カテゴリ:今月の庭仕事( 37 )

8月の庭仕事



子育てを終えた親鳥たちが庭から姿を消し、
さえずりも聞こえなくなりました。
再び鳥たちのコーラスが響き始める頃には、
イギリスには初秋の気配が漂います。
それまでのつかの間の夏を楽しみたいと思います。

暑い日が続くとガーデ二ングどころではないかもしれませんが、
それでも水遣りや花がら摘みなど最低限やらなければならない庭仕事は
けっこうありますよね。
そして、ホリデーに出かけても、
残してきた庭や花が気になるのが私たちガーデナーの宿命です。
朝晩の少し涼しい間に、がんばってやってしまいましょう。

日本の皆さまは、熱中症にかからないように
くれぐれも気をつけて下さいね。



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☆突然真夏日がやって来ることもあり得る国ですから、
先月に引き続き水遣りの工夫は必要だと思います。

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
・ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
・植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
・ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
週のうち2-3回たっぷりやる方が効果的で、
植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎ホリデーに出かける予定の人は、
前もって水遣りについて考えておきましょう。
(お隣に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
自動散水タイマーなどを設置するetc.)

☆翌年早い時期に花をつけるシュラブ(カメリア、アゼリア、マグノリア、
シャクナゲなど)は、花芽ができる時期なので、しっかり水遣りをしておく

☆bedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を定期的にして、
花期が秋まで続くようにする

☆種を取る場合は、晴れた日を選んで種取りをする
(取った種は紙袋に入れて乾燥したところに吊るして数日乾かした後、
ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

◎candelabra primula、aquilegia 、foxgloveなどは、
種を採ったらすぐに蒔く

◎キンセンカ、ニゲラ、カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
ヒメコスモスなどは、簡単に種まきで同じものが出てくるので
トライしよう
(今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲きます)

◎ラベンダーやサントリーナ、ヘリクリサムなどのトリミングをして、
形を整える

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆先月種まきしたウォールフラワーのピンチングをする
(早くしておくほど、移植する時までにたくさん脇芽が出て
よく茂った株になる)

☆ランブリングローズなどの花が終わったら、剪定をする
3本に付き1本を根元から切ってやると、新芽が出やすくなる
残りは弱剪定しておく

☆引き続き、softwood と semi-ripeの挿し木をする

宿根ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、
Lamium maculatum、diascia(ディアスシア)、ナデシコ類、
パラゴニウム、オステオスペルマム、コリウス、バーベナ、
クレマティス、
シュラブ類(ブデリア、アジサイ、コーナス、ヒューシャ、
ヒービー、ポテンティラ、ウェイジェラ、など)

*ナデシコ類の今年最後の挿し芽の時期なので、
忘れないように

☆引き続きスィトピーの花を摘む
(種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
花が咲いたら次々切り取って切花にする)

☆花の終わったユリは、来年の花のために花の下で切って、
海草液肥などを与える
葉と茎は冬まで残す

☆秋に植える球根の注文を始める
(そろそろカタログが届き始めています。
まだなら、早めにカタログの注文をするのをお忘れなく! 
球根だけではなく種のカタログも!)

☆オータムクロッカス、コルチカム、ネリネ、
耐寒性シクラメンなどの植え付け

☆水仙の植え付けは、今月末までにするとベスト
(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

☆秋の嵐に備えて、クライマーやシュラブなどの支柱の点検をしておく
背の高くなるダリアなどにも支柱を立てる

☆クライマーのlayer をしてみよう
長いクライマーの茎の地面に着く箇所に少し傷を付けてペグで止め、
土をかぶせておくだけ。
来年3月に、切り取ってポットに植える

*アイビー、ジャスミン、ハニーサクル、藤、
バージニアクリーパーなど簡単にできる

☆クライマーの花が終わったものは、茎の1/3のところで剪定する

*ただし、クレマティスについては種類別の剪定法に従う

☆引き続き、ウィステリア(藤)の夏剪定をする
見事な花を咲かせるためには、年2回の剪定が必要
(7月に25cm、冬に5cmほど)

*新しく植えたものは剪定しないこと

☆引き続いてダリアに肥料を与え,水を切らさないようにする
今月初めからは、high- potash (カリ分の多い)肥料を与える
ようにする
(花色を良くし、丈夫な茎を育て、球根を太らせる)

*ただし、日本では8月には施肥をしない

☆先月に引き続き、hedge(垣根)の刈り込みやトピアリーの剪定

遅くても9月初めまでには済ませること!
*時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

*電動機具(electric trimmer)を使う時は、
ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする
(そこだけハゲになってしまう)

*下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆芝刈りと施肥
4月~10月までは週1回の芝刈り
日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!
施肥は3~4週に1回程度




☆池の管理

◎水遣りの時に、忘れずに池の水をチェックして、
水位が下がっているようなら水を足す

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで
魚たちに日陰を作ってやる
日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
魚が水面でパクパクし始めるので、ホースで水を補給するなどしてやる

対策としては、小さな池の場合、噴水の設置や水が循環して
流れ込むような装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているかどうか、
常にチェックする

◎blanketweedやduckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎花が終わったスイレンや、傷んだ葉などを取り除く
枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎スイレンのうちで、特に黄色い花の咲くものには注意をする
花茎や葉が黒くなり始めた時は、
lily crown rotという深刻な病気にかかっていることがあるので、
すぐに引き上げて焼き捨て、ポットも消毒する

◎温暖化と共に、年々蚊の発生が多くなっているので、
植物だけを植えている池やbog gardenなどは、
蚊の発生を防ぐ工夫をする


☆Wildlife

◎鳥やカエルやハチ、テントウムシなどいろんな生物が
庭や菜園に来てくれるように、
餌や巣の工夫をしてみましょう。
夏休みは子供たちと一緒にトライできるいい機会ですよ♪

◎ハチの数が異常に減ってしまったイギリスです。
どんなプランツがハチに喜ばれるかを考慮に入れて、
植えるプランツを考えるのも大切なことだと思います。

◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える

◎鳥の餌は冬場だけと思っている方もいるでしょうが、
夏場もWrenのように子育てを続けている鳥もいますので、
餌の補給をお忘れなく!








*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね
 
(これはイギリス基準に書いていますので、
お住まいの地域によって庭仕事を前後して下さい。
栽培方法その他は、日本とは少し違ったところもあります。
内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)



*画像はアゲラタム  Ageratum 'Blue Blazer' (たぶん)
1年草ですが、フロストの直前まで長い間花を咲かせ続けてくれる
夏のお役立ちプランツです。


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by lapisland2 | 2013-08-10 03:38 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

7月の庭仕事



春以降ちっとも気温が上がらず、雨の日が続いたイギリスですが、
今年も冷夏のまま過ぎてしまうのではないかとの予想を覆して、
この週末はようやく夏らしいお天気になりそうです。
前日にヒョウが降っても、翌日には猛暑がやって来ることも
あり得るこの国のお天気ですので、
万一に備えて、水対策なども考慮に入れておいた方がいいかもしれませんね。

イギリスの夏のいいところは、
どんなに暑い日でも日陰に入るとひんやり涼しいことです。
鳥の声を聞きながら、ランチや冷たい飲み物で、
庭でリラックスしたひと時を過ごすのは、短い夏の楽しみのひとつになります。

日本は梅雨明けと共に厳しい暑さが続くことでしょうから、
プランツの夏越し対策をお忘れなく!
熱中症にくれぐれも気をつけて、
元気に夏を乗り切ってくださいね。



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☆水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
週のうち2-3回たっぷりやる方が効果的で、
植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎マルチングが遅れている場合は、今からでもやっておくこと!

◎ホリデーの間の水遣りの事を考えておく
(お隣りや友人に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
自動水遣り装置を設置するetc.)

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
庭の水遣りに再利用できる

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆引き続き、2年草の種まきをする
(寒い地方では中旬までに済ませる) 
foxglove, honesty(Lunaria annua), evening primrose,
ワスレナグサ、ウォールフラワー、ダイアンサス(ナデシコやカーネーション)、カンタベリーベルなど

☆引き続き、softwood と semi-ripeのcutting(挿し芽・挿し木)をする
多年草ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、Lamium maculatum、
diascia(ディアスシア)、pinks(ナデシコ類)、パラゴニウム、コリウス、バーベナ、
クレマティス、シュラブ類など

☆耐寒性クライマーやシュラブのlayeringをする
アケビ、アイビー、ウィンタージャスミン、ライラック、クレマティス、campsis など

簡単にできますので、トライしたい方は、やり方をお尋ね下さい。

☆cutting(挿し芽・挿し木)の根付いたものを、定植する

☆スィートピーの花を切る
(スィートピーは種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
花が咲いたら次々切り取って切花にする)

*ウドンコ病を防ぐために、朝早く根元にたっぷり水遣りをする

☆hedge(垣根)の刈り込み
遅くても9月初めまでには済ませること!
電動機具(electric trimmer)を使う時は、ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする(そこだけハゲになってしまう)
下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆花が終わったベディングプランツを刈り取る
ルピナス、デルフィニウム、バーバスカムなどは二番花のために
花茎を根元から切る

☆2番花の咲くものや、花期の長いものはカットバックして、
水と肥料を与える

☆アルカミラモリス、ワスレナグサ、アクィリジア(西洋オダマキソウ)、
スカビオサなど増えると困るものは、花が終わったらすぐに花茎を刈り取る

☆ラベンダーの花が終わったら、すぐに花茎を刈り取って、
コンパクトな形をキープする

ドライフラワーやポプリを作る時は、花が色づいて開き切る前に、
花茎の元の部分から切り取って、温室やシェッドに吊るして乾燥させる

☆晴れた日を選んで、種採りをする
保存するものは、密封容器に入れて冷蔵庫に
そうでないものは、すぐに蒔く

☆春咲き球根の堀り上げと株分け

◎チューリップ、ヒヤシンス・・・毎年
(ただし、私の経験ではイギリスでは原種などを除いて
チューリップは1年限りで、
毎秋新しい球根を植えるほうが良いように思います。)
水仙・・・2~3年毎
その他のものは混み合って来たら適当に

◎堀り上げて乾燥させた球根は、根をハサミで切り、
痛んだ所を取り除いて浅い箱などに入れて、涼しい場所に保管する

◎オフセット(分球した小さな球根)は、
花が咲くまでに2~3年掛かるので、気長に待つ

☆混み合っているジャーマンアイリスの株分けをする
(古い真ん中の部分を捨てて、周りの若い部分だけを残す)

*根塊が地面から見えるように浅植えすること

☆秋咲き球根を植える
コルチカム、ネリネ、オータムクロッカスなど

☆ウィステリア(藤)の夏剪定をする
見事な花を咲かせるためには、年2回の剪定が必要
(7月に20~25cm、冬に5cmほど)

剪定後、カリ分の多い液肥を与える
*新しく植えたものは剪定しないこと

☆2週間毎にコンテナーやハンギングバスケットに肥料を与え、
小まめに花がら摘みをし、伸びすぎたものは切り詰める

☆ダリアがグングン成長する時期なので、
2週間毎の肥料と毎日の水遣りを欠かさずに

☆ダリア、ユリなど背の高いプランツに支柱を立てる

☆バラの花がら摘みを忘れずに!
2番花のために、花の咲いた3芽下で剪定する
6月にやらなかった場合は、hoeingとマルチング

*肥料は7月末までに終えること!

黒点病とウドンコ病の発生に注意する

☆今の時期、カイガラムシが発生しやすいので注意する
見つけた場合は、ブラシで擦り取って石鹸水を吹いておく

☆ホスタの周りにコパーテープを巻く
地植えのものには、コパーリングやグリット、
貝殻や卵の殻を砕いたものや、トラップなどでS&Sの被害に備える

(今年は春以降もずっと雨が降り続き、
S&Sの被害も大きいので注意を怠りなく!)

*S&S(ナメクジとカタツムリ)の駆除剤については、
前にも書きましたが、Metaldehydeが主成分のものは絶対に使用しないようにして下さい。
毒性がきついので、鳥や小動物、ペットに影響があります。

☆ハウスプランツの植え替え

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆定期的に芝刈りをする
日照りが続くようなら、短く刈り過ぎないようにして、
刈る回数も減らす
(草刈機の刃を40~50mmに設定する)

*エッジングも忘れないように!
(芝生のエッジをきちんと刈ると、グンと見栄えがよくなりますよ!)




☆池の管理

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで、
魚たちに日陰を作ってやる
日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法
薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
4週間毎に新しいものに取り替える。
(ガーデンセンターなどで既製品も売られていますが、
材料が手に入る場合は簡単に作ることができます)

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する
できればwater buttの水を使う
(水道水の方がalgaeが発生し易い)

小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているか
どうか、常にチェックする

◎blanketweed や duckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎スイレンに付くaphidに注意する
ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
(水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく




☆Wildlife

◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える





*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね

*庭仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 
 
(これはイギリス基準に書いていますので、
内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)

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by lapisland2 | 2013-07-06 17:54 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

5月の庭仕事


新緑が目に沁みる季節になりましたね。
雑木林の下ではブルーベルがさざ波のように咲き乱れ、
庭では今年最初のバラが咲き始めます。
イギリス在住の鳥にアフリカからの渡り鳥も加わって、
鳥たちのコーラスも最高潮になります。

夏が来るまでにやっておきたい庭仕事はいっぱいありますが、
庭仕事の手を休めて、鳥のさえずりを聞きながら
ゆっくりお茶を楽しむ時間も忘れないようにしたいものです。



・・・と言いながら、私自身はまだ日本滞在中です。
相方がぼちぼち庭仕事をやってくれているようですが、
帰った時にはどうなっていることやら。。。
帰るのが恐ろしい気がしないでもありません。


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☆花木の剪定

◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする
Choisya, Chaenomeles, Berberis, ピラカンサ、レンギョウ、
ヤマブキ、Flowering currant, etc.etc.

◎常緑の垣根の剪定

◎花が終わったクレマティス・モンタナやアルマンディの伸び過ぎた蔓を剪定する
古くなった株は強剪定をしてやるとよい
マクロペターラやアルピナも、花後に根元から25cmくらいに切り詰める
 
☆水仙やチューリップなど秋植え球根の花が終わったら花茎を切り取る
葉は切らずに自然に枯れるまでそのままにしておく

☆花の終わった秋植え球根へのお礼肥えを忘れずに 
(葉が枯れるまでに済ませる)

☆種まきで出た芽や、挿し木をしたものを外に出して慣らす

☆外に直播した1年草を間引く

☆耐寒性1年草の種蒔きは5月上旬までに済ませること

☆2年草の種蒔き
オネスティ、フォックスグローブ、ウォールフラワー、ストックなど

☆カンナやダリアなどは、霜の降りる危険がなくなったら外に植える

☆4月に引き続きヘレボルスの花茎切りをする
種を付けたままにしておくと、
株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、花茎を地際から切る

*有茎種は花茎が黄色く枯れ始めてから切る事!

☆今月中にヘレボルスにカリ分の多い肥料を与える

☆バラに肥料を与えてコンポストでマルチングをする。

☆垣根やシュラブの根元にも肥料をばら撒く

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
専用の肥料を与える(+iron sequestrene)

*私は、+毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポストを
根元にドレッシングしています
(これは、石灰分の多いイギリスの場合で、日本では必要ありません)

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆芝生の雑草取り
芝生に窒素を多く含んだ夏用の肥料を与える



★病害虫に注意!!!

◎ユリやフリティラリアにつくlily beetleに注意!

これにやられると、葉っぱも花芽もボロボロにされますので、要注意!

葉の間に隠れていますが、真っ赤な色で見つけやすいので、
見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はありません。
黒い汚いものに包まれた幼虫にも注意!

http://www.rhs.org.uk/science/plant-pests/lily-beetle


◎バラのblackspot, aphids,leaf-rolling sawflyなどに注意!

◎そろそろslug & snailの被害が出てくるので、準備を怠らないように!!!

ギボウシなどは一晩で筋だけになってしまいますよ!
(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

*オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!

Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に
害があります。

*病害虫についてはイギリスと日本とでは違いますので、
そのつもりで読んで下さい




☆池の管理

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎気温が上昇してくると、急にblanket weed やdockweed が増えるので
すぐに取り除くようにする

◎新しく水生植物などを植えるなら、今が時期ですよ
(日本とは少し植え方が違うので、質問のある方はどうぞ。)

◎大きくなりすぎたスイレンなどの株分け

◎スイレンに付くwater lily beetleと幼虫に気をつけて、
見つけ次第取り除く

http://bugguide.net/node/view/40568

◎半耐寒性の植物(熱帯性のスイレン、ホテイアオイ、パピルスなど)を
池に戻し、カラーなども外に植える

◎新しく魚を池に入れたい時も、今が時期です

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がってくるのでわかります)
初めは2日に1度の割りで数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめるおく

◎子供のいるお宅は、池にネットをかけるのを忘れずに!
猫が魚を取るのを防ぐためにも!

*でも、カエルやnewtの出入り口を必ず確保してくださいね!♪
(newtは、見た目はちょっと気味が悪いですが、
カエル同様ガーデナーのよき友ですので、大切に♪)




*追加など書き込むことがありますので、時々見直してくださいね

*庭仕事・畑仕事はお住まいの地域や国によって、時期をずらしてください。 

(これはイギリス基準に書いていますので、内容について質問のある場合は
どうぞお尋ね下さい。
ただし、今回は入院のためお返事が遅れます。)


画像は、5月の森の中の中に咲き乱れるブルーベルの花♪





[追記]
病害虫についてのサイト、新しく貼り直しました。

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by lapisland2 | 2013-05-10 17:20 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

4月の庭仕事



サマータイムに変わっても、毎日寒い日が続いているイギリスですが、
確実に春が近づいているのを感じます。
天気の変化や気温差が激しい月なので、毎日天気予報をチェックして、
大切な花や新芽を傷めないようにしましょうね。
今月から、庭仕事も忙しくなりそうです。



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☆春の剪定の時期ですよ~!

今の時期の剪定は株の形を整えたり、枝の成長を促進します

◎花が終わったレンギョウやFlowering currantsの剪定
 伸びている枝をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの剪定は、
 新芽が出ているのを確かめてからやるとよい

*H.arborescensの品種(アナベルなど)は、
根元からばっさり強剪定する

◎Cornus(dogwood サンゴミズキなど)、Salix ( ヤナギの仲間)、
  耐寒性フクシア、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、Caryopteris(ダンギク) 、
 ブデリア 、スモークツリー などは、根元近くで剪定する

◎ Cape fuchsiaの枝の剪定、
  Jasminum nudiflorum (ウィンタージャスミン)の伸びすぎた枝を剪定して
  支柱やなどに結わえる

◎ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする(株全体の上部三分の一くらい)

 *毎春これをやっておかないと、株が乱れ花つきも悪くなる

☆シダ類の新しい芽が出やすいように、古い葉を刈り取る

☆暖地では春植えの球根やチューバーを植えつける
 ダリア、グラジオラス、ネリネ、クリナム、アルストロメリア、
 アガパンサス、アシダンセラ、カラー、リリーなどなど

☆プリムラやパンジーなどの花がら摘みを忘れずに

☆花が終わったプリムラの株分け

☆ホスタの株分け

☆耐寒性宿根草の株分け
(フロックス、アスター、へメロカリスなど)

☆新しく宿根草を植えるのにも最適の時期

*植えつけたあと、たっぷり水遣りをしてから、
 ガーデンコンポストでマルチングしておく(約5cm)

☆スノードロップの花が済んだら、すぐに株分けをして植えかえる

☆ラッパ水仙など秋植え球根の花が終わったら花茎を切り取る
 葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆花が終わったヘレボルスの花茎切り
 種を付けたままにしておくと、株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、
 花茎を地際から切る

*有茎種は花茎が黄色くなってから切る事!

☆ヘレボルスの植え付けと植え替え
 落葉樹の下で、夏に明るい日陰になる水はけのよい場所を選ぶ
 株をやや深めに植えつける

☆デルフィニウムやルピナスの芽が出てきたら、さし芽をするとよい

☆耐寒性1年草の種まきをする

◎スィートピーの種まきも、この時期になると南部では直接直播できる

 *最初にウィグワムや支柱を立てておいてから根元に種まきをする方がやり易い

 *芽が10cmくらいになったら、指でピンチングをしておくと
  枝分かれして、たくさん花を付けてくれる

☆ヘレボルスやフォックスグローブ、アクィリジアなど株の周りに
 こぼれダネが芽をふいていたら、鉢上げして育て秋に地植えにする

☆暖かくなるとデルフィニウムなど急に成長するので、
 支柱の準備を早めにする

☆土の準備を始める   
 シュラブの間の土を耕して5月後半のsummer bedding の準備をする

☆木やシュラブの周りをコンポストやバークなどでマルチングをする

☆花の終わった秋植え球根へのお礼肥えを忘れずに

☆夏に花を付けるシュラブに肥料を与える

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
 専用の肥料を与える

*私は、そのあと毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポスト(酸性土)を
 根元にドレッシングしています
*これは、日本では必要なし(石灰分の多い地域だけ)
 マルチングする場合も普通のコンポストやバークでよい

☆秋から春の間の雨で流れ出てしまった栄養分を補うために、肥料を入れる
 ( blood fish and bone など)

☆ハウスプランツの植え替え


☆霜情報に注意し、手近にフリースなどを準備しておいて、
 半耐寒性のプランツにすぐにカバーが掛けられるようにしておく

☆リリービートルが活動し始めるので、見つけ次第手で獲って処理する

*ユリ科の植物は、すべて被害にあうので注意!!!

☆いよいよS&S軍団(slug & snail)の活躍する時期になるので、
 準備を怠らないようにして被害を少なくする
(トラップ、コパーリング、砂、grit、卵の殻、ワセリンなどなど)

*ホスタは鉢植えにする方が被害が少ない




☆芝生の手入れ

1.冬の間に芝生にはびこった苔や枯れた芝をガンジキでかき出す

2.その後、水はけを良くするためにフォークを入れる
 (水はけが悪い場合には、フォークを根元まで突き刺して、
 できた穴にグリットや砂を入れると良い)

3.タンポポなどの宿根雑草を抜き、芝の枯れた部分にローム土を入れて
  芝の種を蒔いて、たっぷり水遣りをする

4.芝生のエッジをきれいに刈り取る

5.4月から5月初めにかけて肥料を与える

6.芝刈りを始める
  (初めの数回はブレードをhighに設定する) 4~5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、芝刈り機をすぐに使えるように準備を怠りなく!

*4月は新しく芝生を敷くにもいい時期です



☆温室作業

◎半耐寒性のプランツの種まき(温室のない場合は窓際で)
 発芽してある程度大きくなったら、それぞれポット植えにする

◎温室に取り込んでいた半耐寒性ヒューシャ(フクシア)が芽を吹いてきたら、
 古い枝を根元から剪定する→芽が伸びてきたらピンチング
(ピンチングをした部分は挿し芽に使える)

◎ヒューシャや非耐寒性植物の苗を植えて、
 ハンギングバスケットの準備をする

◎ eucomis (パインアップルリリー)やベゴニアなどをポット植えにする

◎カンナはヒーターを入れた温室でポット植えにして、6月に戸外に出す

◎鉢植えのシクラメンの水遣りを減らす




☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
 ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
 池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎大きくなったスイレンの株分け

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がってくるのでわかる)
 初めは2日に1度の割りで、数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる




☆スプリング・クリーニング

◎芝刈り機の手入れ、その他の園芸用具の手入れ

◎pathやpatioなどの掃除

◎温室のガラスやフレームをきれいにする



★☆追加など書き込む可能性があるので、時々見直してくださいね
 
(これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 ご自分の住まれている地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい)



画像はRhododendron 'Saint Tudy' ウィズリーガーデンから


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by lapisland2 | 2013-04-05 23:02 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

3月の庭仕事




待ち焦がれていた3月になりましたね。

まだまだ寒の戻りは何回もあるでしょうが、
毎日少しずつ日が長くなって、鳥たちのさえずりの声も高らかになって来ました。

さあ、いよいよガーデニングのシーズン到来ですよ~♪


雪国の方はもうしばらくの我慢ですね。
いざ春になってしまうと、百花繚乱で、
花のスピードについていけず
間に合わなくなってしまうことも多いでしょうから、
そろそろ心準備を!
(と、これは雪国に住んでいない者の推測なのですけれど)



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                        (Savill Gardenの温室から)




☆春先の剪定の時期ですよ~!

◎Cornus(dogwoodミズキの仲間)、Salix (willow ヤナギ)、
  hardy fuchsia(耐寒性フクシア)、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、
 Carypteris 、ブデリア(Buddleia davidii) などは、
 根元近く(約15cm)でバッサリ剪定する

◎伸び過ぎたクライマーの強剪定をする

◎花が終わったウィンタージャスミンの剪定
 花が咲いていた部分をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの新芽が出ているのを確認したら、
 枯れた花を刈り取り、痛んだ枝や古い枝も剪定する

*イギリスの場合は花の時期が遅いので、3月から4月初めにかけて剪定をする

◎大きくなりすぎたマホニア(ヒイラギナンテン)の剪定
 バッサリやっても大丈夫、すぐに芽を吹いてくる

◎引き続き、夏咲き(6月以降)クレマティスの剪定をする
 一番下の芽のすぐ上で剪定する
 (C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba,
 大きい花の咲く品種)

◎バラの剪定をする
 枯れたり病気にかかっている枝を切る。
 枝の三分の一~半分まで、外側をむいている芽の上で剪定する

*剪定後、株周りをきれいにしてfish,blood & boneなどの肥料を蒔いておく

☆霜や雪の予報が出たら、
 新芽の出ている球根などにフリースをかける

☆柔らかい新芽をS&S(slug & snail)からコパーリングやグリットなどで守る
 暖かくなると同時にS&Sも活動を始めるので、準備を怠りなく!

☆ヒューシャ(フクシア)やパラゴニウムなどの苗や、
 ダリアやグラジオラスなどの球根を植える

☆1年草の種蒔き (3月から4月にかけて)
 カリフォルニア・ポピー、カレンジュラ(キンセンカ)、
 ヤグルマソウ、ニゲラ、ポピー、リナリア、poached egg plantなど

*できるだけハチやチョウの好む花を選ぶようにする
 一重でデイジーのような形の花や、筒型の花など

☆秋に宿根草の株分けをしなかった場合は、
 土が温かくなった春に株分けをして、すぐに植えつける

☆スノードロップの花が済んだらすぐに、株分けをして植えかえる

*というのが常識なのですが・・・、
 ウィズリーのガーデナーさんや
 数十年スノードロップを栽培しているナーサリーの人の話では、
 葉が黄色くなる頃まで待ってからやる方が、よく定着するとのこと

☆ラッパ水仙など春咲き球根の花が終わったら
 花がらを摘んで種が付かないようにする

*葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆花の終わった春咲き球根に肥料を与える(お礼肥え)

☆ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする

*トリミングしておかないとwoodyになってしまうので
 毎年必ず切るようにする

☆常緑樹の植え付けと移植

☆樹木やシュラブ、バラ、宿根草、クライマー、ヘッジなどの周りに肥料をばらまき、
 コンポストでマルチングする
 (コンポストの他、バーク、ココシェルなどでマルチングしてもよい)

☆芝生の苔をガンジキでかき出す

☆芝生に肥料を与え、枯れた部分に芝の種を蒔く

☆芝刈りを始める
 (初めの数回はブレードをhighに設定する)4~5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、
 芝刈り機をすぐに使えるように準備しておく

☆新葉が展開し始める3月は、
 宿根雑草を取り除くのに最適の時期なので、
 根を残さないように掘るか引き抜いて
 ごみに出すか焼却する

*コンポストには入れないように注意!
 (一年草の雑草は入れてもよい)

☆室内で花が終わったヒヤシンスなどを外に植えつける

☆コチョウランは週に1~2回水遣りを始め、
 バークコンポストの場合は、同時にオーキッド用の液肥をやる

☆(室内や温室で)花の終わったアマリリスの花を切り取り、
 3~4ヶ月後に葉が自然に枯れるまで水遣りと施肥を続ける



★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。



*追加を書き込むことがあるので、時々見直してくださいね
 
(これはイギリス基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

 また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
 庭仕事の時期をずらしてくださいね。)



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by lapisland2 | 2013-03-03 03:54 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(3)

2月の庭仕事



暦の上では立春も過ぎてしまいました。
2月はまだ寒さが厳しく、じっと我慢の月ですが、
少しずつ日が長くなるのを感じています。
スノードロップが咲き始め、
冷たい空気の中を蝋梅やマンサクの甘い香りが漂ってきます。

種のカタログなどを眺めながら、
もう心の中は、早く庭仕事がしたくて
うずうずしている方もいらっしゃるでしょうね。
雪深い地方でなければ、寒い間にやっておく庭仕事もけっこうありますよ。




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☆引き続き、アームチェア・ガーデニングの季節です。

「1・2月の庭仕事の余りできない間に、
カタログを取り寄せたり、ネット上でカタログを見たりして、
春からのプランを立てましょう」
ということなのですが、
冬の夜長のんびり紅茶やワインを楽しみながら
カタログを眺めて春からの庭作りを考えるのもいいものです

☆種の注文をして、
窓辺や加熱プロパゲーターで、種まきを始める

☆ダリア、カンナ、ユリ、グラジオラスなどの球根類や
種、苗などの注文をする

☆引き続き winter pruning(冬剪定)の時期です
少し暖かい日が続いている時に剪定をする
(2月末までに済ませる事!)

dogwoods、 buddleia、 バラetc.

◎フロリバンダやハイブリッド・ティーのバラは
昨年伸びた部分を選定し、全体の形も整える(2月~3月)
(傷んだ枝やクロスしている枝などを、
全体の半分から三分の二くらいまで剪定
外向きの芽の上で切る)

◎花の終わったマホニア(ヒイラギナンテン)や
ウィンタージャスミンの枝を剪定する

◎ウィステリア(フジ)の冬剪定は今月中に終える
(ウィステリアは夏・冬と2回の剪定が必要)
冬は約5cm切る

◎夏咲き(6月以降)のクレマティスは、
今月末までに剪定をする

(C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba,
大きい花の咲く品種など)
剪定をしておかないと、上の方にばかり花がつく

*原則は、一番下の芽のすぐ上で剪定するが、
同じ高さでバサッと剪定せずに、30~100cmの間で
高さを違えて切っておくと、違う高さに花が付く

◎dogwood はできるだけ根元に近い所で剪定
強剪定することによって、新しい枝の成長を促し、枝の色も鮮やかになる
willow やスモークツリーなども強剪定をするか、
coppicedしたい時は、好みの高さのところで、剪定のこぎりで切る

◎斑入り葉の樹木やシュラブが先祖返り(reversion)していないか
どうかチェックをして、みつけたら枝元から剪定しておく
夏に、もう一度チェックをし直す

*落葉するものは、葉が出始めてからチェックする

☆今月後半から3月にかけて、
グラス類や宿根草の古い茎や葉を取り除く
(新しい葉が出てくる前にしておく)

*株の根元でカエルが冬眠をしている事があるので、注意をすること!
(イギリスのカエルは土色をしているので、
見逃す事があるので、注意する)

☆epimedium(イカリソウ)の古い葉をすべて刈り取る

☆シダの汚い葉や古い葉を根元から刈り込んで、
周りをマルチングしておく

☆アルカミラ・モリスの古い葉を刈り取って、株分けをして
植え付ける

☆ヘレボルスの有茎種は、夜間フリースなどで防寒する
花茎が伸びるものには支柱を立てる

☆引き続き土を耕して、
10cmほどコンポストを花壇や菜園にすき込む
 (早く種まきをする場所にはシートなどをかけておく)

*苔が生えていたり土が固い場合は、
表面を少しフォークで耕しておくと
空気の流通や水はけなどが随分違います

*耕すのが体力的に大変な人は、
冬の間にコンポストを上に広げておくだけでも随分違ってくる

☆bare root(地掘り苗木) のバラや樹木・シュラブの植えつけは、
今月中に終わらせること!

☆引き続き小さい木やシュラブなど、移植したいものは今が適時

☆新しく植えた木の支柱がしっかりしているかどうか確認する

☆ユリの植え付けはまだ間に合うので、すぐに植える

☆密集しているスノードロップの株分けをして、すぐに植え付ける

☆春咲き球根の芽が出かけているものの回りに、肥料をばら撒く

☆堀上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように
  (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆急な寒波の到来に備えて、いつでも使えるように
フリースの準備をしておく
(カメリアの蕾や花などはすぐにやられてしまうので、注意する)

☆室内で栽培していたヒヤシンスやスイセンなどは
花後に花茎を切ってから、庭に深めに植えつける(7~10cm)
水と液肥を与えて、葉が枯れるまでそのままにしておく

☆ハウスプランツの植え替え

☆温室のある人は、夏花壇用の花の種まきを始める
(スィートピーなど)

☆暖かい日には温室の空気の入れ替を忘れずに!

☆積雪のあと雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!
(常緑樹やコニファー類)

☆春の気配と共にS&Sが活動を始めるので、
コパーリングをデルフィニウムなどの株の周りに置いて、
早めに被害の予防をする

☆球根の芽が出始めたら、
リスや鳥避けに掛けていたチキンワイヤーを取り除く

☆樹木やシュラブの周りにラビット保護ガードを巻く





*追加を書き込むことがあるので、時々見直して下さい。

庭仕事はイギリス南東部、特に私の住んでいるロンドン郊外を基準に
書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。
時期については、お住まいの地域によって調整をして下さい。
内容について質問のある場合は、どうぞお尋ね下さい。

なお、畑仕事(野菜やハーブ、果樹)については、
菜園日記の方に書き込みをしています。





画像はHamamelis x Intermedia 'Pallida'


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by lapisland2 | 2013-02-08 20:52 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(7)

1月の庭仕事



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毎月の庭仕事について、
昨年までは主催する掲示板の方に書き込みをしていましたが、
今年からはこちらに載せることにしました。
本来は自分のための覚書ですが、
少しはどなたかの役に立つこともあるかもしれないと思い、書き込むことにします。 


クリスマスやお正月にご馳走を食べすぎて、
少々体重が増えてしまった方も多いのではないでしょうか。
もうすぐ松の内も明けますので、
そろそろ庭に出て、活動を始める時期かもしれませんね。
冬の間にやっておくべき庭仕事もけっこうありますよ。

とは言うものの、雪深い地方では冬の間はガーデニングどころではないですよね。
でも、外でガーデニングができなくても、
室内ガーデニングや脳内ガーデニング(=アームチェア・ガーデニング)なら、
いつでもできますよ~♪



☆ アームチェア・ガーデニングの季節です

1・2月の庭仕事の余りできない間に、カタログを取り寄せたり、
ネットでカタログを見たりして、春からのプランを立てましょう。
忙しかった年末年始の後、のんびりとカタログを眺めて、
あれこれイメージするのも楽しいものです。

☆クリスマスツリーのあと始末

近くのガーデンセンターに持って行って、リサイクルしてもらう

シュレッダーを持っている場合は、
数ヶ月庭の隅で腐らせたあと、
シュレッダーに掛けてチップにして、マルチングの材料に使う
(酸性土を好む樹木やシュラブの周りが適しているのではないかと思う)

☆ウィンターパンジーの花がら摘みをして花が続くようにする

☆夏咲きのダリア、カンナ、ユリ、グラジオラスなどの球根類の注文をする

☆堀り上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように。
  (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆シュラブやバラの挿し木(hard cutting)は、今月中に!

*hard cutting(硬い枝の部分の挿し木)は成功率がやや低いので、
多めに作っておくこと!
ブデリア、ドッグウッド、タマリスク、ハニーサクル、
レンギョウ、ポプラ、スパイレア、ウエイジェラ、ウィロー、
Caryopteris, Escallonia など

☆root cutting(根伏せ)も今の時期に
(オリエンタルポピー、フロックス、エリンジウム、
アカンサス、バーバスカムなど)

☆ヘレボルスの古い葉を切り取る
(無茎種のものは、葉を切る事によって花茎が素直に伸びる)
 
葉を切った後は、根元をマルティングしておく

◎有茎種は、夜間フリースなどで防寒する
 花茎が伸びるものには支柱を立てる

☆引き続き winter pruning(冬剪定)の時期です
 
少し暖かい日が続いている時に剪定をする
(2月末までに済ませる事!)
 dogwoods, buddleia,バラetc.

◎落葉樹の剪定
 大きな木の場合は、tree surgeonに依頼する、

◎dogwood や willowなどは根元で剪定

◎夏咲き(6月以降)のクレマティスの剪定
 一番下の芽のすぐ上で剪定する
(C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba,
 大きい花の咲く品種など)

◎アイビーなどクライマーの剪定をし、形を整える

◎ウィステリアの冬剪定
(ウィステリアは夏・冬と2回の剪定が必要)

すべての脇から伸びている枝を5cmの所まで剪定する

◎常緑のシュラブや垣根の大きくなり過ぎたものは、
 今の時期に強剪定しておくとよい

☆グラス類のカットバック

新しい葉が展開する前に枯れた葉などを根元から切っておく
Stipa tenuissima,Japanese bloodgrass,calamagrostis など

*遅れると、新葉が出てきて剪定が難しくなるので注意!

☆イカリソウの古い葉を根元からカットバックする

剪定のあと、小さめのバークチップやガーデンコンポストで
マルチングをしておく

*これも花茎が出始めてからでは剪定が難しくなるので注意する

☆土が凍結したり水浸しになっていなければ、
 引き続きbare root(地掘り苗木)のバラや樹木、シュラブを植えつける

☆小さい木やシュラブなど、移植したいものは今が適時

☆地面が凍結していなければ、引き続き土を耕して
 コンポストや肥料を花壇や菜園に入れる。
 雨が続くようなら、シートでカバーをする。

☆プランツが冬眠時期の間に、多年草の雑草の根を掘り上げる

特に、couch grass, ground elder, bindweedなどは、
たとえ小さな根っこの切れ端からでも増殖するので、残さないように注意する

☆積雪のあと雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!
 (常緑樹やコニファー類)

☆雨や霜が続く時は、できるだけ芝生を踏まないようにする

☆water buttのクリーニング

タンクの水を抜いて空にしたあと、
枯葉やごみなどを取り除き、水ですすいでから再設置する

☆剪定ばさみなどの手入れをする





☆Wildlife

◎そろそろブルーティットなどの鳥が巣作りの場所を
探し始める頃なので、新しい巣箱をかけるのに最適の時期ですよ♪
すでにかけてある巣箱はきれいに掃除をしておく

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*残りもののパンを与える人が多いが、
パン屑はおなかが膨れるだけなので、
冬場は特にもっと栄養分の多いものを準備する
(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやスーィット、Mealworms など)

*鳥の種類によって好物が違うので、いろんな種類の餌を用意すると
いろんな鳥が来てくれますよ♪
木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(既成のものでなくても、鉢の受け皿で十分です)

◎水の補給も忘れずに!
鳥を庭に呼びたいなら、
餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!

常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのをお忘れなく!


*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは
冬に野生の餌がとれなくなると死んでしまう場合が多いのです。
ここ数年厳しい冬が続いています。
普段は餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するように
して下さい。
特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから。

鳥や小動物、虫たちのヘルプ無しには
オーガニック・ガーデニングはできないのだと言うことを、
いつも心に留めておきたいものですね。



*追加を書き込むことがあるので、時々見直して下さい。


庭仕事はイギリス南東部、特に私の住んでいるロンドン郊外を基準に
書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。
時期については、お住まいの地域によって調整をして下さい。
内容について質問のある場合は、どうぞお尋ね下さい。

なお、畑仕事(野菜やハーブ、果樹)については、
菜園日記の方に書き込みをしています。



(画像はViburnum grandiflorum f.foetens)


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by lapisland2 | 2013-01-10 23:04 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(6)