その名はBeautyberry


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日本のムラサキシキブやコムラサキを、
こちらで見かけることは少ないのですが、
代わりに Callicarpa bodinieri という、
長ったらしい名前の親戚筋が、秋の庭を彩ってくれます。
Callicarpa bodinieriという長い学名よりは、
Beautyberryという綺麗な通り名で呼ばれることが多いようです。

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Callicarpa bodinieriは、中国の西部から中部にかけての原産で、
こちらの庭で人気のあるのは 'Profusion'という園芸種で、
原種のものよりはコンパクトな枝振りが好まれるのでしょう。
学名や英名に含まれているbodinieriやbodinier というのは、
このシュラブをヨーロッパにもたらしたフランス人宣教師
Emile Marie Bodinier (1842-1901)の名に由来しています。
日本での栽培は少ないと聞いています。

大きな庭園で、紅葉とともに鮮やかな紫色の実を、
枝もたわわにつけているのを見かけることがありますが、
はっとするほどの艶やかさで、改めてBeautyberryの名を
思い出させてくれます。

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見事な実をたくさんつけるためには、
雌雄両種を数本まとめて植えなければならないので、
うちの狭い庭にはちょっと無理なシュラブですが、
秋の紅葉を見るためだけでもいいかしらと思っています。
でも、今年は思いがけず、結構な数の実をつけてくれました。

zone 6 ~8が最適らしいので、
うちの辺りではボーダーラインと言ったところでしょうか。
日当たりがよく、酸性で水はけのよい土を好むプランツなので、
鉢植えにして冬はコールドフレームに取り込むようにしています。
その年に出た新しい枝に花をつけるので、
春にばっさり剪定をして、大きさをキープできるので、
鉢植えにも適しているように思います。
(ちなみに、同居人はムラサキシキブを盆栽にしていますよ。)

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葉を落としたあとも、鮮やかな紫色の実はクリスマス頃まで
枝に残っているので、冬のアレンジに使うこともできます。
どうやら鳥には人気がないようで、
綺麗な実が長く残ってくれるのはうれしいことです。



学名  Callicarpa bodinieri var. giraldii 'Profusion'
英名  Bodinier's Beautyberry


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by lapisland2 | 2011-11-03 23:04 | Shrub | Trackback | Comments(4)

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Commented by 1223sora at 2011-11-04 18:06
こんばんは!!
こちらは、夕方の6時過ぎです。
もうすっかり暗くなりましたよ。
狭い庭・・と言いながら、本当に沢山の植物を育てておられますね。
我が庭では、片隅に紫式部が実を付けています。
目立つ色ですね。
Commented by するめ at 2011-11-05 16:01 x
美しいページにうっとりします。Beautyberry名前そのものです。葉っぱまで紫色でなお美しい。

野性化しているバーベナとは空き地で良く見かける三尺バーベナの事ですか?花の感じがぜんぜんちがいますね
Commented by lapisland2 at 2011-11-06 06:00
soraさん、こんばんは。
こちらはすでに冬時間になり、このところ毎日雨ばかりなので、
昼間でも真っ暗ですよ。

狭い庭に、植物がぎっしりで足の踏み場もありません。
ひところと比べると随分減らしてはいるのですけれどね。。。
体力がなくなっても管理できるようにと、徐々に減らしつつあるのですが、
植える所もないのにまた買ってしまったりしますので、
なかなか引き算もむずかしいです。

私がスローなもので、なかなかブログの更新もできず、
ご紹介できないままで次々と咲き終わってしまった花もたくさん
あるのが残念ですが、
まあぼちぼちと行きますね。

このBeautyberryも、広い庭だとのびのび育って、
3mx3mくらいになるのにちょっと可愛そうです。
Commented by lapisland2 at 2011-11-06 08:37
するめさん
Beautyberryに合わせて、画面の背景を変えてみたのですが、
どうでしょうかしら。
実も綺麗な色ですが、紅葉がさまざまに変化して行くのが楽しみなんですよ♪
色付き始めた頃は濃い紫色で、それからピンクやオレンジ、真紅と移っていきます。
今年はあまり葉っぱのきれいな写真が撮れなかったのが残念なのですけれど。

そうです、Verbena bonariensisは三尺バーベナのことです。
画像を貼ったのは、Verbena rigidaの方で、
日本では宿根バーベナで通っているようですね。
今年のはちょっとピンクが濃いですが、
もっと淡いピンクのやシルバーブルーっぽいのもあります。
V. hastataと言うのが野性味があって好きなのですが、
写真がどこかに行方不明で貼れませんでしたので、またの機会に。
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