地味だけれど、印象的な花シシリンチウム・ストリアタム




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6月から8月に掛けて小さなクリーム色の花を付けるシシリンチウムは、
地味だけれども好きなプランツの一つです。
1年の殆どはなんの変哲もないアヤメ科そのものの
尖がった葉っぱを見せているだけで、
花が咲いてもその地味な色や姿は決して庭の主役にはなれっこありません。
世のガーデナーたちがバラやシャクヤクにうつつを抜かしている間に、
いつのまにかこっそり花茎を伸ばして、
小さな目立たない花をひっそりと咲かせています。

日本で野原に咲いていた小さな青いシシリンチウム(ニワセキショウ)は、
子供の頃の楽しい思い出に繋がる懐かしい花ですが、
こちらに来てから知ったこのシシリンチウムも、
なぜか私の心を捉える花になりました。



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本来ならば日当たりのよい場所に植えるべきプランツなので、
半日陰や日陰が殆どの拙庭には合わないのですが、
何とか隙間を見つけては、このプランツに場所を与えています。
日当たりが悪い上に冬は水浸しと悪条件の庭では、
耐寒性はあっても(ー15℃位までOK)冬を乗り越えるのが難しく、
春になると消えてしまっていることが多いのですが、
それにも懲りず植え続けています。
ここ2年比較的温暖な冬だったことや、春から暖かい日が続いたせいもあってか、
昨年・今年と続けて株が充実してなかなかいい状態を保っています。



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斑入りのSisyrinchium stratium 'Aunt May'は、
花のない時も存在感があるのですが、
うちの庭ではこちらの方がさらに短命なように思います。
(これ、斑入りの筈なのですが・・・斑が殆ど消えちゃってますねぇ。)



自生地はアルゼンチンとチリで、高山の草原や明るい森、牧草地などに生えるようです。
アヤメ科の中でも最も種類の多いシシリンチウムは、
北米で37種、南米では92もの種があるそうです。

地中海気候のような所では、こぼれダネからどんどん増えて、
庭を占領するくらいになるようですが、なんともうらやましい話です。





学名: Sisyrinchium striatum
英名: Pale Yellow-eyed-grass , Satin flower
和名: (流通名)シシリンチウム・ストリアタム




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by lapisland2 | 2015-07-11 07:24 | Bulb/Corm/Tuber/Rhiz | Trackback(1) | Comments(2)

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Tracked from dezire_photo.. at 2015-07-14 12:58
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池の平湿原の高山植物Alpineplants in Ikenotaira wetlands 池の平湿原は多様な自然がおりなす、”高山植物の宝庫”といえる自然を満喫できるところです。私たちが行った7月初旬にはレンゲツツジ、アヤメの大群落を始め、珍しいコマクサの群落やシャクナゲなど多くの高山植物を楽しむことができました。... more
Commented by surume393939 at 2015-07-13 22:25
Lapisさん こんばんは。今日はとっても蒸し暑い1日でした。私にしてはめずらしくエアコンをつけっぱなしです。
クリーム色のシシリンチウムがきれいですね。青い花の背の低いものは見かけたことがありますが、クリーム色の花は初めて見ました。

今年は雨が多かったせいか庭には白い粉をつけるカイガラムシが一杯です。風通しが悪いからかと思っていたら、枝咲きのかぜが良くあたるところにも
います。捕獲しようとすると飛ぶし、いやな害虫です。
2~3日前からセミの声で目が覚めます。梅雨ももう終わりなのでしょうね。
Commented by lapisland2 at 2015-07-20 19:13
surumeさん、お返事遅れてごめんなさい。
体調を崩して1週間ほど寝込んでおりました。

台風11号の被害はいかがでしたか。
年々日本も荒っぽい気候になるようですね。
こちらも雨と強風で、ジャングル状態の庭は害虫だらけです。
今年は黒いアブラムシが大量発生で、樹木にまで付いていますが、
高い所ではどうしようもありません。

このシシリンチウム、なかなか渋いでしょう。
気候的には日本の方が合っているのではないかしら。
和の庭にも合うのではないかと思います
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