福園さんの親はデュランディさん





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クレマティス福園のことを書いたので、親のデュランディのこともちょっぴり。

ね、福園さんはこのClematis x durandiiと比べると、
花びらが波打っていてずっと優雅な感じでしょう。

デュランディは、フランスでClematis x jackmanii とClematis integrifoliaを交配して作られ、
1874年から流通しているようですから、かなり古い園芸種ですよね。
デュランディという名は、ベルギー人の植物学者Théophile Alexis Durandにちなんで
付けられたとのことですが、作成者の名前もDurand Frères(フランス人)らしくて、
どちらも名前にDurand が入っているのは偶然なのでしょうが、ちょっと面白いですよね。


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デュランディも花期が長く、6月から9月まで咲き続けてくれます。
この花はあのMartha Stewart の一番のお気に入りのクレマティスだとのことですが、
プラクティカルな方のようにお見受けする彼女のお墨付きということは、
それだけパフォーマンスのいいクレマティスだということなのでしょうね。

切花にしてもとても花持ちがいいので、(アルストロメリアと同じくらいに!)、
夏場のフラワーアレンジにも向いていると思うのですが、
残念ながら、切花に使う人はあまりいないようです。




学名:  Clematis x durandii   AGM
英名:  Durand's Clematis、 Clematis ‘Durandii’



剪定はグループ3

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by lapisland2 | 2012-09-13 00:50 | Climber | Trackback | Comments(2)

クレマティスの福園さん



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クレマティス福園はintegrifolia groupのクレマティスですが、
インテグリフォリアにしては、かなり背が高くなり(うちでは、2m近くになります)、
花も直径10cmほどの大きな花を咲かせます。
色は濃い青紫色ですが、いつものように私のコンデジではうまく出ないのが残念です。
日陰だとかなり淡い色になって、ラベンダー色っぽくなります。


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花びらは4~7枚といろいろ出ますが、
私はなぜか花片4枚のクレマが好きなんですよねぇ。

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日本のクレマティス育種家として知られている広田哲也さんの作出(1997年もしくは 1998年)ですが、
こちらのBritish Clematis Societyで、
2011年にInternational Trials Commended Certificateを受賞しています。

私が入手したのは4年前なので、イギリスで出回り始めた最初の年ではないかと思います。
'Fukuzono'という名前の響きから、
「日本のクレマティスではないか?」と、同居人が買って来てくれたものです。
植物にはまったく無知で、いつも邪魔ばかりする人ですが、
たまには思いがけない発見をしてくれます♪

広田氏についての英文紹介ページ。 →■

アマチュアでここまでやれるなんて、「すごい!」の一言ですよね。




学名: Clematis 'Fukuzono'


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たまに、こんな面白いのも。
葉っぱではなく、花の変化したものでしょうか。



[追記]

C.'Fukuzono'はdurandiiの実生、もしくは何かとの掛けあわせだとのことです。
福園さんは、親のx durandiiに比べると、花びらが波打って
より優雅な感じがします。




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by lapisland2 | 2012-09-12 07:49 | Climber | Trackback | Comments(14)

プリンセス・ダイアナ


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例年より少し遅く7月始めごろから咲き始めたクレマティス、
'プリンセス・ダイアナ'ですが、お日さまが乏しいせいか、
今年は花の数が少なく、花も小さめのようです。


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例年ならば、6月から初秋まで溢れるほどの花を次々と付けてくれるのですが・・・
今年は殆どの植物にとって、受難の年になったようです。
雨が多いのは、クレマティスにとっては必ずしも悪いとは言えないでしょうけれど、
今年のような極端な日照不足はどうしようもありませんね。
8月も下旬になると、花色も淡いピンクになってしまいました。


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同じテキセンシス系の 'Gravetye Beauty'の方は、
今年はうんともすんとも言わずに終わってしまいそうで、
葉っぱだけが茂っています。




学名:  Clematis Texensis 'Princess Diana'     AGM
英名:  Scarlet Clematis、exas Clematis Texas、 Leatherflower、 etc.



[追記]

*もともとは、'The Princess of Wales'という品種名で売られていましたが、
ダイアナさんの波乱万丈の生涯のために彼女の称号が変わったので、
花の名前も変わったようですね。

*剪定はGroup 3

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by lapisland2 | 2012-08-28 06:30 | Climber | Trackback | Comments(4)

ブルーの小さいファルコン


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庭では先月から次々と夏咲きのクレマティスが咲いていますが、
このクレマティス Clematis 'Petit Faucon' は比較的新しい品種で、
1995年にRaymond Evisonによって作出されたものです。
高さが約1mとコンパクトなので、トラリスに這わせたり、鉢植えにしたり、
地面に這わせたりといろんな使い方が出来そうですね。
integrifolia groupのクレマティスは、他のクレマティスのように蔓性ではないので、
支柱に結わえる必要はありますけれどね。


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花が開くに連れて、
ちょっとねじれて手裏剣のような形になるのもいい感じです。
品種名は「小さいファルコン(ハヤブサ)」という、なかなか渋い名が付いています。 
7月から10月頃まで長く咲き続けてくれます。

剪定はグループ3のやり方で。


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学名:Clematis Petit Faucon 'Evisix'     AGM
    Clematis 'Petit Faucon'



[追記]

クレマティスの剪定については、また改めて書き込みます。


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by lapisland2 | 2012-08-16 08:08 | Climber | Trackback | Comments(0)

春一番に咲くクレマティス



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4月初めから咲き続けているマクロペターラは、
春一番に咲いてくれるクレマティスです。

きれいなブルーが目に沁みますね。


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学名   Clematis macropetala
英名    Downy clematis

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by lapisland2 | 2012-04-29 07:41 | Climber | Trackback | Comments(0)

オーナメンタル・グレープの紅葉

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そろそろオーナメンタル・グレープも最後に近づいてきました。

このグレープは、果物やワインとして利用される事はなく、
葉っぱの色の移り変わりを楽しむためのものです。

銀色の芽吹きから始まって、シルバーグリーンの初夏の葉っぱ、
夏が過ぎて行くに連れて、葉はブロンズ色に変わり、
秋が深まる頃にはモーヴから濃い紫色になり、
落葉の直前には真っ赤に燃え上がります。
折々の葉っぱの色を楽しませてもらって、
小さなぶどうの実もおまけに付きます。

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葉っぱの大きさは普通のブドウよりも小さめですが、
蔓はブドウと同じように勢いが強いので、
夏に何回か剪定を繰り返し、冬の間にもう一度きちんと剪定をします。
それでも、手に負えないくらいに勢いが強くて、
絡ませているアーチは斜めに傾いてしまっています。
(切り詰めないでいると7~8mくらいにはなりそうです。)

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小さい庭にはちょっと無理なプランツだったかしらと、
ちょっぴり後悔もしていますが、

この最後の一瞬を見るためには・・・。

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学名    Vitis vinifera 'Purpurea'  (AGM)
英名    Ornamental Vine

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by lapisland2 | 2011-11-18 21:21 | Climber | Trackback | Comments(1)

ゴールデン・クレマティス、それともおじいさんのあごひげ?




今年も冷夏で終わってしまったイギリスですが、
9月にはインデアンサマーと呼ばれる
爽やかな青空の広がる日がやって来ることもあります。

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庭はすっかり初秋の気配で、
晩夏から咲き始めたクレマティス・タングチカも
いつの間にか花が終わり、
たくさんのシードヘッドが秋空にゆれています。

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鮮やかな黄色い花は、初秋の光の中でよく映えますが、
これからあとフワフワ状態になって行くシードヘッドも、
霜が降りる頃まで楽しむことができます。

英名のひとつに「おじいさんのあごひげ」というのがありますが、
シードヘッドを見ると、なるほどと思いますね。
それとも、「おじいさんのあごひげ」と言うよりは・・・・・。

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日本では、北国を別にすると少し育てにくいクレマティスのようですが、
こちらでは放って置くと天まで届くかと思うくらいに大きくなります。

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剪定は、夏咲きのクレマティスと同じく、
春先に株元15~20cmくらいでバッサリ切ります。



学名  Clematis tangutica
英名  Golden Clematis、
     Old Man's Beard、
     Russian virgin's bower

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by lapisland2 | 2011-09-30 01:04 | Climber | Trackback | Comments(0)

ジャスミンの香り




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初夏から晩夏まで咲き続けてくれて、そして香りのいい花というと、
なんと言ってもジャスミンですね。

フェンスのこの部分には、3種類のジャスミンが絡まっていますが、
夏の間に咲くのは2種類。
Jasminum officinale 'Grandiflorum'と、その斑入りです。

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このJasminum officinaleも、耐寒性がもう一つなので、
今年の冬のように寒さが厳しいと、
春になってもなかなか新芽を出してくれず、
少々気をもみました。
そのせいか、今年は例年と比べると少し花付きがよくないようです。

斑入りのものは、花が咲くと少し賑やか過ぎる感じになりますが、
花のない時期には、葉っぱが鮮やかな色なので、
暗くなりがちな北側のフェンスを明るくしてくれます。
冬になって葉を落とした後も、
黄色い茎が色鮮やかなまま残ってくれます。

繊細な香りですが、夕暮れに庭に出ると、
特に香りが濃厚に感じられます。

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学名  Jasminum officinale
英名  Common Jasmine

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by lapisland2 | 2011-08-03 02:44 | Climber | Trackback | Comments(0)