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初冬に咲くまるいぼんぼりの花




初冬の庭に、ファツヘデラとヤツデの花が咲いています。
毎年木々の落葉が始まる頃に雪洞のようなちいさな丸い蕾をつけて、
霜が降りてもなんのその、冬の光を受けて元気いっぱいです。


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ファツヘデラの新葉は霜が降りると真っ黒になってしまいますが、
つぼみは寒さに耐えて、花を開きます。




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そして、ヤツデの花もファツヘデラと前後して、咲き始めます。
暖冬の年には春まで残った黒い実は鳥たちのご馳走になります。
(空に向かって伸びたつぼみは天を見上げて撮ったので、変な写真になりました。)



派手な花ではありませんが、冬の訪れと共に咲き始める花は、
人々の心の中にもちいさな雪洞を灯してくれます。
(私は開いた花よりも蕾の間が好きなのですけれどね。)




少し暖かい日にでも、この花を見かけたらじっくり観察をしてみてください。
不思議がいっぱいのこの花にきっと魅入られることと思います。


それにしてももっと不思議なのは、
こんなに寒い中、蜂も虫も冬眠に入ってしまったのに、
交配するのはいったい誰でしょう。





以前に書いた
ファツヘデラについての詳細は→
ヤツデについては→


by lapisland2 | 2013-11-28 01:54 | Shrub