4月の庭から



今年の春は、例年よりもずっと早く温かくなり、晴れる日も多かったので、
すべての花木がいつもより半月から一カ月近くも早く芽吹いたり、花をつけたりしましたが、
下旬になるといきなり冬に逆戻りしたかのような寒さが戻って来て、
夜間は零度近くになる日も多く、霜が降りたり、ヒョウやミゾレが降ったり。
せっかく早く出発した植物たちも、すっかりやられてしまったものもあります。

遅まきながら、寒さにやられる前の庭の様子を少し。



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沈丁花も4月初めには咲き始めていました。



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同じ頃にスキミヤの花も満開に。
スキミヤは長い冬の間の蕾の姿が好きなのですが、
春に一気に開花すれば、またそれも良しです。


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今年はプリムラの仲間がとても元気で長い間咲いてくれましたが、
カウスリップもあちらこちらで。


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エリスロニウムもあちらこちらで花を付けましたが、
活動し始めたS&Sにすでに葉っぱを齧られています。
Erythronium 'Pagoda'


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スノーフレーク。
たぶん、Leucojum aestivum 'Gravetye Giant'



例年ならば5月上旬に咲き始める遅咲きの水仙たちも、4月中旬から咲き始めました。

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N.'Phesant'S Eye'
周りに咲いている青い花は野生のアルカネット。
こちらではどこにでも生えてくる邪魔な雑草で、春に抜いておかないと
1mくらいにまで伸びて広がり、大変なことになります。


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N.'Wiston Churchill'



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3月に咲き始めるサロメに似てはいますが、別の品種で、
長く咲いてくれるのでうれしい限りです。(名前失念)


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随分早くに芽を出したルナリアは、
日陰のせいか背が高くならないで花が咲き始めてしまいました。
Lunaria '
Alba Variegata '


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ブルネラも満開になっていますが、
こちらでは雑草扱いのワスレナグサが庭を一時的に占領する時期と同じなので、
可愛いブルネラの花もあまり存在感がありません。
Brunnera macrophylla 'Jack Frost'


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ワスレナグサは満開を過ぎる頃にすべて引き抜いてしまいますが、
種まきをした白花の方はあまり増えてくれません。


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ジェラニウムも数種類が咲き始めています。
ダークな色のGeranium phaeumは、
白や淡いピンクなどキレイだけどぼやける色を引き締めてくれて、
でも主張はしないので、貴重な花です。


さて、遅霜やヒョウにやられた植物たちはサバイバルしてくれるのかどうか、
気になるところですが、まあこれも自然の思惑任せです。


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by lapisland2 | 2017-04-30 23:29 | 四季の庭 | Trackback | Comments(6)

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Commented by ポアロ at 2017-05-17 09:00 x
ジンチョウゲの花を懐かしく拝見しました。昔、子供のころに家の庭にあって、とてもいい香りがしていたのを思い出しました。
アルカネットという花は雑草といっても、とても綺麗ですね。
ジェラニウムは我が家では暑すぎるのか、なかなか生き延びてくれません。
Commented by lapisland2 at 2017-05-19 04:37
ポアロさん、
関西では春になると沈丁花の香りが街にも庭にも満ちていて、私にとってもとても懐かしい花になります。
でも、英国では育てるのがなかなか難しい植物で、まず地植えではうまく育たないので鉢植えになりますが、それでも冬が越せないことが多く、今の株はこちらに来てから4株目です。

アルカネット(アンチューサ)には、いろいろな種類があるみたいですが、
英国の野原や道端、コンクリートの間などにのさばっているのは夏になると1mを超えるくらいになります。
小さな青い花はとてもきれいなのですが、実は葉も茎も毛むくじゃらでうっかり手で引き抜こうとすると皮膚の弱い私なんぞはかぶれてしまいます。(たぶん、ボラージの仲間)
ワイルドフラワーやハーブと言えば聞こえはいいのですが、厄介なweedでもあります。
園芸種だと、アンチューサ ‘タッセルブルー’というのが、背丈も低くワスレナグサよりもくっきりした青い花がとてもきれいですが、日本の暑い夏は越せないかもしれません。
Commented by surume at 2017-05-20 11:22 x
Lapisさん こんにちは。今日もこちらは晴れです。光化学スモッグ注意報も出ています。イギリスの荒れた天気もおさまってきましたか?
シキミアの白花、大きな株ですね。蕾の時にはあのプチプチがさぞかし見事だったことでしょう。2~3年前には花苗やさんで小さなポット苗や寄せ植えに使っているのをみかけましたが、今年は私の行く花屋さんには置いてなかったです。関西での夏越しは難しい植物かもしれませんね。
黄金シモツケはもう咲いていますか?濃いピンクと黄色の葉の取り合わせがにぎやかですね。我が家の葉っぱばかりが茂っている庭ではそこだけ明るくなっています。
ルナリア・アルバ バリエガータ 初めて見ます。
ユキノシタを発見。私はこの間テンプラにしました。香りはあまりなく、とげとげも感じないけど美味しいのかそうでないのかわからない。そんな味でした。
今朝、クレマチス・トゥルーブルーが咲きました。昨年は新芽を誤って折ってしまったせいか機嫌を損ねてしまいましたが今年はきれいなブルーの花を咲かせました。うれしいです。

Commented by lapisland2 at 2017-05-22 23:59
surumeさん、
日本はすでに真夏日のようですね。
こちらもようやく寒さが緩んだと思ったら、今日からぐんぐん気温が上がるみたいで、多分今週末はロンドンでは30℃近くなるのではないかしら。

黄金シモツケは春の日照りでウドンコ病が発生してバッサリ切り詰めてしまったので、今のところ枝だけになっています。 (+__+)
ルナリア・アルバ バリエガータ、種が採れたら残しておきますね。(でも、種からだと普通のに戻ってしまう可能性大ですけれど。)
ユキノシタ、ハウスプランツの釣り鉢で売られていたのを15年位前に買って、室内に置いていたのですが、外に植えてみたら大丈夫でしたので、いろんなところに広がっています。
子供の頃私の母も時々てんぷらにしていましたが、味は覚えてないですねぇ。

クレマチス・トゥルーブルーはジャックマニー系だから、きっとたくさん花をつけてくれますよ♪
私の所ではバラが何種類か咲き始めて、ヘスペレスやアリウムたちが満開に、そしてアストランティアや初夏のクレマが咲き始めました。

Commented by ブルータビー at 2017-05-23 17:10 x
はじめまして、
いつも素晴らしい画像に感動しています。
憧れのお庭です。

フェザンツアイはこちら北海道では割とポピュラーでヴァンシオンと供に古いお家の
庭先に植えられているのをよく見かけます。
我が家のフェザンツアイも今は亡き祖母の庭から持ってきたものです。
アクタエアにもパワフルな香りがあり真っ白な花弁できれいなのですが
やはりフェザンツアイの反り返った小さな花弁と細い葉は繊細で、
一番好きな水仙です。
開拓時代に色々な植物が海外から持ち込まれたなごりが残っており
イングリッシュガーデンに使われている花には子供の頃から馴染みのあるものもあって懐かしさを感じています。


Commented by lapisland at 2017-05-29 19:40
ブルータビー さん、こんにちは。
>やはりフェザンツアイの反り返った小さな花弁と細い葉は繊細で、
一番好きな水仙です。
とは、うれしい限りです♪
私も、遅咲きの水仙の中ではフェザンツアイが一番好きな水仙になります。
こちらでは派手なラッパ水仙に押されてあまり普通の庭で見かけることはなくて、
古い庭園の片隅や古いキッチンガーデンの隅っこに植えてあったりします。

イギリスの気候に合う植物は、きっと北海道の気候にも合うのでしょうね。
というか、こちらには日本の北部原産の植物が昔にたくさん入ってきています。

ここ数年体調悪く庭仕事も殆どできず、放置ブログになってしまっていて、
お返事遅れることもありますが、ぼちぼち更新していくつもりですので、
また北海道のことなど教えてくださいね。

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