カテゴリ:今月の庭仕事( 37 )

9月の庭仕事


9月になりましたね。
こちらイギリスは7・8月と欧州からのヒートウェーブが何回もやって来て、
寒暖の差が激しく、人だけでなく植物や鳥たちも戸惑っているように思います。
8月末の短い熱波でいよいよこれで夏も終わりかと思っていたら、
9月に入ってからまた熱波がやって来ました。
秋はもうそこまで来ている気配はそこここに感じますが、ぶり返す暑さに足踏みをしているようです。
でも、鳥たちはすでに庭に戻り始め、少しずつさえずりの声が大きくなってきています。
庭では夏の花たちも色褪せて、
野ではすでにヤナギランやアザミの綿毛も飛び去り、
ナナカマドやサンザシの実が色づいています。
季節は終焉に向かい始めると同時に、新しい季節への繰り返しの準備も始まっているようです。

ガーデナーにとっては、今月も忙しい月になりそうです。


a0208116_18072254.jpg



☆冬までに定着するように、
 できるだけ早く耐寒性1年草の種まきをする
 (必要ならば、フリースやクローシェで保護する)
 キンセンカやニゲラ、poached egg plant(Limnanthes)、
 カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
 ヒメコスモス、コーンフラワー、ラークスパー、など

*今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲く

☆2年草の苗を定植する
 
 ウォールフラワー、ワスレナグサ、フォックスグローブ、
 スィートウィリアムス、オネスティなど

*ウォールフラワーの種まきをし損ねた場合は、
 これからの時期ガーデンセンターやマーケットで束にして売られる苗を
 買って植えるとよい

☆コルチカムの球根の植え付け

☆秋植え球根を植えつける

 特にダフォディルやFritillaria imperialis などは早めに

(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
 その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

*ただし、チューリップは11月まで待つこと!

☆芝生に小さい球根(クロッカスやフリティラリアなど)を植え込む

*リスが掘り返すのを防ぐために、
 植えた球根の上からワイヤーネットをかぶせるのを忘れずに!

 (普通のネットでは喰いちぎってしまうので注意)

☆クリスマス用の水仙やヒヤシンスを植える

*preparedと書いてある球根を買う

☆引き続きbedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を
 定期的にして、花期が秋まで続くようにする
   ↓
ボーダーの花が終わった所に多年草の鉢を置いたり、
プリムラやパンジーなどを植えて秋から冬までの間も
花が続くようにする

☆ハンギングバスケットやポットの寄せ植えも、
 花がら摘み・水遣り・施肥を定期的にして、
 花期が秋まで続くようにする

☆引き続き、晴れた日を選んで種取りをする

(採った種は紙袋に入れて乾燥した所に吊るして数日乾かした後、
 ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
 冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

☆花が終わった宿根草は、根元から刈り取って、コンポストに

*ゲラニウム、プルモナリア、ユーホビア、ぺオニーetc.

☆カメリアに水遣りと施肥を忘れずに

*イギリスの場合、南東部など石灰質の地域では、
 水道水よりも溜めておいた雨水をやる方がよい

☆秋の嵐に備えて、支柱の点検をしておく

 ダリア、ジャパニーズアネモネ、アスターなど

☆クライマーを植えつけるのに最適の月なので、
 植えつける場所を選び、土の準備をする。

☆ダリアも今月は最盛期になるので、花がら摘みを忘れず、
 支柱がしっかりしているかどうか確かめる

 毎週の施肥も忘れずに!

☆アルパインのプランツにグリットでマルチングをする

☆クライミング・ローズ、ランブリング・ローズの花後の剪定をする

 (剪定した茎を挿し木に使える)

☆バラの黒点病やさび病の兆候のある葉は、
 すべて市町村の収集するグリーンビンに入れるか焼却し、
 下に落ちた葉もすべて拾って同じように処分する

*家庭のコンポストは温度がそれほど上がらないので、入れないこと!

☆植えてから3~4年経った宿根草は勢いがなくなるので、
 今の時期に株分けをする

 (ただし、粘土質の土なら春に株分けする方がよい)

☆ミクルマスデージー(アスター)はウドンコ病が発生しやすいので
 水遣りを忘れないようにする

*どうしても必要な場合は、2週間おきにオーガニックの薬剤を散布するが、
 ウドンコ病に耐性のある品種を選ぶようにした方がいい

☆挿し木やさし芽はまだできるので、早めにする

*耐寒性のない宿根草などのさし芽も今のうちに 

  ヒューシャ、パラゴニウム、ペンステモン、バーベナ、マーガレットetc.

☆根付いた挿し木、さし芽の鉢上げをする

 市販のpotting compostまたは、コンポストに砂やパーライト(3:1)を混ぜた土に植える

☆外に出していたハウスプランツを室内に取り込む

☆9月はヘッジ(垣根)の刈り込みをする最後の月なので、
 寒くなる前にトリミングをしておく

*時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

*電動機具(electric trimmer)を使う時は、
 ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!

*hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする

(そこだけハゲになってしまう)

*下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆休眠期に入る前に、伸びすぎたシュラブや樹木の軽いトリミングをする

Carpinus(Hornbeam)、Laburnum(キングサリ)、Robinia(ニセアカシア)、
ジャスミン、チョイシアなど

*モミジ(Japanese Acer)は、9月~11月の間に形を整える程度の剪定をしてやるとよい 

☆芝刈りと施肥

*4月~10月までは週1回の芝刈り
 日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!

(芝刈り機のブレードを2.5~ 3cmに設定する)

* 施肥は3~4週に1回程度

☆夏の間にできた芝生のはげた部分に種を蒔く

 (今なら数週間で新しい芝が生えてくる)

☆クリスマスに使うヒイラギの実などにネットを掛けて、鳥から守る

☆冬までにコンポストの切り返しをしておく



☆池の管理

◎引き続き blanketweedやduckweedを取り除く

◎ホテイアオイやウォーターレタスなど、
 水面を覆っているプランツを間引いて数を減らす

◎増えすぎた水草も引き上げて量を減らす

◎スイレンなどの枯れた葉が水中に沈まないように、刈り取る

◎落葉樹の落ち葉が池に落ちるのを防ぐために、ネットを張る

*カエルなどの出入り口を確保するのを忘れないように!

◎冬に備えて、水温が低くなる前に魚に高タンパク質の餌を与えて、
 病気に対する抵抗力をつける

*隔日にフレークまたはペレットを与える (20分以内に無くなる程度の量)

 気温が下がり始めたら、餌の量を減らす

◎もし、新しく池を作る予定なら、今の時期に準備を始めるとよい 



☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。









[PR]

by lapisland2 | 2016-09-06 22:02 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

8月の庭仕事



雨ばかりの6月の後、7月の中旬にはミニヒートウェーブがやって来て、
暑い日が続きましたが、下旬からは平年並みの気温に戻っています。
さて8月はどうなることでしょう。
例年ならば、8月中旬になると雨が多くなり気温もグンと下がって、
夏も終わりに近づくのですが、
今年は中旬に大陸からの熱波が再びやって来るとの予報が出ています。
庭からは子育てを終えた鳥たちが姿を消し、
代わりにどこからか子供たちの賑やかな声が聞こえてきます。
ジャングルと化した庭で、あともう少し夏の名残を楽しみたいと思います。

異常な暑さが続いている日本では、
くれぐれも熱中症に気をつけて庭仕事をして下さい。



a0208116_07141993.jpg
   (画像はClivedenのLong Gardenから)



☆先月に引き続き水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの

 ・ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
 ・植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
 ・ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
 週のうち2-3回たっぷりやる方が効果的で、
 植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎ホリデーに出かける予定の人は、
 前もって水遣りについて考えておくといいですね。

(お隣に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
 自動散水タイマーなどを設置する etc.)

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする

 野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
 庭の水遣りに再利用できる

☆翌年早い時期に花をつけるシュラブ(カメリア、アゼリア、マグノリア、
 シャクナゲなど)は、花芽ができる時期なので、しっかり水遣りをして、
 肥料を与える

☆bedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を定期的にして、
 花期が秋まで続くようにする

☆晴れた日を選んで種取りをする

(取った種は紙袋に入れて乾燥したところに吊るして数日乾かした後、
 ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
 冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

◎candelabra primula、aquilegia 、foxgloveなどは、
 種を採ったらすぐに蒔く

☆こぼれダネから出てきた芽を鉢上げして、来年に備える

◎キンセンカ、ニゲラ、カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
 ヒメコスモス、コーンフラワー、ラークスパー、カランジュラなどは、
 簡単に直播できるので、トライしよう

 *または、ポットやトレイに種まきをして、秋に植えつける

 (今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲く)

◎ラベンダーやサントリーナ、ヘリクリサムなどのトリミングをして、
 形を整える(古い枝の上5cmくらいの所で剪定する)

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆先月種まきしたウォールフラワーのピンチングをする

(早くしておくほど、移植する時までにたくさん脇芽が出て
 よく茂った株になる)

☆ランブリングローズなどの花が終わったら、剪定をする
 3本に付き1本を根元から切ってやると、新芽が出やすくなる
 残りは弱剪定しておく→結わえる

☆バラの黒点病に注意する

 葉っぱはコンポストに加えないように!

☆引き続き、softwood と semi-ripeの挿し木をする

 宿根ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、
 Lamium maculatum、diascia(ディアスシア)、ナデシコ類、
 パラゴニウム、オステオスペルマム、コリウス、バーベナ・ボナリアンエンサス、
 クレマティス、シュラブ類(ブデリア、アジサイ、コーナス、ヒューシャ、
 ヒービー、ポテンティラ、ウェイジェラ、など)

 *ナデシコ類の今年最後の挿し芽の時期なので、
  忘れないようにする

☆引き続きスィトピーの花を摘む

(種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
 花が咲いたら次々切り取って切花にする)

 *ウドンコ病が出ないように水遣りをしっかりする

☆バラやハニーサクルのウドンコ病に注意する

☆花の終わったユリは、来年の花のために花の下で切って、
 海草液肥などを与える

 葉と茎は冬まで残すこと!

☆秋に植える球根の注文を始める

(そろそろカタログが届き始めています。
 まだなら、早めにカタログの注文をするのをお忘れなく! 
 球根だけではなく種のカタログも!)

☆秋植え球根を植える場所の準備をする

☆オータムクロッカス、コルチカム、ネリネ、
 耐寒性シクラメンなどの植え付け

☆水仙の植え付けは、今月末までにするとベスト

(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
 その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

☆秋の嵐に備えて、クライマーやシュラブなどの支柱の点検をしておく
 背の高くなるダリアなどにも支柱を立てる

☆クライマーのlayer をしてみよう

 長いクライマーの茎の地面に着く箇所に少し傷を付けてペグで止め、
 土をかぶせておくだけ。
     ↓
 来年3月に、切り取ってポットに植える

 *アイビー、ジャスミン、ハニーサクル、ウィステリ  クレマティス、バージニアクリーパーなど簡単にできる

☆クライマーの花が終わったものは、茎の1/3のところで剪定する

 *ただし、クレマティスについては種類別の剪定法に従う

☆引き続き、ウィステリア(藤)の夏剪定をする

 見事な花を咲かせるためには、年2回の剪定が必要

 (7月に25cm、冬に5cmほど)

 *新しく植えたものは剪定しないこと

☆引き続きダリアに肥料を与え,水を切らさないようにする

 今月初めからは、high- potashの (カリ分の多い)肥料を与える

(花色を良くし、丈夫な茎を育て、球根を太らせる)

 *ただし、日本では8月には施肥をしない

☆アジュガなどの葉にウドンコ病が発生したら、葉を取り除き、
 しっかり水遣りをする

 *使用した剪定ばさみは消毒する

☆ピラカンサのトリミングをする

☆先月に引き続き、hedge(垣根)の刈り込みやトピアリーの剪定

 遅くても9月初めまでには済ませること!

 *時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

 *電動機具(electric trimmer)を使う時は、
  ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!

 *hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする

 (そこだけハゲになってしまう)

 *下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆芝刈りと施肥

 *4月~10月までは週1回の芝刈り

 日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!

(芝刈り機のブレードを2.5~ 3cmに設定する)

 *施肥は3~4週に1回程度


☆池の管理

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
 魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する

 *できればwater buttの水を使う

(水道水の方がalgaeが発生し易い)

 *水道水を使う場合は、数時間溜め置いて塩素を抜いてから入れる

 *小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで
 魚たちに日陰を作ってやる

 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法

 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 4週間毎に新しいものに取り替える。
 (ガーデンセンターなどで既製品も売られているが、
  材料が手に入る場合は簡単に作ることができる)

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などの
 バランスがとれているかどうか、常にチェックする

◎blanketweedやduckweedを取り除く(暑い時は週に1回)

 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎増え過ぎた水草を取り除く

◎スイレンに付くaphidに注意する

 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す

 (水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)

◎花が終わったスイレンや、傷んだ葉などを取り除く

 枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

 *スイレンのうちで、特に黄色い花の咲くものには注意をする

  花茎や葉が黒くなり始めた時は、
  lily crown rotという深刻な病気にかかっていることがあるので、
  すぐに引き上げて焼き捨て、ポットも消毒する

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

 *キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
  タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎温暖化と共に、年々蚊の発生が多くなっているので、
 植物だけを植えている池やbog gardenなどは、
 蚊の発生を防ぐ工夫をする

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎カエルの出入り口を作ってやる




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。























































































































































































































[PR]

by lapisland2 | 2016-08-08 23:00 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(0)

7月の庭仕事



6月は毎日雨+強風のひどい天候が続きましたが、
7月に入り少しずつ安定して来ています。
昨年の7月上旬は、ヒースローで37℃を超える猛暑になりましたが、
それと比べると今年は平年並みの20℃前後です。
雨続きだったせいで、庭は葉っぱばかりが茂り、すでにジャングル状態になっています。
緑の濃さに比べると、日照時間が少なかったせいかどの花も花付きが悪く、
あるいは雨の中で咲き急いでしまいました。

と、ここまで書いたのは上旬のこと。
中断している間に、いきなり天気は急変し、
中旬からミニヒートウェーブがやって来ました。
今日はうちの辺りでも32℃。
1年ぶりに日本の夏のような暑さです。

近頃は体調のこともあり、できるだけ手をかけない庭を志していますので、
植物たちは、勝手に勢力争いをして、
強いものは勢いを増し、弱いものは淘汰され、
あるいは消えたと思っていたものがまたサバイブしていたりと、
自然に近い状態になりつつあります。
不思議なことに、と言うかそれが当たり前のことではあるのですが、
人の目からは荒れた庭に見える庭の方が、
鳥たちや小動物たちには恵みあるやさしい場所になるようで、
一日中彼らの賑やかな姿やさえずりが途切れることはありません。
いかに人が手をかけた「庭」というものが、人工的なものであるかを
実感しているこの頃です。

取りあえず、忘れないために庭仕事のメモは入れておきますが、
この殆どの庭仕事をやらなくなっていることを白状しておきます。



a0208116_01591278.jpg




☆水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)、
ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
週のうち2・3回たっぷりやる方が効果的で、
植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎ホリデーの間の水遣りの事を考えておく
(お隣りや友人に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
自動水遣り装置を設置するetc.)

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
庭の水遣りに再利用できる

◎マルチングが遅れている場合は、今からでもやっておくとよい

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆引き続き、2年草の種まきをする
(寒い地方では中旬までに済ませる) 

 foxglove, honesty(Lunaria annua), evening primrose,
ワスレナグサ、ウォールフラワー、ダイアンサス(ナデシコやカーネーション)、
カンタベリーベルなど

☆引き続き、softwood と semi-ripeのcutting(挿し芽・挿し木)をする

 多年草ウォールフラワー、ペンステモン、カンパニュラ、バーバスカム、
Lamium maculatum、 diascia(ディアスシア)、pinks(ナデシコ類)、
perovskia、パラゴニウム、コリウス、 バーベナ、クレマティス、ラベンダー、シュラブ類など

☆耐寒性クライマーやシュラブのlayering(根伏せ)をする

 アケビ、アイビー、ウィンタージャスミン、ライラック、
クレマティス、campsis など

☆挿し芽・挿し木の根付いたものを、定植する

☆スィートピーの花を切る

(スィートピーは種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
 花が咲いたら次々切り取って切花にする)

*ウドンコ病を防ぐために、朝早く根元にたっぷり水遣りをする

☆hedge(垣根)の刈り込み

 *遅くても9月初めまでには済ませること!

 *電動機具(electric trimmer)を使う時は、ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!

 *hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする(そこだけハゲになってしまう)

 *下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆花が終わったベディングプランツを刈り取る

 *ルピナス、デルフィニウム、バーバスカムなどは二番花のために
  花茎を根元から切る

☆二番花の咲くものや、花期の長いものはカットバックして、
 水と肥料を与える

☆アルカミラモリス、ワスレナグサ、アクィリジア(西洋オダマキソウ)、
 スカビオサなど増えると困るものは、花が終わったらすぐに花茎を切って、
 種を飛ばさないようにする

☆ラベンダーの花が終わったら、すぐに花茎を刈り取って、
 コンパクトな形をキープする

*ドライフラワーやポプリを作る時は、花が色づいて開き切る前に、
 花茎の元の部分から切り取って、温室やシェッドに吊るして乾燥させる

☆晴れた日を選んで、種採りをする

 保存するものは、密封容器に入れて冷蔵庫に
 そうでないものは、すぐに蒔く

☆落葉性のマグノリアの剪定が必要な場合は今の時期にやるとよい

 *葉全体の25%以内に留めること!

☆春咲き球根の堀り上げと株分け

◎チューリップ、ヒヤシンス・・・毎年
 水仙・・・2~3年毎
 その他のものは混み合って来たら適当に

*ただし、私の経験ではイギリスでは原種などを除いて
 チューリップは1年限りで、
 毎秋新しい球根を植えるほうが良いように思います。

◎堀り上げて乾燥させた球根は、根をハサミで切り、
 痛んだ所を取り除いて浅い箱などに入れて、涼しい場所に保管する

*オフセット(分球した小さな球根)は、
 花が咲くまでに2~3年掛かるので、気長に待つ

☆混み合っているジャーマンアイリスの株分けをする

(古い真ん中の部分を捨てて、周りの若い部分だけを残す)

*根塊が地面から見えるように浅植えして、葉を半分の長さに切る

*クレイなど重い土の場合はグリットを混ぜてから植えつける

*bonemealをドレッシングしてやる

*イギリスでは、S&Sの被害に注意すること!

☆秋咲き球根を植える

 コルチカム、ネリネ、オータムクロッカスなど

☆ウィステリア(藤)の夏剪定をする

 (7月に20~25cm、冬に5cmほど剪定する)

 剪定後、カリ分の多い液肥を与える

*新しく植えたものは剪定しないこと!

☆樹木やシュラブのサッカー(ヒコバエ)を根元から切る

☆2週間毎にコンテナーやハンギングバスケットに肥料を与え、
 小まめに花がら摘みをし、伸びすぎたものは切り詰める

☆ダリアがグングン成長する時期なので、
 2週間毎の肥料と毎日の水遣りを欠かさずに

☆ダリア、ユリなど背の高いプランツに支柱を立てる

☆バラの花がら摘みを忘れずに!

 *2番花のために、花の咲いた3芽下で剪定する

 *6月にやらなかった場合は、hoeingとマルチングをする

 *肥料は7月末までに終えること!

 *黒点病とウドンコ病の発生に注意する

☆今の時期、カイガラムシが発生しやすいので注意する
 見つけた場合は、ブラシで擦り取って石鹸水を吹いておく

☆引き続き、リリービートルの成虫と幼虫を取り除く

☆ウドンコ病を防ぐため、バラ、クレマティス、ハニーサクルなどに
 十分な水やりをする

☆ホスタの周りにコパーテープを巻く

 地植えのものには、コパーリングやグリット、
 貝殻や卵の殻を砕いたものや、トラップなどでS&Sの被害に備える

*S&S(ナメクジとカタツムリ)の駆除剤については、
 前にも書きましたが、Metaldehydeが主成分のものは絶対に使用しないように!
 毒性がきついので、鳥や小動物、ペットに影響があります。

☆ハウスプランツの植え替え

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆定期的に芝刈りをする

 *日照りが続くようなら、短く刈り過ぎないようにして、
  刈る回数も減らす

  (草刈機の刃を40~50mmに設定する)

*エッジングも忘れないように!

(芝生のエッジをきちんと刈ると、グンと見栄えがよくなりますよ!)

☆コンポストの切り返しをする

 *コンポストが乾いていたら、水を掛けるのを忘れずに!



☆池の管理

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで、
 魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法

 *薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
  ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。

  4週間毎に新しいものに取り替える。

(ガーデンセンターなどで既製品も売られているが、
 材料が手に入る場合は簡単に作ることができる)

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
 魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する
 できればwater buttの水を使う

 *水道水の方がalgaeが発生し易いとのこと

 *小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、
  水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などの
 バランスがとれているかどうか、常にチェックする

◎blanketweed や duckweedを取り除く(暑い時は週に1回)

 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎スイレンに付くaphidに注意する

 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す

 (水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

 *キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
  タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎カエルの出入り口を作ってやる




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。









[PR]

by lapisland2 | 2016-07-19 16:30 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

6月の庭仕事



5月末からまたまた冬に逆戻りのような寒い日が続いているイギリスです。
大雨+台風並みの強風に、伸び始めた宿根草は倒れ、
咲き始めた花はみじめな姿になっています。
近くを通るロンドンに出る鉄道は、
線路に大木が倒れて、不通になる日もあったほどです。
そんな悪天候も、この週末からようやく回復しそうだとか。

6月はこの国が最も美しい衣装を纏う月です。
バラの花が咲き乱れ、さまざまな花との饗宴を繰り広げ、
まさに百花繚乱の季節になります。
短い初夏のそんな至福のひと時を楽しみたいと思います。



a0208116_01022302.jpg
                       (Rosa Hot Chocolate 'Wekpaltez')



☆花木の剪定

◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする

 Deutzia、Kolkwitzia、 Philadelphusなどウツギの仲間、
Weigela、Berberisなど

*毎年古い枝の四分の一くらいを剪定する 

◎常緑のシュラブの剪定

 Viburnum tinus など

◎マグノリア(木蓮)が大きくなりすぎた場合は、今月中に剪定をする

☆引き続き、樹木やシュラブの周りにマルチングをする

☆ハニーサクルやクレマティス、ツルバラのツルを支柱に結わえる

☆突然の豪雨や強風に備えて、背の高いプランツ(デルフィニウムやユリなど)に支柱を立てる

☆半耐寒性プランツの植え付けを終える
  ダリア、カンナ、ニコチアーナ、コリウスなど

☆キンセンカ、クラーキアなどの1年草を外に直播する

☆2年草の種まきをする
  Cheiranthus(ウォールフラワー)、ワスレナグサ、foxglove(ジギタリス)、
  honesty 、Sweet William、 Canterberry bellなど

*庭が広い場合は直播、狭い場合はモジュールに種まきしてあとで定植

☆多年草のワイルドフラワーの種まきをする(直播)

☆プリムラの株分け

☆プルモナリアやドロニカムを切り詰めて液肥を与える

☆ボーダーに肥料を入れる

☆引き続き、カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物に、
 専用の肥料を与える

☆バラも肥料を忘れずに! (potash)

 +hoeingとマルチングをする

☆種を採りたい場合を別にして、
 こまめに花がら摘みをして、種をつけないようにする

☆夏用のハンギングバスケットやコンテナーの植え付けを終える

◎water-retaining gelと緩効性肥料を土に混ぜる

◎植え付けたあとのピンチングを忘れずに!

 *すでに花の咲いている苗を買っても、すべてピンチングしてしまう事!
  勇気を出してこれをやっておくと、スタートは遅くても
  霜がおりる頃まで長く咲き続けてくれる

 *花がら摘みと毎日の水遣りを忘れずに!

☆6月下旬になったら、春咲き球根植物の枯れた葉を刈り取る
 
 掘り上げて保存するものは、涼しく暗い場所を選ぶ

☆オリエンタルポピーの花が終わったら株元から切る

*切った方が新芽が出易くなるのと、狭い庭ではスペースの節約になる

☆soft cutting の時期ですよ~!

 ヒューシャ(フクシア)、パラゴニウム、バーベナ、ハイドレンジア、
 ペンステモン、クレマティス、ラベンダー、カーネーションやナデシコの仲間)、
 シュラブやハーブなどの挿し木をする

☆クライマーのleyer(根伏せ)をする
 ウィンタージャスミンなど
 
☆定期的に雑草抜きをする

☆芝生に肥料を与え、雑草を取り除く

☆定期的に芝刈りをする

 *夏の日照りに備えて、短く刈り過ぎないこと!

☆室内のオーキッド(シンビジウムなど)を外に出す
 
 *直射日光が当たらないシェルターな場所を選ぶ
 *水切れにならないように注意する
 *9月に室内に取り込む

 インドア盆栽(ガジュマルなど)も夏の間外に出す
 
☆温室やコンサーヴァトリーの日除けと空気の循環に注意する

☆秋植え球根のカタログが6月末頃から配布になるので、
 今月中にカタログの請求をしておく

(上の画像はRosa Hot Chocolate 'Wekpaltez')



★病害虫に注意!!!


◎雨の多い天候が長く続いたので、
 slug & snailの発生が目立ち始めている
 クレマティスの新芽、種まきした苗など、
 たちまちやられてしまうので注意を怠りなく!

 *ホスタ(ギボウシ)は特に被害が大きいので、要注意!

(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
 コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

*オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
 いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
 オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!

 (私自身は薬品よりは葉っぱボロボロの方を選びますがね)

*Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!

 こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に害がある

*庭に鳥やカエル、ヘジホグなどが来てくれる環境作りをするのが一番!!!

◎これからの時期、powdery mildew (ウドンコ病)の発生が予想されるので、
 マルチングして乾燥を防いだり、隙間がないほど植え込まないように注意が必要!

 *ウドンコ病が発生してしまったら、葉っぱを根元から切り取って、
  肥料を与え、水遣りをしっかりする

◎ルピナスやバラの新芽などはアブラムシに注意する

 *手でしごき取ってから、石鹸水をスプレーする

 *ただし、テントウムシがいるようなら石鹸水をかけないこと!

◎ユリに付くlily beetleに注意!

a0208116_01041580.jpg
 
*葉の間に隠れているが、真っ赤な色で見つけやすいので、
 見つけ次第テデトール→フミツブースしか方法はない
  
a0208116_01042036.jpg
     (画像は rhs、missuribotanicgardenのサイトから拝借)
 

*幼虫はベタベタして汚いので紙などを使ってしごき取る
 (幼虫は、この黒い汚いものの中に隠れている)

*ユリ科の植物は、すべて被害にあうので注意!!!

◎バラのブラックスポット(黒点病)を防ぐ
 葉にブラックスポットやさび病、ウドンコ病の兆候をみつけたら、
 すぐに切り取って焼き捨てる

 落ちた葉っぱもすべて拾って同様にすること!

◎バラに付くsawflyの幼虫に注意!

a0208116_01072842.jpg
               (画像はsawflybugsandweeds.co.ukから拝借)
sawflyの成虫(waspsに似ているが、胴の部分がくびれていないので見分けがつく)

*ナルコユリやホウチャクソウなども
 一晩でスジだけになるので注意

a0208116_01103891.jpg
                      (画像は、frickr.comから拝借)
 幼虫は、イモムシに似ている
 幼虫の間に見つけて、おはしでつまんで捨てるのが一番効果あり!

 
a0208116_01105083.jpg
                      (画像はrhs.org.ukから拝借)
  

 leaf-rolling sawflyは巻き込んだ葉の中に卵を産み付けるので、
 葉っぱを切り取る

 
**病害虫については、イギリスと日本とでは違いますので、
  そのつもりで読んで下さい。



☆池の管理

◎水辺の植物の植え付けは、今月中に終える

◎水温が上昇する時期なので、
 スイレンやホテイアオイなどで、魚たちに日陰を作ってやる

 *日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法

 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる

 *4週間毎に新しいものに取り替える。

 (ガーデンセンターなどで既製品も売られているが、
  材料が手に入る場合は簡単に作れる)

◎blanketweedを取り除く

 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎duckweedを取り除く

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎おたまじゃくしから孵ったカエルの出入り口を確保する

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎スイレンに付くwater lily beetleやaphidに注意する

 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
 (水の中に落ちた虫は、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水をきれいにしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎水辺の植物の花後の花がら摘み

*枯れた花や葉が池に落ちないようにする





★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。


★★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。





[PR]

by lapisland2 | 2016-06-03 00:54 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)

庭仕事の覚書          (3月~5月 '16)




今年も私自身は殆ど庭仕事はできそうにないのですが、
代わりに相方が少しずつやってくれているその記録。

(’Windows 10が勝手に侵入後、取り込んだ写真が行方不明になってしまって、
画像を貼ることができないので、画像なしです。
久しぶりに100枚以上撮ったのですけれど・・・。
何とかなったら、さかのぼって5月の花だより入れることにします。)



☆3月

[中旬]
◎夏咲きクレマティスの剪定
◎ウィンタージャスミンの剪定
◎アイリスシベリカの古葉刈り
◎グラス類の剪定
◎カツラの剪定

[下旬]
◎バーバリス、スパイリア、マホニアの剪定
◎黒葉エルダーベリーの剪定
◎コーナスシベリカの剪定
◎クレマティスの移植(オベリスクからフェンスに)
◎ツルバラの弱剪定+tie up
◎ノルウェーメープルの剪定

4月
[上旬]

◎チョイシアの剪定(時期的にはちょっと早いのだが、すす病のようなのが発生しているのに気付いたため)
◎ウズアジサイ、その他のアジサイの剪定(カシワバ以外)
◎コーナスの剪定残り
◎モミジ(サンゴカク)の移植

[中旬]
◎庭全体にガーデンコンポストを入れる
◎水仙の花茎切り
◎ナンテンの強剪定(昨年やらなかった残りの部分)
◎イカリソウの古葉刈り

[下旬]
◎キッチン外のフェンスのペイント塗り替え
◎嵐で倒れたバードテーブルの修理とペイント
◎へレボルスの花茎切り+お礼肥え
◎ヘメロカリスの植え替え

5月

[上旬]
◎池の修理
◎ヘザーのトリミング
◎ラベンダーのトリミング
◎クロッカスその他の球根の移植
◎宿根草の植え付け(フランネルソウ、チャイニーズランタン、アスチルべetc)
◎アガパンサスなどのフリースを外す
◎フォックスグローブなど2年草の定植
◎肥料(F&B)
◎笹類の剪定

[中旬]
◎フラワリングカラント(白花)の植え付け
◎肥料(Seaweed)
◎シダ類の古葉刈り
◎スイレンとマージナルプランツの植え替え
◎1年草の植え付け(ニコチアーナ、コスモスなど)

[下旬]
◎嵐に備えて宿根草の支柱立て
◎Chelsea chop始める
◎クレマティス(花の終わったアルピナ、モンタナなど)の弱剪定
◎夏に備えてイリゲーションパイプのクリーニング

[PR]

by lapisland2 | 2016-05-30 23:31 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(0)

5月の庭仕事


5月に入った途端に気温が急上昇して、
春を通り過ごして一気に初夏になったようなお天気が続いています。
そのせいで、2月のブラックソーンから始まったブロッサムも、
チェリープラムや彼岸桜、山桜やさまざまな里桜など次々と咲き継いで、
はや八重桜やクラブアップルも満開を過ぎようとしています。
代わりに田舎道の生垣や道路際を彩るのはホーソーン(サンザシ)になります。
ホーソーンは先に葉がきれいに出揃ってから花を付けますので、
これから当分の間新緑の中に真っ白な花が溢れるように咲き乱れます。
ブナ林も目の覚めるような新緑色に染まリ始めました。

そして、鳥たちの夜明けのコーラスは一段と高らかに響くようになり、
庭ではライラックの蕾が今にも開きそうになっています。

短い夏のやって来る前に終わらせたい庭仕事は山積みですが、
何しろ動かない体ゆえ、今年もまたジャングル状態の夏の庭になりそうな気配がします。
私自身は恐らく殆ど庭仕事ができないと思いますが、
相方の重いお尻を叩いてやってもらうためにも、
覚書として庭仕事のメモを書き置くことにします。


a0208116_23375376.jpg


☆引き続き、春の剪定の時期ですよ~!

 今の時期の剪定は株の形を整えたり、枝の成長を促進する

◎引き続き、花が咲き終わったシュラブの剪定をする
 Choisya, Chaenomeles(ボケ)、 Berberis(メギ)、ピラカンサ、レンギョウ、
 ヤマブキ、Flowering currant, etc.etc.

◎常緑のシュラブや垣根の剪定

 Box、 Privet、 Bay、 Photinia、 Thuja、 Viburnum tinusなど

 *鳥が巣作りをしていないかどうかを必ず確かめてから剪定すること!

 *天気予報に注意して剪定する(5月もまだフロストの可能性がある)
 
 *ボックス(ツゲ)は年に数回剪定が必要

◎大きくなり過ぎたカメリアの更新をする
 
 若いサイドシュートが伸びている所まで切り詰める

◎ユーカリのコピシングまたはポラードをする

◎斑入りのシュラブや樹木の新葉が出たあと、
 リヴァージョン(先祖返り)の葉が出ていたら忘れずに切り取る

◎花が終わったクレマティス・モンタナやアルマンディの伸び過ぎた蔓を剪定する
 
 古くなった株は強剪定をしてやるとよい
 マクロペターラやアルピナも、花後に根元から25cmくらいに切り詰めておく
 
☆'Chelsea Chop'の時期なので、適する宿根草は今月後半に剪定をしておくとよい
 ( Helenium 、Phlox paniculata、Echinacea purpurea、
   Anthemis tinctoria 、Sedumの大きくなる品種のもの etc.)

*伸びている長さの半分に切り詰めておくと、花の咲く時期は少し遅くなるが、
 花付きがよくなり、コンパクトな株になる

*「チェルシーフラワーショー」の開かれる頃にやるので、この名で呼ばれている

☆セダムはチェルシーチョップとは別に、
 伸びている茎の半分ほどを根元から間引いておくと、
 夏以降の株の乱れを防ぐことができる

☆バラのサッカーを取り除く

☆水仙やチューリップなど春の球根花が終わったら花茎を切り取る

 *葉は切らずに自然に枯れるまでそのままにしておく

☆花の終わった球根へのお礼肥えを忘れずに 
(葉が枯れるまでに済ませる)

☆花が終わったプリムラの株分け

☆種まきで発芽した苗や、挿し木をしたものを外に出して慣らす

☆耐寒性1年草の種蒔きは5月上旬までに済ませること

☆外に直播した1年草を間引く

☆伸び始めた1年草のピンチングをする

 コスモス、ルドベキア、ジニア、キンギョソウなど

 *枝分かれを促進し、花つきもよくなる

☆2年草の種蒔き
 オネスティ、フォックスグローブ、ウォールフラワー、ストックなど

☆来年のための宿根草の種まき

☆カンナやダリアなどは、霜の降りる危険がなくなったら外に植える

☆春に種播きしたスィートピーを外に出して定植する

☆夏用の鉢植えやハンギングバスケットのharden off、
花壇用のプランツも昼間は外に出して慣らし、
今月末には外に地植えできるように準備を始める
(ただし、遅霜に備えていつでもフリースが掛けられるようにしておく)

☆4月に引き続きヘレボルスの花茎切りをする
 種を付けたままにしておくと、
 株が弱って翌年の花付きが悪くなるので、花茎を地際から切る

 *有茎種は花茎が黄色く枯れ始めてから切る事!

☆今月中にヘレボルスにカリ分の多い肥料を与える

☆バラに肥料を与えてコンポストでマルチングをする。

☆垣根やシュラブの根元にも肥料をばら撒く

☆ユリに肥料を与えて、マルチングをする
 
 *リリービートルの活動が活発になるので、注意をすること!

 *リリービートルの被害のある地域では、被害が広がるのを避けるために、
 鉢植えのユリを買わない、友人から株を譲り受けないなどの注意が必要!!!

☆カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物には、
 専用の肥料を与える(+iron sequestrene)

 *私は、+毎春ピートフリーのエリカシアス・コンポスト(酸性土)を
  根元にドレッシングしています
(これは、石灰分の多いイギリスの場合で、日本では必要なし)

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆花が終わりかけたワスレナグサは、タネを撒き散らす前に抜き取る

 *もし残したい場合は数株だけそのままにしておく

☆宿根草に支柱を立てる

☆クレマティスやバラを壁やフェンス、トレリスなどに結わえる

☆ホーイングをして、雑草を減らす

☆芝生の雑草取り
 芝生に窒素を多く含んだ夏用の肥料を与える



★病害虫に注意!!!

◎ユリやフリティラリアにつくlily beetleに注意!
 
 これにやられると、葉っぱも花芽もボロボロにされるので、要注意!

 葉の間に隠れているが、真っ赤な色で見つけやすいので、
 見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はない
 黒い汚いものに包まれた幼虫にも注意!

 *lily beetleについての詳細は、『4月の庭仕事』(2015年)を参照のこと

◎バラのblackspot, aphids,leaf-rolling sawflyなどに注意!

 *leaf-rolling sawflyとその被害

◎そろそろslug & snailの被害が出てくるので、防御の準備を怠らないように!!!

 ギボウシなどは一晩で筋だけになってしまうので注意が必要
(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
 コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

 *オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
  いくつかの方法を組み合わせて自分の所に合う方法を見つけるようにする

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
 オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!
 (私自身は薬品よりは葉っぱボロボロの方を選びますけれどね)

 *Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
  こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)  に害がある

**病害虫についてはイギリスと日本とでは違いますので、
  そのつもりで読んで下さい



☆池の管理

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎気温が上昇してくると、急にblanket weed やdockweed が増えるので
 すぐに取り除くようにする

◎新しく水生植物などを植えるなら、今が適期
(日本とは少し植え方が違うので、質問のある方はどうぞ。)

◎大きくなりすぎたスイレンなどの株分け

◎スイレンに付くwater lily beetleと幼虫に気をつけて、
 見つけ次第取り除く

◎半耐寒性の植物(熱帯性のスイレン、ホテイアオイ、パピルスなど)を池に戻し、
 カラーなども外に植える

◎新しく魚を池に入れたい時も、今が適期

◎魚の餌は、4月に水温が5℃以上になったら与え始める
(魚が水面に上がってくるのでわかる)
 初めは2日に1度の割りで数分でなくなる分量を与え、徐々に増やす

◎使用する前にポンプやフィルターをきれいにして安全を確かめるおく

◎子供のいる家は池にネットをかけるのを忘れずに!
 猫が魚を取るのを防ぐためにも必要!

 *でも、カエルやnewtの出入り口を必ず確保すること!
 (newtは、見た目はちょっと気味が悪いが、
  カエル同様ガーデナーのよき友なので、大切に♪)




★★畑仕事については菜園日記の方で。



☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
 日本とは少し違ったところもあります。
 お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
 内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。









[PR]

by lapisland2 | 2016-05-06 23:37 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(2)

8月の庭仕事



7月はヒートウェーブで始まりましたが、
さて8月はどうなることでしょう。
例年ならば、8月中旬になると雨が多くなり気温もグンと下がって、
夏も終わりに近づくのですが、
あまりにも気温差の激しいこの夏、先の予測はまったくできません。

学校も夏休みに入り、ホリデーに出かける人たちが増えてきました。
留守中に熱波がやってくる可能性もありますので、
出かける前には水対策をしっかりと。

庭は親離れをしたばかりの雛鳥たちでにぎわっています。
まだ怖いもの知らずの雛鳥たちがヒョコヒョコ近づいてくるのは、可愛いものです。
あと残りわずかの短い夏を、みどり濃い庭で楽しみたいものです。


台風のあと異常な暑さが続いている日本では、
くれぐれも熱中症に気をつけて庭仕事をして下さいね。




a0208116_03204730.jpg
                         
                           (Savill Gardenの夏のボーダーから)



☆先月に引き続き水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
 ・ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
 ・植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
 ・ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
 週のうち2-3回たっぷりやる方が効果的で、
 植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎ホリデーに出かける予定の人は、
 前もって水遣りについて考えておくといいですね。
(お隣に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
 自動散水タイマーなどを設置する etc.)

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
 野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
 庭の水遣りに再利用できる

☆翌年早い時期に花をつけるシュラブ(カメリア、アゼリア、マグノリア、
 シャクナゲなど)は、花芽ができる時期なので、しっかり水遣りをして、
 肥料を与える

☆bedding plants の花がら摘み・水遣り・施肥を定期的にして、
 花期が秋まで続くようにする

☆晴れた日を選んで種取りをする
(取った種は紙袋に入れて乾燥したところに吊るして数日乾かした後、
 ごみなどを取り除いてからラベルをつけ、密封容器に入れて、
 冷蔵庫や涼しい場所に保管する。あるいはすぐに蒔く)

◎candelabra primula、aquilegia 、foxgloveなどは、
 種を採ったらすぐに蒔く

☆こぼれダネから出てきた芽を鉢上げして、来年に備える

◎キンセンカ、ニゲラ、カリフォルニアポピー、ナスタチウム、
 ヒメコスモス、コーンフラワー、ラークスパー、カランジュラなどは、
 簡単に直播できるので、トライしよう

 *または、ポットやトレイに種まきをして、秋に植えつける

 (今の時期に蒔いておくと、来年花が早く咲く)

◎ラベンダーやサントリーナ、ヘリクリサムなどのトリミングをして、
 形を整える(古い枝の上5cmくらいの所で剪定する)

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆先月種まきしたウォールフラワーのピンチングをする
(早くしておくほど、移植する時までにたくさん脇芽が出て
 よく茂った株になる)

☆ランブリングローズなどの花が終わったら、剪定をする
 3本に付き1本を根元から切ってやると、新芽が出やすくなる
 残りは弱剪定しておく→結わえる

☆バラの黒点病に注意する
 葉っぱはコンポストに加えないように!

☆引き続き、softwood と semi-ripeの挿し木をする

 宿根ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、
 Lamium maculatum、diascia(ディアスシア)、ナデシコ類、
 パラゴニウム、オステオスペルマム、コリウス、バーベナ・ボナリアンエンサス、
 クレマティス、シュラブ類(ブデリア、アジサイ、コーナス、ヒューシャ、
 ヒービー、ポテンティラ、ウェイジェラ、など)

 *ナデシコ類の今年最後の挿し芽の時期なので、
  忘れないようにする

☆引き続きスィトピーの花を摘む
(種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
 花が咲いたら次々切り取って切花にする)

 *ウドンコ病が出ないように水遣りをしっかりする

☆バラやハニーサクルのウドンコ病に注意する
 

☆花の終わったユリは、来年の花のために花の下で切って、
 海草液肥などを与える
 葉と茎は冬まで残すこと!

☆秋に植える球根の注文を始める
(そろそろカタログが届き始めています。
 まだなら、早めにカタログの注文をするのをお忘れなく! 
 球根だけではなく種のカタログも!)

☆秋植え球根を植える場所の準備をする

☆オータムクロッカス、コルチカム、ネリネ、
 耐寒性シクラメンなどの植え付け

☆水仙の植え付けは、今月末までにするとベスト
(水仙の根は晩夏に伸び始めるので、
 その時期に植えると水分や栄養分をよく吸収するため)

☆秋の嵐に備えて、クライマーやシュラブなどの支柱の点検をしておく
 背の高くなるダリアなどにも支柱を立てる

☆クライマーのlayer をしてみよう
 長いクライマーの茎の地面に着く箇所に少し傷を付けてペグで止め、
 土をかぶせておくだけ。
 来年3月に、切り取ってポットに植える

 *アイビー、ジャスミン、ハニーサクル、ウィステリア、
  クレマティス、バージニアクリーパーなど簡単にできる

☆クライマーの花が終わったものは、茎の1/3のところで剪定する

 *ただし、クレマティスについては種類別の剪定法に従う

☆引き続き、ウィステリア(藤)の夏剪定をする
 見事な花を咲かせるためには、年2回の剪定が必要
 (7月に25cm、冬に5cmほど)

 *新しく植えたものは剪定しないこと

☆引き続きダリアに肥料を与え,水を切らさないようにする
 今月初めからは、high- potashの (カリ分の多い)肥料を与える
(花色を良くし、丈夫な茎を育て、球根を太らせる)

 *ただし、日本では8月には施肥をしない

☆アジュガなどの葉にウドンコ病が発生したら、葉を取り除き、
 しっかり水遣りをする

(使った剪定ばさみは消毒すること)

☆ピラカンサのトリミングをする

☆先月に引き続き、hedge(垣根)の刈り込みやトピアリーの剪定
 
 遅くても9月初めまでには済ませること!

 *時期が遅れるとコニファーなど枯れ込むことがあるので注意

 *電動機具(electric trimmer)を使う時は、
  ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
 
  hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする
 (そこだけハゲになってしまう)

 *下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆芝刈りと施肥
 
 4月~10月までは週1回の芝刈り
 日照りが続く時は短く刈り過ぎないようにすること!
(芝刈り機のブレードを2.5~ 3cmに設定する)
 
 施肥は3~4週に1回程度




a0208116_03232247.jpg


☆池の管理


◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
 魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する
 できればwater buttの水を使う
(水道水の方がalgaeが発生し易いとのこと)

 *水道水を使う場合は、数時間溜め置いて塩素を抜いてから入れる

 *小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで
 魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法

 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 4週間毎に新しいものに取り替える。
 (ガーデンセンターなどで既製品も売られているが、
 材料が手に入る場合は簡単に作ることができる)

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などの
 バランスがとれているかどうか、常にチェックする

◎blanketweedやduckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎増え過ぎた水草を取り除く


◎スイレンに付くaphidに注意する
 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
 (水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)


◎花が終わったスイレンや、傷んだ葉などを取り除く
 枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

 *スイレンのうちで、特に黄色い花の咲くものには注意をする
  花茎や葉が黒くなり始めた時は、
  lily crown rotという深刻な病気にかかっていることがあるので、
  すぐに引き上げて焼き捨て、ポットも消毒する

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

 *キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎温暖化と共に、年々蚊の発生が多くなっているので、
 植物だけを植えている池やbog gardenなどは、
 蚊の発生を防ぐ工夫をする

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎カエルの出入り口を作ってやる




a0208116_03233901.jpg



☆Wildlife

◎鳥やカエルやハチ、テントウムシなどいろんな生物が
 庭や菜園に来てくれるように、餌や巣の工夫をする

 *夏休みは子供たちと一緒にトライできるいい機会ですよ♪

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ハチの数が異常に減っている現在、
 どんなプランツがハチに好まれるかを考慮に入れて、
 植えるプランツを考えるのも大切なだと思う

 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい

◎鳥のためにバラのローズヒップを残しておく

◎夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!
 (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
 そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

 *不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

 *サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎バードバスや水飲み場の水を毎日取り替える
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること!

◎鳥の餌は冬場だけと思っている人もいるようだが、
 夏場もWrenのように子育てを続けている鳥もいるので、
 餌の補給を忘れないようにする

 (ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

 *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
  必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる

 *リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
  すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
  プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

 *雛がいる間は、乾燥mealwormは水で湿らせて与えるとよい


 *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

 *鳥の種類によって好物が違うので、
  多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
   地面に置くバードフィーダーも忘れないように!

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!





★★畑仕事については菜園日記の方に書き込む予定です。→


☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。



[PR]

by lapisland2 | 2015-08-03 03:31 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(0)

7月の庭仕事



7月に入った途端に欧州にヒートウェーブがやって来ました。
パリで39℃、南仏では42℃という所もあったようです。
イギリスでは37℃近くまで上がり、
これは160年間で最も暑い7月だとのことです。

今週末にはまた気温が上がるとの予報が出ていますが、
学校の夏休みも始まり、ホリデーに出かける人も多いので、
留守中の水対策を考えておいた方がいいかもしれませんね。

暑さのために、ユリも一気に花開き、
バラも咲き急いでしまいましたが、
暑さに強い花たちはこれから最盛期を迎えます。
短い夏を大いに楽しみたいものです。


日本は梅雨明けと共に厳しい暑さが続くことでしょうから、
プランツの夏越し対策をお忘れなく!
熱中症にくれぐれも気をつけて、
元気に夏を乗り切ってくださいね。



a0208116_15481967.jpg
                         
                            (画像は Magnolia grandiflora)



☆水遣りの工夫をする

◎特に毎日の水遣りが必要なもの
 ハンギングバスケット・ポット・コンテナー植えのプランツ、
 植えたばかりのプランツ(6月に移植したばかりの1年草も)
 ダリアやヒューシャなど

◎それ以外は、毎日だらだらと水をやるのではなく、
 週のうち2・3回たっぷりやる方が効果的で、
 植物に日照りに対する抵抗力もできる

◎ホリデーの間の水遣りの事を考えておく
(お隣りや友人に頼む、鉢植えやハンギングはまとめて日陰に移しておく、
 自動水遣り装置を設置するetc.)

◎water butt(雨水の貯水タンク)を設置する

◎台所やお風呂の'grey water'の再利用をする
 野菜を洗った水など、有毒な化学物質が使われていない限り、
 庭の水遣りに再利用できる

◎マルチングが遅れている場合は、今からでもやっておくとよい

☆雑草抜きを定期的にして、同時に害虫もチェックする

☆引き続き、2年草の種まきをする
(寒い地方では中旬までに済ませる) 
 
 foxglove, honesty(Lunaria annua), evening primrose,
 ワスレナグサ、ウォールフラワー、ダイアンサス(ナデシコやカーネーション)、
 カンタベリーベルなど

☆引き続き、softwood と semi-ripeのcutting(挿し芽・挿し木)をする
 
 多年草ウォールフラワー、ペンステモン、バーバスカム、Lamium maculatum、
 diascia(ディアスシア)、pinks(ナデシコ類)、パラゴニウム、コリウス、
 バーベナ、クレマティス、シュラブ類など

☆耐寒性クライマーやシュラブのlayeringをする
 アケビ、アイビー、ウィンタージャスミン、ライラック、
 クレマティス、campsis など

 簡単にできますので、トライしたい方は、やり方をお尋ね下さい。

☆挿し芽・挿し木の根付いたものを、定植する

☆スィートピーの花を切る
(スィートピーは種を付けると、途端に花を咲かせるのを止めるので、
 花が咲いたら次々切り取って切花にする)

*ウドンコ病を防ぐために、朝早く根元にたっぷり水遣りをする

☆hedge(垣根)の刈り込み
 
 遅くても9月初めまでには済ませること!
 
 *電動機具(electric trimmer)を使う時は、ゴーグルや手袋などの装備を忘れずに!
 *hedgeのすぐ傍にボーダープランツを植えないようにする(そこだけハゲになってしまう)
 *下に行くほど少し広がる感じで刈り込むと、根元までよく日が当たる

☆花が終わったベディングプランツを刈り取る

 ルピナス、デルフィニウム、バーバスカムなどは二番花のために
 花茎を根元から切る

☆2番花の咲くものや、花期の長いものはカットバックして、
 水と肥料を与える

☆アルカミラモリス、ワスレナグサ、アクィリジア(西洋オダマキソウ)、
 スカビオサなど増えると困るものは、花が終わったらすぐに花茎を切って、
 種を飛ばさないようにする

☆ラベンダーの花が終わったら、すぐに花茎を刈り取って、
 コンパクトな形をキープする

*ドライフラワーやポプリを作る時は、花が色づいて開き切る前に、
 花茎の元の部分から切り取って、温室やシェッドに吊るして乾燥させる

☆晴れた日を選んで、種採りをする
 
 保存するものは、密封容器に入れて冷蔵庫に
 そうでないものは、すぐに蒔く

☆春咲き球根の堀り上げと株分け

◎チューリップ、ヒヤシンス・・・毎年
(ただし、私の経験ではイギリスでは原種などを除いて
 チューリップは1年限りで、
 毎秋新しい球根を植えるほうが良いように思います。)

 水仙・・・2~3年毎

 その他のものは混み合って来たら適当に

◎堀り上げて乾燥させた球根は、根をハサミで切り、
 痛んだ所を取り除いて浅い箱などに入れて、涼しい場所に保管する

◎オフセット(分球した小さな球根)は、
 花が咲くまでに2~3年掛かるので、気長に待つ

☆混み合っているジャーマンアイリスの株分けをする
(古い真ん中の部分を捨てて、周りの若い部分だけを残す)

*根塊が地面から見えるように浅植えして、葉を半分の長さに切る

*クレイなど重い土の場合はグリットを混ぜてから植えつける
 
*bonemealをドレッシングしてやる

*イギリスでは、S&Sの被害に注意すること!

☆秋咲き球根を植える
 コルチカム、ネリネ、オータムクロッカスなど

☆ウィステリア(藤)の夏剪定をする
 
 (7月に20~25cm、冬に5cmほど)

 剪定後、カリ分の多い液肥を与える

*新しく植えたものは剪定しないこと!

☆樹木やシュラブのサッカー(ヒコバエ)を根元から切る

☆2週間毎にコンテナーやハンギングバスケットに肥料を与え、
 小まめに花がら摘みをし、伸びすぎたものは切り詰める

☆ダリアがグングン成長する時期なので、
 2週間毎の肥料と毎日の水遣りを欠かさずに

☆ダリア、ユリなど背の高いプランツに支柱を立てる

☆バラの花がら摘みを忘れずに!
 
 2番花のために、花の咲いた3芽下で剪定する
 6月にやらなかった場合は、hoeingとマルチング

*肥料は7月末までに終えること!

*黒点病とウドンコ病の発生に注意する

☆今の時期、カイガラムシが発生しやすいので注意する
 見つけた場合は、ブラシで擦り取って石鹸水を吹いておく

☆ホスタの周りにコパーテープを巻く
 地植えのものには、コパーリングやグリット、
 貝殻や卵の殻を砕いたものや、トラップなどでS&Sの被害に備える

*S&S(ナメクジとカタツムリ)の駆除剤については、
 前にも書きましたが、Metaldehydeが主成分のものは絶対に使用しないように!
 毒性がきついので、鳥や小動物、ペットに影響があります。

☆ハウスプランツの植え替え

☆ハウスプランツに毎週液肥を与える

☆定期的に芝刈りをする
 日照りが続くようなら、短く刈り過ぎないようにして、
 刈る回数も減らす
(草刈機の刃を40~50mmに設定する)

*エッジングも忘れないように!
(芝生のエッジをきちんと刈ると、グンと見栄えがよくなりますよ!)

☆コンポストの切り返しをする
 コンポストが乾いていたら、水を掛けるのを忘れずに!






☆池の管理

◎水温が上昇する時期なので、スイレンやホテイアオイなどで、
 魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法

 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 4週間毎に新しいものに取り替える。
(ガーデンセンターなどで既製品も売られていますが、
 材料が手に入る場合は簡単に作ることができます)

◎気温の上昇につれて、水中の酸素の量が少なくなって、
 魚が水面でパクパクし始めるので、水を補給する
 できればwater buttの水を使う
(水道水の方がalgaeが発生し易いとのこと)

 *小さな池の場合、噴水の設置や水の循環装置をつけて、水が動くようにするのもよい

◎魚の数、水生植物や水辺の植物などのバランスがとれているか
 どうか、常にチェックする

◎blanketweed や duckweedを取り除く(暑い時は週に1回)
 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎スイレンに付くaphidに注意する
 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
 (水の中に落ちたaphidは、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎枯れたプランツが水中に落ちないように、気をつけて取る

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎カエルの出入り口を作ってやる




☆Wildlife

もうすぐ、鳥たちは産後休暇のホリデーに出かけて、
庭から姿を消すので、餌やりも暇になるでしょう。
それまでは、餌を切らさないように!

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

*パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 最後の雛がいる間はもっと栄養分の多いものを準備する
 
(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

*ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特に今の時期は、雛が巣立ちをしているので注意が必要

*雛がいる間は、乾燥mealwormは水で湿らせて与えるとよい

*リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
 プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

*カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushやヘジホグなどの餌になる

*鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

*木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!
 (オーガニックのクリーナが売られているので、まずそれをスプレーしたあとブラシで擦り、
 そのあと水で洗い流してから乾燥させる)

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく、水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、毎日新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい

◎バラのローズヒップを残しておく

◎夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する




★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。→




☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。







[PR]

by lapisland2 | 2015-07-06 15:58 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(1)

6月の庭仕事



不安定だった5月の天候も、ようやく安定の兆しを見せ、
初夏を思わせる青空が覗くようになって来ました。
イギリスの6月は最も美しい月。
1年の殆どが雨かくもりのうっとうしい気候のこの国ですが、
神さまはその代償のように百花繚乱の6月を与えてくれます。
蜂たちは気だるい羽音を立てて花々を巡り、
鳥たちは最後の子育てに忙しく飛び回ります。
つらい季節を耐えてこそ、短い夏を迎える喜びも大きいと言うものです。

庭仕事はいつものように山積みですが、
しばし手を止めて、お茶を楽しみながら庭を愛でることにしましょうか。



a0208116_18573098.jpg
                 ( 蕾が金平糖のようで可愛いKalmia latifolia )



☆花木の剪定

◎引き続き、花が咲き終わったら剪定をする
 Deutzia、Kolkwitzia、 Philadelphusなどウツギの仲間、
 Weigela、Berberisなど

 *毎年古い枝の四分の一くらいを剪定する 

◎常緑のシュラブの剪定
 Viburnum tinus など

◎マグノリア(木蓮)が大きくなりすぎた場合は、今月中に剪定をする

☆引き続き、樹木やシュラブの周りにマルチングをする

☆ハニーサクルやクレマティス、ツルバラのツルを支柱に結わえる
  
☆突然の豪雨や強風に備えて、背の高いプランツ(デルフィニウムやユリなど)に支柱を立てる

☆キンセンカ、クラーキアなどの1年草を外に直播する

☆来年のために、Cheiranthus(ウォールフラワー)、ワスレナグサ、foxglove(ジギタリス)、
 honesty 、Sweet William、 Canterberry bellなどの2年草の種まきをする
 (庭が広い場合は直播、狭い場合はモジュールに種まきしてあとで定植)

☆多年草のワイルドフラワーの種まきをする(直播)

☆プリムラの株分け

☆プルモナリアやドロニカムを切り詰めて液肥を与える

☆まだなら、ボーダーに肥料を入れる

☆引き続き、カメリア、アゼリアやシャクナゲ、ヘザーなど酸性土の好きな植物に、
 専用の肥料を与える

☆バラも肥料を忘れずに! (potash)
 +hoeingとマルチングをする

☆種を採りたい場合を別にして、
 こまめに花がら摘みをして、種をつけないようにする

☆夏用のハンギングバスケットやコンテナーの植え付けを終える

◎water-retaining gelと緩効性肥料を土に混ぜる

◎植え付けたあとのピンチングを忘れずに!
(すでに花の咲いている苗を買っても、すべてピンチングしてしまう事!
 勇気を出してこれをやっておくと、スタートは遅くても
 霜がおりる頃まで長く咲き続けてくれますよ)

*花がら摘みと毎日の水遣りを忘れずに!

☆ダリアやカンナなどの半耐寒性プランツの植え付けを終える

☆6月下旬になったら、春咲き球根植物の枯れた葉を刈り取る
 掘り上げて保存するものは、涼しく暗い場所を選ぶ

☆オリエンタルポピーの花が終わったら株元から切る
(切った方が新芽が出易くなるのと、スペースの節約になる)

☆soft cutting の時期ですよ~!
 
 ヒューシャ(フクシア)、パラゴニウム、バーベナ、ハイドレンジア、
 ペンステモン、クレマティス、ラベンダー、ピンクス(カーネーションやナデシコの仲間)、
 シュラブやハーブなどの挿し木をする

☆定期的に雑草抜きをする

☆芝生に肥料を与え、雑草を取り除く

☆定期的に芝刈りをする
 夏の日照りに備えて、短く刈り過ぎないこと!

☆温室やコンサーヴァトリーの日除けと空気の循環に注意する

☆秋植え球根のカタログが6月末頃から配布になるので、
 今月中にカタログの請求をしておく




★病害虫に注意!!!

◎雨の多い天候が長く続いたので、
 slug & snailの発生が目立ち始めている

 クレマティスの新芽、種まきした苗など、
 たちまちやられてしまうので注意を怠りなく!
 ホスタ(ギボウシ)は特に被害が大きいので、要注意!

(トラップ+ビール、砂、grit、卵の殻、市販のジェル、ブラン、
 コーヒー豆のカス、コパーリングやテープ、nematodes などなど)

*オーガニックな方法は、薬品を使うのと違って効き目が強くないので、
 いくつかの方法を組み合わせてご自分の所に合う方法を見つけて下さい

●被害がひどくてどうしても薬品を使わなければならない時は、
 オーガニックの薬品や毒性の低いものを選ぶ事!!!
 (私自身は薬品よりは葉っぱボロボロの方を選びますが)

*Metaldehyde含有の薬品は絶対に使わないように!
 こどもたちやペット、S&Sを食べるワイルドライフ(鳥、カエル、ハリネズミなど)に
 害があります。

*庭に鳥やカエル、ヘジホグなどが来てくれる環境作りをするのが一番!!!

◎これからの時期、powdery mildew (ウドンコ病)の発生が予想されるので、
 マルチングして乾燥を防いだり、隙間がないほど植え込まないように注意が必要!
 ウドンコ病が発生してしまったら、葉っぱを根元から切り取って、
 肥料を与え、水遣りをしっかりする

◎ルピナスやバラの新芽などはアブラムシに注意する
 (手でしごき取ってから、石鹸水をスプレーする)

 ただし、テントウムシがいるようなら、石鹸水をかけないこと!

◎ユリに付くlily beetleに注意!

 葉の間に隠れていますが、真っ赤な色で見つけやすいので、
 見つけ次第手で取って、フミツブースしか方法はない

*lily beetleについての詳細は、『4月の庭仕事』を参照のこと

◎バラのブラックスポット(黒点病)を防ぐ

 葉にブラックスポットやさび病、ウドンコ病の兆候をみつけたら、
 すぐに切り取って焼き捨てる
 落ちた葉っぱもすべて拾って同様にすること!

◎バラに付くsawflyの幼虫に注意!
(ナルコユリやホウチャクソウなども
 一晩でスジだけになるので注意!)

 幼虫は、イモムシに似ている
 幼虫の間に見つけて、おはしでつまんで捨てるのが一番効果あり!

 leaf-rolling sawflyは巻き込んだ葉の中に卵を産み付けるので、
 葉っぱを切り取る
 (幼虫の画像は『5月の庭仕事』参照)

*病害虫については、イギリスと日本とでは違いますので、
 そのつもりで読んで下さい。



☆池の管理

◎水辺の植物の植え付けは、今月中に終える

◎水温が上昇する時期なので、
 スイレンやホテイアオイなどで、魚たちに日陰を作ってやる
 日陰を作ることで、algaeの増えるのを抑えることもできる

◎algaeを取り除く方法
 薬品を使わないエコ的な方法としては、barley straw(大麦の藁)を丸めて
 ネットの袋に入れたものを池に浮かべる。
 
 *4週間毎に新しいものに取り替える。
 (ガーデンセンターなどで既製品も売られているが、
  材料が手に入る場合は簡単に作れる)

◎blanketweedを取り除く
 太陽光線の強くなるこの時期は、急激に増えるので注意する

◎duckweedを取り除く

◎気温が上昇してくるので、水の補給を忘れずに

◎おたまじゃくしから孵ったカエルの出入り口を確保する

◎ネットを張ってある池は、トンボの孵化に備えて外しておく

◎スイレンに付くwater lily beetleやaphidに注意する
 ひどい害がある前に、ホースの水で洗い流す
 (水の中に落ちた虫は、魚が食べてくれる)

◎spiral snail(タニシ)は、池の水を綺麗にしてくれるが、
 スイレンの葉も食べるので、数をコントロールする

*キャベツの葉を水に浮かべておいて、翌朝チェックすると
 タニシがたくさん付いているので、処分するとよい

◎水辺の植物の花後の花がら摘み
 (枯れた花や葉が池に落ちないようにする)



☆Wildlife

◎樹木やシュラブにバードフィーダーを吊るしたり、
 バードテーブルを置いて、餌が途切れないようにする

 *パン屑はおなかが膨れるだけなので、
 子育ての時期にはもっと栄養分の多いものを準備する

(ヒマワリなどの種、グレイン、ナッツ類、フルーツ&ベリー、
 ドライフルーツ、ベーコン、固くなったチーズ、キャットフード、
 フルーツケーキやビスケットなどの残り、ラードやfat ball、mealworm など)

 *ピーナツはそのまま与えると喉に詰めるので、
 必ずピーナツ用のバードフィーダーに入れる
 特にこれからの時期は、雛が生まれるので注意が必要!

 *雛がいる間は、乾燥mealwormは水で湿らせて与えるとよい

 *リスにピーナツを盗まれるのを防ぐには、
 すべて金属でできているバードフィーダーを使用するとよい
 プラスチックのは、齧られてしまうので役に立たない

 *カタツムリを集めて置いておくと、Song thrushなどの餌になる

 *鳥の種類によって好物が違うので、
 多種類の餌を用意すると多種類の鳥が来てくれるようになる。

 *木の上で餌をとる鳥もいれば、地面で餌をとる鳥もいるので、
  地面に置くバードフィーダーも忘れないように。

 ◎バードフィーダーやバードテーブルの定期的な掃除を忘れないように!

*不潔なバードフィーダーから、鳥の間に感染病が広がることも多い。

*サルモネラやE.coliなどの人への感染を防ぐためにも、
  餌やりや掃除のあとには必ず手洗いを決行すること!!!

◎水の補給も忘れずに!
 
 鳥を庭に呼びたいなら、
 餌台の設置だけでなく水飲み場兼水浴び場を作ること!
 常に水浴び場をきれいにして、新しい水に取り替える

◎庭や畑の一部に、小動物や虫たちのために丸太を積んだり、草を刈らない場所を作る
 
 *庭も畑も雑草1本生えないようにきれいにするのは自然に反することだとみなして、
 「ぐうたらガーデナー」に徹することにしよう!

◎鳥や小動物、虫たちの餌や住処になるような樹木、シュラブ、クライマーなどを
 選んで植えるようにする

◎ 花もハチやチョウが蜜を集めやすい形の花を選ぶようにする
 
 *派手な園芸種の八重の花を避け、一重のデイジーのような形や筒型の花を選ぶとよい

◎ バラのローズヒップを残しておく

◎英国ではコウモリの数が減っているので、数が増えるように支援する
 (コウモリには悪いイメージを持つ人が多いが、
  実は蚊やmidgeユスリカなどの数をコントロールしてくれるガーデナーの友である。)

*夕方以降に開花するプランツを植える→蛾を誘引する→コウモリを誘引する

*ガーデンセンターなどでは、コウモリの巣箱(bat box)も購入できるが、
 DIYでも簡単に作ることができる

*英国ではコウモリは法律によって保護されている
 興味のある人は『5月の庭仕事』にサイトを載せているので参照して下さい






★★畑仕事については菜園日記の方に書き込んでいます。

 




☆★これはイギリス南東部基準に書いていますので、
  日本とは少し違ったところもあります。
  お住まいの地域の気候に合わせて、作業を前後して下さい。
  内容について質問のある場合はどうぞお尋ね下さい。







[PR]

by lapisland2 | 2015-06-04 19:16 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(5)

庭仕事の覚え書き    (3月~5月)



庭仕事のできない私に代わって、
冬の間から少しずつ相方が庭の整理を試みているので、その記録。


☆3月

◎ツリーサージョンに伐採+堀り上げを依頼する

ライラック2株の伐採
カリフォルニアライラックの伐採+掘り上げ
セイヨウカナメモチ(Red Robin)の伐採+掘り上げ
ウツギ3種類伐採+掘り上げ
モミジの伐採+掘り上げ
クレマティス(モンタナ)の伐採+掘り上げ(8m以上にも広がり、手が付けられなくなっていたため)


a0208116_20373869.jpg



a0208116_20405706.jpg



a0208116_20375857.jpg



[上旬]
◎グラス類の古葉刈り
◎ファツシへデラの移植
◎ツルバラの植え付け
◎モミジ(サンゴカク)の植え付け
◎クレマティスの移植


[中旬]
◎メギの剪定
◎ナンテンの強剪定(様子を見るために1株のみ。あと1株は来年の予定。)
◎ウィンタージャスミンの剪定
◎フォックスグローブなどの定植


[下旬]
◎チョイシアの剪定
◎ヤツデの強剪定
◎マホニア2種の強剪定
◎エルダーの強剪定
◎スパイリア2種のの剪定
◎コーナス2種のコピシング
◎アオキの剪定
◎スモークツリーの剪定
◎イカリソウの古葉刈り


a0208116_20382184.jpg


☆4月

[上旬]
◎ヘザーのトリミング(L)
◎ラベンダーのトリミング(L)
◎アジサイ強剪定
◎シダの古葉刈り
◎サルカコッカ(hookeriana)の植え付け   (ジャパニーズパティオ)
◎できあがったコンポストを庭に入れる

a0208116_20383480.jpg



[中旬]
◎伐採後の空いた部分に植えるプランツがまだ決まらないので、
この夏はテンポラリーに短命の宿根草とワイルドフラワーを植えることにする。

A(ルーピン、サルビア2種、リキマシア2種、アキレア)
B(ロシアンセージ、ラベンダー、カモマイル、ワイルドフラワー6種)

◎へメロカリス2種の移植
◎クレマティスの植え付け
◎ササ3種の強剪定 (L)


a0208116_20433591.jpg


☆5月

[上旬]

◎ヘレボルスの掘り上げと移植・処分(一昨年に引き続き、大幅に数を減らす)
◎ピアリスの剪定 (L)
◎池の修理(ライナー張り、水漏れ止めの塗布、水の入れ替えetc.)
◎スイレンとマージナルプランツの植え替え
◎夏に備えてイリゲーションパイプのクリーニング

[中旬]

◎古い黒竹の竿を切って、筍が出易いようにする 
◎フラワリングカラントの剪定
◎フォーサイシアの強剪定
◎ヤマブキの強剪定
◎宿根草の支柱立て(L)

a0208116_20381494.jpg

[下旬]

◎宿根草などのチェルシーチョップ(L)
◎ハンギングバスケットを作る (L)

◎盆栽棚の塗り替え
◎ジャパニーズパティオの仕切りフェンスの塗り替え


(L)のみ私のやったこと。



[PR]

by lapisland2 | 2015-05-31 20:50 | 今月の庭仕事 | Trackback | Comments(4)