コパーリングやグリット、
貝殻や卵の殻を砕いたものや、トラップなどでS&Sの被害に備える

(今年は春以降もずっと雨が降り続き、
S&Sの被害も大きいので注意を怠りなく!)

*S&S(ナメクジとカタツムリ)の駆除剤については、
前にも書きましたが、Metaldehydeが主成分のものは絶対に使用しないようにして下さい。
毒性がきついので、鳥や小動物、ペットに影響があります。

☆ハウスプランツの植え替え

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆定期的に芝刈りをする
日照りが続くようなら、短く刈り過ぎないようにして、
刈る回数も減らす
(草刈機の刃を40~50mmに設定する)

*エッジングも忘れないように!
(芝生のエッジをきちんと刈ると、グンと見栄えがよくなりますよ!)




☆池の管理

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで、
魚たちに日陰を作ってやる
日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法
薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
4週間毎に新しいものに取り替える。
(ガーデンセンターなどで既製品も売られていますが、
材料が手に入る場合は簡単に作ることができます)

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する
できればwater buttの水を使う
(水道水の方がalgaeが発生し易い)

小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているか
どうか、常にチェックする

◎blanketweed や duckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎スイレンに付くaphidに注意する
ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
(水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく




☆Wildlife

◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える





*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね

*庭仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 
 
(これはイギリス基準に書いていますので、
内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)

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by lapisland2 | 2013-07-06 17:54 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)