カテゴリ:四季の庭( 36 )

5月の庭から   ライラックの咲く頃



4月下旬にいきなりやって来た寒の戻りで、縮こまっていた植物たちが、
少し気温が上がって来たので、慌てて花を咲かせたり、
フロストでやられてしまったあとに次の新芽を出す準備をしています。
とは言っても、まだ明け方は6~7℃まで下がるので、準備は少しずつ少しずつ。
手助けをする人間側も、アガパンサスなどはフリースをかけたり外したり、
4月に買い込んだハンギングバスケット用のプランツもグリーンハウスに入れたり出したり。


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気温の上昇に、今にも花開くところまで行って息を止めていたライラックは、
大急ぎで花を開き、大急ぎで散って行きました。
このライラックは開花する前の濃い紫の時が一番好みですが、
開き切ると平凡なライラック色になってしまうのが残念。
木が大きいのでなかなか全体を撮ることができませんが・・・。
(逆光で、画像が随分暗いですねぇ。)



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ライラックの咲く頃はクレマティスモンタナの季節でもあります。
こちらの人はピンクのモンタナが好きなのか、どの家の庭にもありますが、
白花を植える人は少ないようです。
これはClematis montana 'Grandiflora'
満開になると甘い香りが漂います。



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同じ頃に咲き急いでしまったワイルドなウィステリア。
今年もまた花後は天に向かって駆け上ることでしょう。
やれやれ。


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カシワバアジサイやアオキの株の下では、
ソロモンシールがたくさん伸びています。
今年は50本以上になりました。
その陰でマルタゴンリリーの芽が伸び始め、
Ragged robin(Lychnis flos-cuculi)の花が咲き始めています。
日陰のグランドカバーはロンドンプライド、アジュガ、ウッドラフやユキノシタなど。


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ホスタも葉を広げ始めましたが、今のところまだS&Sの被害は少ないようです。


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スズランの花も咲き急いで。
庭に放すと広がって手がつけられなくなるので、鉢囲いですが、
葉っぱばかりになって来たので株分けが必要なようです。



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いくつかあるアイリスシベリカも株分けをしないと、葉っぱばかりが茂っています。



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ヘスぺリスの花も咲き始めました。



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そして、今年最初のバラもちらほらと。
Rosa 'Madame Alfred Carriere'


もう少し暖かくなって、賑やかな色の花が咲いてくれないと、
なんだか庭が白々としていて、さびしいですねぇ。。。


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by lapisland2 | 2017-05-15 22:34 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

4月の庭から



今年の春は、例年よりもずっと早く温かくなり、晴れる日も多かったので、
すべての花木がいつもより半月から一カ月近くも早く芽吹いたり、花をつけたりしましたが、
下旬になるといきなり冬に逆戻りしたかのような寒さが戻って来て、
夜間は零度近くになる日も多く、霜が降りたり、ヒョウやミゾレが降ったり。
せっかく早く出発した植物たちも、すっかりやられてしまったものもあります。

遅まきながら、寒さにやられる前の庭の様子を少し。



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沈丁花も4月初めには咲き始めていました。



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同じ頃にスキミヤの花も満開に。
スキミヤは長い冬の間の蕾の姿が好きなのですが、
春に一気に開花すれば、またそれも良しです。


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今年はプリムラの仲間がとても元気で長い間咲いてくれましたが、
カウスリップもあちらこちらで。


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エリスロニウムもあちらこちらで花を付けましたが、
活動し始めたS&Sにすでに葉っぱを齧られています。
Erythronium 'Pagoda'


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スノーフレーク。
たぶん、Leucojum aestivum 'Gravetye Giant'



例年ならば5月上旬に咲き始める遅咲きの水仙たちも、4月中旬から咲き始めました。

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N.'Phesant'S Eye'
周りに咲いている青い花は野生のアルカネット。
こちらではどこにでも生えてくる邪魔な雑草で、春に抜いておかないと
1mくらいにまで伸びて広がり、大変なことになります。


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N.'Wiston Churchill'



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3月に咲き始めるサロメに似てはいますが、別の品種で、
長く咲いてくれるのでうれしい限りです。(名前失念)


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随分早くに芽を出したルナリアは、
日陰のせいか背が高くならないで花が咲き始めてしまいました。
Lunaria '
Alba Variegata '


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ブルネラも満開になっていますが、
こちらでは雑草扱いのワスレナグサが庭を一時的に占領する時期と同じなので、
可愛いブルネラの花もあまり存在感がありません。
Brunnera macrophylla 'Jack Frost'


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ワスレナグサは満開を過ぎる頃にすべて引き抜いてしまいますが、
種まきをした白花の方はあまり増えてくれません。


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ジェラニウムも数種類が咲き始めています。
ダークな色のGeranium phaeumは、
白や淡いピンクなどキレイだけどぼやける色を引き締めてくれて、
でも主張はしないので、貴重な花です。


さて、遅霜やヒョウにやられた植物たちはサバイバルしてくれるのかどうか、
気になるところですが、まあこれも自然の思惑任せです。


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by lapisland2 | 2017-04-30 23:29 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

立春も過ぎて



立春を過ぎてから再びやって来た寒波で縮こまっていたスノードロップやヘレボルスも、
ようやく少しず花茎をのばし始めています。

2月初めの立春の頃の庭から。


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霜に縁取られたイカリソウの葉を刈り取ると、
小さなスノードロップの蕾が。
例年ならば立春の頃にはもう花が咲き始めているスノードロップですが、
今年はどうしたことか2週間以上遅れています。
この冬が特に寒いということはないのですけれど・・・。


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ヘレボもやっと顔を出し始めたところです。


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今年は水仙もずっと遅いようです。



そして、再びやって来た寒波で庭はまた凍り付いています。


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イングランド南部には欧州のような大雪が来なかっただけでも
ラッキーだったと思わなくては。


今週は少し気温が上がるとのこと。
春の兆しはまだ見えませんが、
土の中や梢の先で、
少しずつ少しずつひそかに準備が進んでいることでしょう。



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by lapisland2 | 2017-02-13 23:14 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

7月の庭から   2.



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いつもより早めに咲き始めたダークレッドのユリ(名前失念)ですが、
いきなりやって来たヒートウェーブのせいで急ぎ足で散って行きました。



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夏のクレマティスも次々と咲き始めています。
これは勢力旺盛極まりないFukuzono。
他のクレマを制覇して、アーチの上まで駆け上っています。


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このClematis Arctic Queen は、
ドジな私が一重のSnow Queenと間違えて注文してしまったものですが、
植え場所が他のプランツの後ろで全くの日陰になってしまうので、
ちっとも大きくならずポツリポツリとしか花をつけてくれません。
本来ならば5・6月に花を付けますが、
今年は7月になってから咲き始めています。
葉っぱはS&Sにやられてボロボロ状態で、
大きな印象的な花でありながら、なんとも可愛そうなクレマです。



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Beautyberry(Callicarpa bodinieri var. giraldii 'Profusion')の
花が咲いています。
小さく目立たない花ですが、秋の紅葉と、
そのあとのBeautyberryの名に恥じない鮮やかな紫色の実が今から楽しみです。
場所がないので鉢植えにしていますが、
水やりをしてもすぐに水切れするようになってきたので、
この冬か、来春には植え替えが必要なようです。


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今年はヴァレリアンの白花が元気がよくて、
6月からずっと咲き続けていますが、
この写真ではすでに二番花が咲き始めています。
ヴァレリアンとフランネルソウに囲まれて、
ネペタが息も絶え絶えになっています。

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離れて見ると殆ど印象に残らないような地味な花ですが、
こうしてクローズアップしてみると、なかなか味があります。


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以前は結構多くのフューケラを植えていましたが、
ここ数年少しずつ数を減らしています。
品種名失念のこの品種は、植え場所によって様々な色合いに変わるので、
これ一つでいろんな表情を楽しめます。


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庭のあちらこちらから勝手に生えてくるこのケシの花は、
こちらではオピウムポピーOpium Poppy(Papaver somniferum)と呼ばれていますが、
日本では法律(あへん法)で栽培を禁止されている花ですので、
海外で手に入れて持ち帰り、植えたりはしないように気を付けて下さい。
英国ではまったく問題にならず、道端にも生えています。
一重や八重、さまざまな色のがあって、
花後のケシ坊主がなかなか可愛いのですが、これが問題なんですなぁ。


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アジサイの花も次々と咲き始めています。
鉢植えの白花は、今年もたくさんの花をつけてくれました。



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ウズアジサイはあまりにも大きくなり過ぎたので、
春にばっさり強剪定をしたせいもあり、
蕾の付き始めるのも遅く、今年は花も少なそうです。


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八重のカシワバアジサイも春にかなりの強剪定をしましたが、
雨の多かった6月が幸いしたのか、例年より早く咲き始めました。
一重のカシワバアジサイを強剪定して枯らしてしまったことがあるので、
恐々の剪定でしたが、例年と変わらず花付きもよくホッとしています。


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数年前に植え替えした鉢植えのアガパンサスは、
葉っぱは元気に茂っているのですが、
まだ根っこがぎゅうぎゅうに詰まっていないのか、
今年もたったの二輪だけです。

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by lapisland2 | 2016-07-29 16:26 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

7月の庭から   1.


雨ばかりだった6月から一転して、
7月に入ってからは晴れる日も多くなりました。
そして、中旬過ぎにはミニヒートウェーブがやって来て、いきなりの猛暑!
植物たちは大急ぎで花を咲かせ、短い夏を謳歌しています。
雨の多かったあとの猛暑で、庭のジャングル化は例年よりもひどいようです。
そんな短い夏の庭から。





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7月に入ると、次々とユリの花が咲き始めます。
今年の一番乗りはリーガルリリー。


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続いて、小ぶりだけれどインパクトの強いキコマユリ。
葉っぱが細いこの2種は、
他の品種のユリよりもリリービートルの被害が大きいため
庭に上がる狭い階段途中に隔離していますが、
狭い階段なので、衣類に花粉が着いてしまうので、
フラワーアレンジの時のように、
花が開き始めたらすぐに雄しべの葯を取るようにしています。
(服に花粉が付くと、洗っても落ちないもので。。。)
蜂さん、ごめんなさい!


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葉色の濃さが増してきたブラックエルダー。
6月の雨のせいか、今年は葉っぱばかりが茂って花は少ないようです。
高さを調節するために花が終わる頃にいつも
伸びすぎた枝をバッサリ半分くらいに剪定しています。


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そしてラベンダーも満開に。


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昨年シュラブを刈り取ってできた場所に、
宿根草を何種類か植えましたが、
ルピナスの終わった後、この2種が咲き始めました。
Achillea 'Terracotta'は「テラコッタ」という名に惹かれて植えたのですが、
寝ぼけた色でがっかりです。


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後ろのLychinis chalcedonicaは、昔はコテージガーデン必須の植物でしたが、
今では古い庭園でたまに見かけるだけになっています。
私には懐かしい思い出のある花なので、
珍しく出回っているのを見つけて植えてみましたが、
色が思っていた赤とはちょっと違って残念。
(原産地はロシアなのに、和名はアメリカセンノウ)

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中旬になると、ここにダークレッドのヘメロカリスが加わって、
少し渋くて少し賑やかな色合わせになります。


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下旬には派手なオレンジの八重が加わりますが、
スモークツリーの葉を背景にして、
日陰のせいか色がきつくないので、
まあいいかとそのままにしているうちに大株になってしまいました。


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そして小さなレモンイェローのヘメロカリスも。
日陰でひっそり咲くので、いつも写真を撮り損ねてしまいます。


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隙間を埋めるのは、アルカミラモリスやライムイエローの葉っぱのフューバーヒュー。
(残念ながら、飛ばした種からは普通の葉色のが生えてきます。)


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そして、半日蔭の隙間で元気に咲き続けてくれるNicotiana Limeも、
ここ数年定番の夏のプランツになっています。



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by lapisland2 | 2016-07-24 03:45 | 四季の庭 | Trackback | Comments(2)

6月の庭から 2.



雨ばかりの6月でしたが、
葉っぱたちは元気いっぱいで、ここぞとばかりに茂っています。
今年はジャングル状態になるのが例年よりも早いようです。
天気が悪いので、画像も暗いですが、
元気な葉っぱたちを少し。



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ノルウェイメープル Acer platanoides ‘Drummondii’の葉が
最も美しいのは6月ではないでしょうか。
植えてから数年経ちましたので、かなり大きくなってきました。
狭い庭なので、毎年の剪定が必要になっています。
本来ならば、思う存分空に向かって美しい葉を広げる樹木であるべきなのですが・・・、
狭い庭ではそういうわけにもいかず、木に申し訳ない気持ちです。


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スモークツリーはあまり雨を気にしないので元気いっぱい。
春先に毎年かなりの強剪定をしていますが、それでも花をたくさんつけています。
小さくキープするために、夏の間に2~3回の軽剪定をしても大丈夫のようです。



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花の終わったブルネラ'Jack Frost'が印象的な葉を広げています。


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雨の好きなウラハグサも葉っぱが広がり始めました。


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拙庭で一番種類の多いのは実はシダなのですが、
これはその中でも好きなシダの一つで、
繊細な葉っぱのために、こちらではLady Fernと呼ばれています。
左はヒューケレラ'Kimono'。


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ジャパニーズアネモネやメギが伸び始めています。
剣葉は背の低いクロコスミア。
夏の終わりに黄色い花を付けます。

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シルバーリーフのプルモナリア 'Majeste'は、
花の咲く時期の葉には斑点がはいりますが、
花後の葉っぱが展開し始めると銀色に変身します。


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雨の多い割に、ホスタはまだS&Sの被害を免れていますが、
ボロボロになるのももうすぐのことでしょう。



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by lapisland2 | 2016-06-28 01:10 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

6月の庭から 1.



6月は雨・雨・雨の連続になりました。
からりと晴れたのはたったの一日だけで、
どんより暗く、夏至を過ぎても気温の低い日が続きました。
そのせいで葉っぱばかりが茂って、花は少なく、
ペオニーも倒れて、雨の中で咲き急いでしまいました。

遅まきながら、6月の庭便りを少し。


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今年はオリエンタルポピーも、全く花をつけることなく、
徒長した葉っぱだけで終わってしまいました。
ほんの数輪咲いてくれたのは白い'Royal Wedding'だけでした。 


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シベリアンアイリスは今年は葉っぱばかりで花が少ない状態でした。


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6月はこちらでもウツギの季節です。
昨年たくさんあったウツギをかなり処分してすっきりしましたが、
いくつか残っている中から。


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アゼリアも雨の中で咲き急いで。


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黒軸のアジサイにつぼみが付き始めています。
名前失念ですが、濃い紅色の花を付けます。


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ジェラニアムがあちらこちらで咲き始めていますが、
この種類がうちでは先頭を切ります。


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アリウムは周りの葉っぱが茂りすぎて、
花茎を伸ばせずに終わってしまったものも結構あります。


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この白花も今年はチラホラとしか顔を出してくれませんでした。


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久しぶりにルピナスを植えました。
レモンイェローのルピナスを植えたつもりが、
なぜかダークレッドの花でした。
(赤系統はうまく色が出ないので濃い目のピンクに写っていますが・・・。)
うしろのモミジはサンゴカク。
まだ黄色いイリゲーションパイプが見えていますが、
このあとすぐに葉っぱが茂って隠れてしまいます。


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夏咲きのクレマテスがなぜか1か月も早くに咲き始めています。


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Hesperis 'Alba'は、
夏の花たちが咲き始める前の端境期に咲き続けてくれるお役立ちプランツです。


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Spiraea bamalda 'Goldflame'は春の新芽の頃はすばらしいのですが、
こういう派手な色の葉や斑入りの葉に賑やかな花が咲くと、どうもいけません。
一気に下品になってしまいますねぇ。。。


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ラベンダーの花穂が上がってきています♪



7月はもう少し晴れてくれることを祈るのみ。



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by lapisland2 | 2016-06-25 00:01 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

5月の水仙



4月下旬になってからの思わぬ寒さに、
つぼみを閉じたままだった水仙たちが咲き始めました。
1月から続く長い水仙シーズンの最後を飾る花たちです。

最後に咲く水仙と言えば、
水仙の分類では〈Narcissus poeticus〉に入る
'Pheasant's Eye'がよく知られていますが、
今年はなぜか1か月以上も早く4月に咲き終わってしまいました。



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代わりに最後を飾っているのは、
名前失念のこの水仙。
随分昔に植え付けて、ここ数年は全く花を付けてくれなかったのですが、
今年はなぜか咲いてくれました♪
レモンイエローの爽やかでスリムな水仙です。



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これも正体不明の白いダブルの水仙。
背の高いのが花壇の真ん前に陣取っているので、うまく撮れません。
もう何年も新しい球根は植え付けていないので、
ひょっとしたら、相方の仕業かもしれませんが、
'Pheasant's Eye'のように、とてもいい香りです。
(色が飛んでしまって見にくいのですが・・・。)



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これも、甘い香りの小さい水仙ですが、
植えたはずのない場所から顔を出しています。
ひょっとしたら、これもまた相方の仕業かもしれません。
昨秋トライすると買い込んだ室内用の水仙を、
結局は面倒になって外に植えてしまった可能性あり。


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そして、これも5月の定番 'Sir Winston Churchill'。
いつも新芽の伸び始めた黄金シモツケの間から伸びてきます。


5月の水仙が咲き終わると、イギリスの庭は初夏に近づきます。






[追記]
イングリッシュガーデンのまねっこをするのが大好きな日本人ガーデニング愛好者たちが、
なぜ'Pheasant's Eye'を植えないのかは不思議の一つです。
これこそコテッジガーデンの由緒正しい水仙なのですけれどもねぇ。。。
近頃この国にも蔓延るエセガーデナーではなく、
本物のガーデナーの庭や菜園には、どこかにひっそりと必ずこの水仙が存在していて、
さわやかな甘い香りを漂わせているものです。


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この写真のは、N. poeticus var. recurvus    AGM
(なかなかうまく写真が撮れないので、前に貼ったことのある画像ですが・・・。)


上のダブルの水仙ですが、
正体不明と書きましたが、たぶん'Pheasant's Eye'のダブルだろうと思います。
Narcissus poeticus plenus
別名 Albus Plenus Odoratus

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by lapisland2 | 2016-05-15 18:37 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

4月も終わりだと言うのに冬に逆戻り




4月も終わりだと言うのに、
ここ10日ほど冬に逆戻りしたかのような寒い日が続いています。
気温が10℃を上回る日は殆どなく、明け方は0℃から3℃といったところ。
庭は毎朝真っ白な霜が降りて、鳥の水浴び場には氷が張っていることもあります。
眩しい光と青空の見えた次の瞬間には大雨、
雪に金平糖大のヒョウやアラレが混じり、強風が吹き荒れると言った具合で、
まさに「一日の中に四季がある」という表現がぴったりするような毎日です。

そのせいで、寒さに強くないプランツを出したり入れたり、
アガパンサスに掛けたフリースを取ったり被せたり、
空模様を見ながら忙しいことです。

来週は少し気温が上がるとのですが、
来週はもう5月ですものね。
少しは暖かくなってもらわなくては、植物たちも適応するのに困っています。

そんな、激しいお天気の中でもなんとか健気に花を咲かせようとしている
プランツたちです。



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黒葉のヒメリュウキンカはなぜか2月の終わりに一番花を付けたのですが、
二番花は四月の初めから咲き始め、気温が低いせいかまだ咲き続けています。



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中旬を過ぎてから咲き始めたラッパスイセン。(シクラメナスのどれか)
レモンイェローっぽいくっきりしたいい色です。



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イカリソウの花もようやく咲き始めています。
      


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Ribes sanguineum(フラワリングカラント)は早くに咲き始めましたが、
これも気温が低いせいか、随分長い間咲いています。
昨年は剪定ができなかったので、伸び放題になってしまいました。


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ブルネラはまだこんなところで、花もチラホラ。
昨年よりはグンと遅い状態です。


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ワイルドフラワーのアネモネブランダ。
これも今年はチラホラ咲きの状態で長い期間咲き続けています。



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スノーフレークは気温が低いせいか、今年は随分花が少ないようです。


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クレマティス・アルピナもようやく蕾が膨らんで来ました。
気温が上がれば一気に開いてくれることでしょう。


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by lapisland2 | 2016-04-30 04:09 | 四季の庭 | Trackback | Comments(12)

大荒れのイースター



今年はイースターが早くにやって来ました(3月27日)が、
なんともいやはや大荒れのイースターになりました。
40マイルの強風が吹き、大雨の合間にはヒョウが降るといった具合でした。
横殴りに吹き付ける強風の中、ヒョウが水平に降ると言うのを始めて見て、
びっくりしたくらいです。
地域によっては風速100マイルの強風と共に雪が降るという大嵐になり、
台風並みに'Storm Katie'と、名前まで付いたようです。

それでも、季節は着実に歩みを進めています。
イースター前後の庭の様子を少し。



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チオノドクサとシラーシビリカはあちらこちらで満開状態に。
黄色い花の多い春の花たちの中で、ブルーの花はくっきり目立ちます。
私自身は白い目がいっぱいのチオノドクサよりも、
うつむき加減のシラーの方が好みです。


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拙庭のスイセンたちの指標にしているこの小振りのスイセンも、
例年よりは1週間以上早く咲き始めました。
数年に一度株分けの必要な他のスイセンと違って、
シクラメナスに分類される種類のは放りっぱなしでもいいので、
無精者には持って来いです。


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テテアテテも早くから咲いています。
こちらでは寄せ植えにもよく使われて、どこにでも見かけるので、
ちょっと食傷気味ですけれどもね。


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株分けをしてから数年、葉ばかり茂らせていたサロメも今年はきれいに咲いてくれました。
もとの大株はもっと早くに花を付け始め、イースターの嵐ですっかり倒れてしまっています。


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名前を失念してしまったこのラッパスイセンも好きなスイセンの一つに入ります。



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鉢植えから地面に植え替えたRip van Winkle。
あっという間に終わってしまいますが、可愛い八重です。


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第一弾のクロッカスはもうとっくに葉っぱを広げていますが、
この濃い紫のはいつもかなり遅れて咲き始めます。
イカリソウやらニオイスミレの下敷きになって可哀想な場所に咲くので、
植え替えなくてはと思いながら、数年になります。


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ユーフォビアが目の覚めるようなレモンイェローの花を付け始めました。
まだ庭仕事ができないので、昨年の枯れた茎がそのままになっています。
これは日陰でも大丈夫な Euphorbia amygdaloides。



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by lapisland2 | 2016-03-30 04:23 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)