絢爛のマグノリア



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ここはいつもの散歩道のひとつですが、
古い庭園の中にあるこの円形のサンクンガーデンは、
かなり昔に作られた庭のようです。
春の嵐の直前に訪れると、ちょうどマグノリアの花が咲き誇っていました。
ピークを過ぎたばかりのようで、まわりには散った花びらが敷き詰められています。

イギリスには大きなマグノリアの木が多いのですが、
ここにあるマグノリアほどの大きさにはなかなか巡り会いません。
サンクンガーデンの一番低い位置に植わっているので、それほどには見えないのですが、
いずれもゆうに高さは10m、枝張りは15mを超えているようです。


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昼下がりの誰もいない古い庭に咲き誇る絢爛のマグノリアは、
かつての主であった公爵の愛でる花だったのかもしれませんが、
今では、この庭に眠る多くの死者たちの魂を慰める花になっています。

そして、その死者たちに混じって、
若くして不慮の死を遂げた息子も、マグノリアを見上げているのかもしれません。

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by lapisland2 | 2012-04-08 00:20 | 散歩道の植物たち | Trackback | Comments(0)

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