カテゴリ:今月の庭仕事( 37 )

5月の庭仕事



ブナ林が鮮やかな新緑の色に染まり始め、
芽吹きの遅い樫の木にも小さな葉が出始めています。
雑木林の下にはブルーベルの海原が続き、ほのかに甘い香りが漂ってきます。
庭ではライラックの花が満開になり、
鳥たちの夜明けのコーラスも最高潮になって来ました。

夏が来るまでにやっておきたい庭仕事はいっぱいありますが、
庭仕事の手を休めて、鳥のさえずりに耳を傾けながら
お茶を楽しむ時間も忘れないようにしたいものです。

でも、お茶を楽しんでいる間にも、あれこれやることが目に付いて、
ついつい剪定ばさみを手に立ち上がってしまうのが
ガーデナーのどうしようもない習性かもしれませんね。



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☆花木の剪定

◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする
Choisya, Chaenomeles, Berberis, ピラカンサ、レンギョウ、
ヤマブキ、Flowering currant, etc.etc.

◎常緑の垣根の剪定

◎花が終わったクレマティス・モンタナやアルマンディの伸び過ぎた蔓を剪定する
古くなった株は強剪定をしてやるとよい
マクロペターラやアルピナも、花後に根元から25cmくらいに切り詰めておく
 
☆'Chelsea Chop'の時期なので、適する宿根草は今月後半に剪定をしておくとよい
 ( Helenium 、Phlox paniculata、Echinacea purpurea、
   Anthemis tinctoria 、Sedumの大きくなる品種のもの etc.)

*伸びている長さの半分に切り詰めておくと、花の咲く時期は少し遅くなるが、
 花付きがよくなり、コンパクトな株になる

*「チェルシーフラワーショー」の開かれる頃にやるので、この名で呼ばれている

☆セダムはチェルシーチョップとは別に、
伸びている茎の半分ほどを根元から間引いておくと、
夏以降の株の乱れを防ぐことができる

☆バラのサッカーを取り除く

☆水仙やチューリップなど春の球根花が終わったら花茎を切り取る
葉は切らずに自然に枯れるまでそのままにしておく

☆花の終わった球根へのお礼肥えを忘れずに 
(葉が枯れるまでに済ませる)

☆種まきで発芽した苗や、挿し木をしたものを外に出して慣らす

☆外に直播した1年草を間引く

☆耐寒性1年草の種蒔きは5月上旬までに済ませること

☆2年草の種蒔き
オネスティ、フォックスグローブ、ウォールフラワー、ストックなど

☆来年のための宿根草の種まき

☆カンナやダリアなどは、霜の降りる危険がなくなったら外に植える

☆4月に引き続きヘレボルスの花茎切りをする
 種を付けたままにしておくと、
 株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、花茎を地際から切る

*有茎種は花茎が黄色く枯れ始めてから切る事!

☆今月中にヘレボルスにカリ分の多い肥料を与える

☆バラに肥料を与えてコンポストでマルチングをする。

☆垣根やシュラブの根元にも肥料をばら撒く

☆ユリに肥料を与えて、マルチングをする

*リリービートルの活動が活発になるので、注意をすること!

*リリービートルの被害のある地域では、被害が広がるのを避けるために、
 鉢植えのユリを買わない、友人から株を譲り受けないなどの注意が必要!!!

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
専用の肥料を与える(+iron sequestrene)

*私は、+毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポストを
根元にドレッシングしています
(これは、石灰分の多いイギリスの場合で、日本では必要ありません)

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆花が終わりかけたワスレナグサは、タネを撒き散らす前に抜き取る

*もし残したい場合は数株だけそのままにしておく

☆宿根草に支柱を立てる

☆芝生の雑草取り
芝生に窒素を多く含んだ夏用の肥料を与える


★病害虫に注意!!!

◎ユリやフリティラリアにつくlily beetleに注意!

これにやられると、葉っぱも花芽もボロボロにされますので、要注意!

葉の間に隠れていますが、真っ赤な色で見つけやすいので、
見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はありません。
黒い汚いものに包まれた幼虫にも注意!

lily beetleについての詳細は、『4月の庭仕事』を参照のこと

◎バラのblackspot, aphids,leaf-rolling sawflyなどに注意!

leaf-rolling sawflyとその被害

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                                (画像は、frickr.comから拝借)

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                                (画像はrhs.org.ukから拝借)


◎そろそろslug & snailの被害が出てくるので、防御の準備を怠らないように!!!

ギボウシなどは一晩で筋だけになってしまいますよ!
(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

*オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
 いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
 オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!

*Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
 こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に
 害があります。

*病害虫についてはイギリスと日本とでは違いますので、
 そのつもりで読んで下さい




☆池の管理

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎気温が上昇してくると、急にblanket weed やdockweed が増えるので
すぐに取り除くようにする

◎新しく水生植物などを植えるなら、今が時期ですよ
(日本とは少し植え方が違うので、質問のある方はどうぞ。)

◎大きくなりすぎたスイレンなどの株分け

◎スイレンに付くwater lily beetleと幼虫に気をつけて、
 見つけ次第取り除く

◎半耐寒性の植物(熱帯性のスイレン、ホテイアオイ、パピルスなど)を池に戻し、
 カラーなども外に植える

◎新しく魚を池に入れたい時も、今が時期です

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がってくるのでわかります)
 初めは2日に1度の割りで数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめるおく

◎子供のいるお宅は、池にネットをかけるのを忘れずに!
 猫が魚を取るのを防ぐためにも!

*でも、カエルやnewtの出入り口を必ず確保してくださいね!♪
 (newtは、見た目はちょっと気味が悪いですが、
 カエル同様ガーデナーのよき友ですので、大切に♪)

*イギリス在住の3種類のnewtはこちら→
  (クリックすると、画像が大きくなります)




☆Wildlife


◎今月は常緑の垣根の剪定の時期だが、
 剪定の前に必ず鳥が巣作りをしていないかどうかを確かめてからやること!

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特にこれからの時期は、雛が生まれるので注意が必要

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→



☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。



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by lapisland2 | 2014-05-06 05:00 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(7)

4月の庭仕事




昨年の今頃はまだ夜間は氷点下の日が多かったことを思うと、
今年はグンと早く春爛漫になりました。

巷では山桜が満開になり、枝垂桜やその他の桜、クラブアップルなども咲き始めています。
こちらにはソメイヨシノは少なく、山桜や大山桜系の桜が多く、
自生のワイルドチェリーも加わって、八重桜が開き始めるまでは、白花が中心になります。
でも、そこに枝垂桜の淡いピンクや、濃いローズ色のクラブアップルが加わると、
とても見事な色合いになります。
日本では、桜と言えばどこに行ってもソメイヨシノばかりで、
きれいではありますが、変化がなくて面白みがないと思うのは、私だけでしょうか。


話を庭仕事に戻して、
4月はお天気が変わりやすく、気温差も激しい月ですので、
天気予報をチェックして、大切な花や新芽を傷めないようにしましょうね。
一気に春がやって来ると、庭仕事も忙しくなりそうです。




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☆春の剪定の時期ですよ~!

今の時期の剪定は株の形を整えたり、枝の成長を促進します

◎花が終わったレンギョウやFlowering currantsの剪定
 伸びている枝をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの剪定は、
 新芽が出ているのを確かめてからやるとよい

*H.arborescensの品種(アナベルなど)は、
   根元からばっさり強剪定する

◎Cornus(dogwood サンゴミズキなど)、Salix ( ヤナギの仲間)、
  耐寒性フクシア、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、Caryopteris(ダンク) 、
 ブデリア 、スモークツリー などは、根元近くで剪定する

◎ Cape fuchsiaの枝の剪定、
  ウィンタージャスミンの伸びすぎた枝を剪定して、支柱やなどに結わえる

◎シュラブ・ローズ(R.glaica、rugosa、 damasku 、gallica、 bourbonなど)の
 剪定をする

*古い枝は根元からカットバックする
*枯れた枝や交差している枝などを取り除く
*元気な枝の3分の1くらいまでを剪定する
*元気なサイドシュートは2~3芽の所まで剪定する

剪定後、完熟堆肥やバークでマルチングをする

◎ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする(株全体の上部三分の一くらい)

 *毎春これをやっておかないと、株が乱れ花つきも悪くなる

☆シダ類の新しい芽が出やすいように、古い葉を刈り取る

☆プリムラやパンジーなどの花がら摘みを忘れずに

☆花が終わったプリムラの株分け

☆ホスタの株分け

☆耐寒性宿根草の株分け
(フロックス、アスター、へメロカリスなど)

☆スノードロップの花が済んだら、すぐに株分けをして植え替える

☆ラッパ水仙など秋植え球根の花が終わったら花茎を切り取る
 葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆花が終わったヘレボルスの花茎切り
 種を付けたままにしておくと、株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、
 花茎を地際から切る

*有茎種は花茎が黄色くなってから切る事!

☆ヘレボルスの植え付けと植え替え
 落葉樹の下で、夏に明るい日陰になる水はけのよい場所を選ぶ
 株をやや深めに植え付ける

☆暖地では春植えの球根やチューバーを植えつける (4月後半以降)
 ダリア、グラジオラス、ネリネ、クリナム、アルストロメリア、
 アガパンサス、アシダンセラ、カラー、リリーなどなど

*フロストに備えて、いつでも掛けられるように
 フリースの準備をしておくこと!

*温室でポット植えにして、あとで外に出してもよい

☆耐寒性1年草の種まきをする
   コーンフラワー(矢車草)、ニゲラ、ナスタチウムなど

◎スィートピーの種まきも、この時期になると南部では直接直播できる

 *最初にウィグワムや支柱を立てておいてから根元に種まきをする方がやり易い

 *芽が10cmくらいになったら、指でピンチングをしておくと
  枝分かれして、たくさん花を付けてくれる

☆新しく宿根草を植えるのにも最適の時期

 *奇数の株(3株とか5株)を一箇所にまとめて植えるようにすると、
  庭中に点々と違う花が咲いてファシーな感じになるのを防げる

 *植えつけたあと、たっぷり水遣りをしてから、
  ガーデンコンポストでマルチングしておく(約5cm)


☆ヘレボルスやフォックスグローブ、アクィリジアなど株の周りに
 こぼれダネが芽をふいていたら、鉢上げして育て秋に地植えにする

☆デルフィニウムやルピナスの芽が出てきたら、さし芽に使える

☆暖かくなるとデルフィニウムなど急に成長するので、
 支柱の準備を早めにする

☆クライマーの新芽が出始めたら、トラリスやフェンスなどのサポートに結わえる

☆土の準備を始める   
 シュラブの間の土を耕して5月後半のsummer bedding の準備をする

☆花の終わった球根へのお礼肥えを忘れずに

☆夏に花を付けるシュラブに肥料を与える

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
 専用の肥料を与える

*私は、そのあと毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポスト(酸性土)を
 根元にドレッシングしています

*これは、日本では必要のない作業です(石灰分の多い地域だけ)
 マルチングする場合も普通のコンポストやバークでよい

☆秋から春の間の雨で流れ出てしまった栄養分を補うために、肥料を入れる
 ( blood fish and bone など)

☆木やシュラブの周りをコンポストやバークなどでマルチングをする

☆ハウスプランツの植え替え

☆霜情報に注意し、手近にフリースなどを準備しておいて、
 半耐寒性のプランツにすぐにカバーが掛けられるようにしておく

☆リリービートルが活動し始めるので、見つけ次第手で獲って処理する
 (成虫、幼虫ともに葉や蕾・花を食い荒らすので注意すること!
 見つけ次第、テデトール。
 幼虫はベタベタして汚いので紙などを使ってしごき取る)


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                       (幼虫は、この黒い汚いものの中に隠れている)


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                    (うっかり見逃していると、またたく間にこうなる!!
                           もっとひどい場合は、茎だけに!!!)

*ユリ科の植物は、すべて被害にあうので注意!!!
          
☆いよいよS&S軍団(slug & snail)の活躍する時期になるので、
 準備を怠らないようにして被害を少なくする
(トラップ、コパーリング、砂、grit、卵の殻、ワセリンなどなど)

*ホスタは鉢植えにする方が被害が少ない




☆芝生の手入れ

1.冬の間に芝生にはびこった苔や枯れた芝をガンジキでかき出す

2.その後、水はけを良くするためにフォークを入れる
 (水はけが悪い場合には、フォークを根元まで突き刺して、
 できた穴にグリットや砂を入れると良い)

3.タンポポなどの宿根雑草を抜き、芝の枯れた部分にローム土を入れて
  芝の種を蒔いて、たっぷり水遣りをする

4.芝生のエッジをきれいに刈り取る

5.4月から5月初めにかけて肥料を与える

6.芝刈りを始める
  (初めの数回はブレードをhighに設定する) 4~5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、芝刈り機をすぐに使えるように準備を怠りなく!

*4月は新しく芝生を敷くにもいい時期です



☆温室作業

◎半耐寒性のプランツの種まき(温室のない場合は窓際で)
 発芽してある程度大きくなったら、それぞれポット植えにする

◎温室に取り込んでいた半耐寒性ヒューシャ(フクシア)が芽を吹いてきたら、
 古い枝を根元から剪定する→芽が伸びてきたらピンチング
(ピンチングをした部分は挿し芽に使える)

◎ヒューシャや非耐寒性植物の苗を植えて、
 ハンギングバスケットの準備をする

◎ eucomis (パインアップルリリー)やベゴニアなどをポット植えにする

◎カンナはヒーターを入れた温室でポット植えにして、6月に戸外に出す

◎鉢植えのシクラメンの水遣りを減らす




☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
 ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
 池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎魚の餌は、4月に水温が5度以上になったら与え始める
(魚が水面に上がって来るのでわかる)
 初めは2日に1度の割りで、数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎大きくなったスイレンの株分けをする

◎新しいスイレンや水生植物などの導入をする

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる




☆スプリング・クリーニング

◎芝刈り機の手入れ、その他の園芸用具の手入れ

◎pathやpatioなどの掃除

◎温室のガラスやフレームをきれいにする




☆Wildlife

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特にこれからの時期は、雛が生まれるので注意が必要

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
   すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
   プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 
◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠から覚めて活動を始めているので、
 キャットフードなどの餌の準備をしてやるとよい
 
◎slow wormも冬眠から覚めて活動し始めているので、
 湿った場所を選んで、丸太や刈り取った枝や石などを積んだ場所を作ってやるとよい

*slow wormはヘビではなく、足のないトカゲとでも言えばいいだろうか。
(一見ヘビのように見えるが、まぶたがないのでトカゲの仲間ということになる)
 
 http://www.bbc.co.uk/nature/life/Anguis_fragilis 
  (画像をクリックするとビデオが見られます)
 リンクがうまく行かない場合があるので、サイトアドレス書いておきます。

*slow wormはS&Sを餌にするので、
 カエルやヘジホグなどと共にガーデナーには大切な援軍になる

*slow wormは Wildlife and Countryside Act 1981により
   保護動物に指定されているので、
 殺傷したり、取引に使ったりするのは法律で禁じられている

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→ 
 

★☆追加など書き込む可能性があるので、時々見直してくださいね
 
これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
ご自分の住まれている地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。


[追記]

* 画像の桜はたぶんワイルド・チェリー。

* リーリービートルの画像は、
  rhs、 missuribotanicgarden、21stcenturynaturalist、 oakleafgarden のサイトから拝借

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by lapisland2 | 2014-04-06 20:23 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(0)

3月の庭仕事




イギリスは、過去250年間で最悪の冬だったそうで、
来る日も来る日も大雨と強風が続き、太陽を見ることもありませんでした。
南部は川が氾濫し、農地も牧場も家屋も浸水状態が続き、
一時は道路の交通手段がカヌーやボートだった地域も多く、
いまだに水が引かず、避難したままの人たちもたくさんいます。

でも、毎日少しずつ日が長くなって、太陽の輝く日も増えて来ました。
鳥たちのさえずりの声もいっそう高らかになっています。

暗い季節に別れを告げ、春を迎える前奏曲が流れてきます。
待ち焦がれていたガーデニングのシーズン到来です♪



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☆春先の剪定の時期ですよ〜!

◎Cornus(dogwoodミズキの仲間)、Salix (willow ヤナギ)、
  hardy fuchsia(耐寒性フクシア)、Ceratoastiguma(ルリマツリモドキ)、
 Carypteris 、ブデリア(Buddleia davidii) などは、
根元近く(約15cm)でバッサリ剪定する

◎伸び過ぎたクライマーの強剪定をする

◎花が終わったウィンタージャスミンの剪定
 花が咲いていた部分をすべて剪定する

◎ハイドレンジアの新芽が出ているのを確認したら、
 枯れた花を刈り取り、痛んだ枝や古い枝も剪定する

*イギリスの場合は花の時期が遅いので、3月から4月初めにかけて剪定をする

◎大きくなりすぎたマホニア(ヒイラギナンテン)の剪定
 バッサリやっても大丈夫、すぐに芽を吹いてくる

◎引き続き、夏咲き(6月以降)クレマティスの剪定をする
 一番下の芽のすぐ上で剪定する
 (C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba, 
大きい花の咲く品種)

◎バラの剪定をする
 枯れたり病気にかかっている枝を切る。
 枝の三分の一〜半分まで、外側をむいている芽の上で剪定する

*剪定後、株周りをきれいにしてfish,blood & boneなどの肥料を蒔いて、
 コンポストでマルチングをする

*サッカーが出ている場合は、根元から引き抜く
(切るとまた出てくる可能性があるので、引き抜く方がよい)

◎竹の剪定をする
 古い竹や、曲がった竹を根元から切る
 冬の間に強風で痛んだ枝も切り取る

☆ヘザーの花が終わりかけたらトリミングする

*トリミングしておかないとwoodyになってしまうので
 毎年必ずトリミングする

☆ヒューシャ(フクシア)やパラゴニウムなどの苗や、
 ダリアやグラジオラスなどの球根を植える

☆1年草の種蒔き (3月から4月にかけて)
 カリフォルニア・ポピー、カレンジュラ(キンセンカ)、
 ヤグルマソウ、ニゲラ、ポピー、リナリア、poached egg plantなど

*できるだけハチやチョウの好む花を選ぶようにする
 (一重でデイジーのような形の花や、筒型の花など)

☆スィートピーの種まきをする(庭に直播する)

☆秋に宿根草の株分けをしなかった場合は、
 土が温かくなった春に株分けをして、すぐに植えつける

☆宿根草の古い茎を根元から切って、新芽が伸びやすいようにしてやる

☆花の終わった春咲き球根に肥料を与える(お礼肥え)

☆ラッパ水仙など春咲き球根の花が終わったら
 花茎を切って種が付かないようにする

*葉は自然に枯れるまでそのままにしておく
 (イギリス式は場所を取らないように枯れるまで葉っぱを結んでおく)

☆込み合って花つきが悪くなった水仙の株分けをする

☆スノードロップの花が終わったら、込み合っている株はすぐに株分けをして植えかえる

*というのが常識なのですが・・・、
 ウィズリーのガーデナーさんや
 数十年スノードロップを栽培しているナーサリーの人の話では、
 葉が黄色くなる頃まで待ってからやる方が、よく定着するとのこと

☆常緑樹の植え付けと移植

☆樹木やシュラブ、バラ、宿根草、クライマー、ヘッジなどの周りに肥料をばらまき、
 コンポストでマルチングする
 (コンポストの他、バーク、ココシェルなどでマルチングしてもよい)

☆芝生に生えている苔をガンジキでかき出す

☆芝生に肥料を与え、枯れた部分に芝の種を蒔く

☆芝刈りを始める
 (初めの数回はブレードをhighに設定する)4〜5cm

*暖かくなったら急に伸びるので、
 芝刈り機をすぐに使えるように準備しておく

☆霜や雪の予報が出たら、
 新芽の出ている球根などにフリースをかける

☆柔らかい新芽をS&S(slug & snail)からコパーリングやグリットなどで守る
 暖かくなると同時にS&Sも活動を始めるので、準備を怠りなく!

☆新葉が展開し始める3月は、
 宿根雑草を取り除くのに最適の時期なので、
 根を残さないように掘るか引き抜いて
 Green binに入れるか焼却する

*コンポストには入れないように注意!
 (一年草の雑草は入れてもよい)

☆室内で花が終わったヒヤシンスなどを外に植えつける

☆コチョウランは週に1〜2回水遣りを始め、
 バークコンポストの場合は、同時にオーキッド用の液肥をやる

☆(室内や温室で)花の終わったアマリリスの花を切り取り、
 3〜4ヶ月後に葉が自然に枯れるまで水遣りと施肥を続ける





☆池の管理

◎池の水が汚いようであれば、水を替える
ブランケットウィードや枯れた水草を取り除いて、
池の三分の一の水を抜いて、水を足す

◎枯れたマージナルプランツを刈り取る

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめる

◎魚に餌を与え始める





☆Wildlife

◎まだ間に合うので、鳥の巣箱をかける
(鳥の種類によって、巣箱の大きさや形、出入り口の穴の大きさが違うので、
 注意する。巣箱を掛ける場所もくふうする)

*巣の出入り口の穴が北か東を向くように掛ける

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

*すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

◎ロビン、スズメ、ブラックバードなど庭にやって来る鳥たちも巣を作り始めるので、
 鳥の巣作りに必要な材料を庭に準備してやるとよい
 
 細めの木の枝や、シュラブの茎、枯れ葉、コケ、柔らかい鳥の羽根、
 藁、ペットを買っている場合は犬や猫の毛、ウールなどなど

*ウールを入れて木の枝にぶら下げられるフィーダーも
 ペットショップやガーデンセンターで売られているが、
 ウールをボール状に丸めて周りに糸を掛け、
 ヒモでぶら下げられるようにするだけなので、
 簡単に自分でも作れるよ。

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 もっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツベリー
 ドライフルーツベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*冬眠中のカタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれるようになる。

 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 *イギリスの場合、鳥たちは冬場に餌がとれなくて死んでしまう場合が多い。
  また種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいるので、
  夏に餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにする。
  3月になってもまだ雪や霜の日も多く、野生のベリーもそろそろ尽きてくるので、
  急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
  そんな朝は庭に餌を撒くのを習慣にするとよい。

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 
*氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのを忘れないようにする!

◎ヘジホグ(ハリネズミ)もそろそろ冬眠から覚めて活動を始めるので、
 キャットフードなどの餌の準備をする 

◎slow wormも冬眠から覚めるので、
 湿った場所を選んで、丸太や刈り取った枝や石などを積んだ場所を作ってやるとよい

*slow wormはヘビではなく、足のないトカゲとでも言えばいいだろうか。
(一見ヘビのように見えるが、まぶたがないのでトカゲの仲間ということになる)
 
http://www.bbc.co.uk/nature/life/Anguis_fragilis 
          (画像をクリックするとビデオが見られます)

*slow wormはS&Sを餌にするので、
 カエルやヘジホグなどと共にガーデナーには大切な援軍

*slow wormは Wildlife and Countryside Act 1981により保護動物に指定されているので、
 殺傷したり、取引に使ったりするのは法律で禁じられている

◎庭や畑の一部に、丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 きちんと片付け過ぎるのはよくない

◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
(pond heater の設置その他)
 小さい池の場合はお湯で氷を溶かす

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい




★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

こちら→ http://lapisland.exblog.jp/

 


これはイギリス基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

 また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
 庭仕事の時期をずらしてくださいね。


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by lapisland2 | 2014-03-08 18:51 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(6)

2月の庭仕事



暦の上では立春も過ぎましたが、
日本は例年よりも寒い冬のようですし、
こちらイギリスは嵐の連続で、春はまだまだ遠いようです。
暗くてうっとうしい2月はまだじっと我慢の月ですが、
少しずつ日が長くなるのを感じる希望の月でもありますね。

庭の片隅ではスノードロップやシクラメンコウム、クロッカスなどの蕾がふくらみ、
冷たい空気の中を蝋梅やマンサクの甘い香りが漂ってきます。

冬篭りの最後の月をのんびり楽しみながらも、
頭の中では、すでに春以降の庭の計画が着々と進んでいる方も多いかもしれませんね。
寒い間にやっておく庭仕事もけっこうありますので、
雪深い地方ではない限り、少し寒さが緩んだ日に少しずつ進めて行くのもいいでしょうね。



『今月の庭仕事』も、ほぼ一巡したので、
書き込みを止めようかどうか考えていたのですが、
私自身のための備忘録でもあるので、補足を付け加えながら書き込んでおくことにします。

ただし、ここ2週間ほど動きの取れないような状態にありますので、
今月はちょっと手抜きで、庭仕事については昨年の書き込みのままです。
Wildlifeについては、新たに書き込みをしています。



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☆引き続き、アームチェア・ガーデニングの季節です。

「1・2月の庭仕事の余りできない間に、
カタログを取り寄せたり、ネット上でカタログを見たりして、
春からのプランを立てましょう」
ということなのですが、
冬の夜長のんびり紅茶やワインを楽しみながら
カタログを眺めて春からの庭作りを考えるのもいいものです

☆種の注文をして、
 窓辺や加熱プロパゲーターで、種まきを始める

☆ダリア、カンナ、ユリ、グラジオラスなどの球根類や
 種、苗などの注文をする

☆引き続き 冬剪定の時期です
 少し暖かい日が続いている時に剪定をする
(2月末までに済ませる事!)

dogwoods、willow、 buddleia、elder バラetc.

◎フロリバンダやハイブリッド・ティーのバラは
 昨年伸びた部分を選定し、全体の形も整える(2月~3月)
(傷んだ枝やクロスしている枝などを、
 全体の半分から三分の二くらいまで剪定
 外向きの芽の上で切る)

◎花の終わったマホニア(ヒイラギナンテン)や
 ウィンタージャスミンの枝を剪定する

◎ウィステリア(藤)の冬剪定は今月中に終える
(ウィステリアは夏・冬と2回の剪定が必要)
 冬は約5cm切る

◎常緑のシュラブや垣根の大きくなり過ぎたものは、
 今の時期に強剪定しておくとよい

◎シモツケソウ、ユキヤナギ、コデマリなどの強剪定をする
(これをやっておくと、コンパクトな株をキープできるのと、
  黄葉のものは発色がいいようです)

◎夏咲き(6月以降)のクレマティスは、
 今月末までに剪定をする

(C.orientalis, C.texensis, C.viticella, C.vitalba,
大きい花の咲く品種など)
剪定をしておかないと、上の方にばかり花がつく

*原則は、一番下の芽のすぐ上で剪定するが、
 同じ高さでバサッと剪定せずに、30~100cmの間で
 高さを違えて切っておくと、違う高さに花が付く

◎dogwood はできるだけ根元に近い所で剪定
 強剪定することによって、新しい枝の成長を促し、枝の色も鮮やかになる
 willow やスモークツリーなども強剪定をするか、
 coppicedしたい時は、好みの高さのところで、剪定のこぎりで切る

◎斑入り葉の樹木やシュラブが先祖返り(reversion)していないか
 どうかチェックをして、みつけたら枝元から剪定しておく
 夏に、もう一度チェックをし直す

*落葉するものは、葉が出始めてからチェックする

☆今月後半から3月初めにかけて、
 グラス類や宿根草の古い茎や葉を取り除く
(新しい葉が出てくる前にしておく)

*株の根元でカエルが冬眠をしている事があるので、注意をすること!
(イギリスのカエルは土色をしているので、見逃す事があるので注意する)

☆epimedium(イカリソウ)の古い葉をすべて刈り取る

☆シダの汚い葉や古い葉を根元から刈り込んで、
 周りをマルチングしておく

☆アルカミラ・モリスの古い葉を刈り取って、
 株分けをして植え付ける

☆ヘレボルスの有茎種は、夜間フリースなどで防寒する
 花茎が伸びるものには支柱を立てる

☆引き続き土を耕して、
 コンポストを花壇や菜園に入れる
 (早く種まきをする場所にはシートなどをかけておく)

*苔が生えていたり土が固い場合は、
 表面を少しフォークで耕しておくと
 空気の流通や水はけなどが随分違います

*耕すのが体力的に大変な人は、
 冬の間にコンポストを上に広げておくだけでも随分違ってくる

☆bare root(地掘り苗木) のバラや樹木・シュラブの植えつけは、
 今月中に終わらせること!

☆引き続き小さい木やシュラブなど、移植したいものは今が適時

☆新しく植えた木の支柱がしっかりしているかどうか確認する

☆ユリの植え付けはまだ間に合うので、すぐに植える

☆密集しているスノードロップの株分けをして、すぐに植え付ける

☆春咲き球根の芽が出かけているものの回りに、肥料をばら撒く

☆堀上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように
  (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆急な寒波の到来に備えて、
 いつでも使えるようにフリースの準備をしておく
(カメリアの蕾や花などはすぐにやられてしまうので、注意する)

☆積雪のあと雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!
 (常緑樹やコニファー類)

☆室内で栽培していたヒヤシンスやスイセンなどは
花後に花茎を切ってから、庭に深めに植えつける(7~10cm)
水と液肥を与えて、葉が枯れるまでそのままにしておく

☆ハウスプランツの植え替え

☆温室のある人は、夏花壇用の花の種まきを始める
(スィートピーなど)

☆暖かい日には温室の空気の入れ替を忘れずに!

☆春の気配と共にS&Sが活動を始めるので、
 コパーリングをデルフィニウムなどの株の周りに置いて、
 早めに被害の予防をする

☆球根の芽が出始めたら、
 リスや鳥避けに掛けていたチキンワイヤーを取り除く

☆樹木やシュラブの周りにラビット保護ガードを巻く





☆Wildlife

◎新しい巣箱をかけるのに最適の時期ですよ~♪

すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

◎鳥の巣作りに必要な材料を庭に準備してやるとよい
 細めの木の枝や、シュラブの茎、枯れ葉、苔、柔らかい鳥の羽根、
 藁、ペットを買っている場合は犬や猫の毛、ウールなどなど

*ウールを入れて木の枝にぶら下げられるフィーダー?も
ペットショップやガーデンセンターで売られているが、
ウールをボール状に丸めて周りに糸を掛け、ヒモでぶら下げられるようにするだけなので、
簡単に自分でも作れますので、お試しを。

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*残りもののパンを与える人が多いが、
 冬場は特にもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれますよ♪
 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(既成のものでなくても、鉢の受け皿で十分です)

*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは冬に野生の餌がとれなくなると
 死んでしまう場合が多いのです。
 数年続きの厳冬で、数の減少した鳥も多いようです。
 夏には餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにして下さい。
 特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
 庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから♪

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、感染病が広がることも多いとのことです

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのをお忘れなく!

◎池に魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
(pond heater の設置その他)
 小さい池の場合はお湯で氷を溶かす

*冬眠中のカタツムリなどを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる




繰り返し鳥や小動物、虫たちのことを書いていますが、
彼らのヘルプ無しにはオーガニック・ガーデニングはできないのだと言うことを、
いつも心に留めておきたいものですね。





庭仕事はイギリス南東部、特に私の住んでいるロンドン郊外を基準に
書いていますので、日本とは少し違ったところもあります。
時期については、お住まいの地域によって調整をして下さい。
内容について質問のある場合は、どうぞお尋ね下さい。

なお、畑仕事(野菜やハーブ、果樹)については、
菜園日記  の方に書き込みをしています。





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by lapisland2 | 2014-02-12 06:00 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(3)

1月の庭仕事




クリスマスやお正月にご馳走を食べすぎて、
少々体重が増えてしまった方も多いのではないでしょうか。
もうすぐ松の内も明けますので、
そろそろ庭に出て、活動を始める時期かもしれませんね。
冬の間にやっておくべき庭仕事もたくさんありますよ。

とは言うものの、
雪深い地方では冬の間はガーデニングどころではないでしょうね。
イギリスでも年明けから殆ど毎日大雨が降っていますので、
今のところ庭仕事は無理な状態です。
でも、外でガーデニングができなくても、
室内ガーデニングや脳内ガーデニング(=アームチェア・ガーデニング)
という手もありますよ~♪



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☆ アームチェア・ガーデニングの季節ですね

 先月「タネのカタログを取り寄せて下さい」と書きましたが、
 いかがでしょうか。
 まだの方は、お急ぎを!

1・2月の庭仕事の余りできない間に、カタログを取り寄せたり、
ネットでカタログを見たりして、春からのプランを立てましょう。
忙しかった年末年始の後、のんびりとカタログを眺めて、
春からの庭をあれこれイメージするのも楽しいものです。

☆クリスマスツリーのリサイクル

シュレッダーにかけたwood-chip をマルチングに使う

*シュレッダーのない場合は、
ガーデンセンターや自治体でもリサイクル施設があるので利用するとよい

☆夏咲きのダリア、カンナ、ユリ、グラジオラスなどの球根類の注文をする
春蒔きのタネの注文を入れる

☆シュラブやバラの挿し木(hard cutting)は、今月中に!

*hard cutting(硬い枝の部分の挿し木)は成功率がやや低いので、
多めに作っておくこと!

ブデリア、ドッグウッド、タマリスク、ハニーサクル、レンギョウ、
ポプラ、スモークツリー、ホリー、ウツギ類、スパイレア、ウエイジェラ、
ウィロー、Caryopteris, Escallonia ,Viburnum, Abelia, etc.

☆root cutting(根挿し、根伏せ)も今の時期に

オリエンタルポピー、フロックス、エリンジウム、アカンサス、バーバスカムなど

これも簡単ですので、ぜひトライして下さい。

*やり方の詳細は→■http://lapis2.exblog.jp/18936831/

☆地面が凍結していなければ、引き続き土を耕して
 コンポストを花壇や菜園に入れる。

*冬の間にコンポストを上に広げておくだけでも大丈夫。
  後は、ミミズ君たちにお任せしましょう♪

*水はけの悪い所にはグリット(砂利)を入れる
 
*雨が続くようなら、シートでカバーをする。

☆アイビーやバージニア・クリーパーなどクライマーの剪定をし、形を整える

☆ヘレボルスの古い葉を切り取る
(無茎種のものは、葉を切る事によって花茎が素直に伸びる)
 
葉を切った後は、根元を腐葉土などでマルティングしておく

*葉っぱは病気に掛かっている可能性があるので、
  焼却するか市町村の収集するgreen binに入れる
*病気が広がるのを防ぐために、使用後の剪定ばさみは必ず消毒しておくこと!
*ヘレボルスは毒性がきついので、必ず手袋をはめて作業をすること!

◎有茎種のものはボーダーラインの耐寒性のものもあるので、
 夜間フリースなどで防寒する
 花茎が伸びるものには支柱を立てる

☆引き続き winter pruning(冬剪定)の時期です
 少し暖かい日が続いている時に剪定をする

 2月末までに済ませる事!
 
◎落葉樹の剪定
 大きな木の場合は、tree surgeon(樹木医)に依頼する、

*ただし、桜の仲間は落葉前に、マグノリアは夏前に剪定

*モミジや白樺はクリスマスまでに済ませる
 (樹液が流出するのを防ぐため)

◎dogwood や willow、 buddleia、elder、ハニーサクルなどは根元で剪定

◎シモツケソウ、ユキヤナギ、コデマリなどの強剪定をする
(これをやっておくと、コンパクトな株をキープできるのと、
  黄葉のものは発色がいいようです)

◎夏咲き(6月以降)のクレマティスの剪定
 
 C.orientalis、 C.texensis、 C.viticella、 C.vitalba、
 大きい花の咲く品種など

一番下の芽のすぐ上で剪定する

◎ウィステリアの冬剪定
(ウィステリアは夏・冬と2回の剪定が必要)

すべての脇から伸びている枝を剪定する(3cm)
夏に切った枝は5cmの所まで剪定

◎常緑のシュラブや垣根の大きくなり過ぎたものは、
 今の時期に強剪定しておくとよい

☆新芽が出始める前に、グラス類やイカリソウの古い葉を刈り取る

(2月までに終えるようにしないと、新芽が出て来て焦ることになるので、
早めにやっておく方がよい)

☆斑入りの花木のreversion(先祖がえり)した枝を剪定する
 
*落葉性のものは、春になって葉が出てきてから剪定する方がわかり易い

☆背の高いバラは、冬の強風の被害を避けるために弱剪定する
 スタンダ-ド仕立てのバラも、弱剪定をする

☆土が凍結したり水浸しになっていなければ、
 引き続きbare root (地掘り苗木)のバラや樹木、シュラブを
 植えつける (11月~2月まで)

☆小さい木やシュラブなど、移植したいものは冬の間に!

☆堀り上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように。
  (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆積雪のあと雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!
 (常緑樹やコニファー類)

☆樹木の支柱やツリーバンドが的確かどうかを点検する

☆雨や霜が続く時は、できるだけ芝生を踏まないようにして、
 芝生用土(gritty loam-based compost)をドレッシングする

☆宿根の雑草を掘りあげる
 春になって活動を始める前にやっておくとよい

☆冬の間に芝刈り機や剪定ばさみなどの手入れをする

☆塀の塗り替えや木製のガーデンファニチャーにプリザーブ液(保護塗料)を塗る




☆Wildlife

◎そろそろブルーティットなどの鳥が巣作りの場所を
 探し始める頃なので、新しい巣箱をかけるのに最適の時期ですよ♪

すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

*巣箱をかける場所は、餌場とは離れたシェルターな所を選ぶ

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*残りもののパンを与える人が多いが、
 冬場は特にもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*鳥の種類によって好物が違うので、
 いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれますよ♪
 木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
 地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(既成のものでなくても、鉢の受け皿で十分です)

*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは冬に野生の餌がとれなくなると
 死んでしまう場合が多いのです。
 数年続きの厳冬で、数の減少した鳥も多いようです。
 夏には餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにして下さい。
 特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
 庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから♪

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、感染病が広がることも多いとのことです

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
 餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える
 氷が張った朝は、水のみ場の氷を溶かすのをお忘れなく!


繰り返し鳥や小動物、虫たちのことを書いていますが、
彼らのヘルプ無しにはオーガニック・ガーデニングはできないのだと言うことを、
いつも心に留めておきたいものですね。





★これはイギリス基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

  また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
  庭仕事の時期をずらしてくださいね。)

★畑仕事については、菜園日記の方に書いています。




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by lapisland2 | 2014-01-11 04:54 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(0)

12月の庭仕事



12月になりましたね。

イギリスではクリスマスの準備、日本ではお正月の準備、
そして、忘年会にクリスマスパーティーと、
今月はあっと言う間に過ぎて行きそうです。

忙しくてガーデニングどころではないかもしれませんが、
ガーデナーにお休みはありませんぞ!

この冬は、日本でもイギリスでも厳しい寒さになるとの予報が出ているようです。
すでに雪が降り始めて、アームチェアー・ガーデニングの時期に
突入してしまった地域もあるかもしれませんが、
雪の降らない地域では、本格的な寒さのやって来る前に、
まだまだやっておきたい庭仕事がたくさん残っています。

11月にやり残してしまったことなど、
少しずつ片付けて新しい年を迎えたいものです。
(と、自分自身に発破をかけております。)



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☆☆「アームチェアー・ガーデニング」の季節始まる

冬の間の楽しみの一つはタネのカタログを眺めることですね♪
まだの方は早めにタネのカタログを取り寄せて下さい。

☆チューリップの球根の植え付けを終える

☆引き続き、落ち葉をclear-upして、腐葉土やコンポストに 

☆引き続き、bedding plantsやハンギングバスケットなどの
終わったプランツを片付ける →コンポストに

*ただし、庭の片隅に枯枝やlogなどを片付けない場所を
必ず作っておくこと!
 (小動物や虫たちの冬眠場所を確保するため)

*黒点病の広がるのを防ぐために、
バラの落ちた葉はそのままにしておかないで処分する

庭のコンポストボックスには入れないように!
市町村の収集するgreen binに入れるか、焼却する

市町村の収集したgreen binの中味は、業者がコンポストを作るので、
家庭で作るコンポストより温度が高いため、病原菌も死滅する

☆半耐寒性のプランツを取り込んだり、フリースなどでカバーをする

☆ホスタなど鉢植えのプランツも枯れた葉を刈り取って、
S&S(ナメクジやカタツムリ)などの害虫が隠れていないかチェックをし、
バークなどでマルチングをする

☆ヒューシャ(フクシア)

◎半耐寒性のものは、温室やシェルターに入れ、
冬の間は枯れない程度に水遣りをする

◎地植えの耐寒性のものは、
葉が落ちたら今年伸びた茎の三分の一を切り詰め、
必要ならばマルチングやフリースをかける。

☆地植えの半耐寒性のプランツ(アガパンサスやPhygeliusなど)も
バークやコンポストでマルチングをしっかりする

☆引き続き、土を軽く耕してコンポストを花壇に入れる。

*冬の間にコンポストを上に広げておくだけで大丈夫。
 後は、ミミズ君たちにお任せしましょう♪

☆winter pruning(冬剪定)の時期ですよ~! 
(2月末までに済ませる事!)

◎落葉性の樹木やシュラブの剪定

*ただし、桜の仲間は落葉前に、マグノリアは夏前に剪定

**モミジや白樺はクリスマスまでに済ませる
  (樹液が流出するのを防ぐため)

◎シモツケソウ、ユキヤナギ、コデマリなどの強剪定をする
(これをやっておくと、コンパクトな株をキープできるのと、
  黄葉のものは発色がいいようです)

◎ウィステリア(藤)も、横から出た枝を3cmくらい剪定する

◎ハニーサクルは、根元で強剪定をしておく

☆斑入りの花木のreversion(先祖がえり)した枝を剪定する
 
*ただし、落葉性のものは春になって葉が出てきてから剪定する方がわかり易い

◎epimedium(イカリソウ)の葉を地面すれすれの所まで剪定する
(2月までに終えるようにしないと、新芽が出て来て
  焦ることになるので、早めにやっておく方がよい)

☆ヘレボルスの葉をすべて根元から刈り取る
     ↓
 株の周りを腐葉土でマルチングしておく

*葉っぱは病気に掛かっている可能性があるので、
  焼却するか市町村の収集するgreen binに入れる

☆土が凍結したり、水浸しになっていなければ、
 引き続き、bare root(地掘り苗木) のバラを植えつける
(11月~2月まで)

1.バラが届いたらすぐに出して、30分ほど水につける
2. その間に穴を掘り、底にコンポストを入れる
3. 接木をしてある部分がちょうど地面の表面に出るくらいの
  高さに植えつけて、穴に土を戻す
4. 周りの土をしっかり踏みしめる
5.水遣りをして、コンポストでマルティングをする

☆背の高いバラは、冬の強風の被害を避けるために弱剪定する
 スタンダ-ド仕立てのバラも、弱剪定をする

☆バラ以外の木やシュラブなどのbare rootも
 今の時期に出回るので、植えつける

*届いたら、すぐにバケツの水につけるのを忘れずに!

☆小さい木やシュラブなど、植え替えをしたい場合は今が適時!

☆引き続きhardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の時期なので、 トライしよう
(willow 、cornus、viburnum、スモークツリー、レンギョウ、バラなど)

☆root cutting(根伏せ)に最適の時期なので、トライしょう
(オリエンタルポピー、シュウメイギク、アカンサス、シーホリー、エピメディウムなど)

☆秋咲きヘザーの終わった花をトリミングする

☆寒さに備えて、ポットの下に煉瓦やpot feetを置く

☆鉢植えのモミジなどは、風の当たらない場所に移し、
  バブルペーパーや麻布などで鉢全体を包む

☆ニューサイランやコーディーラインも葉先を紐などでくくってから、
 フリースなどをかける

☆堀上げて貯蔵した球根類のチェックを忘れないように
 (腐ったりカビが生えたものを取り除く)

☆強風に備えて壁やフェンスのチェックと強化、
 若木の支柱のチェックなど
(ツリーバンドがきつ過ぎないかもチェックする)
 
☆積雪のあと、雪の重みで枝が折れるのを防ぐ工夫を!

☆春までサボテンの水遣りを止める

☆引き続き、冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る

今の時期、クリスマスやお正月の雰囲気を取り入れるのもいいですね♪

☆ヒイラギなどの実がクリスマスまでもつように、ネットをかける

☆ハウスプランツがたくさん出回る時期なので、室内に飾るとよい

*それぞれのプランツに適した場所を選んで置くのを忘れずに!

☆クリスマスリースやクリスマスツリーの準備

☆温室の掃除と片付けをして、ガラスも酢を入れたぬるま湯で拭く

☆温室のインシュレーションがまだなら、早めに済ませる
(バブルペーパーを張るなど)

*暖かい日には、空気の入れ替えも忘れずに!

☆戸外にある水道栓にバブルペーパーを巻いて、凍結を防ぐ

☆フロスト(霜)でだめになるのを防ぐためにホースなどをシェッドに片付ける

☆ポットやトレーなども洗って片付ける




☆Wildlife

◎シェルターな場所を選んで、庭の木に鳥の巣箱を掛ける
  すでに巣箱を設置してある場合は、
  取り外して巣箱をきれいに掃除する
       ↓
  沸騰したお湯をかけて消毒し、乾燥させる
       ↓
  新しい藁や乾燥した苔などを入れて、元に戻す

◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
  ハリネズミやカエル、虫たちの冬眠場所になる

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
  バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、冬場は特に栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、穀類、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、fat ball、mealworm など)

*鳥の種類によって好物が違うので、
  いろんな種類の餌を用意するといろんな鳥が来てくれますよ♪
  木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。
(市販のものでなくても、鉢の受け皿などで十分です)

*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは
  冬に野生の餌がとれなくなると死んでしまう場合が多いとのこと。
  ここ数年の厳冬で種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいます。
  夏には餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにして下さい。
  特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
  庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

  暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
  私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから♪

◎水の補給も忘れずに!
 鳥を庭に呼びたいなら、餌台の設置だけでなく
 水飲み場と水浴び場を作ること!
 常にきれいにして、新しい水に取り替える

*雪や氷が張った時はお湯で溶かしてから、水を補給しておく


★毎月繰り返し、鳥や小動物、虫たちのことを書いていますが、
  彼らのヘルプ無しにはオーガニック・ガーデニングはできないのだ
  と言うことを、いつも心に留めておきたいものですね。




☆池の管理

◎引き続き、池に落ちた落ち葉を取り除く

◎魚を飼っている場合は、氷の張らない場所を一箇所キープしておくこと
  (pond heaterを設置したり、テニスボールなどを水面に浮かべておくとよい)

◎池に直径10cm位の土管などを沈めて、魚の隠れ場所を確保する

◎水温が7度以下に下がったら、魚に餌を与えるのを止める

◎ポンプをクリーニングして、片付ける

◎鳥が水を飲めるように池の縁の氷を溶かしておくのも忘れずに



★これはイギリス基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

  また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
  庭仕事の時期をずらしてくださいね。)

★畑仕事については、菜園日記の方に書いています。


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by lapisland2 | 2013-12-01 20:59 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

宿根草のRoot cutting (根挿し、根伏せ)



オリエンタルポピーのRoot cuttingのやり方について質問がありましたので、
宿根草の場合のやり方について書いておきます。





*Root cutting(根挿し、根伏せ)は、プランツが休眠状態の期間にします。
   (秋の中頃~初冬までの間)

*宿根草の場合は、ヴァーバスカムやオリエンタルポピーなど太い根をもつ
 プランツに適しています。

*このやり方の利点は、仮に親株が病害虫に犯されていても、
 新たに作る新株には影響がないことです。
 (例えば、フロックスはよく病気に掛かりますが、Root cuttingをしておいて、
 親株を処分することもできますね。)
 もう一つの利点は、かなり大きい新株を作ることができます。

[準備するもの]

カッターナイフ、ポット、cutting compost (挿し木用土)、grit (園芸用の細かい砂利)、
わり箸、名札、
(発芽したあと:ポット+potting compost)


a0208116_4413184.jpg


(RHSの 'Encyclopedia of Gardening'から)
*画像の手順の番号と書き込み文の番号は異なります



1.病気に掛かっていない元気な株を掘り上げて、根についた土を洗い落とす

2.太めの若い元気のある根を選んで株元から切り落とす
  (採る根の分量は、親株の根の1/3以下に押さえること!)
 
 *親株はすぐに植え直す

3.太い根を持つプランツの場合:鉛筆くらいの太さのものを選ぶ
                     5~10cmの長さに切る

  *上部は水平に切り、下部は斜めに切る
  *剪定ばさみではなく、鋭いカッターナイフなどを使って切ること

4.ポットに湿らせたcutting compostを入れて、
  根の斜めに切った方を、上部が土の表面と同じか少し出るくらいの所まで挿しこむ
  (あらかじめ、箸などで穴を開けておくこと!)
  
  4cmくらいの間隔をあけて、1つのポットに何本か挿す

5.土の表面を1cmのgritで覆って、ラベルを付ける

6.根付くまでポットをコールドフレームに入れる

7.翌春発芽したら、個々のポット(potting compost使用) に植え替えて水やりをする

8.そのままポットで育て、翌年定植する
  (あるいは、その年に定植する)




☆細い根の場合の方法

  細い根をもつプランツでも、Root cutting ができるものもあります
 
*ジャパニーズアネモネ、カンパニュラ、フロックスなどは、
  根が細すぎて垂直に挿すことはできないので、平らに並べる方法をとる


a0208116_4525328.jpg


                            (最初の画像の右下*印のようにトレーを使うことが多いが、
                            ない場合はこの画像のような浅めのポットを使用するとよい)
                            (画像はgardnersworldcomから拝借)



*細い根を持つプランツの場合:7~12cmの長さに切る


1.長方形のトレーにcutting compost を入れてしっかり押さえる

2.挿し木用の根を2.5cm間隔に並べて、上からコンポストをかぶせて軽く押さえる

3.土の表面をgrit(園芸用の細かい砂利)で覆って、ラベルを付ける

  以下は同じ手順




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by lapisland2 | 2013-11-09 04:59 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(5)

11月の庭仕事 




先月末の大嵐で、木々は早めに葉を落とし、
嵐のあとの冷え込みで数日前にはすでに初霜が降りました。

日本ではこの冬は厳しい寒さになるとの予報が出ているそうですが、
こちらイギリスでも、この冬は2011~2012年の厳冬よりもさらに
寒さの厳しい冬がやって来るとの予報が出ています。

本格的な冷え込みが来る前に、
やっておきたい庭仕事がたくさんあります。
12月になると何かと慌ただしく、
庭仕事の時間も取れなくなると思いますので、
今月の間に少しずつ片付けたいものですね。

そして、木々がすっかり葉を落としてしまう前の、
ほんのひと時の美しい紅葉や黄葉も楽しみたいと思います。



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☆冷え込みがやって来たら、イギリスでは
いよいよチューリップの球根の植え付け時期ですよ~!

◎この時期まで待つのは、深刻なチューリップの病気
tulip fireを避けるためと、早くに植えると早く芽が出て
フロストにやられてしまうのを避けるため

*リスの来る庭は、球根を植えた場所にチキンワイヤーを張るなど
リス対策を忘れずに!

*同じ場所に数年続けてチューリップを植えている場合は、
今年は別の場所を選ぶか、鉢植えにするなどした方がいい

☆ウォールフラワーをチューリップなどを植えた間に植えつける。

*チューリップとウォールフラワーはイギリスでは定番の組み合わせ。
耐寒性がある上に、花色もいろいろあり、香りもいいので
日本でももっと見直されてもいい花だと思います。

(今ならまだガーデンセンターやグリーングローサリーで
苗を売っています)

☆ウォールフラワーの他に、ワスレナグサやパンジーなど
春の草花の苗を植える

☆チューリップ以外の球根も植え付けを終える
(スイセン、ヒヤシンス、クロッカスなどは、
チューリップよりも長い生育期間が必要)

☆ダリアやカンナ、グラジオラスなどを掘り上げて貯蔵する
(平年並みの寒さの場合は、
暖かい地方では、ダリアはそのままマルチングをするだけでよい
バークで15cmのマルチング)

*ただし、ここ数年のような寒さではうちの庭では全滅でした。
南部でも掘り上げておいた方が安心でしょう。

☆半耐寒性のプランツを取り込んだり、
フリースでカバーをしたりする

☆植えて間のない木や、耐寒性のないシュラブなどは、
風除けをしたり、フリースやヘシアンでカバーする

☆ヒューシャ(フクシア)

◎半耐寒性のものは、温室やシェルターに入れ、
夏に挿し木をした苗も、葉が落ちたら今年伸びた茎の
三分の一を切り詰めて、冬の間は枯れない程度に
ほんの少しだけ水遣りをする

◎地植えの耐寒性のものは、
葉が落ちたら今年伸びた茎の三分の一を切り詰め、
マルチングをして、必要ならばフリースをかける。

☆混み合っている宿根草の株分け
(アスター、カンパニュラ、ルドベキアなど)

☆Peony(シャクヤク)の葉を根元から刈り取る

*刈り取ったあと、踏み付けないように支柱などで目印をつけておくとよい

☆bare root(地掘リ苗木)のバラは、
11月ー2月の間に植えつける

1.バラが届いたらすぐに出して、30分ほど水につける
2. その間に穴を掘り、底にコンポストを入れる
3. 接木をしてある部分がちょうど地面の表面に出るくらい
の高さに植えつけて、穴に土を戻す
4. 周りの土をしっかり踏みしめる
5.水遣りをして、コンポストでマルティングをする

◎クライマーやランブラーのバラの剪定、 
ハイブリッドティーやフロリバンダもカットバックする

◎スタンダード仕立てのバラも冬の強風にやられるのを避けるため、
弱剪定をしておく

◎黒点病の広がるのを防ぐために、
バラの落ちた葉はそのままにしておかないで処分する
(カウンセルのgreen binに入れるか、焼却する)

☆クライマーのtidy up
霜にやられて汚くなったツルは剪定をする
(ゴールデンホップや、夏以降に開花するクレマチスは
根元まで、ハニーサクルは伸びすぎた部分を剪定)

☆シュラブの植え替え

☆新しく生垣を作る場合は、土の準備を始める

☆冬の間に樹木を植える場合は、注文をいれる

☆日本とは違って、アジサイの花は剪定しないで
冬中残しておくこと!
剪定は来春になってからする

☆冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る

☆ポットにユリの球根を植える

*硬い球根を選び、カビが生えていないか確認してから植える

☆hardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の時期
なので、トライしよう 
(willow 、cornus、スモークツリー、レンギョウ、バラなど)

☆今月はroot cutting(根伏せ)も出来るので、トライしよう
(オリエンタルポピー、シュウメイギク、アカンサス、
シーホリー、エピメジウムなど)

*トライしてみようと思う方は、やり方をお聞き下さい

☆温室のある場合は、ポットにスィートピーの種を蒔く
(深いポットを使用)

☆本格的な冬の来るまでに、庭のclear-up を!
    
*bedding plantsやハンギングバスケットなどの
終わったプランツを片付けてコンポストボックスに 
(病気にかかっているプランツは入れないように!)
     
☆落ち葉集めと、tidy up
放っておくと、ナメクジや害虫の住処になるので注意

*ただし、庭の片隅に落ち葉や枯枝、丸太などを積み重ねた場所を
必ず作っておくこと!
(小動物や虫たちの冬眠場所を確保するため)

☆コンポスト・腐葉土作りに最適の時期だということをお忘れなく!

*もし、庭にたくさん樹木や花木があるようなら、
シュレッダー(+バキューム)の購入を考える

(私は数年前から使っていますが、なぜもっと早くに
購入しなかったのだろうかと思うほどのお役立ちグッズです。
ぐんと早くコンポストや腐葉土ができますよ♪
吸い込んだ砂利や石ころも取り分けてくれます。)

☆シュラブや宿根草にコンポストやバークなどで
マルチングをする
(約7cmの厚さにしておけばフロストなども防げる)

☆強風に備えて、壁やフェンスのチェックと強化、
若木の支柱のチェックなど

*支柱のツリーバンドがきつくなっていたら緩める
 
☆今年最後の芝刈りをして、
芝刈り機の手入れをしてから片付ける
(先月同様ブレードの高さをを4-5cmにするのをお忘れなく)

*ぺトロール使用の芝刈り機の場合は、
来春に備えてサービスに出すとよい

☆温室のヒーターをチェックし、
バブルペーパーなどでライナーを張る

☆種のカタログを取り寄せる

☆ガーデン・ファニチャーを片付けるかカバーを掛ける

☆フロストでだめになるのを防ぐために、
ホースなどをシェッドに片付ける

☆ポットやトレーなども洗って片付ける




☆池の管理

◎池に直径10cm位の土管などを沈めて、
魚の隠れ場所を確保する

◎水温が7度以下に下がったら、魚に餌を与えるのを止める
(最近は冬用の餌も売られていますので、
冬でも暖かい日にはそういう餌を与えるのもいいかもしれません)

◎ポンプをクリーニングして、片付ける

◎ネットの上の落ち葉を取り除く

◎枯れたプランツが水中に沈まないように、刈り取る
(水面の少し上の部分で切る)

◎池に魚を飼っている人はpond heater の設置を
考えてみても良いかもしれません。
あるいは、小さい池の場合はテニスボールなどを水面に浮かべておくとよい




☆Wild life

◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
ハリネズミやカエル、虫たちの冬眠場所になる

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
バードテーブルを設置する

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
冬に備えて高エネルギーの餌を用意して下さい。

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、
fat ballや fat cake、Mealworm など)

鳥の種類によって好みの餌が異なるので、
違った種類の餌を準備するといろいろな鳥が来てくれますよ♪

*イギリスの場合、庭にやって来る鳥たちは
冬に野生の餌がとれなくなると死んでしまう場合が多いとのこと。
ここ数年の厳冬で種類によっては、非常に数の減っている鳥たちもいます。
夏には餌を与えない人も、冬場だけでも鳥の餌を準備するようにして下さい。
特に急な冷え込みが来たり、雪の降った翌日には餌がとれなくなるので、
庭に餌を撒くなどして頂ければ、うれしいです。

暗くて長い冬の間、鳥たちが庭にやって来てくれるのを見るだけで、
私たちは十分に大きなお返しを受ける事になるのですから♪

◎水の補給も忘れずに!
鳥を庭に呼びたいなら、餌台の設置だけでなく、
水のみ場兼水浴び場を作ること!
常に水浴び場をきれいにして、毎日新しい水に取り替える

◎シェルターな場所を選んで、庭の樹に鳥の巣箱を掛ける
すでに巣箱を設置してある場合は、取り外して巣箱をきれいに
掃除して、新しい藁や乾燥した苔などを入れる

*繰り返し鳥や小動物、虫たちのことを書いていますが、
彼らのヘルプ無しにはオーガニック・ガーデニングはできないのだと言うことを、
いつも心に留めておきたいものですね。




★これはイギリス基準に書いていますので、
日本とは少し違ったところもあります。
内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。

また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
庭仕事の時期をずらしてください。


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by lapisland2 | 2013-11-04 18:46 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

10月の庭仕事


記録史上9番目の暑さが続いたと言う夏もはるか彼方に過ぎ去り
(日本人にとっては笑っちゃうような短い猛暑でしたけれどね)、
比較的暖かかった9月も駆け足で過ぎて行き、
本格的な秋到来の10月になりました。
庭ではテリトリーを主張する鳥たちのさえずりが少しずつ響きを増して、
すでに紅葉・黄葉を始めている木々もあります。

野にも街にも木の実やベリーがたわわに生り、
言い伝えではこんな年は寒い冬になるのだとか。
変化の激しいイギリスの天候のことですから、
どんな冬がやって来てもいいように、
寒さ対策なども今月からそろそろ考慮に入れておいた方がいいでしょうね。

そして庭仕事だけでなく、庭に来る鳥や小動物たちの冬支度の
手助けができるような心の余裕も持ちたいと思います。
ここ数年のような厳しい冬になれば、
自然の中で餌を探すのは本当に難しくなります。
秋から春の間だけでも、彼らがサバイバルできるように
餌の補給を心がけて下さればうれしいです。

日本も少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じるようになっていることと思います。
秋晴れの下で、庭仕事を楽しんでくださいね。




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☆夏のボーダーの終わったプランツを刈り取って、きれいにする
(空いた場所に、ウォールフラワーやワスレナグサなど早春に咲く花を植えておくと、
11月に植えるチューリップとの組み合わせがうまくいきますよ)

☆引き続き宿根草の株分けをする
(ただし、粘土質の土の所では春に株分けする方がよい)

☆引き続き、お天気のよい日を選んで種取りをする

☆宿根草やシュラブなどの根元を、コンポストや堆肥でマルチングする
(肥料は来春まで与えない)

☆来春用に新しく花壇を作る場合は、今の時期に準備を始める
(土を耕し、コンポストや堆肥を入れる)

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの剪定

☆スタンダード仕立てのバラもトリミングをして、
強風に備えて支柱の点検をする

☆黒点病が発生したバラの葉をきちんと処分して、
来年に持ち越さないようにする
(落ちている葉もすべて拾って焼却するか、市町村の収集するグリーンビンに入れる)
そのあと、株周りをコンポストでマルチングする

☆冬に地掘り苗木のバラを植える予定の場合は、
植える場所の土の準備をする

☆ホスタの枯れた葉を取り除く
 
*剪定ばさみで切るよりも、根元から引き抜く方が根が腐るのを防げる

☆引き続き秋植え球根を植える
(チューリップは11月まで待つこと!)

*リスが掘り返すのを防ぐために、
植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!
(普通のネットでは喰いちぎってしまうので)

☆ネリネの植え替えや株分け

☆出来るだけ早く耐寒性1年草・2年草の種まきを終える
 (暖かい地方でも、今月末までに終える)
キンセンカやニゲラ、poached egg plant(Limnanthes)など

☆すでに種蒔きをした耐寒性1・2年草の苗を定植する
(ウォールフラワーやワスレナグサなど)

☆クレマチスなど耐寒性クライマーを植える
(まだ土の温かい今の時期に植えておくと、根がよく成長する)

☆常緑のシュラブやコニファーの植え替えが必要なら、
今が最適の時期

☆ヘレボルスの植え付けや植え替え、株分けをする
肥料を与える(リン酸分の多い緩効性のもの)

☆落葉性の垣根の刈り込みをする
(beechや hornbeamなど)

常緑の垣根は最後の刈り込みの時期になる(トリミング)

☆今月から hardwood cutting(硬い部分の枝を使った挿し木)の
時期になるので、トライしよう
(willow 、cornus、スモークツリー、レンギョウ、バラなど)

☆冬に植えつけるバラや樹木の注文を入れる

☆芝生のエッジングをする

☆気温が下がってくるので芝刈りは2週間に1度くらいでよい
ブレードの高さをを4-5cmにする

☆芝生にtop dressing をする
(ロームベースのpotting compostにシャープサンドを
混ぜたものを芝生に撒く  1:1)

そのあと、はげの部分に芝の種を蒔く→軽くrakingしておく

☆耐寒性のないプランツを堀上げてポットに植え替え、
温室やシェルターな場所、あるいは室内に入れる 
(パラゴニウムやコリウス、半耐寒性ヒューシャなど)

☆ダリアやカンナ、グラジオラスなども掘り上げて貯蔵する
(暖かい地方では、ダリアはそのままマルチングをするだけでも
大丈夫ですが、ここ数年のような寒さだと危ないかもしれません)

*カンナ: 根元から15cmくらいで切り、土をつけたまま乾かしてから、
湿らせたポッティングコンポストか砂を入れたポットに植えて、
春まで温室やシェッドなどに置く

☆半耐寒性のバナナなど地植えのプランツも、
ワラを巻いたりフリースを掛けるなどの準備を始める
(ロンドンなど暖かい所では、来月に)

☆ポット植えの半耐寒性ラベンダーの花茎を剪定し、
冬越しさせる場所に取り込む
時々水遣りするのを忘れずに!

☆夏のハンギングなどを片付けて、
冬用のウィンドウボックスやハンギングバスケットを作る

☆温室のヒーターをチェックする

☆種のカタログを取り寄せる

☆ガーデン・ファニチャーを片付けるか、カバーを掛ける


☆集めた落ち葉でleafmould (腐葉土)を作る

☆コンポストの切り返し(フォークで上下を入れ替える事)を
するのを忘れずに!

★コンポスト作りを始めるのに最適の時期ですよ~!♪

(あわわ~、まだコンポスト作りの書き込みしていませんねぇ。。。)





☆池の管理

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

◎ネットの上の落ち葉を取り除く

◎枯れたマージナル・プランツが水中に沈まないように、刈り取る
(水面の少し上の部分で切る)

◎池の周りのプランツの株分けをする(アスチルベ、torolliusなど)

◎カラーリリー(Zantedeschia)などはマルチングで保護する

◎ホテイアオイは引き上げて、泥を入れたポットに移し、
春まで温室などに保存する

◎魚の餌について
水温が10℃に下がったら、低タンパク質の餌に変える
(秋冬用の餌を買い求める)

水温が7度以下に下がったら、餌を与えるのを止める

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 



☆Wildlife

◎庭の片隅に落ち葉や丸太、石などを集めて積んで置くだけでも
ヘジホグ(ハリネズミ)やカエル、虫たちの冬眠場所になる

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
バードテーブルを設置する

*冬に備えて高エネルギーの餌を用意すること!
ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、
フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラード、Mealworms など

◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える

◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、
餌を準備する




(これはイギリス基準に書いていますので、
日本とは少し違ったところもあります。
質問のある時は、どうぞお尋ね下さい。

また、ご自分のお住まいの地域の気候に合わせて、
庭仕事時期をずらしてくださいね。)


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by lapisland2 | 2013-10-03 18:28 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

9月の庭仕事


9月になりましたが、日本はまだまだ残暑が続きそうですね。
こちらイギリスは、今年もまた夏らしい夏が来ないまま過ぎて行くのかしら
と思っていたのに、思いがけずいい夏になりました。

8月以降は雨も多くなりましたが、青空の見える日も多く、
植物だけでなく、動物や鳥や虫たちも久しぶりの夏を謳歌したようです。
気象庁の発表によると、2006年以来のすばらしい夏だったとか。

そして、9月に入ってからも2日間だけでしたが
真夏日が戻って来て気温が30度を超えました。
でも今日は雨になり、気温も昨日の半分以下に下がっています。
鳥たちも再び庭に姿を現し、初秋の訪れのようです。



ガーデニングのカレンダーでは、
秋から新しい年が始まると言ってもいいかもしれませんね。
そして、9月はその仕事始めの月でもあります。
これからやって来る暗くて長い冬のあとに巡ってくる春の庭を思い描きながら、
少しずつ準備をして行きたいものです。

コンポスト作りをやってみようと思っていらっしゃる方は、
秋は最適のスタート時期になりますよ。
コンポスト容器や麻袋など必要なものを、
木々の落葉が始まる前にそろえておくといいでしょうね。

まだコンポストや腐葉土作りをしたことのない方は、
ぜひこの秋こそチャレンジしてみて下さいね。
コンポストや腐葉土作りをしてみると、
自然界の循環する営みを実感することができると思います。

*できるだけ早い時期に、
イギリス式コンポストの作り方について書き込みたいと思っています。
(土作りに関しては、『菜園日記』の方への書き込みになります。)



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                                    (Savill Gardenの晩夏のボーダーから)



☆冬までに定着するように、
 できるだけ早く耐寒性1年草の種まきをする
 (必要ならば、フリースやクローシェで保護する)
 キンセンカやニゲラ、poached egg plant(Limnanthes)など

☆ウォールフラワーやワスレナグサなどの2年草の苗を定植する

☆コルチカムの球根植え付け

☆秋植え球根を植えつける
 特にダフォディルやFritillaria imperialis などは早めに

*ただし、チューリップは11月まで待つこと!

☆芝生に小さい球根(クロッカスやフリティラリアなど)を植え込む

*リスが掘り返すのを防ぐために、
 植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!
 (普通のネットでは喰いちぎってしまう)

☆クリスマス用の水仙やヒヤシンスを植える
(preparedと書いてある球根を買うこと)

☆引き続きbedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を
 定期的にして、花期が秋まで続くようにする
   ↓
ボーダーの花が終わった所に多年草の鉢を置いたり、
プリムラやパンジーなどを植えて秋から冬までの間も
花が続くようにする

☆引き続き、種取りをする

☆花が終わった宿根草は、根元から刈り取って、コンポストに

*ゲラニウム、プルモナリア、ユーホビア、ぺオニーetc.

☆カメリアに水遣りと施肥を忘れずに

*イギリスの場合は、石灰分の多い水道水よりも
 溜めておいた雨水をやる方がよい

☆秋の嵐に備えて、支柱の点検をしておく

☆クライマーを植えつけるのに最適の月なので、
 植えつける場所を選び、土の準備をする。

☆ダリアも今月は最盛期になるので、花がら摘みを忘れず、
 支柱がしっかりしているかどうか確かめる
 毎週の施肥も忘れずに

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの花後の剪定をする
(剪定した茎を挿し木にも使える)

☆バラの黒点病やさび病の兆候のある葉は、
 すべて市町村の収集するグリーンビンに入れるか焼却し、
 下に落ちた葉もすべて拾って同じように処分する

*家庭のコンポストは温度がそれほど上がらないので、入れないこと!

☆植えてから3~4年経った宿根草は勢いがなくなるので、
 今の時期に株分けをする
 (ただし、粘土質の土なら春に株分けする方がよい)

☆ミクルマスデージー(アスター)はウドンコ病が発生しやすいので
 水遣りを忘れないようにする

*どうしても必要な場合は、2週間おきにオーガニックの薬剤を散布するが、
 ウドンコ病に耐性のある品種を選ぶようにした方がいい

☆挿し木やさし芽はまだできるので、早めにする

*耐寒性のない宿根草などのさし芽も今のうちに 
  ヒューシャ、パラゴニウム、ペンステモン、バーベナ、マーガレットetc.

☆外に出していたハウスプランツを室内に取り込む

☆ヘッジ(垣根)の刈り込みをする最後の月なので、
 寒くなる前にトリミングをしておく

☆夏の間にできた芝生のはげた部分に種を蒔く
 (今なら数週間で新しい芝が生えてくる)

☆冬までにコンポストの上下を入れ替える

☆クリスマスに使うホリーの実などにネットを掛けて、鳥から守る




☆池の管理

◎引き続き blanketweedやduckweedを取り除く

◎ホテイアオイやウォーターレタスなど、
 水面を覆っているプランツを間引いて数を減らす

◎増えすぎた水草も引き上げて量を減らす

◎枯れたプランツが水中に沈まないように、刈り取る

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

*カエルなどの出入り口を確保するのを忘れないように!

◎冬に備えて、水温が低くなる前に魚に高タンパク質の餌を与えて、
 病気に対する抵抗力をつける

*隔日にフレークまたはペレットを、20分以内に無くなる程度の量を与える
 気温が下がり始めたら、餌の量を減らす

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 



☆Wildlife

◎8月下旬から鳥たちが庭に戻って来ているのと、
日が短くなり気温が下がってくるに従って、
北からの渡り鳥の数も増えて来るので餌の補給に気をつける

冬に備えてこの時期は高エネルギーの餌を用意する
ピーナツやナッツケーキ(いろんなナッツをラードで固めたもの)
、ヒマワリの種など。

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めて死ぬことがあるので、
必ずワイヤーネットのバードフィーダーに入れて与えること

◎ヘジホグ(ハリネズミ)も冬眠までに栄養補給が必要なので、
餌を準備する

◎ハチの数が異常に減ってしまったイギリスです。
どんなプランツがハチに喜ばれるかを考慮に入れて、
植えるプランツを考えるのも大切なことだと思います。

◎バードテーブルやバードバスをいつも清潔に保つ

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える





(これはイギリス基準に書いていますので、
日本とは少し違ったところもあります。
質問のある時は、どうぞお尋ね下さい。

また、ご自分のお住まいの地域に合わせて、
庭仕事の時期をずらしてくださいね。)

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by lapisland2 | 2013-09-07 05:55 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(5)