Chenies Manor Houseの夏の庭とプラント・フェア+



毎年7月の第3日曜に行われるChenies Manor Houseのプラント・フェアに
今年も出かけてきました。
プラント・フェアについては、昨年詳細を書いているので、
今年は書くこともないと思って、殆ど写真も撮っていなかったのですが・・・
ちょっぴりうれしいハプニングがあったので。

そして、プラント・フェアだけに行くつもりだったのですが、
庭の方もちょっぴり覗いて来たので、ほんの少しだけ。

昨年夏の庭の様子は→



a0208116_06454036.jpg




a0208116_06470020.jpg




a0208116_06505043.jpg
                                  (反対側から見たところ)


プラントフェアを見て廻っていた時には、
今にも降り出しそうなうっとうしい空模様だったのですが、
お茶をしてから庭の方に来た途端に、いきなりカンカン照りのお天気に変わりました。
昨年は真っ暗な画像ばかりで、
今年はハレーションを起こしてしまって、・・・で、ちょっぴり露出を落としてあります。


昨年は気温が低く、ダリアも殆ど咲いていないような状態でしたが、
今年は晴れの日がずっと続いているので、どの花も早々と咲き急いでしまっていました。
なかなかうまく行かないものですね。

ホワイトガーデンはすでに最盛期を過ぎてしまっていました。
残念。





プラント・フェアーについて詳細は昨年の書き込みで→

今年の様子も少し。


a0208116_06573731.jpg



a0208116_06580592.jpg



a0208116_06584171.jpg



a0208116_06591558.jpg



a0208116_06594274.jpg



a0208116_07002695.jpg



a0208116_07030692.jpg







[追記]
プラントフェアを小一時間ほど見て廻った後、
さて、先にプランツを確保するべきか、それともお茶をするべきか、
入り口近くの大きな木の下に立ち止まって思案をして、
やっぱりお茶だとカフェのある方向に向き直ったら、
見覚えのある顔の女性が、コーヒーの入った紙コップを片手に、
ちょっと手持ち無沙汰な表情で折りたたみの椅子に腰掛けていました。

夏らしいスカイブルーの麻のシャツがよく似合っていて、
誰だったかしら・・・と思っていると、
目の前に小さなサインボードがあって、
「Helen Yemm があなたの質問にお答えします」とあります。
ああ、Helen Yemmだ。



a0208116_07202733.jpg



ちょうど私がイギリスに来てしばらくした頃に彼女がTVに顔を見せるようになったので、
とても馴染みのある顔だったのです。
最近は、TVには殆ど顔を出さないようですが、
毎土曜日のテレグラフのガーデニングのページにある
「Thorny problems」は、欠かさず読むコラムです。
agony-aunt-style garden adviceとでも言えばいいのでしょうか、
読者のさまざまな問題に真摯に対応して、解決策を提示してくれるのですが、
自分の庭での例を引きながら、悩める園芸愛好者に実に明快なアドバイスをしてくれます。
毎月の'Gardeners' World'の「Over the fence」と言うコラムでは、
James Alexander-Sinclairと、同じ主題について男と女それぞれの考え方の相違について、
皮肉とウィット溢れる論争を繰り広げています。

この国に来てから、いわゆるセレブリティのガーデナーに出会うことが何度もありましたが、
私はそういうことにはまったく興味のない類の人間なのですが、
ラフな野良着にフォークを担いでいるような姿(彼女もアロットメントをやっています)しか知らなかったので、
シンプルだけれどお洒落なシャツで、ちょっと手持ち無沙汰に座っているのが気になって、
思わず「お聞きしたいことがあるのですけれど・・・」と声を掛けていました。
「どうぞ」と椅子を勧めてくれながら、
「あなたのシャツいいわね」と言う、ガーデニングとは関係のない思いがけない声が掛かったので、
ちょっとどぎまぎしてしまって(余り人に対してどぎまぎすることのない私なのですが・・・
彼女に声を掛けたのが、彼女の爽やかなシャツのせいだったので・・・)、
その言葉を無視して、実は・・・と春からずっと悩んでいる問題を投げかけました。
そして、春からの悩みが一気に吹き飛ぶ明快な答えをもらってうれしくなったのと、
プランツを買うことに熱中して、彼女の存在に気付く人がいないのを幸いに、
もう一つ気がかりなことを質問して、たまたま彼女の現在の庭も小さい庭であることから、
これまた的確なアドバイスをもらうことができました。

この人となら、一日中でもガーデニングの話ができそう、と思いながら、
お礼を言って立ち上がると、
「本当にあなたのシャツ、いいわよ。」ともう一度声が掛かりました。
今度はありがとうの意味を込めて、にっこりスマイルを返したのでした。

シャツが結ぶ縁で、楽しい一期一会になりました。




[追記の追記]
実はそのあと帰り際にJと二人で通りかかると、
ちょうど年配の女性の悩みが解決したらしくて、立ち上がったところだったので、
「先ほどはありがとうございました。ホッとしましたよ。」と声を掛けると、
Jにも詳しく説明をしてくれました。

そして、なぜか急にミーハーな気分になった私は、
[写真撮らせて頂いてもいいでしょうか」と声を掛けると、
「あらっ、そんなこと言われたのは初めてよ」と言う彼女に、
横から「Typical Japanese!」とチャチを入れるJに「そうなの?」と笑いながらも、
写真に納まってくれたのでした。


[PR]

by lapisland2 | 2014-07-25 07:29 | Garden Visit + | Trackback | Comments(9)

トラックバックURL : http://lapis2.exblog.jp/tb/20031569
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ポアロ at 2014-07-25 08:59 x
とてもいい出会いがあって良かったですね。
相談にものってもらって、お話がつきなかったでしょう。
Commented by baku at 2014-07-25 11:08 x
lapisさん。
いいですねえ。朝からすでに30度越えで、うだってたけど。とてもたのしく読ませてもらいました。
ちょうど昨日読んだ雑誌(内田洋子さんが新著『皿の中に、イタリア』を語るエッセイ)にすきな食べ物のことで『同じ符牒を持つ者どうし』ってことばが出てきたんだけど。
会うのが初めての人でも、共通の何かがあると、ぐっとキョリを縮めてくれますね。(今回は"すてきなシャツ"も、そのひとつかな〜Helen Yemmさん、さわやかブルーのシャツに時計の赤もいいかんじ。lapisさんのシャツも気になるなあ)

そして追記の追記〜Jさんの"Typical Japanese!"には、パソコン前で思わず声だして笑いました。(いつだかのJさんの「オクさん!」おもいだした)
Commented by ポアロ at 2014-07-26 21:05 x
Gardeners' Worldのコラムを書かれているHelen Yemmさんのお庭だったのですね。7月号の庭での騒音についての話を読んで、感じ方やご近所への配慮など日本と同じだなとおもいました。
Commented by するめ at 2014-07-27 09:51 x
楽しいプラントフェアーでよかったですね。
bakuさんと同じく、Lapisさんのシャツが気になりますよ~。
Commented by lapis at 2014-07-28 06:23 x
ポアロさん、
Helen Yemmさんは、いわゆるセレブリティにありがちな高ぶった所のない気さくな方でしたよ。

Gardeners' Worldのあのフォーラムの男性側のシンクレアと言う人は、
イヴェントで何回か会ったことがあるのですが、かなりエキセントリックな人で、
すごく突飛なことを言ったりもするのですが(でも、その突飛なことが豊富な知識や経験の上にあるので、
妙に納得させられたりします。今年のチェルシーで彼がRHSのチーフジャッジにおさまっているのを見て、
保守的な年寄りの集まりみたいな組織に少し改革を施してくれるかしらと思ったりもしました。)、
そんな人に対抗すると言う意味でHelen Yemmを相手に持って来たのではないかしらと思います。
でも、7月号の彼の意見を読んでいると、年を取ってきて少し丸くなってきたのか、
わりと普通の良識あるお父さん的なことを書いているので、ちょっとがっかり。
でも、それもひょっとしたら標準的英国人に対する痛烈な皮肉の裏返しかもしれないのですが・・・。
欧米の小市民的生活は、日曜の朝の草刈機の騒音とバカの一つ覚えのBBQに見事に表されています。
Commented by lapis at 2014-07-28 06:25 x
bakuさん、こちらも今年はかなり暑くて30度越えの日がけっこうありますよ。
とは言っても、日本とは比べ物にはなりませんけれども。

食べ物の好みや音楽、本やアートなどと同じく、味付けの好みが違ったり、
ロックが好きな人もいればクラシックが好きな人もいるように、
一括りでガーデニングが趣味だとは言っても、それぞれ好みの植物が違ったり、好みの庭が違ったりで、
『同じ符牒を持つ者どうし』と言うのは、なかなか難しいものがあリますね。

うちの夫婦なんてのはまったく符牒が合いません。

と、変な落ちが付きました。
Commented by lapis at 2014-07-28 06:26 x
するめさん、
春からの悩みと言うのは、この前ちょっとお話した土が真っ白になるっていうアレです。
土中にいるのがいい菌か悪い菌かがわからず、土を入れ替えてみたり、いろいろしていたのですが・・・
悪い菌ではないらしいので、本当にホッとしています。
するめさんちの土はその後どうですか。

シャツね、私のはくすんだ薄茶色の麻のシャツ(チュニック)ですが、ちょっとデザインが変わっているかな。
Commented by するめ at 2014-07-29 17:54 x
Lapisさんこんにちは。土中の菌が悪いものでなくてよかったですね。ちょっとヤル気が出てきますよね。
我が家は萎れたものを抜き石灰をまいて様子をみていますが、白いものに取りつかれるものと、となりに植わっているのに全く関係なく元気にしているものと不思議な状態ですが、ほぼ落ち着いてきたかしら。抜いてしまった大切な植物もあり、とても残念ですが隙間ができて風通しはよくなりましたよ。
貧乏性でなかなか思い切った整理ができなかったのでそれはそれでよかったかな~~~。
今朝も朝早くから挿し木で助かったユーパトリウムチョコラータを植えました。苗を買いなおしても安価なものですがね~。

Lapisさんのシャツは麻のチュニックだったのですね。
ヘレンさんの後ろの植物たちも気になりますね。
Commented by lapisland2 at 2014-07-29 23:49
するめさん、昨日は明け方の雷雨で急に涼しくなったのですが、
今日はまた暑い日が戻って来ました。
そちらの猛暑でも、するめさんはがんばって毎日パンやお菓子を焼いていらっしゃるのかしら?

うちもね、寒さが厳しかった冬を乗り越えたかと思ったら、
そのあと雨ばかり続いたので、冬の間に根腐れで枯れてしまったものがけっこうあって・・・
今年の夏はあちらこちらにぽっかり隙間が空いているんですよ。
庭を整理しようと思っても、自分ではなかなか、踏ん切りが付かないこともありますから、
自然に枯れると言うのは、それはそれで好しかなと思います。
その隙間に、普段なら植えない1年草や短命の宿根草を植えて、その間にどうするかを考えようと思っています。

苗を買いなおしても安価なものでも、自分で挿し木を作ると愛着がわきますよね♪
名前
URL
画像認証
削除用パスワード