「ほっ」と。キャンペーン

5月の庭仕事


新緑が目に沁みる季節になりましたね。
雑木林の下ではブルーベルがさざ波のように咲き乱れ、
庭では今年最初のバラが咲き始めます。
イギリス在住の鳥にアフリカからの渡り鳥も加わって、
鳥たちのコーラスも最高潮になります。

夏が来るまでにやっておきたい庭仕事はいっぱいありますが、
庭仕事の手を休めて、鳥のさえずりを聞きながら
ゆっくりお茶を楽しむ時間も忘れないようにしたいものです。



・・・と言いながら、私自身はまだ日本滞在中です。
相方がぼちぼち庭仕事をやってくれているようですが、
帰った時にはどうなっていることやら。。。
帰るのが恐ろしい気がしないでもありません。


a0208116_17113818.jpg



☆花木の剪定

◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする
Choisya, Chaenomeles, Berberis, ピラカンサ、レンギョウ、
ヤマブキ、Flowering currant, etc.etc.

◎常緑の垣根の剪定

◎花が終わったクレマティス・モンタナやアルマンディの伸び過ぎた蔓を剪定する
古くなった株は強剪定をしてやるとよい
マクロペターラやアルピナも、花後に根元から25cmくらいに切り詰める
 
☆水仙やチューリップなど秋植え球根の花が終わったら花茎を切り取る
葉は切らずに自然に枯れるまでそのままにしておく

☆花の終わった秋植え球根へのお礼肥えを忘れずに 
(葉が枯れるまでに済ませる)

☆種まきで出た芽や、挿し木をしたものを外に出して慣らす

☆外に直播した1年草を間引く

☆耐寒性1年草の種蒔きは5月上旬までに済ませること

☆2年草の種蒔き
オネスティ、フォックスグローブ、ウォールフラワー、ストックなど

☆カンナやダリアなどは、霜の降りる危険がなくなったら外に植える

☆4月に引き続きヘレボルスの花茎切りをする
種を付けたままにしておくと、
株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、花茎を地際から切る

*有茎種は花茎が黄色く枯れ始めてから切る事!

☆今月中にヘレボルスにカリ分の多い肥料を与える

☆バラに肥料を与えてコンポストでマルチングをする。

☆垣根やシュラブの根元にも肥料をばら撒く

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
専用の肥料を与える(+iron sequestrene)

*私は、+毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポストを
根元にドレッシングしています
(これは、石灰分の多いイギリスの場合で、日本では必要ありません)

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆芝生の雑草取り
芝生に窒素を多く含んだ夏用の肥料を与える



★病害虫に注意!!!

◎ユリやフリティラリアにつくlily beetleに注意!

これにやられると、葉っぱも花芽もボロボロにされますので、要注意!

葉の間に隠れていますが、真っ赤な色で見つけやすいので、
見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はありません。
黒い汚いものに包まれた幼虫にも注意!

http://www.rhs.org.uk/science/plant-pests/lily-beetle


◎バラのblackspot, aphids,leaf-rolling sawflyなどに注意!

◎そろそろslug & snailの被害が出てくるので、準備を怠らないように!!!

ギボウシなどは一晩で筋だけになってしまいますよ!
(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

*オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!

Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に
害があります。

*病害虫についてはイギリスと日本とでは違いますので、
そのつもりで読んで下さい




☆池の管理

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎気温が上昇してくると、急にblanket weed やdockweed が増えるので
すぐに取り除くようにする

◎新しく水生植物などを植えるなら、今が時期ですよ
(日本とは少し植え方が違うので、質問のある方はどうぞ。)

◎大きくなりすぎたスイレンなどの株分け

◎スイレンに付くwater lily beetleと幼虫に気をつけて、
見つけ次第取り除く

http://bugguide.net/node/view/40568

◎半耐寒性の植物(熱帯性のスイレン、ホテイアオイ、パピルスなど)を
池に戻し、カラーなども外に植える

◎新しく魚を池に入れたい時も、今が時期です

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がってくるのでわかります)
初めは2日に1度の割りで数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめるおく

◎子供のいるお宅は、池にネットをかけるのを忘れずに!
猫が魚を取るのを防ぐためにも!

*でも、カエルやnewtの出入り口を必ず確保してくださいね!♪
(newtは、見た目はちょっと気味が悪いですが、
カエル同様ガーデナーのよき友ですので、大切に♪)




*追加など書き込むことがありますので、時々見直してくださいね

*庭仕事・畑仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 

(これはイギリス基準に書いていますので、内容について質問のある場合は
どうぞお尋ね下さい。
ただし、今回は入院のためお返事が遅れます。)


画像は、5月の森の中の中に咲き乱れるブルーベルの花♪





[追記]
病害虫についてのサイト、新しく貼り直しました。

[PR]

by lapisland2 | 2013-05-10 17:20 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

散歩道の植物 3.     (日本から)



a0208116_17531669.jpg




いつのまにか屋久島ツツジや平戸ツツジも最盛期を過ぎ、
散歩道ではナニワイバラが溢れんばかりに咲き誇っています。


a0208116_17542610.jpg



バラと言うよりは、
ツバキと言った方が似合いそうな純白の大きな花が、
5月の太陽に向かって一斉に開いているのは、
本当に見事です。


a0208116_1755625.jpg



この元気一杯のナニワイバラは、
日本の南部では野生化して野良に咲き乱れ、
北米南部でも道端に広がっているのをよく見かけましたが、
どうやらイギリスの気候には合わないらしく、
大きな庭園でもついぞ見かけたことがありません。
(Sissinghurst Castle Gardenで
似たようなバラを見たことはあるのですが、
それが果たしてナニワイバラなのかどうかははっきりしませんでした。)


a0208116_17563371.jpg



拙庭にある日本から持ち帰ったナニワイバラは、
植えてから十年以上になりますが、
消えはしないものの、いまだに花を付けたことは一度もありません。

いつの日か純白の花を咲かせてくれる日を待ちながら。。。



a0208116_1757923.jpg





学名: Rosa laevigata
英名: Cherokee Rose
和名: ナニワイバラ(難波茨)


[PR]

by lapisland2 | 2013-05-08 18:03 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(2)

散歩道の植物 2.     (日本から)



a0208116_1159793.jpg




散歩道にある公園の片隅で、
フェンスに絡まっているアケビに出会いました。

大好きなアケビに思いがけない所で出会えて、
ちょっぴりうれしい一日になりました。

葉っぱに隠れて可愛い花をたくさんつけています。



アケビの自生地は、日本を含め中国や韓国など東アジアの国ですが、
イギリスでは食用としてではなく、園芸植物として栽培されています。
と言っても、マイナーな植物ではありますけれどね。

でも、ここ十年ほどはガーデニング好きの人たちの間では、
密かに人気の高まっている植物なんですよ。
葉っぱがきれいなことや、花にチョコレートの香りがあることが
その理由だろうと思いますが、
耐寒性や病害虫に強いことも理由のうちに入るかもしれません。
でもね、ぐんぐん伸びて10mを越して、
手に負えなくなっている人がいることも事実です。
確か、ニュージーランドでは侵略植物に指定されていたような。。。


a0208116_1212944.jpg




不思議なのは、
五つ葉のアケビは日本ではこんな少しピンクっぽい淡い色の花なのに、
イギリスでは濃い赤紫色の花が咲くこと。
三つ葉アケビではなく、五つ葉なのに、あれはどういうことなのでしょうね。
アケビはよく交雑するらしいので、
交雑したものがイギリスに渡ったと言うことなのでしょうか。

チョコレートの香りのするチョコレート色のアケビも、
渋い感じでまたいいものです。

来年の春には、その写真を貼ることにしましょう。





学名: Akebia quinata
英名: Chocolate vine
和名: アケビ(木通、通草)


[PR]

by lapisland2 | 2013-05-05 12:10 | Trackback | Comments(0)