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Blenheim Palace Flower Show      2015



昨年の6月、オックスフォードに住む友人を訪ねた翌日の朝、
「今日からブレナム宮殿でフラワーショーが開かれるのだけれど、行ってみない?」という友人の誘いで、
久しぶりにブレナム宮殿に行って来ました。(たぶん10年ぶり)
二年前の医療ミスによる体調悪化で、まだ少ししか歩けないような状態の時でしたので、
広大な敷地を歩きまわるのはとても無理で、
フラワーショーもマーキーを一つ覗いただけで、殆ど写真も撮れませんでしたが、
チェルシーやハンプトンコートなどで顔馴染みのナーサリーの人達に出会って
おしゃべりしたりで、楽しいひと時になりました。

ブログに載せるほどのこともないのですが、
この時に性懲りもなくまた買い求めてしまったユリの球根が2年目になり、
今ちょうど庭で咲いていますので、
その繋がりで書いておくことにします。



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宮殿の正面。


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広大な庭園の,これはほんの一部分。


フラワーショーの方はマーキーがいくつか立ち並び、
その外側にはガーデニング関係の店がずらりと並んでいましたが、
歩けないのですべて素通りで、お茶ばかりしていました。


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この日の開会セレモニーのゲストはMery Berryだったのですが、
お茶をしていたら隣の席にいきなりやって来て、
ローカルのテレビ局がインタビュー番組の収録を始めました。
写真撮っていいかと仕草で合図するとにっこりしながらOKしてくれたので、
番組の収録前にミーハーよろしく写真をパチリ。
(だって、Mery Berryはうちのすぐ近くに住んでいるので、
まあいわばご近所さんみたいなもので、
「お隣のお料理上手なおばあちゃま」というイメージなのです。)

そんなわけで覗いたマーキーは一つだけですが、
その中から展示の写真を少し。

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このナーサリーのおじさんとは、
展示プランツのことではなく展示に使われていた苔の話ばかりしてきました。
とてもきれいな苔だったのでそれを褒めると、
どこから仕入れるのかとか、原価がいくらだとか、そんなことまで教えてくれましたよ。


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造形的な美しさに溢れるサボテンや多肉植物も好きなのですが、
これはもうハマるとコワイので、手を出さないことに決めていますが、
いくつか出ていたサボテンの展示の中でもここの展示はとてもきれいでした。

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Haworthia truncata


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Rebutia fiebrigii


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アリウムの印象的な展示。
うしろにもアリウムの大きなパネルが貼られていて、
ちょっとうるさい感じではありましたが。


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涼しげなアガパンサスの展示。


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葉っぱだけでも美しいAgapanthus 'Silver Moon'。


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盆栽の展示。


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日本では珍しくもない蘭の展示も。


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stone troughを使った Rock gardenの展示ですが、
実物は本当に色鮮やかできれいでしたよ。


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モミジの専門ナーサリーの展示も数店出ていました。


一番多いのは多年草やシュラブ中心のナーサリー。
その中からいくつか。

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[追記]

*Blenheim Palaceについては→
  (日本語ウィキペディア)→

*Mery Berryは、1935年生まれなので、今年81歳になる。
 パリのコルドンブルーで料理を学び、その後60年代から料理雑誌の編集などをし、
 70年代初めにはテレビの料理番組に出演するようになる。
 それ以来出演した料理番組は数知れず、出版した料理本は70冊以上に上る。
 そして、2010年に始まった「The Great British Bake Off」という
 アマチュアがケーキやパン作りを競う番組の審査員になり、
 その番組が国民的大人気番組になったことで、若い世代にも知られるようになった。
 それ以来「ベイキングの女王」と呼ばれることが多いが、
 ベイキングだけでなく、料理全般に関して豊富な知識と経験を持ち、
 彼女のレシピは間違いなく美味しい。
 彼女の作る料理は、典型的な家庭料理でありながら、
 ミシュランレストランのシェフたちからも一目置かれるスーパーおばあちゃんなのである。
 そして、彼女はガーデニングにも熱心で、彼女の素敵な庭が紹介されることも多く、
 数年前からはRHSのアンバセダーに選ばれて、
 様々なガーデニング関係のイヴェントにもゲストとして招かれることが多くなっている。

*この時購入したユリのその後はのちほど。

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by lapisland2 | 2016-08-14 22:20 | Garden Visit + | Trackback | Comments(2)

RHS  Chelsea Flower Show   2016




今年も恒例のチェルシーフラワーショーが始まりました。
 (24 – 28 May 2016)


もう毎年出かけることはなくなりましたが、
連日TVで詳細番組がありますので、それを見て楽しんでいます。




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今年のベストショーガーデンは、The Telegraph Gardenに。
                     (Designed by Andy Sturgeon)
                       画像はRHS のサイトから拝借

              
(これはゴールドメダリストの中から選ばれます。)


ショーガーデンはあくまでもショーガーデンですが、
使われるプランツや植栽の仕方は、私たちも大いに取り入れられるヒントになります。
ここ数年はナチュラルガーデン向きの、
あまり派手ではないプランツが主流になっていますので、興味深く見ています。
昨年リバイバルのルーピン(ルピナスのこと)は、今年もよく使われているようです。

RHS Chelsea Flower Show 2016は、こちらから→■
いろいろな所をクリックしてみてください。



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by lapisland2 | 2016-05-25 22:29 | Garden Visit + | Trackback | Comments(2)

Emmetts Gardenのブルーベルを訪ねて 



これは、2010年春に Emmetts Gardenのイングリッシュ・ブルーベルを訪ねた時のものですが、
平らな雑木林に生えることが多いブルーベルが、ここではかなり急勾配の丘に広がっているのが面白いのではないかしらと思い、
再掲載しておくことにします。

再掲載の理由は他にもあるのですが、それはまたのちほど。


しばし、ブルーベルの花をお楽しみ下さいね。




4月22日、ケント州にあるナショナルトラストの Emmetts Gardenに行って来ました。
ここは19世紀の後半にFrederick Lubbockによって作られた庭園ですが、
彼はWilliam Robinsonの友人だったのでその影響が強く、
中国やヒマラヤなどの珍しい樹木やプランツなどもたくさん集められています。

今の時期はブルーベルでも有名なのですが、
まだ少し早いだろうとあまり期待しないで出かけたのに、
お天気に恵まれて、すばらしい光景に出会うことができて、ラッキーでした。
残念ながら、実際に目で見るその美しさ(や香り)は写真ではとても表わせませんが、
「ブルーベルのさざなみ」もしくは「青い海原」のお裾分けです。



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庭園のある場所は
この写真から想像できるようにかなりの高台になっています。
日本でなら、里山とでも言えるような場所ですね 。



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ブルーベルの広がっている場所は、崖に面した急斜面で、
その間に複数の小道が作られていて、
上からも下からもブルーベルが見えるようになっています。



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見渡す限りブルーベルの青い海原が続いていて、




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woodland全体がやさしく甘い香りに包まれています。



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近寄って見ると、
そり返った花弁がとても可憐で、妖精の花と言われるのも改めて納得できますよね♪



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ブルーベルのさざなみの中に所々、伐採したログで作ったこんなベンチが置かれています。
ブルーベルに取り囲まれて、そのやさしい香りに包まれて、
この人たちも幸せなひと時を楽しんでいるのでしょうね。



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大きな日本のモミジの樹とブルーベルが珍しい組み合わせになっています。




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前景のブルーベルの花の向こうは急斜面になっていて、
中景に霞んで見えるブルーの色はかなり深い谷底なのですが、
残念ながら写真には遠近が全く出てくれませんね。




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たま~にこんな白花が混じっています。
私が見つけたのはこの広い場所でたったの2輪だけ。



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ブルーベルの海原に所々白い波が立って・・・。
でも、お互いに邪魔せずに住み分けているようです。



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白い波はワイルドガーリック(Allium ursinum)。
こちらではブルーベルと前後する時期に、葉が広がって花をつけます。
小川のほとりやウッドランドの湿地のような場所がこの白い花で埋め尽くされます。
(匂いを別にしたら、この白い群生もとても綺麗ですよ♪)



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フタリシズカのようなチャラン属のプランツもブルーベルと住み分けていました。

(チャランって、調べてみたら原産は中国なんですね。
英国っていろんな所からやって来た植物が帰化を通り越して、
元からあったような大きな顔をして生えている、そんな不思議な国でもあります。)



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静かなwoodlandの中に聞こえてくるのは鳥たちのさえずりだけと言う至福のひと時でした。
そして、香りがなんとも言えないのです。
さわやかな甘さの本当にやさしい香りですよ。




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ここはたくさんの人が訪れるのに、柵も仕切りの綱もありませんでした。
唯一この場所にのみ柵がありましたが、これはブルーベルを守るためというよりは、
この辺りが急勾配の坂になっているため、人が摑まるための柵のようでした。



香りをお届けできないのが残念ですけれど、
ほんのちょっぴりブルーベルの森にいる雰囲気を味わって頂けたでしょうか。


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by lapisland2 | 2015-05-21 00:16 | Garden Visit + | Trackback | Comments(2)

5月はブルーベルの香りで始まる



季節はどんどん駆け足で過ぎて行って、
嵐と共に桜も散ってしまいました。

好天気の長く続いた4月のせいで、今年は何もかもが早くて、
二週間ほど前から雑木林の中は、ほんのりとブルーに染まり始めました。




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あっという間に過ぎてしまうブルーベルの季節ですが、
幸いなことに、先週末からの雨と気温の低下で、少し足踏みをしていたようで、
うちの近辺では例年通り5月上旬の開花になったようです。
たぶん、この週末が見ごろだったかもしれません。




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残念なのは、今年は秘密のブルーベルの森に行けそうにもないこと。
そこに辿り着くには傾斜のきつい地道を
かなりの距離登って行かなければならないのですが、
雨でも降ろうものなら、泥に足をとられて身動きできなくなってしまいますので、
今の私の脚では少々難しいのです。




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人に見せるための森ではないので、森の中をゆっくり歩きながら、
遠くまで続くブルーのさざなみとそのやさしい香りを楽しんでいても、
聞こえて来るのは鳥たちのさえずりや栗鼠の駆け回る音だけで、
人に出会うことはめったにありません。




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ブルーベルの花には、随分と思い入れがありますので、
改めて書くことになると思います。



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by lapisland2 | 2015-05-11 22:09 | Garden Visit + | Trackback | Comments(2)

究極の園芸植物 ♪オーリキュラ・スペクタキュラ~♪(補充編:栽培や土について)




前編のオーリキュラの展示会  は楽しんでいただけたでしょうか。



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上の画像はウィズリーの 'Auricula Spectacular' というイヴェントからですが、
こんな風に、額縁に入れて飾るのも可愛いですよね♪

この日には、オーリキュラ協会の人のレクチャーや、
オーリキュラ専門ナーサリーの展示販売があります。
ガーデンセンターではいいオーリキュラは手に入らないので、
展示会に出かける機会がない人にとっては、
可愛いオーリキュラを手に入れるいいチャンスになります。



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オーリキュラ愛好家たちは、
春になると自慢のオーリキュラを階段状になったシアターAuricula Theatreに飾って楽しみますが、
これはウィズリーのシアターもどき?でしょうか。
両側に並んでいるのは、展示販売の商品なのですけれどね。





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(Calke Abbey theatre 画像はdailymailから拝借)
                
18世紀の大きなカントリーハウスにはAuricula Theatreが設置されているのが普通でしたが、
流行の移り変わりと共に消滅してしまい、今ではオリジナルのAuricula Theatreは
Calke Abbey(NT)に残っているだけだそうです。

でも、DIYの得意な人なら、本箱に防水のペイントを塗って屋根を付ければ簡単に作れそうですね。


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(上の画像はそれぞれ , bramble-and-bean、
       themagicgarden.webs.com、 growsonyou.com から拝借)




私自身がオーリキュラに惹かれるようになったのは、
随分昔、日本にいた頃に見た古い植物画に描かれた奇妙なこの花を見て以来です。
白っぽい粉を吹いたような葉っぱから伸びた茎の先に咲く
自然の造形とは思えないような可愛さと奇妙さが同居した小さな花は
いつか実物を見てみたいと言う好奇心を抱かせるものでした。

そう言えば、子供が初めて描く花の絵と言うのは、
真ん中に○を描いて、その周りを囲むように半円をクルクル描いていきますよね。
あれって、オーリキュラの花の形そのものだと思いませんか。
そういうシンプルそのものの花にいろんな絵の具を塗って、いろんなお花を作ってみたくなる・・・。
潜在的にどこかそんな小さい頃のお絵かきのような郷愁があって、
人々はさまざまなオーリキュラの花を作り出すことに熱中したのではないかしら。。。と、
勝手に想像したりしていますが、余りにもこじつけですかしらね。



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画像は、これもウィズリーから。
ショーに出すのでなければ、ショーオーリキュラも添え木無しで気楽なもんです。
自分で楽しむのであれば、曲がってたって、へっちゃらさ~!

うちでは3~4年前の厳寒の冬とその後の2年続きの水浸しのため、
庭植えのオーリキュラは全滅してしまいました(-_-;)ので、
今のところ鉢植えのみを栽培しています。
一応National Auricula and Primula Societyの会員ではありますが、
ショーに出す気など更々ないので、もっぱらおおらかに育てています。




★日本の花友の一人から質問がありましたので、
オーリキュラの培養土について書いておきますね。

意外に思われるかもしれませんが、
ショーオーリキュラって、それほど土の配合に気を使わなくてもいいようです。
一番大事なのは、とにかく水はけのいい土を作る事のようです。
協会のメンバーの人たちは、それぞれ自分でホームメイドのローム土+腐葉土+シャープ・グリットを
配合したものを使っているようです。

一般愛好者は、ガーデンセンターなどで昔からある英国の配合土の
ジョン・イネスという土(No.1~No.3まであります)のNo.2 か No.3のローム土をベースにしたコンポストに、
グリットやパーライトなどを混ぜたのを使うことが多いですね。
メンバーの人たちから苗を分けてもらうと、
水遣りすると同時に鉢底から水が流れ出るくらいに水はけのよい土に植えてあります。

こちらでは日本のように赤玉やバークはまったく使いませんが、
前述のグリット(砂利の細かいようなもので、色やサイズがいろいろあり、アルパインやサボテン・サキュラント、
種まきから挿し木に至るまで、殆どすべてのガーデニング作業に使われます。)を使います。
ボーダーオーリキュラを地植えにする場合も、たっぷりグリットを入れて水はけをよくします。



★オーリキュラの鉢は、素焼きでもプラスチックでもいいようですが、
ショーオーリキュラは成長が遅いので、素焼きの鉢の方がよく、
アルパインやダブルは成長が早いので、プラスチックの方がうまく行くらしいですよ。
(ただし、プラスチックの方が水遣りに注意が必要。)

深鉢を使う理由は、種類によっては茎の根元の部分が土から5cm位上に伸び上がってくるためです。
(育てたことのある方は経験されていると思いますが・・・)
それと、鉢のサイズは直径7cmか9cmのものを使います。



★プリムラの仲間は、種から育てるのも簡単ですが、
日本で普通に手に入るオーリキュラの種は
たぶんPrimura pubescens (プリムラ プベスケンス)ではないかしらと思います。

日本のホームセンターや園芸店で売られている「ガーデンオーリキュラ」は、
実はオーリキュラではなく、Primura xpubescensプリムラ プベスケンスで、
厳しい条件が決められる以前に交配されたもののようです。
イギリスでもガーデンセンターで手に入る名前無しのものは、
オーリキュラと書いてあっても、プリムラ プベスケンスのことが多いのです。

でも、プリムラ プベスケンスにも可愛い花がいっぱいあって、
庭植えにしても丈夫だし、値段も安いし、
展示会に出すのを目的にするのでなければなんの支障もありません。
ただ、クリスマスローズ同様、呼び方の混乱はちょっと困るかもしれませんね。




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          (原種のオーリキュラ  Primula auricula)



★ここでもう一つ説明を入れさせてもらうと、
Primula auriculaと書くと黄色い花の原種を指し、
大文字で始まるAuriculaと書くと、今回の話題になっているフローリストオーリキュラのことになります。
同じくオーリキュラに含まれるアルパインも他のalpine植物と区別するために、
Alpineと書く決まりになっているようです。
(もちろん、ラテン名ということではなく、愛好家たちの園芸上の呼び名ですけれども。
分類上はAuriculaも Primula × pubescensになるのでしょうから。)

英語だと一目瞭然なのですけれど、カタカナではその辺りがわからないので、
それも日本での誤解の元になってしまうのかもしれません。


★もう一つの大きな誤解は、名前が付いていれば「銘品」(って、日本では言うそうですね、びっくり!
ブランド物でさえあれば飛びつく日本人の特性が園芸界にもまかり通っているということでしょうか。)だと
思われているようですが、
名前付きのがなんせ2000以上もあって、
専門家に言わせると、その中でも質の悪いものがたくさんあるとのことです。



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緑色の花が最も数も少なく増やすのも難しく、数年で色が褪めてしまう品種が多いのだそうです。



展示会に出すのが目的でなければ、オーリキュラはそれほど難しいプランツでもないので、
庭植えや鉢植えで、可愛い姿を楽しんで頂ければと思います。

日本には日本サクラソウの栽培の歴史がありますから、
同じプリムラの仲間であるオーリキュラにも親しみを感じる人が多いのではないでしょうか。


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by lapisland2 | 2015-04-22 23:16 | Garden Visit + | Trackback | Comments(2)

究極の園芸植物 Auricula ♪オーリキュラ・スペクタキュラ~♪




毎年4月下旬になると、ナショナルオーリキュラ&プリムラ協会(National Auricula and Primula Society)の
主催するオーリキュラショーが小さな田舎町で開催されます。

これだけたくさんのオーリキュラが一度に展示されるのは、
イギリスにおいてもこの協会の展示会の時だけだと思いますので、お楽しみ頂ければうれしいです。
毎回、ただただ感心しながらひたすら楽しんで見ているだけですので、
一つ一つの品種名も明記しませんが、ご了承ください。



初めに少しだけオーリキュラについて説明しておくことにします。
オーリキュラは イギリスで栽培される多くのプランツの中でも、
古くから交配を繰り返して作られた究極の園芸植物です。

いわゆる「フローリスト・オーリキュラ」は、ヨーロッパアルプスに自生していたPrimula auriculaと
P. hirsutaという原種の交雑種が始まりだとされています。
イギリスにもたらされたのは、1570年代だとされていますが、
それ以来長い長い交配改良の間にさまざまなハイブリッドが作り出され、
その中から更にさまざまな約束事をクリアーして選別されたものが
「フローリスト・オーリキュラ」と呼ばれるようになりました。

この説明ではちょっと舌足らずではあるのですが、
もっと詳しく「オーリキュラとは何ぞや」と言うことになると、
何ページにも渡って説明が必要になってしまいますし、
日本でも少しずつ愛好家が増えていると聞いていますので、
そういう方たちはすでにご存知かとも思いますので、ここでは詳細は書きません。




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皆さん、真剣な顔つきでオーリキュラを鑑賞しています。
大きな図体のおじさんたちが小さな花に見入っている姿は、
ちょっぴりおかしくもあります。

数年前からフラワーショーの場所が今までより少し広い場所に移りましたが、
相変わらず室内はうす暗く写真を撮るにはあまり適していません。
また、人が多いこともあってなかなかそれぞれの花のクローズアップを撮ることができませんので、
違う年の展示が入り混じっている部分が少しありますが、あしからず。



まずは、審査風景から。


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それぞれのセクションの審査員によって、厳しい審査が行われます。


フラワーショーで展示されるAuriculaには
ショーオーリキュラ、アルパインオーリキュラ、ダブルオーリキュラ、ボーダーオーリキュラが含まれます。



では、オーリキュラの数々をお楽しみ下さいませ。


ショーオーリキュラ。 ↓

(ショーオーリキュラは、ルールによって細かく分類されますが、ここではその詳細は省きます。)


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ダブルオーリキュラ。 ↓


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ダブルは和の色と言ってもいいような渋い色が多いのですが、
暗い室内でしかもバカチョンカメラでは捉え切れず、残念です。




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この辺りから ↓、アルパインオーリキュラになりますが、
ショーオーリキュラの可憐さや繊細さ、そしてあまりにも人工的な造形に比べると、
おおらかな色や形なのがよくわかりますよね。




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ボーダーオーリキュラ ↓。
私たちが庭植えにできるのはこれですが、
ボーダーでも「粉吹き」のものは雨の当たらない所で栽培するのがいいでしょうね。



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*のちほどオーリキュラの栽培などについて補充編に続く予定です。


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by lapisland2 | 2015-04-20 23:30 | Garden Visit + | Trackback | Comments(0)

冬の彩り  ウィンターガーデンから  (補足)


ウィンターガーデンに使われることが多いCornusとSalixの主な品種をまとめておきます。


☆Cornus(ミズキ)の主な品種



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C.alba 'Sibirica'                   これが1番真紅になります。




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                                 (画像はRHSとjacksonsnurseriesから拝借)
C.alba 'Elegantissima'             葉は エッジが白い斑入り     ダークレッド




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                                         ( 画像はpaghat.comから拝借)
C.alba 'Ivory Halo'          これは'Elegantissima' のコンパクトな品種で、
                      'Elegantissima' のように大きくならないので、狭い庭に向いています。



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                                         (画像はRHSから拝借)   
C.alba 'Spaethii'                 葉はエッジが黄色い斑入り    赤




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C. sericea 'Flaviramea'
(Synonyms C.stolonifera 'Flaviramea')             黄色




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                                              ( 画像はT&Mから拝借)
C.sanguinea  'Winter Flame'( 'Winter Beauty')      黄色+ オレンジ




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C.sanguinea 'Midwinter Fire'       落葉直前にオレンジイエローに紅葉し、
                       冬は 黄からオレンジのグラデーションに



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C.kesselringii          黒紫



いずれも非常に丈夫で、耐寒性があります。(-25度までOKとの事)
こちらでは石灰分の多い土地に自生していますが、殆ど土を選びません。

Cornusは植えた翌々年から、毎年早春に根元からまたは丈の三分の一まで切り詰めると
色鮮やかな枝になります。
何年も放って置いたものは地上5センチ位まで切り詰めてもOKです。 
ただ、オレンジ系のものは、軽く剪定。
(あるいは、1年おきに半分ずつ古いのを根元から剪定)





☆Cornusよりも大株になるSalix(willow)も、Cornusとの混植などでよく使われます。



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S.alba 'Chermesina'           オレンジ



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S.alba 'Vitellina'              黄

Salixは、1年おきに早春に根元から剪定。



★手元にあるウィリアム・ロビンソンの "The Wild Garden" の中に、
Cornus と Salix についての記述がある箇所を見つけましたので、書き写しておきます。

Of our native Dogwoods (Cornus), one (sanguinea)is an excellent
native shrub, the beauty of which is very effective in gardens
where it is grouped in bold and artistic ways. The winter effect
is bright and good, and the plant fine for association with our
handsomer native willows: this Dogwood being used as undergrowth
near the largest willows.




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by lapisland2 | 2015-02-23 08:02 | Garden Visit + | Trackback | Comments(10)

冬の彩り  ウィンターガーデンから




遅まきながら年明けからイギリスにも本格的な寒さがやって来ました。
昨年からの体調悪化で、庭仕事どころか外出もままならない状態が続いていますが、
日本の某有名サイトに掲載してもらっている英国便りの中から、
いくつか記事を選んで少しずつこちらにも載せて行きたいと思っています。

今回はグレー一色の世界が広がるイギリスの冬だからこそ、
その存在が際立つウィンターガーデンの様子をご紹介いたします。
しばらくの間色鮮やかな冬の庭で温まってくださいね。


私がウィンターガーデンの美しさに目覚めたのは、
15・6年前、かのウィリアム・ロビンソンのマナーハウスに滞在した時でした。
いつもは夏や初秋に訪れることが多かったのですが、
その時は初めて冬に訪れ、凍りつくような朝の冷たい空気の中を散歩していて、
立ち込める霧の中からぼぉーっと浮かび上がるさまざまな色のコーナスの姿に
どこか異次元の世界のような美しさを感じたのでした。

残念ながらその頃の写真はフィルムでしたので、ご紹介することはできませんが、
いまでもあの情景はくっきりと心の底に焼きついています。



今回ご紹介するのは、The Royal Landscapeの一部にあるSavill Gardenから。
ここのウィンターガーデンは規模は小さいのですが、とても色鮮やかで大好きな場所でしたが、
残念ながらもう存在しません。
数年前にもっと規模の大きいウィンターガーデンに様変わりして、
デザインもすっかり変わってしまいました。



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11月初め、ウィンターガーデンはまだ黄葉たけなわです。




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11月下旬になると、殆どのものが落葉しましたが、
まだコーナス(ミズキ)の一部や画像右手前の Rubus(キイチゴ )のブルーグレーの葉っぱは残っています。
Rubusは葉を落とすと、真っ白の印象的な枝が現れます。



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グランドカバーのHebe(日本ではヒービー)の中から葉を落としたモミジAcer pensylvanicum 'Erythrocladum' が
目立ち始めます。



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Cornus alba `Sibirica'(サンミズキ) は早くから真紅に燃えています。
数ある紅いミズキの中でも最も際立つ真紅になる品種ですね。



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黄葉のきれいなコーナス  たぶんC. stolonifera 'Flaviramea'。



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黒と白の取り合わせですが、まだ濃い色が出ていません。




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年が明けて寒さが厳しくなるにつれて、ウィンターガーデンの色が冴えてきます。




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黒と白の組み合わせもコントラストがはっきりしてきました。
白いRubusの足元の黒いオオバジャノヒゲの間からは、このあと可愛いスノードロップが顔を出してきます。



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黒いコーナスはC. kesselringii。
寒さと共に殆ど黒に近いダークブラウンに染まった Pittosporum tenuifolium 'Tom Thumb' と、
まっ白い幹が印象的な白樺 Betula utilis var. utilis 'Silver Shadow' の組み合わせがとても印象的です♪



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邪魔になるおじさんがいますが、無視して下さい。
本人はガイドのつもりでいるようです。 (-_-;)



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お邪魔おじさんが指差す方向に咲くピンクの花は、厳冬の1月から2月にかけて咲くツツジなんですよ!
Rhododendron dauricum 、品種名もずばり'Midwinter' 。

(Rhododendron dauricumは、エゾムラサキツツジのことで、
北海道では雪解け一番に開花するそうですが、
当地の方の話では、雪圧で潰れるために凄い樹形になるとのこと。
北海道には大群落があるそうです。)

北海道を含めてかなり広範囲の寒い地域(サハリン、北東中国、韓国、北モンゴル、
アルタイ山脈からシベリアにかけてなど)に分布していて、-25℃まで耐寒性があるとのこと。
それで、これを使った交配種がいろいろ作り出されているようです。
'Midwinter'もその一つですが、あと白い 'Madison Snow'や 'Arctic Pearl'などもよく見られます。
(白花は春先に咲きます。)



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咲き始めた黄色いハマメリス(マンサク)の根元では、
寒さと共にチョコレート色に染まった Bergenia purpurascens( ヒマラヤユキノシタ)が、
光を受けて艶やかです。




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C. sanguinea 'Midwinter Fire'の黄色とオレンジのグラデーションも鮮やかです。





最後はウィズリーで締めくくりましょうか。



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水辺に植えられた色鮮やかなコーナスやSalix(ヤナギ)などが水面に映り、
ちょっと幻想的な雰囲気ですね。



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葉を落としたRubus phoenicolasius (ワインベリー)の冬の姿。
このアーチの下をくぐるのは痛そう!



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こんな風にいろいろな色が渾然一体となっているのもまたいいものです。
白いのはRubus biflorus。


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これはコーナスではなく、Salixをポラード仕立てにしたもので、
コーナスと同じく冬になると鮮やかな黄色やオレンジ色の枝が目立つようになります。


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by lapisland2 | 2015-02-14 04:59 | Garden Visit + | Trackback | Comments(11)

Chenies Manor Houseの夏の庭とプラント・フェア+



毎年7月の第3日曜に行われるChenies Manor Houseのプラント・フェアに
今年も出かけてきました。
プラント・フェアについては、昨年詳細を書いているので、
今年は書くこともないと思って、殆ど写真も撮っていなかったのですが・・・
ちょっぴりうれしいハプニングがあったので。

そして、プラント・フェアだけに行くつもりだったのですが、
庭の方もちょっぴり覗いて来たので、ほんの少しだけ。

昨年夏の庭の様子は→



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                                  (反対側から見たところ)


プラントフェアを見て廻っていた時には、
今にも降り出しそうなうっとうしい空模様だったのですが、
お茶をしてから庭の方に来た途端に、いきなりカンカン照りのお天気に変わりました。
昨年は真っ暗な画像ばかりで、
今年はハレーションを起こしてしまって、・・・で、ちょっぴり露出を落としてあります。


昨年は気温が低く、ダリアも殆ど咲いていないような状態でしたが、
今年は晴れの日がずっと続いているので、どの花も早々と咲き急いでしまっていました。
なかなかうまく行かないものですね。

ホワイトガーデンはすでに最盛期を過ぎてしまっていました。
残念。





プラント・フェアーについて詳細は昨年の書き込みで→

今年の様子も少し。


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[追記]
プラントフェアを小一時間ほど見て廻った後、
さて、先にプランツを確保するべきか、それともお茶をするべきか、
入り口近くの大きな木の下に立ち止まって思案をして、
やっぱりお茶だとカフェのある方向に向き直ったら、
見覚えのある顔の女性が、コーヒーの入った紙コップを片手に、
ちょっと手持ち無沙汰な表情で折りたたみの椅子に腰掛けていました。

夏らしいスカイブルーの麻のシャツがよく似合っていて、
誰だったかしら・・・と思っていると、
目の前に小さなサインボードがあって、
「Helen Yemm があなたの質問にお答えします」とあります。
ああ、Helen Yemmだ。



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ちょうど私がイギリスに来てしばらくした頃に彼女がTVに顔を見せるようになったので、
とても馴染みのある顔だったのです。
最近は、TVには殆ど顔を出さないようですが、
毎土曜日のテレグラフのガーデニングのページにある
「Thorny problems」は、欠かさず読むコラムです。
agony-aunt-style garden adviceとでも言えばいいのでしょうか、
読者のさまざまな問題に真摯に対応して、解決策を提示してくれるのですが、
自分の庭での例を引きながら、悩める園芸愛好者に実に明快なアドバイスをしてくれます。
毎月の'Gardeners' World'の「Over the fence」と言うコラムでは、
James Alexander-Sinclairと、同じ主題について男と女それぞれの考え方の相違について、
皮肉とウィット溢れる論争を繰り広げています。

この国に来てから、いわゆるセレブリティのガーデナーに出会うことが何度もありましたが、
私はそういうことにはまったく興味のない類の人間なのですが、
ラフな野良着にフォークを担いでいるような姿(彼女もアロットメントをやっています)しか知らなかったので、
シンプルだけれどお洒落なシャツで、ちょっと手持ち無沙汰に座っているのが気になって、
思わず「お聞きしたいことがあるのですけれど・・・」と声を掛けていました。
「どうぞ」と椅子を勧めてくれながら、
「あなたのシャツいいわね」と言う、ガーデニングとは関係のない思いがけない声が掛かったので、
ちょっとどぎまぎしてしまって(余り人に対してどぎまぎすることのない私なのですが・・・
彼女に声を掛けたのが、彼女の爽やかなシャツのせいだったので・・・)、
その言葉を無視して、実は・・・と春からずっと悩んでいる問題を投げかけました。
そして、春からの悩みが一気に吹き飛ぶ明快な答えをもらってうれしくなったのと、
プランツを買うことに熱中して、彼女の存在に気付く人がいないのを幸いに、
もう一つ気がかりなことを質問して、たまたま彼女の現在の庭も小さい庭であることから、
これまた的確なアドバイスをもらうことができました。

この人となら、一日中でもガーデニングの話ができそう、と思いながら、
お礼を言って立ち上がると、
「本当にあなたのシャツ、いいわよ。」ともう一度声が掛かりました。
今度はありがとうの意味を込めて、にっこりスマイルを返したのでした。

シャツが結ぶ縁で、楽しい一期一会になりました。




[追記の追記]
実はそのあと帰り際にJと二人で通りかかると、
ちょうど年配の女性の悩みが解決したらしくて、立ち上がったところだったので、
「先ほどはありがとうございました。ホッとしましたよ。」と声を掛けると、
Jにも詳しく説明をしてくれました。

そして、なぜか急にミーハーな気分になった私は、
[写真撮らせて頂いてもいいでしょうか」と声を掛けると、
「あらっ、そんなこと言われたのは初めてよ」と言う彼女に、
横から「Typical Japanese!」とチャチを入れるJに「そうなの?」と笑いながらも、
写真に納まってくれたのでした。


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by lapisland2 | 2014-07-25 07:29 | Garden Visit + | Trackback | Comments(9)

チェルシー・フィジックガーデンの Snowdrop Days   その1.



間違って、先に2009年のを入れてしまいましたが、
2008年のフィジックガーデンの Snowdrop Days の様子です。

(これも、東北の某有名M掲示板にメモリアルとして残して頂いている記事から。)



☆2008年2月9日


ポカポカ陽気の土曜日にチェルシー・フィジックガーデンの Snowdrop Days に出かけてきましたので、
寒~い日本のみなさまにほんの少しだけ小さな春の兆しをお届けいたします。
(とは言うものの、東京でのスノードロップ開花時期は1月中旬だったようですね)

今年は暖冬で、かなりの品種がすでに開花を終えていたのは残念でしたが、
春を告げる最初の花をお楽しみくださいね。


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Snowdrop Theatreと呼ばれるひな壇です。
オーリキュラのひな壇飾りがよく知られていますが、
スノードロップもこんな展示の仕方がされるようです。
小さな「雪の耳飾り」が引き立つように、外側はスカイブルーですが、
内側は黒いひな壇にダークブルーのカーテンです。

ちょっと大袈裟にも思えますが、昔のイギリスは今よりずっと寒かったらしいので、
スノードロップを待ち焦がれる気持ちがもっと強かったせいかもしれませんね。
それに「チューリップマニア」のように、「スノードロップマニア」
(言葉はちょっと違って、マニアとは言わないのですが)が流行した時代もあったので、
お金持ちは見せびらかしたかったと言うこともあるかもしれません。

まずは、その雛段の展示の中から。


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Galanthus 'Anglesea Abbey'


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Galanthus 'Blond Inge'


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Galanthus plicatus 'Wendy's Gold '

首の部分が黄色いスノードロップの中では一番ポピュラーな品種。
この手のスノードロップは高価なものが多く、1本1万円なんてのもあります。


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Galanthus 'Brenda Troyle'


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Galanthus nivalis 'Scharlokii'


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Galanthus 'Merlin'


 
上段の方のは逆光で中が暗いのと、人が多くてうまく撮れませんでした。
ひどいピンボケですがいくつか。ご勘弁を!
撮ったものの、画像が流れてしまったものの中に、可愛いのやレアものがあって残念でした。


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Galanthus 'Ginns Imperati'


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Galanthus 'Ophelia'


ガーデンに地植えのものは、もう花が終わってしまっていたものが多くて残念!


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Galanthus 'S. Arnott'


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Galanthus 'Magnet' 


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Galanthus plicatus 'Gerard Parker'

 
名札の見つからないものや読み取れないものもあったのですが、これもご勘弁を。
名札がないとスノードロップの同定というのは、まったく不可能ですよね。


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帰宅してから写真をパソコンに取り込んだら、
この日撮った写真の後半の部分がすべてメチャメチャな画像になっていまして・・・
カメラが壊れたみたいです。
翌日曜日、バッテリーのチャージをしてカードを換えて、
微かな希望を抱きながらスノードロップの秘密の群生地に出かけたのですが。。。
だめでした。(T_T) 


と言うわけで、「スノードロップの白いさざなみ」は、またの機会に。





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おまけ画像はウィズリーの自生地風植栽。たぶん品種はGalanthus 'Magnet'




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by lapisland2 | 2014-02-28 02:20 | Garden Visit + | Trackback | Comments(4)