クレマティス・アルピナ満開に


この春は暖かい日や晴れの日が多いこともあって、
4月第2週にはすでにクレマティス・アルピナが
満開状態になっています。

一昨年は第3週にようやく蕾が膨らみ、
昨年はその同じ週に開花が始まって、早いなぁと思ったのですが、
今年はそれよりも一段と早く満開になりました。



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スカイブルーの大きな花はClematis alpina 'Blue Dancer'。


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蕾の時は、こんな感じ。



この花が開き始めると、
追いかけるようにClematis alpina 'Helsingborg'が咲き始めます。
写真では色が少し淡く映っていますが、
実際にはもっと濃い紫に近い色をしています。


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どちらも剪定の要らないクレマティスですが、
余りに伸び過ぎてアーチが傾きかけてしまったので、
昨年は花後にかなりの剪定をしましたので、
'Blue Dancer'の方は、今年は少し花が少なめになっています。


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by lapisland2 | 2017-04-18 03:11 | Climber | Trackback | Comments(0)

10年を越してようやく花溢れ咲くアルマンディ






なんともいやはや、今週は火曜・水曜と二日続けていきなり夏日になりました。
水曜日は地中海地方で21℃だったと言うのに、ロンドンではなんと25℃に!
うちの辺りも21℃まで気温が上がって、まさに百花繚乱の季節になりました。

豆桜や彼岸桜はすでに散り、レンギョウや木蓮も盛りを過ぎ、
山桜やワイルドチェリーが満開になっています。
来週には八重桜も咲きそうな勢いです。





暖冬に引き続き、イースター以降の思いがけないいいお天気と気温の上昇で、
数年前の寒さ厳しい冬には殆ど枯れる直前状態にあったクレマティス・アーマンディが
満開になりました。



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植えてからかなり経ちますが、こんなにたくさん花を付けたのは初めてのことで、
庭に出るとヴァニラのような甘い香りが漂ってきます。



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耐寒性がもう一つなので(-5℃くらいまで、)
寒さだけでなく、強風の吹き抜ける拙庭には向かないクレマティスなのですが、
花のためではなく、常緑の葉っぱが魅力で育てています。
(15cmほどの細長い形の葉には皮のような光沢があり、
葉っぱ好きの私にとっては、とてもハンサムなフォリエイジということになります)
でも、厳しい冬を越す頃にはその葉っぱも冷たい風のために見苦しいほど汚くなってしまいます。
二年続きの厳冬のあと傷みがひどく、もう諦めようと思いながら放置していたのですが、
すぐに掘り上げなかったぐうたらガーデニングが幸いをして、
うれしい結果になりました。



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中国中部・西部地方原産の原種クレマティスですが、
ピンクの花を付ける園芸種の 'Apple Blossom'なども出回っています。



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日のよく当たる南または南西向きの場所で、冬の冷たい風を遮るシェルターな場所を選んで植え、
植え付けの時は8~10cmほど深めに植えるようにします。
場所が合えば、10mくらいまで伸びるので、
ロンドンの街中などでは壁一面を覆うように茂っているのを見かけることがあります。



剪定: Group 1

(剪定の必要はありませんが、どうしても剪定をしなければならない時は、花後すぐに。)



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学名: Clematis armandii
英名: Armand clematis
和名: クレマチス・アーマンディ




[追記]
犬には有毒性があるとの事ですので、注意して下さい。


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by lapisland2 | 2015-04-17 21:45 | Climber | Trackback | Comments(0)

早々と夏咲きのクレマティス咲く



今年は冬から春にかけての気温が例年よりも高いせいか、
すでに夏咲きのクレマティスが咲き始めています。
例年だと、7月も半ばを過ぎてから咲き始めていたのですが、
今年は1ヶ月以上早い開花です。



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一輪目は八重に近いような大きな花を付けました。



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二輪目は、セミダブル。

さて、次はどんな花を咲かせてくれますことやら。


一昔前に、和の雰囲気がある一重の花と色が気に入って買い求めたものですが、
このクレマティスは、一重とセミダブルのニ種類の花をつけるようです。
(本によっては、初夏の花はセミダブル、晩夏の花はシングルとありますが、
拙庭では混じって出ることが多いように思います。)



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ひと頃は数え切れないほどの花を咲かせていたのですが、
引越しのために鉢上げをして以来、花付きが悪くなり、
毎年ポツポツと花を付けるだけになっていました。
長い間鉢住まいのままでいたのですが、
一昨年やっと地植えにしたら、うんともすんとも言わなくなり、
もうだめなのかしらと思っていたら、今年は元気に咲き始めてくれました。




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一輪目の花は男の人の手を広げたくらいの大きさがあります。
こんなに大きくては、風情もへったくれもありませんよね。
でも、久しぶりに花開いて、
「私はここにいるのよ」と、精一杯自己主張をしているのかもしれません。



そして、長い間名前を失念していましたが、
つい最近古いクレマティスの本を開いたら、
ページの間から購入した時の名札が出て来て、
Clematis 'Daniel Deronda' だとわかりました。

'Daniel Deronda' は、1882年に作出(あるいは発表)されたとのことですから、
モダンなクレマとしては古い品種に入りますが、
AGMにも選ばれていて未だに人気があるようです。








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これは今年の花ではありませんが、一重の花は、こんな感じ。
同じクレマティスとは思えないですよね。





学名: Clematis 'Daniel Deronda'       AGM



[追記]

*Pruning group 2

*いつものように、赤から青にかけての色彩はなかなか肉眼で見るような色がでてくれません。
 上に貼った画像の中では、2番目のが少し近い色かしらと思います。

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by lapisland2 | 2014-06-09 18:14 | Climber | Trackback | Comments(0)

春のクレマティス



今日は久しぶりの雨になりました。
ここしばらく青空と日差しを楽しむことができましたが、
そろそろお湿りがないと、庭も畑も乾き切っています。

庭では、クレマティスが咲き始めています。

昨年は不在で花を見なかったこともあり、
庭のクレマティスの中で数箇所、何を植えたのか思い出せないものがありました。
(いやはや、年には勝てませんねぇ。何でもすぐに忘れてしまいます。)
「まあいいや。どちらに転んでも・・・。」というわけで、
蔓の半分ほどを強剪定したものが、
春になって「しまった~!」ということに。

思い出せなかったうちの二つは、アルピナでした。

でも、剪定しなかった残りの半分になんとか花を付けてくれましたので、
きれいなブルーの色を楽しんでいます。



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Clematis alpina 'Helsingborg'






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Clematis alpina 'Blue Dancer'



[追記]
アルピナの剪定は、伸びる場所がある場合はしなくてもいいのですが、
場所が限られている場合は、花後すぐに少しだけ剪定します。
(Pruning Group 1)


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by lapisland2 | 2014-04-20 20:11 | Climber | Trackback | Comments(5)

春爛漫 クレマティスにも蕾が・・・



      

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そろそろクレマティスの蕾が上がって来ました。
暖かいせいか、これも例年よりは早めです。


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by lapisland2 | 2014-04-13 18:00 | Climber | Trackback | Comments(2)

この冬最初のウィンタージャスミン




今週に入ってから氷点下の気温が続き、数日前には金平糖大のヒョウが降りました。
スコットランドではすでに雪が降り、うちの周辺でも霜の降りる日が多くなっています。

木々も落葉を急ぎ、いよいよ冬の到来のようです。
そして、ヒョウの降った日に、この冬初めてのwagtailが庭に姿を見せてくれました。
これからの長くて暗い冬の日々を慰めてくれる冬の鳥たち。
遠くシベリアやスカンジナビアから渡って来る鳥たちもいます。
葉を落とした樹木や花たちは、たっぷりとコンポストの布団を被って休息の季節になりますが、
代わりに庭は鳥たちで賑わうようになります。

植物たちの世話人は、鳥たちの世話人に早代わりです。





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庭ではウィンタージャスミンがひっそりと可愛い顔を見せました。


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by lapisland2 | 2013-11-24 05:07 | Climber | Trackback | Comments(2)

ベツレヘムの星


春から初夏まで気温が上がらず雨ばかりのようでしたので、
今年はだめだろうと思っていたのに、
7月になってからの好天気続きに、ベツレヘムの星たちが咲き始めました。



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南米が原産地のこのプランツは、イギリスではコンサバトリーや室内で育てられることも多く、
ロンドンや南部以外ではWalled gardenなどシェルターな場所に植えることになります。
拙庭では風がきつすぎることもあって、少々むずかしいプランツで、
数年前の厳冬に以前に植えていたものは枯れてしまい、これは2代目になります。
今回はセイヨウカナメモチが風を遮ってくれるので、大丈夫だといいのですけれどね。


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こうしてクローズアップにしてみると、
’ Potato vine’ と呼ばれることも多いのがよくわかりますねぇ。
「ベツレヘムの星」と「ツルポテト」だなんて、
同じプランツのこととは思えない表現で、なんだかおかしくなってしまいます。


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大きくなってほしいのは同じベツレヘムの星でも白い星の方なのですが、
こちらの方が更に耐寒性がないのか、なかなか冬越しがうまくいきません。

学名(Solanum jasminoides)が示すように、ジャスミンに似た甘い香りがありますが、
ジャスミンに比べるとずっとマイルドな香りです。
秋までかなり花期の長い花なので、もう少し耐寒性があればいいのですけれどね。



いずれも、他のSolanumの仲間と同じく、
全草に毒性があるので、子供のいる庭では避けたほうがいいかもしれませんね。






学名: Solanum jasminoides              AGM
別名: Solanum laxum
英名: Potato vine,  Star of Bethlehem
和名: ツルハナナス(蔓花茄子)

白花の方は、
学名: Solanum jasminoides var Album      AGM
別名: Solanum laxum Album


[追記]

日本ではヤマホロシという流通名で売られていることもありますが、
それは明らかな間違いで、ツルハナナスは木本ですが、
ヤマホロシ (Solanum japonense) は日本自生の草本の多年草で、花が開くと反り返ります。
ヤマホロシは、秋に赤い実が熟しますが、
イギリスで育てている限りは、ツルハナナスの実は見たことがありません。
いずれにしても毒性があるので、ご注意を。


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by lapisland2 | 2013-08-04 01:42 | Climber | Trackback | Comments(4)

鉛色の空に映えるウィンタージャスミン


今日も冷え込んで、小雪が舞う一日でした。

そんな中でも元気に黄色い花をいっぱい咲かせているのが、
ウィンタージャスミンです。
2cmにも満たない小さな花ですが、
鮮やかな黄色い色は暗い冬の庭で目に沁みます。
寒さに縮こまりながら道を急いでいても、
垣根を覆うように咲くこの黄色い花を見かけると、
なんだか元気をもらったような気分になります。


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(あまりに眩しい色なので、
たまの晴れ間に写真を撮ろうとすると、
光を跳ね返してしまってうまく写ってくれませんね。)


初夏に咲くジャスミンのような香りがないのは残念ですが、
12月から3月まで休むことなく
次々と花を付けてくれる貴重な花です。

たとえ雪に埋もれてしまっても、
寒さで凍り付いてしまっても、
雪が溶けてしばらくするとまた花を付けてくれます。

原産地の中国では「迎春花」と呼ばれるそうですが、
ちょうど旧正月を迎える頃に咲くこの花は
中国の人々にも春遠からじと希望を与えてくれる花なのでしょう。

ちっぽけなこの花に心和む気持ちは、
温暖な地域に住む人たちには
とうていわかってはもらえないでしょうね。



学名: Jasminum  nudiflorum    AGM
英名: Winter jasmine
和名: オウバイ(黄梅)


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塀や垣根に這わせることが多く、
3mx3m位まで広がりますが、
剪定によって大きさを調整できます。

葉のない長い枝に次々と花を咲かせ、
花が終わったあとに葉が出てきます。
前年に伸びた枝に花が付くので、
咲き終わったらすぐに剪定をしておくと
新芽が伸びて翌年咲く花の準備ができますので、
毎年の剪定は欠かせません。

挿し木か根伏せで簡単に増やすことができます。
長く伸びて地面に着いた所から根が出てきますので、
伸びた枝を地面に誘引してU型ピンで留めておくと、
簡単に新株を作ることができます。



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by lapisland2 | 2013-02-24 20:45 | Climber | Trackback | Comments(2)

ちょっぴり神秘的なクレマティス



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朝晩の気温が10℃を下回り、秋の気配の深まって来ているイギリスですが、
7月頃から咲き始めたこの白いクレマティスはまだ咲き続けています。
直径5~6cm程の小さめの花ですが、なかなか優雅なクレマティスで、
最盛期にはオベリスク全体が花を散りばめたようになります。

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優雅ではあるけれどタフなプランツで、
拙庭のような日陰で、風のきつい場所でも元気に育ってくれます。
3~4m位まで伸びるので、クライミングローズに組み合わせたり、
樹木に駆け上らせてもいい感じになりますね。

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白い花は花弁の先端に緑色が入り、時には紫っぽい色がかかりますが、
花の形が一定せず、いろいろ出てくるのも面白いところです。
真夏の暑い時には白花が多くなり、気温が低い時には緑の部分が多くなるように思います。

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花芯が黒っぽい紫色なので、すっきりと白さが際立つようです。
そして、フレッシュな葉をいっぱい茂らせるこのクレマティスは、
花がない時にも楽しめるプランツでもあります。
その上、他のviticella group のクレマティス同様、
clematis wiltに抵抗力があることも大きな長所になっています。

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学名:  Clematis 'Alba Luxurians'、
      Clematis viticella 'Alba Luxurians'      AGM
英名:  Alba Luxurians Clematis



剪定は グループ 3

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by lapisland2 | 2012-09-23 00:35 | Climber | Trackback | Comments(8)

スペイン国旗のミナロバータ



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オリンピックが始まってからパラリンピックが終わるまでの間、
イギリスとしてはまあまあのお天気が続いたせいか、
なんとミナロバータが咲きました♪
スペイン国旗のような元気な色合いの花です。

この花、この国ではかなり気難しいプランツなんですよね。
まずは種蒔きの頃に気温が低過ぎるので、非常に発芽率が悪いし、
何とか発芽しても、日照不足と低気温でなかなか開花まで至らないのが普通です。


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ところがところが、なんとしたことでしょう。
この国に来て以来十数年のうちで最悪の天候が続いた今年に限って、
見事に開花したのです。
二つ発芽はしたものの、春から3ヵ月半以上降り続いた雨の中で
うんともすんとも言わず、じっと小さな苗のままで生長を止めたままだったのに・・・
8月下旬のある日、気が付くといつのまにやら蔓が延びて花が咲き始めていました♪
9月になってから丸1週間青空の見えるいいお天気が続いたこともあって、
この写真を撮ってからあともぐんぐん伸びて、花をたくさん付けてくれました。

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場所はとてもミナロバータに適しているとは言えない半日陰の、
台所の外にあるパイプを隠すために置いてあるコンテナーの中で、
いつもならば、もっと丈夫なナスタチウムや西洋アサガオなどの
蔓性植物を植えている場所です。

わからないものですねぇ。
なにがミナロバータ嬢の気に入ったのか。。。

植物を育てているつもりでいても、
本当は植物の方で、勝手に育っているのでしょうね。
何年ガーデニングをやっていても、
植物との付き合いは不思議なことばかりです。


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オリンピックとパラリンピックで、
しばし不景気も忘れて盛り上がったイギリスでしたが、
このきまぐれミナロバータからも、元気をもらいましたよ。




学名: Ipomoea lobata
英 名: Spanish flag
和名: (流通名)ミナロバータ



[追記]
*英名はSpanish flag(スペイン国旗)ですが、
自生地はスペインではなくてメキシコのようですね。

半日陰に咲くミナロバータは、少し色合いも淡く、
斜陽のスペインを表しているかのようです。

*日本の中部以西では11月頃まで花が続くことが多いのですが、
9月以降気温が急に低くなるこの国ではとても無理です。
昨日の朝は3℃まで下がりましたので、
いつまで咲いてくれるのかしらと思いながら見ています。

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by lapisland2 | 2012-09-14 23:41 | Climber | Trackback | Comments(2)