5月の水仙



4月下旬になってからの思わぬ寒さに、
つぼみを閉じたままだった水仙たちが咲き始めました。
1月から続く長い水仙シーズンの最後を飾る花たちです。

最後に咲く水仙と言えば、
水仙の分類では〈Narcissus poeticus〉に入る
'Pheasant's Eye'がよく知られていますが、
今年はなぜか1か月以上も早く4月に咲き終わってしまいました。



a0208116_18443289.jpg


a0208116_18461040.jpg



代わりに最後を飾っているのは、
名前失念のこの水仙。
随分昔に植え付けて、ここ数年は全く花を付けてくれなかったのですが、
今年はなぜか咲いてくれました♪
レモンイエローの爽やかでスリムな水仙です。



a0208116_20510164.jpg



これも正体不明の白いダブルの水仙。
背の高いのが花壇の真ん前に陣取っているので、うまく撮れません。
もう何年も新しい球根は植え付けていないので、
ひょっとしたら、相方の仕業かもしれませんが、
'Pheasant's Eye'のように、とてもいい香りです。
(色が飛んでしまって見にくいのですが・・・。)



a0208116_18510324.jpg



これも、甘い香りの小さい水仙ですが、
植えたはずのない場所から顔を出しています。
ひょっとしたら、これもまた相方の仕業かもしれません。
昨秋トライすると買い込んだ室内用の水仙を、
結局は面倒になって外に植えてしまった可能性あり。


a0208116_20543665.jpg



そして、これも5月の定番 'Sir Winston Churchill'。
いつも新芽の伸び始めた黄金シモツケの間から伸びてきます。


5月の水仙が咲き終わると、イギリスの庭は初夏に近づきます。






[追記]
イングリッシュガーデンのまねっこをするのが大好きな日本人ガーデニング愛好者たちが、
なぜ'Pheasant's Eye'を植えないのかは不思議の一つです。
これこそコテッジガーデンの由緒正しい水仙なのですけれどもねぇ。。。
近頃この国にも蔓延るエセガーデナーではなく、
本物のガーデナーの庭や菜園には、どこかにひっそりと必ずこの水仙が存在していて、
さわやかな甘い香りを漂わせているものです。


a0208116_19091894.jpg

この写真のは、N. poeticus var. recurvus    AGM
(なかなかうまく写真が撮れないので、前に貼ったことのある画像ですが・・・。)


上のダブルの水仙ですが、
正体不明と書きましたが、たぶん'Pheasant's Eye'のダブルだろうと思います。
Narcissus poeticus plenus
別名 Albus Plenus Odoratus

[PR]

by lapisland2 | 2016-05-15 18:37 | 四季の庭 | Trackback | Comments(4)

トラックバックURL : http://lapis2.exblog.jp/tb/22837436
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by boomama at 2016-05-23 22:33 x
Lapisさん こんばんは♪(日本は夜なのです)

そちらは春真っ盛りなのですね。
今日、日本列島は季節外れの真夏日に見舞われました。 数日前は北海道で真夏日を観測したそうです。
最近の気候 20年前とかなり温暖化になってるように感じます。

水仙はもぐら除けになるとか聞いた事があります。
うちでは日当たりの関係で地植えしているのは口紅水仙だけなんです。
そのせいなのか、、もぐらが、、あちこちを移動して土を盛り上げてくれてます。。
口紅水仙も香りがあったのですね。
クンクンしたことがなかったのでわかりませんでしたが来シーズンはぜひ香りを堪能したいと思います。
Commented by lapisland2 at 2016-05-24 04:58
boomamaさん、こんばんは。
月曜日は、暑かったみたいですね。(PCに神戸のお天気を設定しています)
今からその暑さだと、今年の夏もまたまた猛暑になりそうですねぇ。

水仙は毒性が強いから、モグラにも効くのかもしれませんね。
日本では、いろんな種類のを「口紅水仙」と呼んでいるように思いますので、
口紅水仙でも香りのしないものも多いと思います。
poeticusに入るものはみな香りがいいようです。
Commented by ezaffashz at 2016-05-24 23:58
Lapisさん、こんばんは。ウチのクチベニは見た目はまさにLapisさんがアップされた写真の通りの形態で一茎一花ですが、香りはあまり感じられません。口紅水仙=アクタエアと思っていましたが、アクタエアとフェサンツアイは別物で、前者には香りがない・・と言うことなのでしょうか?

フェサンツアイを日本のガーデナーが植えない理由ですが、イングリッシュガーデンの紹介本とかでバラやゲラニウムやスノードロップ、原種シクラメンのように「英国を象徴するプランツ」として取り上げたりしないため、口紅水仙=英国という認識をもっていないからではないか・・などと勝手に推測しています。
Commented by lapisland2 at 2016-05-25 22:54
月一さん、こんにちは。
poeticus に分類される水仙も数十種類はあると思いますので、
口紅水仙=アクタエアではないんですよ。
'Actaea'は、こちらでもとても人気がありますが、園芸種になります。
'Pheasant's Eye'はなかなか増えませんので、'Actaea'の方が気の短い現代人には向いているのかもしれませんね。
'Actaea'はうちにもありますが、花弁は丸い感じです。匂いはあったかしら?
名前
URL
画像認証
削除用パスワード